「新世時空震動」の版間の差分
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+ | ;クレア「[[堕天翅族]]の完全復活のために植えられた生命の樹は実を結ぶことなく、この星の大地を巻き込み、枯れ果てていきます」<BR/>「一度は人々の願いを受け、大地は力を取り戻しました。しかし、それは[[御使い|残酷な神の使い]]により、再び崩壊の危機に晒されたのです」<BR/>「それは新世時空震動と呼ばれるものです」<BR/>「それはこの世界を時の牢獄に閉じ込める代わりに、多くの世界の地球の命を吸い尽くそうとしました」<BR/>「その危機から私達の世界を救うためにアクエリオンは人と天翅の力を一つにして自らの身を犠牲としたのです」<BR/>「ああ、かわいそうな翅犬ポロン…… 彼は1万2000年前の思いを果たせず、再び別れの時を迎えることとなったのです」<BR/>「それは世界の始まりの日……」 | ||
クレアの言葉をそのまま信じるならば、起きた事象を並べてみると、 | クレアの言葉をそのまま信じるならば、起きた事象を並べてみると、 | ||
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+ | という順番になるが、額面どおり受け取ると時空修復のあとにアクエリオンが人柱になったことになる。初代Zにおいては、起こりかけたクダンの限界はレントンとエウレカ、ニルヴァーシュが[[司令クラスター]]に同化して食い止め、それをソーラーアクエリオンが人柱となって安定させ、その後に時空修復が行われた。しかし、『残酷な神の使い』によりまたしても崩壊寸前まで陥ったところを再び、無限合體拳でつなぎ止めた。 | ||
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+ | #カグラの襲来時にサクリファイが介入、聖天使学園周辺が蒼の地球へ転移 | ||
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2023年12月24日 (日) 15:00時点における最新版
新世時空震動(しんせいじくうしんどう)とは、『第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇』の冒頭で起きた多元世界規模の時空震動。
概要編集
再世戦争の後、ZEUTHの面々が元の世界に帰還した直後に発生した(連獄篇でのクロウの発言でADWでは彼らが戻った後暫く経ってから発生している事が判明した)。これにより、多元世界は再び入り混じることとなったが、既に2度の時空震動を経ていた多元世界はそれにも適応、1年ほどで新たな秩序が作り上げられることとなった。使用されている年号は「新多元世紀」。
新たな世界は主に、「Z」の舞台となった宇宙世紀世界「UCW」、「第2次Z」の舞台となった西暦世界「ADW」、さらにセカンドインパクトの発生した世界の三つを中心に様々な世界が入り混じって存在している。新多元世紀0002年に発生した「天獄戦争」で判明した事実によれば、この時空震動は御使いの一人である哀しみのサクリファイが「エタニティ・フラット」構築のために起こしたものであり、その理由は真化の兆しをもった種を己の裁量で守ろうとした為。
この「エタニティ・フラット」による「楽園」構築のため、サクリファイは一度UCW・ADWや複数の並行世界を融合させ、そこからさらに2つの地球に分離させた。既にUCW・ADWに存在していた「悲しみの乙女」「傷だらけの獅子」「揺れる天秤」のスフィア・リアクター達や獣戦機隊、ザンボットチーム、ブルーフィクサーなどを別の世界に追いやり、残る「蒼の地球」には真化の五階梯のシンボル、即ち「獣の血」としてチームDとダンクーガノヴァ、「風の行き先」としてシモンとグレンラガン、「火の文明」としてUCWのニュータイプ、ADWから刹那とそれぞれのガンダムを「招聘」。さらに欠けていた「水の交わり」を補完すべく、いずこかの世界(UCWと思われる。後述)から聖天使学園のエレメントたちとアクエリオンEVOLを転移させ、さらに他の御使いからその存在を守るべく「原初の特異点」である桂木桂を転移。この結果、蒼の地球は新多元世紀0001年11月11日で次元境界線が完全に固定され、別の世界へ転移することも、別の世界から転移してくることも出来なくなり、停止した絶対時間の中でゆっくりと滅んで行く、という状態へ転がり落ちていくことになった。
サクリファイが新世時空震動発生のトリガーに使用したのは、いずこかの世界で地球に落下したアクシズであり、これが大特異点となっていた。また、特異点はZEUTHに参加していたシャア・アズナブルと、アクシズが落下した「いずこかの世界」のシャアの存在を持つフル・フロンタルの二名。最終的にはシャアがフロンタルを制することにより時空修復が行われエタニティ・フラットは回避されたが、これとほぼ同時期に地球圏の空間に空隙が発生。本来、隣接していたもう1つの地球、即ち「翠の地球」が姿を現し、蒼の地球と邂逅することとなった。
新世時空震動と『アクエリオンEVOL』編集
サクリファイによりいずこかの世界から転移してきた聖天使学園であるが、この世界もまた新世時空震動の影響を受けていた。ネオディーバ総司令・不動ZEN曰く、この時空震動が彼らの世界に影響を及ぼしたのは1万2000年前、つまり前作にあたる『創聖のアクエリオン』の時間軸に当たる時期らしい。
だが、ここには少しの矛盾が取りざたされている。時獄篇第49話のイベントでクレアが語った「双星の書」の内容がその原因だが、問題となるのは以下の部分である。
- クレア「堕天翅族の完全復活のために植えられた生命の樹は実を結ぶことなく、この星の大地を巻き込み、枯れ果てていきます」
「一度は人々の願いを受け、大地は力を取り戻しました。しかし、それは残酷な神の使いにより、再び崩壊の危機に晒されたのです」
「それは新世時空震動と呼ばれるものです」
「それはこの世界を時の牢獄に閉じ込める代わりに、多くの世界の地球の命を吸い尽くそうとしました」
「その危機から私達の世界を救うためにアクエリオンは人と天翅の力を一つにして自らの身を犠牲としたのです」
「ああ、かわいそうな翅犬ポロン…… 彼は1万2000年前の思いを果たせず、再び別れの時を迎えることとなったのです」
「それは世界の始まりの日……」
クレアの言葉をそのまま信じるならば、起きた事象を並べてみると、
- 生命の樹が枯死し、スカブコーラルがクダンの限界を起こそうとする
- 時空修復によって崩壊は食い止められる
- 新世時空震動発生
- アクエリオンが人柱となって食い止める
- ソーラーアクエリオンはその後『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の世界のジオフロント地下に存在し、ヴェーガとアルテアのバランスを保つクサビとなった
- 時獄篇で聖天使学園が転移してくる
という順番になるが、額面どおり受け取ると時空修復のあとにアクエリオンが人柱になったことになる。初代Zにおいては、起こりかけたクダンの限界はレントンとエウレカ、ニルヴァーシュが司令クラスターに同化して食い止め、それをソーラーアクエリオンが人柱となって安定させ、その後に時空修復が行われた。しかし、『残酷な神の使い』によりまたしても崩壊寸前まで陥ったところを再び、無限合體拳でつなぎ止めた。
この顛末から考えると、
- 新世時空震動で世界が再構築される
- この時「アクエリオン」の世界が分離しアポロ達はそちらへ。世界がアルテアとヴェーガに分裂
- 分裂によるバランス崩壊と他世界の地球滅亡を回避するべく「無限合體拳」再発動
- 1万2000年後に「EVOL」の時間軸へ移行、アルテア界との戦いが勃発
- カグラの襲来時にサクリファイが介入、聖天使学園周辺が蒼の地球へ転移
- 地中に埋まっていたソーラーアクエリオンはセントラルドグマのさらに地下に位置
という流れが発生していた、と推定される。