「スウェン・カル・バヤン」の版間の差分

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== スウェン・カル・バヤン(Sven Cal Bayang) ==
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{{登場人物概要
*[[登場作品]]:[[ガンダムシリーズ]]
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| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
**[[機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER]]
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*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER}}
**機動戦士ガンダムSEED C.E.73 ΔASTRAY(未参戦)
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| 声優 = {{声優|小野大輔}}<br />早水リサ(幼少時)
*声優:小野大輔、早水リサ(幼少時)
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*種族:地球人([[ナチュラル]])
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}}
*階級:中尉
 
*年齢:20歳
 
<!-- *身長:---cm -->
 
<!-- *体重:---kg -->
 
<!-- *血液型:不明 -->
 
*主な搭乗機:[[ストライクガンダム]](再製造機)、[[ストライクノワールガンダム]]
 
*キャラクターデザイン:大貫健一
 
  
[[地球連合軍]]第81独立機動群に所属する[[モビルスーツ]]パイロット。冷静沈着で寡黙な性格。幼い頃は天体観測を趣味としていたが、両親を事故で失ってしまい、それ以後は施設で[[ブルーコスモス]]の洗脳教育を受けて育ち、モビルスーツパイロットとなった。[[ブーステッドマン]][[エクステンデッド]]などと違い、彼の肉体は強化されていないが、それでも高い操縦技術を持つ。
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{{登場人物概要
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| 階級 = [[階級::中尉]]
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'''スウェン・カル・バヤン'''は『[[機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER]]』の登場人物。
  
劇中ではキルギスプラントの防衛やゲリラの掃討などに参加し、[[D.S.S.D]]の[[トロヤステーション]]を襲撃した際に[[セレーネ・マクグリフ|セレーネ]]と[[ソル・リューネ・ランジュ|ソル]]の乗る[[スターゲイザーガンダム]]と交戦。ヴォワチュール・リュミエールによって[[地球]]と[[金星]]の間の宙域に飛ばされてしまう。その後、セレーネと共にスターゲイザーで地球圏へと帰還した。<br/>
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== 概要 ==
アニメ版ではその後どうなったかは描かれていないが、漫画版では負傷しつつも生存し、セレーネに誘われて[[D.S.S.D]]に入っている(後にサンライズ公式設定となった)。
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[[地球連合軍]]第81独立機動群に所属する[[モビルスーツ]][[パイロット]]
  
尚、そのキャラクターや出番の多さ、活躍からファンには『[[機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER|STARGAZER]]』の[[主人公]]だと思われる事も多いが、あくまでも同作の[[主人公]][[セレーネ・マクグリフ|セレーネ]]である。
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幼い頃は天体観測を趣味としていたが、両親を事故で喪う。それ以後は[[施設]]で[[ブルーコスモス]]の洗脳教育を受けて育ち、モビルスーツパイロットとなった。[[ブーステッドマン]]や[[エクステンデッド]]などと違い、彼の肉体は強化されていない<ref>ただし、訓練兵時代に何らかの投薬を受けていると思われる場面があるが、仔細は不明。</ref>。が、それでも高い操縦技術を持つ。
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冷静沈着で寡黙。任務だけを遂行するマシンのように見えるが、チームメイトの[[ミューディー・ホルクロフト]]と[[シャムス・コーザ]]に仲間意識を抱いたり、好きだった星のことを思い出したり、民間キャンプを襲撃する必要性があるのかを上官に問いかける等、心を失ったわけではない。
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劇中ではキルギスプラントの防衛やゲリラの掃討などに参加し、D.S.S.Dのトロヤステーション襲撃時はその高い戦闘力でDSSDのシビリアンアストレイを次々と撃破。そして、[[セレーネ・マクグリフ|セレーネ]][[ソル・リューネ・ランジュ|ソル]]の乗る[[スターゲイザーガンダム]]と交戦し、コクピット付近を被弾する場面こそあったが、戦闘は終始優勢を維持した。しかし、スターゲイザーが複座だったことには気付かずにソルが脱出した際に、気を取られた隙に組み付かれてしまい、そのままヴォワチュール・リュミエールによって[[地球]]と[[金星]]の間の宙域に飛ばされてしまう。その後、セレーネと共にスターゲイザーで地球圏へと帰還した。しかし、コクピット内酸素は27日分(648時間)に対してソルがスターゲイザー発見時は669時間後であり、ソルの呼びかけに対してスウェンもセレーネも応じることなく物語は幕を下ろす<ref>アニメ版ではその後どうなったか描かれていないが、[[漫画|漫画版]]では負傷しつつも生存し、セレーネに誘われてD.S.S.Dに入っている。なお、漫画版の結末はサンライズ正史となっている。</ref>。
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=== 過去 ===
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==== 幼少期 ====
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彼の人生は幸福と没落の二つを味わっており、その経歴は非常に過酷なものとなっている。彼は裕福な家庭の子供として生まれ、両親に惜しみない愛情をそそがれ成長、将来は天体観察を主にする職業に就くのが夢であった。また誕生日には父から天体望遠鏡などをプレゼントされるなど両親との関係は良好であった。彼の父もまた天体関係の研究者であり何かの賞を受賞したようで、スウェンは母と共に父の受賞式に参加していた。しかし式典の最中にいきなりテロリストによる攻撃が行なわれ、その場にいた両親含む関係者は皆殺しにされスウェンは全てを失ってしまう。
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==== 青年期 ====
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ブルーコスモス関連の企業が運営する孤児院に預けられたスウェンは、その後「[[ファントムペイン]]」の前身になると思われる特殊な訓練施設に送られる。そこでは過酷な軍事訓練と洗脳教育が平然と行なわれる環境であり、やがてスウェンは感情を表に出す事がなくなっていった。しかし施設を訪れた[[ムルタ・アズラエル|とあるブルーコスモスの重鎮]]へ、普段は厳しい教官が激昂して掴みかかるのをスウェンは目撃していた。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦K]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦K}}
:最初は敵として登場するが、後でノワールと共に自軍に参入する。能力は防御以外トップクラスだが、[[ナチュラル]]であるために[[キラ・ヤマト|キラ]]達と比べるとどうしても一歩譲る。[[魂]]を覚えるがノワールでは火力が辛く、加えて乗換不可。乗機に足を引っ張られていると言える。デフォルトで援護攻撃を覚えるのが遅いため、援護に回す事も出来ない。やるなら[[スキルパーツ]]で徹底的に能力を上げる事。
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:初登場作品。最初は敵として登場するが、後で[[ストライクノワールガンダム|ノワール]]と共に自軍に参入する。[[能力]]は[[防御]]以外トップクラスだが、[[ナチュラル]]であるために[[キラ・ヤマト|キラ]]たちと比べるとどうしても一歩譲る。
 +
:「[[魂]]」を覚えるがノワールでは火力が辛く、加えて乗換不可。乗機に足を引っ張られていると言える。デフォルトで[[援護攻撃]]を覚えるのが遅いため、援護に回すこともできない。やるなら[[スキルパーツ]]で徹底的に能力を上げること。
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:キャラ改変された人物が多い本作だが、スウェンは比較的原作通りのイメージは保っており、出番は少なめではあるが漫画版エピローグの展開と台詞が拾われるなど扱いは良い。
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== パイロットステータス ==
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=== [[精神コマンド]] ===
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;[[スーパーロボット大戦K|K]]
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:'''[[集中]]、[[直感]]、[[闘志]]、[[直撃]]、[[熱血]]、[[魂]]'''
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=== [[特殊スキル]] ===
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;[[スーパーロボット大戦K|K]]
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:'''[[切り払い|斬り払い]]、[[撃ち落とし]]、[[カウンター]]、[[底力]]L8、[[援護攻撃]]L1、[[援護防御]]L1、[[コンボ|アタックコンボ]]L1'''
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[セレーネ・マクグリフ]]
 
;[[セレーネ・マクグリフ]]
:当初は敵であったが、命を助けられる。スウェンは彼女に母親の面影を重ねていた。共に[[地球]]に帰還した後は、彼女に誘われて[[D.S.S.D]]に加わる。
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:当初は敵であったが、命を助けられる。スウェンはセレーネに母親の面影を重ねていた。共に[[地球]]に帰還した後は、彼女に誘われてD.S.S.Dに加わる。
 
;[[ミューディー・ホルクロフト]]
 
;[[ミューディー・ホルクロフト]]
:同僚。スウェンは彼女を殺害したケルベロスバクゥへ攻撃する際、怒りととれる表情を見せた。
+
:同僚。スウェンは彼女を殺害したケルベロスバクゥへ攻撃する際、怒りとも取れる表情を見せた。
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:最終回である第3話でスウェンの回想内でシャムスと共に登場するが2人とも殺伐とした雰囲気はなかった。
 
;[[シャムス・コーザ]]
 
;[[シャムス・コーザ]]
:同僚。トロヤステーションで彼が撃墜された際、原作ではスターゲイザーに集中していたものの、反応して声をあげた。漫画版ではスウェンは明確に動揺を見せている。余談だが、どちらも直後にスターゲイザーの攻撃を受けた。
+
:同僚。トロヤステーションで彼が撃墜された際、原作ではスターゲイザーに集中していたものの反応して声をあげ、漫画版では明確に動揺を見せた。
 
;ホアキン
 
;ホアキン
:上司。スパロボ未登場。
+
:上司。第81独立機動群所属の中佐。終盤トロヤステーションでの戦闘で乗艦ナナバルクを撃沈され、戦死する。SRW未登場。
;ワイド・ラビ・ナダガ<br />ファンフェルト・リア・リンゼイ<br />サース・セム・イーリア<br />ホースキン・ジラ・サカト<br />ガルド・デル・ホクハ<br />エミリオ・ブロデリック<br />ダナ・スニップ
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;両親
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:回想内のみ登場。天体観測が好きなスウェンに望遠鏡をプレゼントしたが、事故で亡くなる。
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;女医
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:本名不明。両親を亡くした後のスウェンが引き取られた施設に勤めており、ファントムペインに送られるスウェンを泣きながら見送るしかできなかった。
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;教官
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:本名不明。訓練生時代の男性教官であり、スウェンを厳しく指導したが、スウェンのことで[[ムルタ・アズラエル]]の胸ぐらを掴む一面も見せた。
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;ワイド・ラビ・ナダガ、[[GUNDAM:ファンフェルト・リア・リンゼイ|ファンフェルト・リア・リンゼイ]]、サース・セム・イーリア、ホースキン・ジラ・サカト、ガルド・デル・ホクハ、エミリオ・ブロデリック、ダナ・スニップ
 
:『ΔASTRAY』の登場人物たち。マーシャンとの戦いにおいて彼らと共闘する。
 
:『ΔASTRAY』の登場人物たち。マーシャンとの戦いにおいて彼らと共闘する。
 
;アグニス・ブラーエ
 
;アグニス・ブラーエ
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== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
 
;[[ムウ・ラ・フラガ]]
 
;[[ムウ・ラ・フラガ]]
:記憶を奪われていた[[ネオ・ロアノーク]]としては[[ファントムペイン]]の一員だった。Kでは味方部隊に加わったスウェンの相談役を買って出た。
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:[[記憶喪失|記憶を奪われていた]]「ネオ・ロアノーク」としては[[ファントムペイン]]の一員だった。『K』では味方部隊に加わったスウェンの相談役を買って出た。
 
;[[キラ・ヤマト]]
 
;[[キラ・ヤマト]]
:Kではスウェンの愛機がかつての自身の愛機の強化型と知り、驚愕する。
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:『K』ではスウェンの愛機がかつての自身の愛機の強化型と知り、驚愕する。
 
;[[日野道生]]、[[カノン・メンフィス]]
 
;[[日野道生]]、[[カノン・メンフィス]]
:Kでは[[ファントムペイン]]の同僚。
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:『K』では[[ファントムペイン]]の同僚。
 
;[[イザーク・ジュール]]
 
;[[イザーク・ジュール]]
:Kでは[[ブルーコスモス]]だったスウェンの部隊参加に難色を示す。とは言ってもそれは「ブルーコスモスだった彼が自分達コーディネイターと共に戦う事が出来るのか」という点であり、イザーク自身は共闘には肯定的だった。
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:『K』では[[ブルーコスモス]]だったスウェンの部隊参加に難色を示す。とは言ってもそれは「ブルーコスモスだった彼が自分達コーディネイターと共に戦う事が出来るのか」という点であり、イザーク自身は共闘には肯定的だった。
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
;「標的は… テロリストのみに限定されるものでありますか?」
+
;「標的は…テロリストのみに限定されるものでありますか?」
:コーディネイターの難民キャンプに偽装したテロリストの施設の排除をホアキンに命じられた際にこのように問いかけた。洗脳教育を受けながらもスウェンは軍人としてまともな分別を持っていたが、[[ブルーコスモス]]の私兵であるファントムペインにとってはそのような分別は手間でしかなく…(そもそも、本当にテロリストの施設だったかも怪しい)。
+
:[[コーディネイター]]の難民キャンプに偽装した[[テロリスト]]の施設の排除をホアキンに命じられた際にこのように問いかけた。
;「星は…まだ見えないな…」
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:洗脳教育を受けながらもスウェンは軍人としてまともな分別を持っていたが、[[ブルーコスモス]]の私兵であるファントムペインにとってはそのような分別は手間でしかなかったようだ<ref>実際の劇中での描写だと、電話でホアキンが上司と話している際にはコーディネイターの[[テロリスト]]によるキルギスプラント施設襲撃に関する「'''報復行動'''」に関して会話をしているため、本当にテロリストの施設だったのかも怪しい。その上、[[漫画|漫画版]]では「'''訓練施設と判断した'''」となっているため、より胡散臭さが増している。</ref>。
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;「撃て」
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:コーディネイターの難民キャンプ攻撃を部下に命じた台詞。攻撃は配下のスローターダガー三機が脚部の対人機銃を無差別乱射しており、凄惨な光景となった。
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:上記の通り、スウェンは軍人としての分別を持つが、下された命令に対しては徹底的に非情である。
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;「星は… まだ見えないな…」
 
:漫画版において、コーディネイターの難民キャンプを焼き尽くした後、夜空を眺めながら。
 
:漫画版において、コーディネイターの難民キャンプを焼き尽くした後、夜空を眺めながら。
;(…生き残るのか このまま死ぬのかはわからない …だがどちらにしろ悪くはない この無数の星々に囲まれたまま 静かな眠りにつけるのなら――)
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;(…生き残るのか このまま死ぬのかはわからない …だがどちらにしろ悪くはない この無数の星々に囲まれたまま 静かな眠りにつけるのなら――)
:漫画版において、スターゲイザー内で眠る前に。直前のセレーネとの会話で自分の子供の頃の夢を改めて振り返ったための台詞であろう。ちなみにKでもこの台詞が使われた。
+
:漫画版において、スターゲイザー内で眠る前に。直前の[[セレーネ・マクグリフ|セレーネ]]との会話で自分の子供の頃の夢を改めて振り返ったための台詞であろう。
;「俺は…星を目指したい!」
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:ちなみに『K』でもこの台詞が使われた。
:漫画版のラスト、セレーネに「[[D.S.S.D]]に加わりたいのかそうでないのか」と問われて。Kでもこの発言をする。
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;「俺は… 星を目指したい!」
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:漫画版のラストより。セレーネに「D.S.S.Dに加わりたいのかそうでないのか」と問われて。Kでもこの発言をする。
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;「爆熱…! ゴッドフィンガー!」<br />「ヒート…エンド!」
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:『SDガンダムGジェネレーションシリーズ』にて、爆熱ゴッドフィンガーを使用した際の台詞。
 +
:技名と反対に淡々としているが、[[ミューディー・ホルクロフト|同]][[シャムス・コーザ|僚]]が自分から使っておきながら激しく動揺しているのを考えると、かなりまともな台詞とも言える。
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;「大佐、指示を」
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:[[コンピュータゲーム|アーケードゲーム]]『連合vs.Z.A.F.T.II PLUS』において僚機がネオ・ロアノークの場合のセリフ。原作では実現しなかった組み合わせ。
  
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
;「あんたが乗ってたストライクの強化型…ストライクノワールの力をたっぷりと味わってもらう…!」
 
;「あんたが乗ってたストライクの強化型…ストライクノワールの力をたっぷりと味わってもらう…!」
:Kにてキラと対峙して、ストライクノワールに驚愕する彼に対して。
+
:『[[スーパーロボット大戦K|K]]』第13話「変わり果てた地球」より。キラと対峙して、ストライクノワールに驚愕する彼に対して。
;「正義の味方でもなくとも民間人と軍施設は見分けて攻撃するべきだ」
+
;「正義の味方でもなくとも[[民間人]]と軍施設は見分けて攻撃するべきだ」
:Kにて。今回軍人が少ないので、一言言っておきたかったのかもしれない。また、上記した原作のセリフを意識したものとも思われる。
+
:『K』第25話「奇襲」より。[[小楯衛|衛]]が「一般市民にケガをさせたら、[[正義]]の味方失格だもんな」と言ったのを受けて。
 +
:本作では軍人が少ないので、一言言っておきたかったのかもしれない。また、上記した原作の台詞を意識したものとも思われる。
 +
;「俺はまだまだ星を見ることが出来るはずだ!」
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:味方加入後の戦闘台詞。前向きなセリフである。
  
 
== 搭乗機体・関連機体 ==
 
== 搭乗機体・関連機体 ==
;ストライクE<br />[[ストライクノワールガンダム]]
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;[[ストライクノワールガンダム|ストライクノワール]]
 
:愛機。
 
:愛機。
:
 
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*スウェンを演じた小野大輔は本作以降のガンダム作品では『機動戦士ガンダムAGE』(未参戦)に出演して、ウルフ・エニアクルを演じた。ウルフはスウェン同様に地球軍のパイロットだが、スウェンが黒い機体を用いていたのに対し、ウルフは白い機体を用いていた。
+
*そのキャラクターや出番の多さ、活躍によってファンから『[[機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER|STARGAZER]]』の[[主人公]]と思われることも多いが、あくまでも同作の主人公はセレーネである。
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== 脚注 ==
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<references />
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== 資料リンク ==
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*[[GUNDAM:スウェン・カル・バヤン‎]]
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{{ガンダムシリーズ}}
 
{{ガンダムシリーズ}}
{{DEFAULTSORT:すうえんかるはやん}}
+
{{DEFAULTSORT:すうえん かる はやん}}
 
 
 
[[Category:登場人物さ行]]
 
[[Category:登場人物さ行]]
 
[[Category:ガンダムシリーズの登場人物]]
 
[[Category:ガンダムシリーズの登場人物]]
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[[Category:機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER]]

2024年8月15日 (木) 13:29時点における最新版

スウェン・カル・バヤンは『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER』の登場人物。

スウェン・カル・バヤン
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 小野大輔
早水リサ(幼少時)
デザイン 大貫健一
初登場SRW スーパーロボット大戦K
SRWでの分類 パイロット
テンプレートを表示
プロフィール
種族 地球人ナチュラル
性別
年齢 20歳
所属組織 地球連合軍
所属部隊

ファントムペイン

役職 隊員
軍階級 中尉
テンプレートを表示

概要編集

地球連合軍第81独立機動群に所属するモビルスーツパイロット

幼い頃は天体観測を趣味としていたが、両親を事故で喪う。それ以後は施設ブルーコスモスの洗脳教育を受けて育ち、モビルスーツパイロットとなった。ブーステッドマンエクステンデッドなどと違い、彼の肉体は強化されていない[1]。が、それでも高い操縦技術を持つ。

冷静沈着で寡黙。任務だけを遂行するマシンのように見えるが、チームメイトのミューディー・ホルクロフトシャムス・コーザに仲間意識を抱いたり、好きだった星のことを思い出したり、民間キャンプを襲撃する必要性があるのかを上官に問いかける等、心を失ったわけではない。

劇中ではキルギスプラントの防衛やゲリラの掃討などに参加し、D.S.S.Dのトロヤステーション襲撃時はその高い戦闘力でDSSDのシビリアンアストレイを次々と撃破。そして、セレーネソルの乗るスターゲイザーガンダムと交戦し、コクピット付近を被弾する場面こそあったが、戦闘は終始優勢を維持した。しかし、スターゲイザーが複座だったことには気付かずにソルが脱出した際に、気を取られた隙に組み付かれてしまい、そのままヴォワチュール・リュミエールによって地球金星の間の宙域に飛ばされてしまう。その後、セレーネと共にスターゲイザーで地球圏へと帰還した。しかし、コクピット内酸素は27日分(648時間)に対してソルがスターゲイザー発見時は669時間後であり、ソルの呼びかけに対してスウェンもセレーネも応じることなく物語は幕を下ろす[2]

過去 編集

幼少期編集

彼の人生は幸福と没落の二つを味わっており、その経歴は非常に過酷なものとなっている。彼は裕福な家庭の子供として生まれ、両親に惜しみない愛情をそそがれ成長、将来は天体観察を主にする職業に就くのが夢であった。また誕生日には父から天体望遠鏡などをプレゼントされるなど両親との関係は良好であった。彼の父もまた天体関係の研究者であり何かの賞を受賞したようで、スウェンは母と共に父の受賞式に参加していた。しかし式典の最中にいきなりテロリストによる攻撃が行なわれ、その場にいた両親含む関係者は皆殺しにされスウェンは全てを失ってしまう。

青年期編集

ブルーコスモス関連の企業が運営する孤児院に預けられたスウェンは、その後「ファントムペイン」の前身になると思われる特殊な訓練施設に送られる。そこでは過酷な軍事訓練と洗脳教育が平然と行なわれる環境であり、やがてスウェンは感情を表に出す事がなくなっていった。しかし施設を訪れたとあるブルーコスモスの重鎮へ、普段は厳しい教官が激昂して掴みかかるのをスウェンは目撃していた。

登場作品と役柄編集

携帯機シリーズ編集

スーパーロボット大戦K
初登場作品。最初は敵として登場するが、後でノワールと共に自軍に参入する。能力防御以外トップクラスだが、ナチュラルであるためにキラたちと比べるとどうしても一歩譲る。
」を覚えるがノワールでは火力が辛く、加えて乗換不可。乗機に足を引っ張られていると言える。デフォルトで援護攻撃を覚えるのが遅いため、援護に回すこともできない。やるならスキルパーツで徹底的に能力を上げること。
キャラ改変された人物が多い本作だが、スウェンは比較的原作通りのイメージは保っており、出番は少なめではあるが漫画版エピローグの展開と台詞が拾われるなど扱いは良い。

パイロットステータス編集

精神コマンド編集

K
集中直感闘志直撃熱血

特殊スキル編集

K
斬り払い撃ち落としカウンター底力L8、援護攻撃L1、援護防御L1、アタックコンボL1

人間関係編集

セレーネ・マクグリフ
当初は敵であったが、命を助けられる。スウェンはセレーネに母親の面影を重ねていた。共に地球に帰還した後は、彼女に誘われてD.S.S.Dに加わる。
ミューディー・ホルクロフト
同僚。スウェンは彼女を殺害したケルベロスバクゥへ攻撃する際、怒りとも取れる表情を見せた。
最終回である第3話でスウェンの回想内でシャムスと共に登場するが2人とも殺伐とした雰囲気はなかった。
シャムス・コーザ
同僚。トロヤステーションで彼が撃墜された際、原作ではスターゲイザーに集中していたものの反応して声をあげ、漫画版では明確に動揺を見せた。
ホアキン
上司。第81独立機動群所属の中佐。終盤トロヤステーションでの戦闘で乗艦ナナバルクを撃沈され、戦死する。SRW未登場。
両親
回想内のみ登場。天体観測が好きなスウェンに望遠鏡をプレゼントしたが、事故で亡くなる。
女医
本名不明。両親を亡くした後のスウェンが引き取られた施設に勤めており、ファントムペインに送られるスウェンを泣きながら見送るしかできなかった。
教官
本名不明。訓練生時代の男性教官であり、スウェンを厳しく指導したが、スウェンのことでムルタ・アズラエルの胸ぐらを掴む一面も見せた。
ワイド・ラビ・ナダガ、ファンフェルト・リア・リンゼイ、サース・セム・イーリア、ホースキン・ジラ・サカト、ガルド・デル・ホクハ、エミリオ・ブロデリック、ダナ・スニップ
『ΔASTRAY』の登場人物たち。マーシャンとの戦いにおいて彼らと共闘する。
アグニス・ブラーエ
『ΔASTRAY』の主人公であるマーシャン使節団のリーダー。スウェンとは第2話で交戦する。

他作品との人間関係編集

ムウ・ラ・フラガ
記憶を奪われていた「ネオ・ロアノーク」としてはファントムペインの一員だった。『K』では味方部隊に加わったスウェンの相談役を買って出た。
キラ・ヤマト
『K』ではスウェンの愛機がかつての自身の愛機の強化型と知り、驚愕する。
日野道生カノン・メンフィス
『K』ではファントムペインの同僚。
イザーク・ジュール
『K』ではブルーコスモスだったスウェンの部隊参加に難色を示す。とは言ってもそれは「ブルーコスモスだった彼が自分達コーディネイターと共に戦う事が出来るのか」という点であり、イザーク自身は共闘には肯定的だった。

名台詞編集

「標的は…テロリストのみに限定されるものでありますか?」
コーディネイターの難民キャンプに偽装したテロリストの施設の排除をホアキンに命じられた際にこのように問いかけた。
洗脳教育を受けながらもスウェンは軍人としてまともな分別を持っていたが、ブルーコスモスの私兵であるファントムペインにとってはそのような分別は手間でしかなかったようだ[3]
「撃て」
コーディネイターの難民キャンプ攻撃を部下に命じた台詞。攻撃は配下のスローターダガー三機が脚部の対人機銃を無差別乱射しており、凄惨な光景となった。
上記の通り、スウェンは軍人としての分別を持つが、下された命令に対しては徹底的に非情である。
「星は… まだ見えないな…」
漫画版において、コーディネイターの難民キャンプを焼き尽くした後、夜空を眺めながら。
(…生き残るのか このまま死ぬのかはわからない …だがどちらにしろ悪くはない この無数の星々に囲まれたまま 静かな眠りにつけるのなら――)
漫画版において、スターゲイザー内で眠る前に。直前のセレーネとの会話で自分の子供の頃の夢を改めて振り返ったための台詞であろう。
ちなみに『K』でもこの台詞が使われた。
「俺は… 星を目指したい!」
漫画版のラストより。セレーネに「D.S.S.Dに加わりたいのかそうでないのか」と問われて。Kでもこの発言をする。
「爆熱…! ゴッドフィンガー!」
「ヒート…エンド!」
『SDガンダムGジェネレーションシリーズ』にて、爆熱ゴッドフィンガーを使用した際の台詞。
技名と反対に淡々としているが、が自分から使っておきながら激しく動揺しているのを考えると、かなりまともな台詞とも言える。
「大佐、指示を」
アーケードゲーム『連合vs.Z.A.F.T.II PLUS』において僚機がネオ・ロアノークの場合のセリフ。原作では実現しなかった組み合わせ。

スパロボシリーズの名台詞編集

「あんたが乗ってたストライクの強化型…ストライクノワールの力をたっぷりと味わってもらう…!」
K』第13話「変わり果てた地球」より。キラと対峙して、ストライクノワールに驚愕する彼に対して。
「正義の味方でもなくとも民間人と軍施設は見分けて攻撃するべきだ」
『K』第25話「奇襲」より。が「一般市民にケガをさせたら、正義の味方失格だもんな」と言ったのを受けて。
本作では軍人が少ないので、一言言っておきたかったのかもしれない。また、上記した原作の台詞を意識したものとも思われる。
「俺はまだまだ星を見ることが出来るはずだ!」
味方加入後の戦闘台詞。前向きなセリフである。

搭乗機体・関連機体編集

ストライクノワール
愛機。

余談編集

  • そのキャラクターや出番の多さ、活躍によってファンから『STARGAZER』の主人公と思われることも多いが、あくまでも同作の主人公はセレーネである。

脚注編集

  1. ただし、訓練兵時代に何らかの投薬を受けていると思われる場面があるが、仔細は不明。
  2. アニメ版ではその後どうなったか描かれていないが、漫画版では負傷しつつも生存し、セレーネに誘われてD.S.S.Dに入っている。なお、漫画版の結末はサンライズ正史となっている。
  3. 実際の劇中での描写だと、電話でホアキンが上司と話している際にはコーディネイターのテロリストによるキルギスプラント施設襲撃に関する「報復行動」に関して会話をしているため、本当にテロリストの施設だったのかも怪しい。その上、漫画版では「訓練施設と判断した」となっているため、より胡散臭さが増している。

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