「GN-X IV (アンドレイ機)」の版間の差分

 
(10人の利用者による、間の28版が非表示)
1行目: 1行目:
== GNX-803T ジンクスIV(アンドレイ機) ==
+
{{登場メカ概要
*[[登場作品]]:[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-]]
+
| タイトル = GN-X IV<br />(アンドレイ機)
*分類:擬似太陽炉搭載型[[モビルスーツ]]
+
| 読み = ジンクスフォー
*型式番号:GNX-803T
+
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
*全高:19.0m
+
*{{登場作品 (メカ)|劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-}}
*重量:70.6t
+
| デザイン = {{メカニックデザイン|海老川兼武}}
*[[動力・エンジン・エネルギー|動力・推進機関]] :[[GNドライヴ[Τ]]]
+
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦UX}}
*エネルギー:[[GN粒子]]
+
| SRWでの分類 = [[機体]]
*装甲材質:Eカーボン
+
}}
*素体:[[GN-X IV]]
 
*開発者:地球連邦軍技術部
 
*所属:[[地球連邦軍 (00)|地球連邦軍]]
 
*主なパイロット:[[アンドレイ・スミルノフ]]
 
*メカニックデザイン:海老川兼武
 
  
[[アンドレイ・スミルノフ]]が乗る指揮官用[[GN-X IV]]。<br/>
+
{{登場メカ概要
木星探査船「エウロパ」の地球への突入を防ぐ為、他の一般機と同様にGNロングライフルと大型ブースターを装備して、ガテラーザと共に迎え撃つもの、エウロパの大きさとGN粒子をブースターの推力を回していた為にロングライフルの威力が下がっていた為、あまり進行を止められなかった。<br/>
+
| タイトル = スペック
ELSの侵攻では左肩にGNバスターソードを装備し、右腕を破損しながらも、地球に接近する大型ELSを他の友軍機と共に、トランザムによる自爆で道連れして破砕した。
+
| 分類 = 擬似太陽炉搭載型[[モビルスーツ]]
 +
| 機種 = [[GN-X IV]]
 +
| 生産形態 = [[専用機]](個人搭乗)
 +
| 型式番号 = [[型式番号::GNX-803T]]
 +
| 全高 = 19.0 m
 +
| 重量 = [[重量::70.6 t]]
 +
| 動力・推進機関 = [[GNドライヴ[Τ]]]
 +
| エネルギー = [[GN粒子]]
 +
| 装甲材質 = [[装甲材質::Eカーボン]]
 +
| 開発 = [[地球連邦軍 (00)|地球連邦軍]]
 +
| 所属 = {{所属 (メカ)|地球連邦軍 (00)|地球連邦軍}}
 +
| パイロット = [[パイロット::アンドレイ・スミルノフ]]
 +
}}
 +
'''GN-X IV (アンドレイ機)'''は『[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-]]』の[[登場メカ]]。
 +
 
 +
== 概要 ==
 +
[[アンドレイ・スミルノフ]]が乗る指揮官用[[GN-X IV]]。攻撃力重視の装備をしている。
 +
 
 +
木星探査船「エウロパ」の[[地球]]への落下を防ぐ為、他の一般機と同様にGNロングライフルと大型ブースターを装備して、[[ガデラーザ]]と共に迎え撃つもの、エウロパの大きさと[[GN粒子]]をブースターの推力を回していたためにロングライフルの威力が下がっていて、あまり進行を止められなかった。
 +
 
 +
対[[ELS]]防衛作戦では、左肩にGNバスターソードを装備して出撃する。
 +
その後、絶対防衛線を突破した大型ELSを食い止めようとしたが、GNバスターソードを突き刺した際に腕ごと浸食されてしまい身動きができなくなってしまう。アンドレイは止む無く大型ELSを他の友軍機と共に、[[トランザム]]による[[自爆]]で破砕した。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
=== [[Zシリーズ]] ===
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
:スポット参戦として登場。未完成らしく、GNフィールドやトランザムが無く装備もGNビームサーベルとGNビームライフルの二種類のみ。アンドレイ機はサーベルの攻撃力が高い以外にはパトリック機との差はない。
 
 
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦UX]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦UX}}
:初登場作品。指揮官機の[[パトリック・コーラサワー|パトリック]]機と[[アンドレイ・スミルノフ|アンドレイ]]機はイベントで度々登場すし、ELSとの決戦で操作可能になる。
+
:初登場作品。指揮官機の[[パトリック・コーラサワー|パトリック]]機と[[アンドレイ・スミルノフ|アンドレイ]]機はイベントで度々登場。第3部の[[ELS]]との決戦がある第48話「来るべき対話」で操作可能になるが、シナリオ中にELSに特攻して永久離脱する。
:アンドレイ機は長射程のGNロングライフルを持つが、気力が上がるまではP武器がバルカンとサーベルしか無いのが欠点。ガンダムや[[ブレイヴ]]と比べると能力で一歩劣る上に武装の癖も強いが、ELSが無限増援なため有効活用しよう。
+
:アンドレイ機は長射程のGNロングライフルを持つが、気力が上がるまではP武器がGNバルカンとGNビームサーベルしか無いのが欠点。[[ガンダムタイプ #劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|ガンダム]]や[[ブレイヴ]]と比べると能力で一歩劣る上に武装の癖も強いが、ELSが無限増援なため有効活用しよう。
:[[隠し要素/UX|隠し要素]]の条件を満たすと加入。上記の通り性能はイマイチな上に終盤で使用可能期間が短い。が、'''戦闘アニメには異常に力が入っている'''ので必見。
+
:[[隠し要素/UX#GN-X IV (アンドレイ機)&アンドレイ・スミルノフ、GN-X IV (パトリック機)‎&パトリック・コーラサワー|隠し要素]]の条件を満たすとELSとの決戦後に正式加入。上記の通り性能はイマイチな上に、ゲーム終盤なので使用可能期間が短い。だが、'''戦闘アニメには異常に力が入っている'''ので必見。
 +
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦BX}}
 +
:第30話[[ユニオン (00)|ユニオン]]ルート「灼熱のユニオン」で加入するが、[[隠し要素/BX#GN-X IV (アンドレイ機)&アンドレイ・スミルノフ|隠し要素]]のフラグを建てないと第43話「Trailblazer」で永久離脱してしまうので注意。なお、戦闘アニメは『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』と変わらず。
 +
:なおフラグを建てて生存しても機体を破棄してしまうためこのシナリオ中は強制的に撤退する。イベントで中央部右まで強制的に移動するためPUを組んでいた場合は残る機体がその場に残ってしまう。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
==== 武装 ====
 
==== 武装 ====
 +
;GNクロー
 +
:これまでの[[GN-X]]系同様、手はクローにもなる。ただし、あくまでも緊急用の装備である。劇中では使われる場面が無く、SRWシリーズでも未搭載。
 
;GNバルカン(頭部)
 
;GNバルカン(頭部)
 
:頭部に設置された小型のビーム速射砲。主に牽制用。
 
:頭部に設置された小型のビーム速射砲。主に牽制用。
 
;GNバルカン(腰部)
 
;GNバルカン(腰部)
 
:腰部に設置された小型のビーム速射砲。腰部の方は口径が大きく、威力も高い。
 
:腰部に設置された小型のビーム速射砲。腰部の方は口径が大きく、威力も高い。
;GNビームサーベル
+
:UXでは照準値低下の、BXでは運動性低下の[[特殊効果]]を持つ。
:歴代のジンクス系同様、脚部に収納されているが、GN-X IVでは膝アーマーが展開することで取り出しやすくなっている。
 
;GNロングライフル
 
:ショートライフルにロングバレルを装着した形態。対艦や要塞攻撃に有効であり、また最大[[射程]]も伸びている。なおこのバレル選択形式は、[[アヘッド]]から踏襲されたものである。
 
 
;GNシールド
 
;GNシールド
:GN粒子を付着させた実体盾。肩のハードポイントに設置される。裏側にはハンドグレネードを設置しているほか、GNフィールドを発生させることも出来る。
+
:[[GN粒子]]を付着させた実体盾。肩のハードポイントに設置される。裏側にはハンドグレネードを設置しているほか、GNフィールドを発生させることもできる。
;;GNハンドグレネード
+
:;GNハンドグレネード
 
::GNシールドの裏側に2基装備されている。
 
::GNシールドの裏側に2基装備されている。
;;GNフィールド
+
:;GNフィールド
 
::GN粒子を用いたバリア。GNシールドから[[バリア]]を発生することが可能。これは[[イノベイド]]の技術を応用して搭載されたものである。
 
::GN粒子を用いたバリア。GNシールドから[[バリア]]を発生することが可能。これは[[イノベイド]]の技術を応用して搭載されたものである。
;GNクロー
+
:
:これまでの[[GN-X]]系同様、手はクローにもなる。ただしあくまで緊急用。劇中では使われる場面が無く、スパロボシリーズでも未搭載。
+
;GNビームサーベル
 +
:歴代のジンクス系同様、脚部に収納されているが、GN-X IVでは膝アーマーが展開することで取り出しやすくなっている。
 
;GNバスターソード
 
;GNバスターソード
:オプション武装のひとつ。[[GNフィールド]]を纏わせながら敵を斬るので、[[ELS]]の侵食にも有効とされ急遽取り寄せられた。ただし、生産数は非常に少なく、装備できたのはアンドレイ機を始め極僅かだった(標準装備になっているゲームもあるが)。
+
:オプション武装の一つ。GN-X II(SRW未登場)の装備の流用。[[GNフィールド]]を纏わせながら敵を斬るので、[[ELS]]の侵食にも有効とされ急遽取り寄せられた。左肩部ハードポイントにマウント。
:ちなみに生産数が少なかった理由のひとつに、[[ガンダムスローネツヴァイ]]が使用していたので悪印象があったというのもある。
+
:ただし、生産数は非常に少なく、装備できたのはアンドレイ機をはじめ極僅かだった。
 +
;GNロングライフル
 +
:ショートライフルにロングバレルを装着した形態。対艦および要塞攻撃に有効であり、また最大[[射程]]も伸びている。なお、このバレル選択形式は、[[アヘッド]]から踏襲されたものである。
  
 
==== 必殺武器 ====
 
==== 必殺武器 ====
 
;トランザム起動
 
;トランザム起動
 
:[[GNドライヴ]]に秘匿されていたオーバーブーストシステム。本機の場合は、[[量産機]]でありながら標準装備に成功しており、[[ガンダムタイプ]]に匹敵する力を持つに至った。発動させた際の機動性やパワーの上昇は凄まじいものを発揮する。
 
:[[GNドライヴ]]に秘匿されていたオーバーブーストシステム。本機の場合は、[[量産機]]でありながら標準装備に成功しており、[[ガンダムタイプ]]に匹敵する力を持つに至った。発動させた際の機動性やパワーの上昇は凄まじいものを発揮する。
 +
:アンドレイ機は、ロングライフルから2発撃つ途中で発動、そのままサーベルで滅多斬りにし、ロングライフルの一射とバルカンの連射、次にバスターソードで2度斬り付け突撃、レッドゾーンギリギリで切り裂く。
 
;自爆
 
;自爆
 
:[[トランザム]]した際にオーバーロードさせて[[自爆]]する最後の手段。[[ガガ]]等を解析して搭載されたと思われる。劇中では多くのパイロットが自らを犠牲に自爆し、[[ELS]]の侵攻を防いだ。
 
:[[トランザム]]した際にオーバーロードさせて[[自爆]]する最後の手段。[[ガガ]]等を解析して搭載されたと思われる。劇中では多くのパイロットが自らを犠牲に自爆し、[[ELS]]の侵攻を防いだ。
:UXでは[[アンドレイ・スミルノフ|アンドレイ機]]のトランザムで再現しようとしている('''レッドゾーンギリギリで止まっている'''が)。本当に自爆することは無いので、安心してもらいたい。
+
:[[スーパーロボット大戦UX|UX]]ではトランザムの[[トドメ演出]]で再現されているが、'''レッドゾーンを振り切る前に敵が真っ二つになるので自爆まではいかない'''
  
 
=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===
78行目: 96行目:
  
 
=== 機体ボーナス ===
 
=== 機体ボーナス ===
;初期段階:照準値+5 HP+500<br>第二段階:照準値+10 HP+750 資金+10%<br>第三段階:照準値+20 HP+1000 資金+15% 運動性+5<br>最終段階:照準値+30 HP+1500 資金+20% 運動性+10
+
;[[スーパーロボット大戦UX|UX]]・[[スーパーロボット大戦BX|BX]]
:UX。こちらはHPが上がる。
+
:*'''照準値+5 HP+500'''
 +
:*'''第二段階:照準値+10 HP+750 資金+10%'''
 +
:*'''第三段階:照準値+20 HP+1000 資金+15% 運動性+5'''
 +
:*'''最終段階:照準値+30 HP+1500 資金+20% 運動性+10'''
 +
:こちらはHPが上がる。
  
 
== 名場面 ==
 
== 名場面 ==
85行目: 107行目:
 
:[[ELS]]襲来による地球防衛作戦にて、[[地球連邦軍 (00)|地球連邦軍]]大尉の[[アンドレイ・スミルノフ]]は、絶対防衛線を突破した大型ELSを目撃、乗機のGN-X IVの[[トランザム]]を起動し急行するが、攻撃中に機体を侵食され、脱出も不可能となってしまう。
 
:[[ELS]]襲来による地球防衛作戦にて、[[地球連邦軍 (00)|地球連邦軍]]大尉の[[アンドレイ・スミルノフ]]は、絶対防衛線を突破した大型ELSを目撃、乗機のGN-X IVの[[トランザム]]を起動し急行するが、攻撃中に機体を侵食され、脱出も不可能となってしまう。
 
:アンドレイはトランザムで機体をオーバーロードさせ、[[自爆]]を決行。そして部下達もまた自らの意志で彼と行動を共にし、大型ELSは撃破された。
 
:アンドレイはトランザムで機体をオーバーロードさせ、[[自爆]]を決行。そして部下達もまた自らの意志で彼と行動を共にし、大型ELSは撃破された。
:こうしてアンドレイは、自らの生命と引き換えに、ELSの地球圏到達を阻止したのだった。……父や母と同じ、'''「市民を守る連邦軍の軍人」'''として。
+
:こうしてアンドレイは、自らの生命と引き換えに、ELSの地球圏到達を阻止したのだった。……[[セルゲイ・スミルノフ|父]]や母と同じ、'''「市民を守る連邦軍の軍人」'''として。
  
 
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
91行目: 113行目:
 
:[[パトリック・コーラサワー|パトリック・マネキン]]が搭乗する指揮官用GN-X IV。こちらは防御力重視の装備をしている。
 
:[[パトリック・コーラサワー|パトリック・マネキン]]が搭乗する指揮官用GN-X IV。こちらは防御力重視の装備をしている。
  
== リンク ==
+
== 資料リンク ==
 +
*[[GUNDAM:ジンクスIV (指揮官機)]]
 +
 
 
{{ガンダムシリーズ}}
 
{{ガンダムシリーズ}}
 
[[Category:登場メカ英数字・記号]]
 
[[Category:登場メカ英数字・記号]]
 
[[Category:機動戦士ガンダム00]]
 
[[Category:機動戦士ガンダム00]]
 
[[Category:ガンダムシリーズの登場メカ]]
 
[[Category:ガンダムシリーズの登場メカ]]

2020年11月8日 (日) 18:56時点における最新版

GN-X IV (アンドレイ機)は『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』の登場メカ

GN-X IV
(アンドレイ機)
読み ジンクスフォー
登場作品

ガンダムシリーズ

デザイン 海老川兼武
初登場SRW スーパーロボット大戦UX
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類 擬似太陽炉搭載型モビルスーツ
機種 GN-X IV
生産形態 専用機(個人搭乗)
型式番号 GNX-803T
全高 19.0 m
重量 70.6 t
動力・推進機関 GNドライヴ[Τ]
エネルギー GN粒子
装甲材質 Eカーボン
開発 地球連邦軍
所属 地球連邦軍
パイロット アンドレイ・スミルノフ
テンプレートを表示

概要編集

アンドレイ・スミルノフが乗る指揮官用GN-X IV。攻撃力重視の装備をしている。

木星探査船「エウロパ」の地球への落下を防ぐ為、他の一般機と同様にGNロングライフルと大型ブースターを装備して、ガデラーザと共に迎え撃つもの、エウロパの大きさとGN粒子をブースターの推力を回していたためにロングライフルの威力が下がっていて、あまり進行を止められなかった。

ELS防衛作戦では、左肩にGNバスターソードを装備して出撃する。 その後、絶対防衛線を突破した大型ELSを食い止めようとしたが、GNバスターソードを突き刺した際に腕ごと浸食されてしまい身動きができなくなってしまう。アンドレイは止む無く大型ELSを他の友軍機と共に、トランザムによる自爆で破砕した。

登場作品と操縦者編集

携帯機シリーズ編集

スーパーロボット大戦UX
初登場作品。指揮官機のパトリック機とアンドレイ機はイベントで度々登場。第3部のELSとの決戦がある第48話「来るべき対話」で操作可能になるが、シナリオ中にELSに特攻して永久離脱する。
アンドレイ機は長射程のGNロングライフルを持つが、気力が上がるまではP武器がGNバルカンとGNビームサーベルしか無いのが欠点。ガンダムブレイヴと比べると能力で一歩劣る上に武装の癖も強いが、ELSが無限増援なため有効活用しよう。
隠し要素の条件を満たすとELSとの決戦後に正式加入。上記の通り性能はイマイチな上に、ゲーム終盤なので使用可能期間が短い。だが、戦闘アニメには異常に力が入っているので必見。
スーパーロボット大戦BX
第30話ユニオンルート「灼熱のユニオン」で加入するが、隠し要素のフラグを建てないと第43話「Trailblazer」で永久離脱してしまうので注意。なお、戦闘アニメは『UX』と変わらず。
なおフラグを建てて生存しても機体を破棄してしまうためこのシナリオ中は強制的に撤退する。イベントで中央部右まで強制的に移動するためPUを組んでいた場合は残る機体がその場に残ってしまう。

装備・機能編集

武装・必殺武器編集

武装編集

GNクロー
これまでのGN-X系同様、手はクローにもなる。ただし、あくまでも緊急用の装備である。劇中では使われる場面が無く、SRWシリーズでも未搭載。
GNバルカン(頭部)
頭部に設置された小型のビーム速射砲。主に牽制用。
GNバルカン(腰部)
腰部に設置された小型のビーム速射砲。腰部の方は口径が大きく、威力も高い。
UXでは照準値低下の、BXでは運動性低下の特殊効果を持つ。
GNシールド
GN粒子を付着させた実体盾。肩のハードポイントに設置される。裏側にはハンドグレネードを設置しているほか、GNフィールドを発生させることもできる。
GNハンドグレネード
GNシールドの裏側に2基装備されている。
GNフィールド
GN粒子を用いたバリア。GNシールドからバリアを発生することが可能。これはイノベイドの技術を応用して搭載されたものである。
GNビームサーベル
歴代のジンクス系同様、脚部に収納されているが、GN-X IVでは膝アーマーが展開することで取り出しやすくなっている。
GNバスターソード
オプション武装の一つ。GN-X II(SRW未登場)の装備の流用。GNフィールドを纏わせながら敵を斬るので、ELSの侵食にも有効とされ急遽取り寄せられた。左肩部ハードポイントにマウント。
ただし、生産数は非常に少なく、装備できたのはアンドレイ機をはじめ極僅かだった。
GNロングライフル
ショートライフルにロングバレルを装着した形態。対艦および要塞攻撃に有効であり、また最大射程も伸びている。なお、このバレル選択形式は、アヘッドから踏襲されたものである。

必殺武器編集

トランザム起動
GNドライヴに秘匿されていたオーバーブーストシステム。本機の場合は、量産機でありながら標準装備に成功しており、ガンダムタイプに匹敵する力を持つに至った。発動させた際の機動性やパワーの上昇は凄まじいものを発揮する。
アンドレイ機は、ロングライフルから2発撃つ途中で発動、そのままサーベルで滅多斬りにし、ロングライフルの一射とバルカンの連射、次にバスターソードで2度斬り付け突撃、レッドゾーンギリギリで切り裂く。
自爆
トランザムした際にオーバーロードさせて自爆する最後の手段。ガガ等を解析して搭載されたと思われる。劇中では多くのパイロットが自らを犠牲に自爆し、ELSの侵攻を防いだ。
UXではトランザムのトドメ演出で再現されているが、レッドゾーンを振り切る前に敵が真っ二つになるので自爆まではいかない

特殊能力編集

剣装備、銃装備
斬り払い撃ち落としを発動。
GNフィールド
2000以下の全ダメージを無効化する。EN消費10。
GNドライヴ[Τ]
ENが自軍の行動開始前に全体ENの15%回復する。
トランザム
気力130以上で移動力+1。

移動タイプ編集

飛行可能。

サイズ編集

M

機体ボーナス編集

UXBX
  • 照準値+5 HP+500
  • 第二段階:照準値+10 HP+750 資金+10%
  • 第三段階:照準値+20 HP+1000 資金+15% 運動性+5
  • 最終段階:照準値+30 HP+1500 資金+20% 運動性+10
こちらはHPが上がる。

名場面編集

市民を守る軍人
ELS襲来による地球防衛作戦にて、地球連邦軍大尉のアンドレイ・スミルノフは、絶対防衛線を突破した大型ELSを目撃、乗機のGN-X IVのトランザムを起動し急行するが、攻撃中に機体を侵食され、脱出も不可能となってしまう。
アンドレイはトランザムで機体をオーバーロードさせ、自爆を決行。そして部下達もまた自らの意志で彼と行動を共にし、大型ELSは撃破された。
こうしてアンドレイは、自らの生命と引き換えに、ELSの地球圏到達を阻止したのだった。……や母と同じ、「市民を守る連邦軍の軍人」として。

関連機体編集

GN-X IV (パトリック機)
パトリック・マネキンが搭乗する指揮官用GN-X IV。こちらは防御力重視の装備をしている。

資料リンク編集