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*開発・販売:ソニーコンピュータエンターテイメント(SCE)
 
*開発・販売:ソニーコンピュータエンターテイメント(SCE)
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[[プレイステーション2]]の次世代機。略称は「PS3」「プレステスリー」。次世代DVDと言われた『Blu-ray Disc(ブルーレイディスク)』に対応した光学ドライブを採用している。
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[[プレイステーション2]]の次世代機。略称は「PS3」「プレステスリー」。次世代DVDと言われた「Blu-ray Disc(ブルーレイディスク)」に対応した光学ドライブを採用している。
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初期は多機能化を追求したあまりに生じた本体の高額化が問題視され(それでも赤字販売だが)、またソフトの面でも多くのキラータイトルを同じく高スペックが売りの[[Xbox360]]に奪われたため(事前に発表されていたサードタイトルの開発中止や延期が相次いだ事も原因)、販売実績では苦しい戦いを強いられた。さらに需要に対する供給が釣り合っておらず、発売当初はユーザーに混乱と騒動が起きた。現在では廉価版の発売による本体の低価格化やソフトのラインナップの充実により、以前より普及は進んでいる。2011年ごろにはジャンルの住み分けの関係もあり主要ゲーム機の一角を確保している。
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初期は多機能化を追求したあまりに生じた本体の高額化が問題視され(それでも赤字販売だが)、またソフトの面でも多くのキラータイトルを同じく高スペックが売りの[[Xbox360]]に奪われたため(事前に発表されていたサードタイトルの開発中止や延期が相次いだ事も原因)、販売実績では苦しい戦いを強いられた。さらに需要に対する供給が釣り合っておらず、発売当初はユーザーに混乱と騒動が起きた。
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また、PS3やXBox360程度まで機種のスペックの上昇が見られた結果、それを活かせるだけのソフトを生み出すための'''開発費の高騰'''という問題は本格的に懸念されており、ソフト開発自体が据え置き機から携帯機へと主流の座を譲り渡しつつある。こういった流れの中、今後どのような販促戦略が取られていくのか注目される。また、PS2と異なり本体のマイナーチェンジで一部機能が縮小・廃止されていく点もある。
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その後はSCEがPS2のソフト供給を本格的に打ち切ったことや低価格モデルの発売により普及が進み、他ゲーム機とのジャンルの住み分けの関係もありソフトラインナップが充実、ゲーム市場において一定のシェアを確保した。
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2010年頃からSCEはPS2のソフト供給を本格的に打ち切り、それにともないバンプレストもリメイク・移植を除く据え置きのスパロボシリーズの新作は基本的にPS3で出るようになった。
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また、PS3やXBox360程度まで機種のスペックの上昇が見られた結果、それを活かせるだけのソフトを生み出すための'''開発費の高騰'''という問題が本格的に浮き彫りとなり、それはスパロボシリーズにおいても例外ではなくPS3のローンチから初の専用ソフトなった『[[第2次スーパーロボット大戦OG]]』の発売までには約6年もの歳月を費やすこととなった。
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後継機となる[[プレイステーション4]]のリリース後は同ハードのシェアが好調に推移したこともあり移行が進み、2015年を境にPS3用ソフトはリリースタイトルを大幅に減少(リリースタイトル自体もPS4版と同時発売のいわゆる「縦マルチ」が大半)させている。
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
=== 基本仕様 ===
 
=== 基本仕様 ===
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各種媒体で「仕様上の最大消費電力」として記載されているのは電源容量のことであり、実際にゲームをプレイしているときの消費電力は100W程度であるとされている。
 
各種媒体で「仕様上の最大消費電力」として記載されているのは電源容量のことであり、実際にゲームをプレイしているときの消費電力は100W程度であるとされている。
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また、PS2と異なり本体のマイナーチェンジで一部機能が縮小・廃止されていく部分も存在する。
 
=== 後方互換性 ===
 
=== 後方互換性 ===
 
初期機種は[[プレイステーション2]]用ソフトに対応したが、現在の機種は対応しない。コントローラーを除けばプレイステーション2と互換性があるが、初期機種のみコントローラーは別売り。[[プレイステーション]]のソフトには全機種が対応している。
 
初期機種は[[プレイステーション2]]用ソフトに対応したが、現在の機種は対応しない。コントローラーを除けばプレイステーション2と互換性があるが、初期機種のみコントローラーは別売り。[[プレイステーション]]のソフトには全機種が対応している。