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実際には負の感情を失くしてしまったわけではないのだが、マザーの滅亡や仲間内の殺し合いといった過酷な出来事によるショックから、そのような感情が自覚できなくなってしまったという背景がある。彼の主観の中では悪意は無く、善意だけで行動しており、それ故に彼の善の部分にのみ触れた人間の多くはその理想に心酔することになる。
 
実際には負の感情を失くしてしまったわけではないのだが、マザーの滅亡や仲間内の殺し合いといった過酷な出来事によるショックから、そのような感情が自覚できなくなってしまったという背景がある。彼の主観の中では悪意は無く、善意だけで行動しており、それ故に彼の善の部分にのみ触れた人間の多くはその理想に心酔することになる。
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しかし前述の通り、無自覚に殺人を犯した上に都合のよい理屈で正当化を行ったり、謝罪や悲嘆にくれてみせる一方で殺した相手を忘れている、さらに人の意思を無視し自分の『夢』以外の『夢』は全て矮小と捉える、「[[幸せの時]]」を推し進めるために結果的に多くの不幸の種をばらまくなど、結局のところ、自分の理想のために他人を顧みないで行動する極度のエゴイストであるといえる。
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しかし前述の通り、無自覚に殺人を犯した上に都合のよい理屈で正当化を行ったり、謝罪や悲嘆にくれてみせる一方で殺した相手を忘れている、さらに人の意思を無視し自分の『夢』以外の『夢』は全て矮小と捉える、「[[幸せの時]]」を推し進めるために結果的に多くの不幸の種をばらまくなど、結局のところ、自分の理想のために他人を顧みないで行動する極度のエゴイストといえる。
    
実は、E.I.での初めての友である医者の手により百年単位の延命治療を受けたが、物語開始時点ではすでに延命措置が限界に達しており、死期が迫っている。  
 
実は、E.I.での初めての友である医者の手により百年単位の延命治療を受けたが、物語開始時点ではすでに延命措置が限界に達しており、死期が迫っている。  
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;「ヴァン君、私はあなたを、愛していま…」
 
;「ヴァン君、私はあなたを、愛していま…」
 
:他の仲間たちを倒して計画を破綻させ、更に[[バースデイ]]までも両断して自分を追い詰めてきたヴァンに向かって言った彼の最期の言葉。本心で言ったと思われるが、言い終わる前にヴァンによって横一閃に両断される。
 
:他の仲間たちを倒して計画を破綻させ、更に[[バースデイ]]までも両断して自分を追い詰めてきたヴァンに向かって言った彼の最期の言葉。本心で言ったと思われるが、言い終わる前にヴァンによって横一閃に両断される。
:全てを愛して何も憎まない――即ち「本当の皆を見ていない」彼の態度は、結局何も愛していないのと同じことだったのかもしれない。
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:全てを愛して何も憎まない彼の態度は、裏を返せば'''何も愛していない'''のと同じことだったのかもしれない。
    
== 迷台詞 ==
 
== 迷台詞 ==
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