差分

377 バイト除去 、 2015年7月22日 (水) 22:58
→‎対決・名場面: 冗長な文があって、乱筆気味になってるので今後、少しずつ直していきます
153行目: 153行目:  
:アン・アーレスを破壊し、プレイアデス・タウラの自沈を見届け、尸逝天の消滅を看取り、三つのスフィアを手にしたアウストラリスは直衛部隊を展開。それを跳ね除けるZ-BLUEの猛攻にも、アウストラリスは動じない。業を煮やしたガドライトが襲い掛かるが、その眼前で球体が変化を起こす。
 
:アン・アーレスを破壊し、プレイアデス・タウラの自沈を見届け、尸逝天の消滅を看取り、三つのスフィアを手にしたアウストラリスは直衛部隊を展開。それを跳ね除けるZ-BLUEの猛攻にも、アウストラリスは動じない。業を煮やしたガドライトが襲い掛かるが、その眼前で球体が変化を起こす。
 
:四つのスフィアの力を取り込み、孵化するかのように変貌したその姿は、機動兵器の常識を超えた銀色の巨人。圧倒を通り越して絶対的なその力は、ジェミニアをたったの一撃で粉砕してみせる。そして、その巨人そのものとなった男・アウストラリス。明かされる「立ち上がる射手」の正体―――彼の名は、次元将ヴィルダーク。根源的災厄に立ち向かう力にして、人類の希望たる存在。終焉を越えるその意志はZ-BLUEに向き、宇宙を救うさらなる力を求め、反逆の戦士が戦場に立つ。
 
:四つのスフィアの力を取り込み、孵化するかのように変貌したその姿は、機動兵器の常識を超えた銀色の巨人。圧倒を通り越して絶対的なその力は、ジェミニアをたったの一撃で粉砕してみせる。そして、その巨人そのものとなった男・アウストラリス。明かされる「立ち上がる射手」の正体―――彼の名は、次元将ヴィルダーク。根源的災厄に立ち向かう力にして、人類の希望たる存在。終焉を越えるその意志はZ-BLUEに向き、宇宙を救うさらなる力を求め、反逆の戦士が戦場に立つ。
;原初と終焉の世界で
+
;将が如く
:天獄篇第57話「真化、その意味」/「終焉の宇宙」にて。真化融合の力を得たZ-BLUEは、カオス・コスモスを進む中で一人の男と遭遇する。次元将ヴィルダーク――永遠を穿つべく放たれた銀色の矢。
+
:天獄篇第57話「真化、その意味」/「終焉の宇宙」にて。真化融合の力を得たZ-BLUEは、カオス・コスモスを進む中で一人の男と遭遇する。次元将ヴィルダーク。不屈の意思を放つ銀の射手。
:彼は語る。真化融合―――それは自分達の夢だと。マシンと人との完全なる調和、そこから生まれる究極至高の力。それを求め、そして届かなかった次元将の故郷。彼らが生み出した力が、リヴァイブ・セル。次元獣という形で人とマシンを一体化させ、力を高める非道の業。
+
:彼は語る。真化融合は自分達の夢だと。マシンと人との完全なる調和、そこから生まれる至高の力。それを求め、そして届かなかった次元将の故郷。彼らが生み出した力が、リヴァイヴ・セル。次元獣という形で人とマシンを一体化させ、力を高める禁忌の御業。
:次元将は冷酷でも、残忍でもない。為すべき使命の重さを知り、人の命の意味と価値を理解し、それに報いるために懸命になっている、ただの人間。だからこそ、ヴィルダークは……最後の次元将は、Z-BLUEの存在を認めることがどうしても出来ない。見果てぬ夢、届かぬ幻想……そうであったはずの、そうでなければならなかった真化融合を果たし、その力を以って御使いを討たんとする彼らを認めれば、次元将が生まれた意味も、今までやって来たことも、全ての意味が失われてしまう。その境地に届かなかった世界が、滅びを迎えてなお御使いを倒すために、切なる願いと共に送り出した最後の希望―――それが、彼ら次元将なのだから。
+
:次元将は冷酷でも、残忍でもない。為すべき使命の重さを知り、人の命の意味と価値を理解し、それに報いるために己を懸けるただの人間。だからこそ最後の次元将は、Z-BLUEの存在を認めることがどうしても出来ない。見果てぬ夢、届かぬ幻想……そうであったはずの、そうでなければならなかった真化融合を果たし、その力を以って御使いを討たんとする彼らを認めれば、次元将が生まれた意味も、今までやって来たことも、全ての意味が失われてしまう。
:わかっている。わかっていた。自分のやって来たことは間違っていると。人の尊厳を否定し、多くの犠牲を強いながら突き進んできた、血塗られた道。だからこそ、Z-BLUEと協力することは出来ない。流された血と涙に報いるためにも、この力で御使いに勝利しなければならない。―――例え、そこに未来がなかろうと。例え、Z-BLUEの方が絶対に正しくても。彼らの方が、自分よりも強い力と心を持っていても。彼らこそが、御使いを倒しうる存在であっても。
+
:自分のやって来たことは間違っていると、とうに理解していた。人の尊厳を否定し、多くの犠牲を強いながらも道を血に濡らしながら突き進んできた。だからこそ、Z-BLUEと協力することは出来ない。流された血と無念に報いるためにも、この力で御使いに勝利しなければならない。彼らの方が、自分よりも強い力と心を持っていても。彼らこそが、御使いを倒しうる可能性を持つ存在であっても。
:次元将とZ-BLUE……人類の希望同士が、混沌の宇宙で激突する。御使いを倒す、その道を歩むために。
+
:新しき人類の希望と旧い人類の希望が混沌の宇宙で激突する。御使いを倒す、その道を歩むために。
 +
 
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*ユーザーからは「ドロップキックおじさん」なる愛称で呼ばれている。
 
*ユーザーからは「ドロップキックおじさん」なる愛称で呼ばれている。
2,224

回編集