差分

編集の要約なし
19行目: 19行目:  
[[デストロイド・モンスター]]の設計思想を元にして製造された機体。形式番号のVBは可変爆撃機(Variable Bomer)の略称。
 
[[デストロイド・モンスター]]の設計思想を元にして製造された機体。形式番号のVBは可変爆撃機(Variable Bomer)の略称。
   −
第1次星間大戦に使用されたデストロイド・モンスターの最大の欠点であった機動力を補い、可変爆撃機として再設計された機体。結果として原型機と比べサイズが3分の2、重量は半分程度、そして火力自体は低下してしまっている。しかし変形が可能になったことにより格闘戦に対応、さらに自力での長距離移動ができるようになるなど遥かに運用しやすくなっている。
+
第1次星間大戦に使用されたデストロイド・モンスターの最大の欠点であった機動力を補い、可変爆撃機として再設計された機体。結果として原型機と比べサイズが3分の2、重量は半分程度、そして火力自体は低下してしまっている。しかし変形が可能になった事により格闘戦に対応、さらに自力での長距離飛行移動が可能になるなど遥かに運用し易くなっている。
    
本機は[[可変戦闘機]]の「ファイター」「ガウォーク」「バトロイド」に相当する形態に変形できる。
 
本機は[[可変戦闘機]]の「ファイター」「ガウォーク」「バトロイド」に相当する形態に変形できる。
26行目: 26行目:  
*デストロイドモード…人型形態。バルキリーのバトロイドモードに相当。
 
*デストロイドモード…人型形態。バルキリーのバトロイドモードに相当。
   −
[[VF-25 メサイア]]と比べ、その巨体故に機動性は劣るが高い火力と耐久性を持つ。そのため、基本的な運用手段は[[バルキリー]]の護衛機として随伴し、作戦を支援する空爆である。劇中でもその火力と装甲を生かしたシーンがあり、本機屈指の見せ場である。
+
[[VF-25 メサイア]]と比べ、その巨体故に運動性は劣るが高い火力と耐久性を持つ。そのため、基本的な運用手段は[[バルキリー]]を護衛機として随伴し、作戦を支援する空爆や砲撃支援である。劇中でもその火力と装甲を活かしたシーンがあり、本機屈指の見せ場である。
    
初出はプレイステーション用ゲーム『マクロス VF-X2』(SRW未参戦)であるが、『[[マクロスF]]』に登場したこともあって一躍有名に。『[[劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜]]』では[[シェリル・ノーム]]のノーズアートがデザインされている。
 
初出はプレイステーション用ゲーム『マクロス VF-X2』(SRW未参戦)であるが、『[[マクロスF]]』に登場したこともあって一躍有名に。『[[劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜]]』では[[シェリル・ノーム]]のノーズアートがデザインされている。
50行目: 50行目:  
==== 武装 ====
 
==== 武装 ====
 
;新中州/ビガース 320mmレールガン4連装
 
;新中州/ビガース 320mmレールガン4連装
:本機を象徴する主兵装。ガウォークモード・デストロイドモードで使用可能。シャトルモード時は補助推進機関として砲身の基部から推進剤を噴射している。
+
:本機を象徴する主兵装。ガウォークモード・デストロイドモードで使用可能。シャトルモード時は補助推進機関としてレールガンの砲弾加速システムを転用し、砲身の基部から推進剤を噴射し推進力の補助としている。
 
;ライセオン/新中州 3連装対地対艦重ミサイルランチャー
 
;ライセオン/新中州 3連装対地対艦重ミサイルランチャー
 
:両腕部に装備されている弾薬庫カバーを兼ねた装備。全てのモードで使用可能。
 
:両腕部に装備されている弾薬庫カバーを兼ねた装備。全てのモードで使用可能。
 
;対空対地機銃ターレット
 
;対空対地機銃ターレット
:シャトルモードの先端下部に装備された機銃。デストロイドモードでは胸部に位置するため使用可能なはずなのだが、スパロボでは使えない。
+
:シャトルモードの先端下部に装備された機銃。デストロイドモードでは胸部に位置し旋回タレットが露出する為使用可能な筈なのだが、スパロボでは未採用。
 
;対空対地近接小型高機動ミサイル速射ランチャー
 
;対空対地近接小型高機動ミサイル速射ランチャー
:2基装備。
+
:2基装備。第2次Zでは未実装。
:第2次Zでは未実装。
      
==== 必殺技 ====
 
==== 必殺技 ====
107行目: 106行目:  
== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*ケーニッヒとは、ドイツ語で「王」という意味だが、本機の場合は開発者であるケーニッヒ・ティーゲルの名前からとっている設定。彼自身は小型化に反対しており、量産型試作機の初飛行を前にして本機開発プロジェクトから降りている。この名称は初出となったゲーム『マクロス VF-X2』発売前に行われた公募(「○○モンスター」は確定していた)で決まったものである。
 
*ケーニッヒとは、ドイツ語で「王」という意味だが、本機の場合は開発者であるケーニッヒ・ティーゲルの名前からとっている設定。彼自身は小型化に反対しており、量産型試作機の初飛行を前にして本機開発プロジェクトから降りている。この名称は初出となったゲーム『マクロス VF-X2』発売前に行われた公募(「○○モンスター」は確定していた)で決まったものである。
*TVアニメ『マクロスF』にて登場し、カナリア・ベルシュタインの乗機として幾度も活躍し一躍有名になった本機だが、前述のとおり元々はゲームが初出であった。その際にやまと社から変形トイとして立体化されていたが、媒体のマイナーさ故か人気商品ではなかった。しかし『マクロスF』での戦いぶりに刺激され人気が急上昇、一気に市場から姿が消える珍事となった……。
+
*TVアニメ『マクロスF』にて登場し、カナリア・ベルシュタインの乗機として幾度も活躍し一躍有名になった本機だが、前述の通り元々はゲームが初出であった。その際にやまと社から変形トイとして立体化されていたが、媒体のマイナーさ故か人気商品ではなかった。しかし『マクロスF』での戦い振りに刺激され人気が急上昇、一気に市場から姿が消える珍事となり、バンダイでもDX超合金から商品が出る事になった。
    
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
匿名利用者