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385 バイト追加 、 2015年3月28日 (土) 00:59
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:成り行き上、自軍に協力してDCや[[インスペクター]]と戦うが、条件を満たすと全ての戦いが終わった後に[[ネオ・グランゾン]]で自軍に襲いかかる。癖のある性能をしている上、加入した時点ではシュウが[[2回行動]]を出来ないこともあって使いづらい印象を受けるが、上手く使いこなせばかなり強力である。
 
:成り行き上、自軍に協力してDCや[[インスペクター]]と戦うが、条件を満たすと全ての戦いが終わった後に[[ネオ・グランゾン]]で自軍に襲いかかる。癖のある性能をしている上、加入した時点ではシュウが[[2回行動]]を出来ないこともあって使いづらい印象を受けるが、上手く使いこなせばかなり強力である。
 
;[[スーパーロボット大戦EX]]
 
;[[スーパーロボット大戦EX]]
:シュウの章では当然主役なのだが、主役なのに部隊を離脱することが多い。[[EN]]消費が激しいのでEN[[改造]]は必須。グランゾン一機で戦うシナリオも多いので[[HP]]や[[装甲]]にも数段階手を加えておきたい。ちなみに、「ブラックホールクラスター」は無改造で攻撃力8000とダメージをカンストさせられるため特に改造の必要はない。「[[幸運]]」で[[資金]]稼ぎをしやすいように「グラビトロンカノン」も改造したいところである。本作ではネオ・ドライブが初登場し、シナリオ「王都潜入」おいて、マサキに「バカな・・・オレのサイバスターより速いだと!?」と言わしめている<ref></ref>。PS版ではダメージがカンストするような事はなくなったが、単機戦闘が多い分機体性能は比較的高めに設定されている。大きく弱体化されてしまった[[ヴァルシオーネ]]とは対照的で、『PS版ではリューネの章の方がシュウの章より難しい』と言われる原因の1つになっている。
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:シュウの章では当然主役なのだが、主役なのに部隊を離脱することが多い。[[EN]]消費が激しいのでEN[[改造]]は必須。グランゾン一機で戦うシナリオも多いので[[HP]]や[[装甲]]にも数段階手を加えておきたい。ちなみに、「ブラックホールクラスター」は無改造で攻撃力8000とダメージをカンストさせられるため特に改造の必要はない。「[[幸運]]」で[[資金]]稼ぎをしやすいように「グラビトロンカノン」も改造したいところである。本作ではネオ・ドライブが初登場し、シナリオ「王都潜入」おいて、マサキに「バカな・・・オレのサイバスターより速いだと!?」と言わしめている<ref>リメイクの『DP』でこの台詞は排除されている。サイバスターへの配慮か、エンドクレジットのシナリオに阪田氏の名前がないことと関係するのかは不明。どちらかといえば後者が原因だろう。</ref>。PS版ではダメージがカンストするような事はなくなったが、単機戦闘が多い分機体性能は比較的高めに設定されている。大きく弱体化されてしまった[[ヴァルシオーネ]]とは対照的で、『PS版ではリューネの章の方がシュウの章より難しい』と言われる原因の1つになっている。
:「リューネの章」にて、ホワン・ヤンロンに<ref>「何だって!? シュウが死んだ!? まさか…あいつを倒せるとは…」「そうか、魔神の復活は阻止できたわけだ。未来を変えるのに成功したんだな、マサキは」</ref>と、搭乗者のシュウも含めて予言の魔神と断言されている。これのカラクリは2010年にリメイクされたOGサーガの『魔装機神I』(用語禄の「未来見」参照)で明かされた。
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:「リューネの章」にて、ホワン・ヤンロンに<ref>'''「何だって!? シュウが死んだ!? まさか…あいつを倒せるとは…」'''と'''「そうか、魔神の復活は阻止できたわけだ。未来を変えるのに成功したんだな、マサキは」'''の二節。</ref>と、搭乗者のシュウも含めて予言の魔神と断言されている。これのカラクリは2010年にリメイクされたOGサーガの『魔装機神I』(用語禄の「未来見」参照)で明かされた。
 
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])
 
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])
 
:シリーズ中で重要な役所であり、[[ブラックホールエンジン]]の「[[特異点]]」の作用により地球ではあり得ない事件が多発していたことが明かされた。最終話直前までの総ターン数次第で仲間になり、『第3次』同様に自軍とともに[[ゲスト]]軍を倒すのだが、総ターン数をオーバーした時の選択肢次第では[[ネオ・グランゾン]]で[[バラン・シュナイル|ラスボス]]を瞬殺し、再び自軍に襲いかかる。性能はかなり高いが、味方時は無改造で加入するので戦力には組み込み辛い。
 
:シリーズ中で重要な役所であり、[[ブラックホールエンジン]]の「[[特異点]]」の作用により地球ではあり得ない事件が多発していたことが明かされた。最終話直前までの総ターン数次第で仲間になり、『第3次』同様に自軍とともに[[ゲスト]]軍を倒すのだが、総ターン数をオーバーした時の選択肢次第では[[ネオ・グランゾン]]で[[バラン・シュナイル|ラスボス]]を瞬殺し、再び自軍に襲いかかる。性能はかなり高いが、味方時は無改造で加入するので戦力には組み込み辛い。
:今回はマサキ<ref>「チャチャいれるなっての! そんな時に、あいつ…シュウに出会った。あいつとは、初めて会った気がしなくてよ。どうも虫が好かねえってヤツだ」「国連軍お抱えの、エリート科学者だってのも、気に入らなかった。そして、あいつの手掛けていたグランゾン…あれは、確かに『魔神』だった」「ラングランに、破滅をもたらす魔神…一度はあいつに、してやられた。シュテドニアスの侵攻を、阻止できなかったんだからな」</ref>に予言の『魔神』と明言されている。なぜマサキやヤンロンの二人が、グランゾンとシュウこそ予言の魔神と確信出来たのかは、2010年にリメイクされたOGサーガの『魔装機神I』の用語禄に登録される「未来見」の解説文にアクセスすれば察しとれる仕組みになっている。
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:今回はマサキ<ref>'''「チャチャいれるなっての! そんな時に、あいつ…シュウに出会った。あいつとは、初めて会った気がしなくてよ。どうも虫が好かねえってヤツだ」'''と'''「国連軍お抱えの、エリート科学者だってのも、気に入らなかった。そして、あいつの手掛けていたグランゾン…あれは、確かに『魔神』だった」'''と'''「ラングランに、破滅をもたらす魔神…一度はあいつに、してやられた。シュテドニアスの侵攻を、阻止できなかったんだからな」'''の、以上みっつ。</ref>に予言の『魔神』と明言されている。なぜマサキやヤンロンの二人が、グランゾンとシュウこそ予言の魔神と確信出来たのかは、2010年にリメイクされたOGサーガの『魔装機神I』の用語禄に登録される「未来見」の解説文にアクセスすれば察しとれる仕組みになっている。
 
;[[スーパーロボット大戦F]]
 
;[[スーパーロボット大戦F]]
 
:序盤に登場するだけ。本格的な活躍は『完結編』から。
 
:序盤に登場するだけ。本格的な活躍は『完結編』から。
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:OG2.5と同じ流れで序盤でスポット参戦し、終盤で正式に仲間になるのだが、その僅か2話後にあたる最終話に裏切るので、強力だが使用は控えたい。グランゾンの開発者として、名前のみ登場していた「[[エリック・ワン]]」博士が初登場した。
 
:OG2.5と同じ流れで序盤でスポット参戦し、終盤で正式に仲間になるのだが、その僅か2話後にあたる最終話に裏切るので、強力だが使用は控えたい。グランゾンの開発者として、名前のみ登場していた「[[エリック・ワン]]」博士が初登場した。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
:第44話「特異点崩壊」でスポット参戦後、ゲストとの最終決戦直前に合流、以後は最後まで味方である。機体の戦闘アニメーションは[[MAP兵器]]のアニメーション仕様の変更に伴うものを除けば基本的な部分は特に変更点はないが、大剣を除いてシュウの[[カットイン]]が追加されている。トップクラスの装甲値と歪曲フィールドにシュウの能力も相まって、自軍でも屈指の硬さを誇る。またROEと違って攻撃力もトップクラスであり、チカの言う通りのチートな性能を堪能できる。初期から5段階改造されているのも強み。ただしOG外伝まで所持していた特殊武器はきれいさっぱりオミットされている。しかしそれが逆にグランゾンの運用方針を固めやすくしているといえる。
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:第44話「特異点崩壊」でスポット参戦後、ゲストとの最終決戦直前に合流、以後は最後まで味方である。機体の戦闘アニメーションは[[MAP兵器]]のアニメーション仕様の変更に伴うものを除けば基本的な部分は特に変更点はないが、大剣を除いてシュウの[[カットイン]]が追加されている。トップクラスの装甲値と歪曲フィールドにシュウの能力も相まって、自軍でも屈指の硬さを誇る。またROEと違って攻撃力もトップクラスであり、チカの言う通りのチートな性能を堪能できる。初期から5段階改造されているのも強み。ただしOG外伝まで所持していた特殊武器はきれいさっぱりオミットされている。しかしそれが逆にグランゾンの運用方針を固めやすくしているといえる。初期シリーズと違ってリューネルートでヤンロンに予言の『魔神』と明言されることがない。マサキルートで使われる単語「グラギウスの法紋」が「グラギオスの法紋」となった誤りを放置していることから、スタッフクレジットに記載された阪田氏の監修は、名義のみだったと考えるのが妥当だろう。
 
:シナリオ「特異点崩壊」ではゲスト・バルマー側の技術どのように採用されたのかシュウがその経緯を語っている。メテオ3に封入されていたバルマーの技術と、ゲストから提供された技術が使用されたハイブリッド機(さらに、ヴォルクルスの制御を受けたシュウによってカバラ・プログラムが組み込まれている)。当時ゲストへの事実上の降伏を決定していた地球側が、異星の技術を有効に活用・応用できるということを示し、利用価値があると証明する、いわば「飼い主に尻尾を振る」ために造られた経緯がある。さらにこれらの技術を与えたゼゼーナンにより、中枢部に一定の位相を持たせた特異点が存在。これにより地球圏では起こり得ない「偶然」が多発する状況が作り出されわけである。しかし、グランゾンの最大の秘密「[[マハーカーラ]]」までは語っておらず、[[ペルフェクティオ]]や[[ガンエデン]]といった強大な面子を相手にしても、ネオ・グランゾンにはならない。しかしゼゼーナンとの[[戦闘前会話]]ではその存在をほのめかす発言がある。
 
:シナリオ「特異点崩壊」ではゲスト・バルマー側の技術どのように採用されたのかシュウがその経緯を語っている。メテオ3に封入されていたバルマーの技術と、ゲストから提供された技術が使用されたハイブリッド機(さらに、ヴォルクルスの制御を受けたシュウによってカバラ・プログラムが組み込まれている)。当時ゲストへの事実上の降伏を決定していた地球側が、異星の技術を有効に活用・応用できるということを示し、利用価値があると証明する、いわば「飼い主に尻尾を振る」ために造られた経緯がある。さらにこれらの技術を与えたゼゼーナンにより、中枢部に一定の位相を持たせた特異点が存在。これにより地球圏では起こり得ない「偶然」が多発する状況が作り出されわけである。しかし、グランゾンの最大の秘密「[[マハーカーラ]]」までは語っておらず、[[ペルフェクティオ]]や[[ガンエデン]]といった強大な面子を相手にしても、ネオ・グランゾンにはならない。しかしゼゼーナンとの[[戦闘前会話]]ではその存在をほのめかす発言がある。
 
;[[スーパーロボット大戦OG ダークプリズン]]
 
;[[スーパーロボット大戦OG ダークプリズン]]
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*かつて神聖ラングランの未来見が予見した予言に登場するラ・ギアスに災いをもたらす魔神とは本機のことを指し示す(第一章シナリオ「カタストロフ」)。公式の紹介でも「蒼き魔神」と表現されることが多い。
 
*かつて神聖ラングランの未来見が予見した予言に登場するラ・ギアスに災いをもたらす魔神とは本機のことを指し示す(第一章シナリオ「カタストロフ」)。公式の紹介でも「蒼き魔神」と表現されることが多い。
 
**第一章の魔神の予言は前半部において成就をみせたが、「それはラ・ギアスの生きとし生けるものすべてに災厄をふりまく」の部分は成就しなかったということになる(『第3次』『OG外伝』の結果)。
 
**第一章の魔神の予言は前半部において成就をみせたが、「それはラ・ギアスの生きとし生けるものすべてに災厄をふりまく」の部分は成就しなかったということになる(『第3次』『OG外伝』の結果)。
*過去の「シュウの章」において、ネオ・ドライブの最高速度は[[サイバスター]]を凌駕するという描写がなされたが、リメイクの『DP』では排除されている。サイバスターへの配慮か、エンドクレジットのシナリオに阪田氏の名前がないことと関係するのかは不明。
   
*元々は『魔装機神サイバスター』とは別のオリジナル企画『'''武装機甲士グランゾン'''』の主人公ロボットとして考案されたロボット。それを『魔装機神』の世界観に組み込んだことで現在のグランゾンの基本設定が誕生した。『魔装機神』のロボットでありながら、異星人や地上世界の技術を用いて作られており、ラ・ギアスからもたらされた要素は少ないものとなっているのはそのため。また、αシリーズやOGシリーズのように、地上世界の事情が旧シリーズと異なる作品に登場する際には、グランゾンの設定にも変更が行われることになる。
 
*元々は『魔装機神サイバスター』とは別のオリジナル企画『'''武装機甲士グランゾン'''』の主人公ロボットとして考案されたロボット。それを『魔装機神』の世界観に組み込んだことで現在のグランゾンの基本設定が誕生した。『魔装機神』のロボットでありながら、異星人や地上世界の技術を用いて作られており、ラ・ギアスからもたらされた要素は少ないものとなっているのはそのため。また、αシリーズやOGシリーズのように、地上世界の事情が旧シリーズと異なる作品に登場する際には、グランゾンの設定にも変更が行われることになる。
 
*[[αシリーズ]]では[[SRX計画]]の副産物的機体とされ、OGシリーズでは[[ヴァルシオンシリーズ]]の一種とカテゴライズされているが、グランゾンに使われている技術体系はそれらとは全くの別物である。
 
*[[αシリーズ]]では[[SRX計画]]の副産物的機体とされ、OGシリーズでは[[ヴァルシオンシリーズ]]の一種とカテゴライズされているが、グランゾンに使われている技術体系はそれらとは全くの別物である。
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