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| 開発コードネームは「ガンダム・セブンソード」。第2世代機であるガンダムアストレア(SRW未登場)の直系機であるが、特性は異なっている。 | | 開発コードネームは「ガンダム・セブンソード」。第2世代機であるガンダムアストレア(SRW未登場)の直系機であるが、特性は異なっている。 |
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− | 近接戦闘に特化したガンダムであり、全身に計7本もの剣・'''セブンソード'''を装備し、さまざまな剣を扱うため柔軟な運動性能を有する。
| + | 近接戦闘に特化したガンダムであり、全身に計7本もの剣「'''セブンソード'''」を装備し、さまざまな剣を扱うため柔軟な運動性能を有する。 |
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| [[GNドライヴ]]の恩恵により圧倒的なまでの機動性を発揮し、それが格闘能力の高さにもつながっている。 | | [[GNドライヴ]]の恩恵により圧倒的なまでの機動性を発揮し、それが格闘能力の高さにもつながっている。 |
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| ==== セブンソード ==== | | ==== セブンソード ==== |
− | ちなみにセブンソードは全てが別の剣というわけではなく、ビームサーベルは1振りづつカウントしている。初期案では「7つの形態に変形する剣」というアイデアだった。
| + | ちなみにセブンソードは全てが別の剣というわけではなく、[[ビームサーベル]]は1振りづつカウントしている。初期案では「(十徳ナイフのような)7つの形態に変形する剣」というアイデアだった。 |
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| ;GNソード | | ;GNソード |
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| ::実体剣を前方に展開させた状態。[[GN粒子]]を刀身から放出・定着させることで驚異的な切断力を発揮する。大型のためリーチもあるが、固定式で重量もあるため取り回しに難がある。 | | ::実体剣を前方に展開させた状態。[[GN粒子]]を刀身から放出・定着させることで驚異的な切断力を発揮する。大型のためリーチもあるが、固定式で重量もあるため取り回しに難がある。 |
| ::しかしながら、ガンダムエクシアの持つ実体剣GNソードには[[GNフィールド]]を貫通する能力があり、本機が[[アレハンドロ・コーナー|太陽炉を有する組織内の裏切者]]を駆逐する役割を担っている事を示している(この設定から、『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』では[[バリア貫通]]効果が付いている)。 | | ::しかしながら、ガンダムエクシアの持つ実体剣GNソードには[[GNフィールド]]を貫通する能力があり、本機が[[アレハンドロ・コーナー|太陽炉を有する組織内の裏切者]]を駆逐する役割を担っている事を示している(この設定から、『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』では[[バリア貫通]]効果が付いている)。 |
− | ::また、刀身に粒子を定着させているため、ビームサーベルとつばぜり合いが可能になっている。 | + | ::また、刀身に粒子を定着させているため、ビームサーベルと[[切り払い|つばぜり合い]]が可能になっている。 |
| :;GNソード(ライフルモード) | | :;GNソード(ライフルモード) |
| ::実体剣を後方に設置させ、ショートレンジ用ライフルを使用可能にした状態。 | | ::実体剣を後方に設置させ、ショートレンジ用ライフルを使用可能にした状態。 |
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| ==== 必殺技 ==== | | ==== 必殺技 ==== |
| ;セブンソード・コンビネーション | | ;セブンソード・コンビネーション |
− | :7本の剣を全て使う、スパロボオリジナルの連続攻撃。攻撃途中に1st前期OPシーンの再現がある他、[[トドメ演出]]も存在する。 | + | :エクシアが所持する7本の剣を全て使う、スパロボオリジナルの連続攻撃。攻撃途中に1st前期OPシーンの再現がある他、[[トドメ演出]]も存在する。 |
| ;トランザム発動 | | ;トランザム発動 |
− | :[[トランザム]]で圧倒的な連撃を浴びせる。演出は対サーシェス戦と対アレハンドロ戦を組み合わせたもの。本来はトランザムは途中停止が出来ない。 | + | :[[トランザム]]で圧倒的な連撃を浴びせる。演出は対サーシェス戦と対アレハンドロ戦を組み合わせたもの。本来、トランザムは途中停止が出来ない。 |
| :なお、次々とセブンソードを突き刺して最後にGNソードでもろとも一刀両断する都合上、原作ではこの後GNソード一本で戦闘する事になる([[ガンダムエクシアリペア|エクシアリペア]]がGNソードしか使わなかった理由でもある)。 | | :なお、次々とセブンソードを突き刺して最後にGNソードでもろとも一刀両断する都合上、原作ではこの後GNソード一本で戦闘する事になる([[ガンダムエクシアリペア|エクシアリペア]]がGNソードしか使わなかった理由でもある)。 |
| :『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』では通常攻撃版の他、[[突破攻撃]]版が存在する。通常版は「[[ヒット&アウェイ]]」と「エスケープ」特性付き、突破攻撃版は「連続突破」となっている。 | | :『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』では通常攻撃版の他、[[突破攻撃]]版が存在する。通常版は「[[ヒット&アウェイ]]」と「エスケープ」特性付き、突破攻撃版は「連続突破」となっている。 |
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| ==== 特殊機能 ==== | | ==== 特殊機能 ==== |
| ;TRANS-AM(トランザム発動) | | ;TRANS-AM(トランザム発動) |
− | :一時的に能力を3倍にする。第2次Zでは武器扱い。 | + | :一時的に能力を3倍にする。『第2次Z』では武器扱い。 |
| ;オーバーブースト | | ;オーバーブースト |
− | :[[GNドライヴ]]のリミッターを解除し、出力を全開にする。トランザムとは違い、エクシア独自の機能。機能そのものは1期の時代から存在したが、扱うには危険と判断され封印されていた機能である。 | + | :[[GNドライヴ]]のリミッターを解除し、出力を全開にする。トランザムとは違い、エクシア独自の機能。機能そのものは1stシーズンの時代から存在したが、扱うには危険と判断され封印されていた機能である。 |
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| === [[合体攻撃]] === | | === [[合体攻撃]] === |
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| == 対決・名場面 == | | == 対決・名場面 == |
| ;対[[AEUイナクト]](デモカラー) | | ;対[[AEUイナクト]](デモカラー) |
− | :第1話より。[[パトリック・コーラサワー]]が乗るイナクトのデモンストレーションに乱入し、見事に圧勝した。 | + | :1st第1話より。[[パトリック・コーラサワー|コーラサワー]]が乗るイナクトのデモンストレーションに乱入し、見事に圧勝した。 |
| :なお、『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』第2話「変わる世界」においても、この対決が再現されている…が、原作と同じく楽勝だとナメてかかると痛い目を見る。油断せず、[[精神コマンド]]「[[集中]]」を掛けて挑もう。 | | :なお、『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』第2話「変わる世界」においても、この対決が再現されている…が、原作と同じく楽勝だとナメてかかると痛い目を見る。油断せず、[[精神コマンド]]「[[集中]]」を掛けて挑もう。 |
| + | ;対[[サーシェス専用AEUイナクトカスタム]] |
| + | :1st第13話より。因縁の敵である[[アリー・アル・サーシェス|サーシェス]]とのアザディスタン王国での交戦。サーシェス専用AEUイナクトカスタム(以下、「サーシェス機」と表記)のブレイドライフルをGNソードで破壊するも、直後にサーシェス機によって組み敷かれてしまう。 |
| + | :ピンチに陥ったエクシアだったが、左腰に差していたGNロングブレイドを起こしてサーシェス機の右腕を切断する。その結果、サーシェス機は逃走し、エクシアは危機を脱した。 |
| + | :余談だが、上述の対決の展開は『[[機動戦士ガンダム00]]』の脚本家である黒田洋介氏曰く'''「組み立てたガンダムエクシアのガンプラをいじっていた時に[[ひらめき|閃いた]]」'''との事。 |
| ;聖者の帰還 | | ;聖者の帰還 |
− | :第13話より。宗教指導者マスード・ラフマディを王宮へ送り届けるため、非武装で現れる。アザディスタン軍に攻撃されるも無抵抗を貫き、対話による内戦収束への道筋を開いた。 | + | :同上話より。アザディスタン王国の[[宗教]]指導者マスード・ラフマディ(SRW未登場)を王宮へ護送するため、非武装で現れる。アザディスタン軍に攻撃されるも無抵抗を貫き、対話による内戦収束への道筋を開いた。 |
− | :人を殺める為に作られた[[モビルスーツ]]を武力を用いずに、純粋な意味で「人を救う為」「戦いを止めさせる為」に使用した名場面。その意味において、後の『[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版]]』終盤の[[ダブルオークアンタ #名場面|名場面]]にも繋がっていると言えよう。 | + | :人を殺める為に製造された[[モビルスーツ]]を武力を用いずに、純粋な意味で「人を救う為」「戦いを止めさせる為」に使用した名場面。その意味において、後の『[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版]]』終盤の[[ダブルオークアンタ #名場面|名場面]]にも繋がっていると言えよう。 |
| ;対[[グラハム専用ユニオンフラッグカスタムII]] | | ;対[[グラハム専用ユニオンフラッグカスタムII]] |
| :第25話より。[[国連|国連軍]]との最終決戦後、突如現れた[[グラハム・エーカー|グラハム]]と交戦。激闘の中、相討ちとなる。[[ガンダムエクシアリペア|そして…。]] | | :第25話より。[[国連|国連軍]]との最終決戦後、突如現れた[[グラハム・エーカー|グラハム]]と交戦。激闘の中、相討ちとなる。[[ガンダムエクシアリペア|そして…。]] |
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| *[[小説|小説版]]ではガンダムエクシアについて、「刹那が信念を貫くための強力で強靭な機体」「[[ソレスタルビーイング]]の理念と武力介入を世界中に宣告したはじまりの機体」'''「刹那のためだけのガンダム」'''と評されていた。 | | *[[小説|小説版]]ではガンダムエクシアについて、「刹那が信念を貫くための強力で強靭な機体」「[[ソレスタルビーイング]]の理念と武力介入を世界中に宣告したはじまりの機体」'''「刹那のためだけのガンダム」'''と評されていた。 |
| *球界屈指のガンダム愛好家として有名な落合博満氏だが、そのファンぶりにバンダイから贈られた「落合博満専用ガンダムエクシア」のプラモデルがある。中日ドラゴンズの紺と白のツートンカラーで、右肩に球団のロゴ、左肩に氏の背番号「66」をデザインされている。 | | *球界屈指のガンダム愛好家として有名な落合博満氏だが、そのファンぶりにバンダイから贈られた「落合博満専用ガンダムエクシア」のプラモデルがある。中日ドラゴンズの紺と白のツートンカラーで、右肩に球団のロゴ、左肩に氏の背番号「66」をデザインされている。 |
− | *『00』1st第24話「終わりなき詩」冒頭の刹那の回想場面([[西暦]]2306年)にて、機体がまだ着色されていない状態のガンダムエクシア。すなわち、ガンダムエクシアロールアウトカラーが登場している。 | + | *『00』1st第24話「終わりなき詩」冒頭の刹那の回想場面([[西暦]]2306年)にて、機体がまだ塗装されていない状態のガンダムエクシア。すなわち、ガンダムエクシアロールアウトカラーが登場している。 |
| **なお、ガンダムエクシアロールアウトカラーは[[ニンテンドーDS]]用ソフト『機動戦士ガンダム00』における隠し機体として登場する。また、同[[コンピュータゲーム|ゲーム]]の初回予約特典として「1/144スケール FG ガンダムエクシア ロールアウトカラー」のプラモデルが付属(非売品)している。 | | **なお、ガンダムエクシアロールアウトカラーは[[ニンテンドーDS]]用ソフト『機動戦士ガンダム00』における隠し機体として登場する。また、同[[コンピュータゲーム|ゲーム]]の初回予約特典として「1/144スケール FG ガンダムエクシア ロールアウトカラー」のプラモデルが付属(非売品)している。 |
| *[[SDガンダム外伝]]に登場する勇者ガンダムのモチーフはエクシア。勇者ガンダムは先代のスペリオルドラゴンの元の姿であり、1998年の漫画で先代スペリオルドラゴンの後の姿である騎士アルフガンダムが登場していたため、2010年に「勇者ガンダム(エクシア)→アルフガンダム([[ダブルオークアンタ]])」とアルフガンダムのモチーフの後付け改変が行われて、勇者ガンダムは後にクアンタ姿に変化した設定になっている。 | | *[[SDガンダム外伝]]に登場する勇者ガンダムのモチーフはエクシア。勇者ガンダムは先代のスペリオルドラゴンの元の姿であり、1998年の漫画で先代スペリオルドラゴンの後の姿である騎士アルフガンダムが登場していたため、2010年に「勇者ガンダム(エクシア)→アルフガンダム([[ダブルオークアンタ]])」とアルフガンダムのモチーフの後付け改変が行われて、勇者ガンダムは後にクアンタ姿に変化した設定になっている。 |