「ピグマン子爵」の版間の差分

 
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:なお、初登場時に原作同様自分の目を潰すが、本作では'''目を潰す以前から盲目のグラフィックになっている。'''
 
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;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}
 
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:音声収録が果たされ、[[生身ユニット]]として[[ZEXIS]]と[[ZEUTH]]の前に立ちはだかり原作同様の猛威を振るう。流石に[[あしゅら男爵|あしゅら]]や[[ブロッケン伯爵|ブロッケン]]の[[機械獣あしゅら男爵|機]][[ブロッケンV2シュナイダー|体]]ほど丈夫ではないが、それでも[[HP]]は3万を超え[[装甲]]値も2000程という怪物。[[サイズ]]の都合上、[[ダイ・ガード|ノットバスター]]が頭に直撃する。ちなみに撃破された際は携帯機のような爆散デモは入らず、画面が白く発光してそのまま消える。なお、最期は逃亡前に[[暗黒寺闇太郎|暗黒寺]]がしっかり引導を渡すため、本作では勇者ブレードの直接の登場はない。
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:音声収録が果たされ、[[生身ユニット]]として[[ZEXIS]]と[[ZEUTH]]の前に立ちはだかり原作同様の猛威を振るう。流石に[[あしゅら男爵]]や[[ブロッケン伯爵]]ほど丈夫ではないが、それでも[[HP]]は3万を超え[[装甲]]値も2000程という怪物。[[サイズ]]の都合上、[[ダイ・ガード|ノットバスター]]が頭に直撃する。ちなみに撃破された際は携帯機のような爆散デモは入らず、画面が白く発光してそのまま消える。なお、最期は逃亡前に[[暗黒寺闇太郎|暗黒寺]]がしっかり引導を渡すため、本作では勇者ブレードの直接の登場はない。
  
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===

2024年11月6日 (水) 18:48時点における最新版

ピグマン子爵は「マジンガーシリーズ」の登場人物。

ピグマン
外国語表記 Pygman
登場作品

マジンガーシリーズ

声優 矢田耕司(マジンガーZ)
望月健一(真マジンガー)
デザイン 永井豪(原案)
森下圭介(マジンガーZ)
竹内進二(真マジンガー)
初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
SRWでの分類 機体
パイロット
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プロフィール
種族 地球人(サイボーグ)(マジンガーZ)
性別
所属 Dr.ヘル一派
役職 幹部
爵位 子爵
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概要編集

Dr.ヘル配下の幹部で、妖術・呪術などのシャーマン的な能力を具える。

マジンガーZ編集

あしゅら男爵ブロッケン伯爵に続きDr.ヘルが第三の幹部として造りあげたサイボーグで、マサイ族の戦士の屈強さとピグミー族の呪術師の超能力を併せ持つ。爵位は子爵。

妖怪参謀」の異名が示す通り、妖術・幻術を駆使した多彩かつ強力な戦闘能力を誇り、機械獣や機動要塞の類を用いる事無く単独(それも生身)で作戦行動を行なえるポテンシャルを秘める。 本体である小男の上半身と大男の胴体部分は任意で分離可能であり、上半身さえ無事ならば胴体を破壊されてもスペアパーツを換装する事で機能が回復する。 斯様なまでに強力すぎる能力を有してはいるが、それ故に自惚れが強く創造主たるヘルへの忠誠心は薄い。

第87話でヘルに反旗を翻し、世界征服への第一歩として光子力研究所を制圧するも兜甲児の反撃に遭い失敗。進退窮まったピグマンは生身でマジンガーZに挑み得意の超能力を駆使して追い詰めるが、マジンパワーを付与して放たれた光子力ビームに貫かれ爆死。四散した頭部が五重塔の先端へ刺さり、晒し首状態になるという凄惨な最期を迎えた。

僅か4回の活躍に終わった事もあり、幹部キャラとは言えあしゅらやブロッケンに比べると知名度も低くマイナーな存在ではあるが、彼等をはるかに凌駕するキャラデザインの奇怪さ(大男の首から上に小男の上半身が乗っている)はインパクト絶大である。また、登場時期が夏季に集中している事から彼の存在には「納涼企画」的な意味合いも含まれており、(悪役とはいえあまりにも猟奇的な結末込みで)ピグマンがメインのエピソードは何れもホラー色が強い。

真マジンガー 衝撃! Z編編集

Dr.ヘル五大軍団の一角を一人で受け持ち、森羅万象を司る呪術者。スタイリッシュに背広を着こなす紳士然とした容姿を具えるが、これは一種の鎧のようなものであり内部に本体である小男(こちらは東映版に酷似)を収納している。

強力な超能力を発揮し、単独(生身)での作戦行動を好むという東映版と共通する基本設定は有るものの、性格付けは大幅に変更されヘルへの忠誠心が厚く、野心を抱く事も無い有能な部下として描かれている。

最終決戦で光子力研究所を陥落させるも、暗黒寺から撃ち込まれた「スペシャル弾」によってダメージを受け小男の姿を曝し逃亡を図るが、突如出現した「勇者ブレード」なる謎の存在に全身を切り刻まれ絶命する。

紳士然とした風貌は、永井作品『バイオレンスジャック』に登場する盲目の空手家「ジム・マジンガ」をモチーフにしているが、その内部に同作でジムを死に至らしめたピグマンを本体として忍ばせる辺り、今川泰宏監督の遊び心が窺える。

登場作品と役柄編集

旧作版設定ではSRW未登場。登場する際は全て『真マジンガー 衝撃! Z編』設定となっている。

Zシリーズ編集

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
初登場参戦。今回は物語の展開上NPC扱いであり、音声収録も行われていない。
なお、初登場時に原作同様自分の目を潰すが、本作では目を潰す以前から盲目のグラフィックになっている。
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
音声収録が果たされ、生身ユニットとしてZEXISZEUTHの前に立ちはだかり原作同様の猛威を振るう。流石にあしゅら男爵ブロッケン伯爵ほど丈夫ではないが、それでもHPは3万を超え装甲値も2000程という怪物。サイズの都合上、ノットバスターが頭に直撃する。ちなみに撃破された際は携帯機のような爆散デモは入らず、画面が白く発光してそのまま消える。なお、最期は逃亡前に暗黒寺がしっかり引導を渡すため、本作では勇者ブレードの直接の登場はない。

携帯機シリーズ編集

スーパーロボット大戦BX
今回はNPC扱い。
最終決戦では、あしゅら男爵の目論みに気づいたDr.ヘルの命を受け、ヘルに化けて地獄王ゴードンを操縦し、マジンガーZのロケットパンチ100連発の直撃で死亡している。

VXT三部作編集

スーパーロボット大戦V
今回はNPC。光子力研究所に潜入したところを暗黒寺と鉄也に葬り去られた。

単独作品編集

スーパーロボット大戦Card Chronicle

装備・機能編集

武装・必殺武器編集

どちらも当たり前の様にバリア貫通サイズ差補正無視が付いているが、意外にも移動後には打てないので安全に誘き寄せるのは容易い。

投槍
無数の槍を投擲。生身での攻撃なのに、最大射程9というスナイパーライフル顔負けの射程距離。
暗黒呪術
暗黒の力で巨大化し、敵を押しつぶす。流石に投槍程の射程はないが、能力半減の効果があるので精神耐性がないユニットは絶対に手を出さないように。

移動タイプ編集

サイズ編集

SS
これがピグマン最大の強み。SSサイズによる法外な被命中率補正により、ニュータイプですら必中なしで攻撃を当てるのは至難の業となる。指揮官ジャミング機能といった最終命中率補正を得られるものを多数駆使して無理矢理当てに行けない事もないが、縛りプレイでもなければ素直に必中を使って当てていった方が良いだろう。

パイロットステータス編集

能力値編集

さすがに生身で機動兵器を相手取るだけあり、各能力とも高く、大ボスクラスに迫る勢い。

精神コマンド編集

第2次Z再世篇
偵察直感気合祝福かく乱再動
協調的な性格が反映されているのか、見た目に反してサポート系の構成。

特殊技能(特殊スキル)編集

第2次Z再世篇
ガードSP回復精神耐性気力限界突破援護攻撃L4、底力L8
あしゅらブロッケンとは明らかに一線を画した構成。必中抜きで無理矢理当てようにも、極の最終回避率+30%が厄介。サイズ差補正無視は上述の通り武装の方にしっかり付いているので見落とさない様に。

固有エースボーナス編集

戦闘した相手の気力を-5する
第2次Z再世篇』で採用されるが習得せず。アンチスパイラルのものと同一。いかにも呪術師らしい内容と言える。

人間関係編集

マジンガーZ編集

Dr.ヘル
主君ではあるが彼への忠誠心は薄く、後に謀反を起こす。
『テレビマガジン』連載の漫画版では打って変わって忠実な部下であり、ヘルが母親に虐待されていたと聞いて貰い泣きをした。
ブロッケン伯爵
同僚。不遜な態度を彼から常々疎ましく思われており、爆死を遂げた際にも「自業自得だ」と斬り捨てられる。
あしゅら男爵
東映版では彼の死後に着任したため直接的な交流は無いが、妖術で彼の幻影を出現させている。
兜甲児
宿敵。超能力で幾度と無く彼を窮地に陥れる。
弓弦之助
瞬間移動する際の動きに一定の法則性が有る事を彼に見抜かれてしまい、それがピグマンの敗因へと繋がった。
弓さやかボス
催眠光線で操ったり人質に取るなど、ピグマンにとっては有効な「駒」と言える。

真マジンガー 衝撃! Z編編集

Dr.ヘル
主君。東映版と異なり絶対的な忠誠心を抱いている。
あしゅら男爵、ブロッケン伯爵
同僚。彼等が劣勢の時には積極的に助力するなど仲間意識が強い。
兜甲児 (真マジンガー)
宿敵。
錦織つばさ
彼女の暗殺を目論み、あしゅら男爵に化けて「くろがね屋」に潜り込む。
剣鉄也 (真マジンガー)
彼の亡霊を召喚し、つばさを精神的に追い詰める。
暗黒寺闇太郎
最終決戦で、彼から「ちょっとしたスペシャル」な弾丸を撃ち込まれ撤退するが、『第2次Z再世篇』では彼に直接引導を渡された。
勇者ブレード
逃亡中、突如現れた彼によって引導を渡される。『V』では鉄也と同一人物ということになっている。

他作品との人間関係編集

サグール
第2次Z破界篇』ではサグールから放たれた挨拶代わりの超能力防御した事で、その実力を称賛される。

名台詞編集

東映版 編集

「ケケケケケ」
笑い声。頻繁に発するが、まったく面白そうではなく、感情を感じさせない笑い方である。
「ケーッ!偉そうな口を利きおって!」
ゴーゴン大公「なんだとこの化け物めぇ!もう一度言ってみろ!」
「ケーッ!何度でも言ってやるさ!」
第86話「総攻撃! 死のトリプル大作戦」より。マジンガーZの新兵器開発の為、アメリカから電子工学の世界的権威のワトソン博士が来日し、光子力研究所にやって来る事をキャッチしたゴーゴンとヘル一味。そこでゴーゴンの発案で罠を張り巡らせ、博士やマジンガーを始末しようともくろむ…のだが、相変わらず上から目線で横柄な態度での物言い(しかもおだてたはずのブロッケンがまたも真っ先に叱責を食らう)で、「誰が貴様たちの手を借りると言ったぁ!本当なら俺一人で充分だが、貴様達にも花を持たせてやらねばかわいそうだからな。ありがたく思え」と、やはり上から目線でありつつも若干今で言うツンデレっぽさがにじみ出ている一言。この直後にピグマンが上記の台詞で食い掛っての口論になるが、ヘルの「ピグマン子爵よさんか!」の一括による仲裁で、ようやくストップとなる。
尚、このシーンではゴーゴンは指令室の大きめのモニターに映し出されており、ヘル・ブロッケン・ピグマンの3人はそれを見上げる形で見聞きしていたが、この時ピグマンは聞き手に回っている際は終始本体の上の方の小さめの体の両腕で、腕組みをしていた。また、これまではあまり感情を表さなかったピグマンが、初めてわかりやすく怒りなどの感情を表に出したシーンでもある。というか、化け物呼ばわりしてるがどっちもどっちだろ。
「ケケー!許しはいらん、指示もいらん!俺は機械獣を使わなくても、一人で世界制覇を成し遂げる事が出来る!」
「もうこの光子力研究所もマジンガーZも手に入れたのだ!余計な口出しはするな!」
第87話「爆死!! 恐怖のピグマン子爵!!」より。(思いっ切りタイトルオチになってはいるが)キャンプに行ったさやか・シロー・ボス・ヌケ・ムチャの5人を五重塔で全員捕獲・地下に監禁し、光子力研究所に「こいつらの命が惜しくば研究所をそのまま明け渡せ」と要求し、弓教授は「妖怪め…!」と言いつつも要求を吞まざるを得なくなり、一同は(甲児はいつものバイクに、他は乗用車で)五重塔に向かい、研究所へ向かうピグマンを苦々しくも見つつもさやか達を救出。直後にDr.ヘルがピグマンに連絡を入れるも、この返答で実質反乱・離反宣言をするのだった。そして当然のごとく、怒り心頭のDr.ヘルとブロッケン伯爵である。
「ケーッ!自分達で作った装置でやられている」
同回の後半パートにて。研究所の奪還作戦を開始し、ダイアナンAボスボロットが向かうも、さっそくピグマン子爵は研究所の光子力バリアで守りを固める。いつもはすぐ破られるのに…。これに対してボロットの体当たりやダイアナンミサイルを見舞うが、全く効果がなく、それを嘲笑うかのように皮肉たっぷりのコメントをするピグマンである。
後にスパロボZで百鬼帝国に光子力研究所を乗っ取られてバリアが厄介になる展開の、原点とも言えよう。

スパロボシリーズの名台詞編集

「げえっ! 兜甲児!!」
再世篇日本ルート第41話にて、突如目の前に姿を現した甲児に驚愕して。
ちなみに次回作でもミケーネ神が同じような台詞を言う。
元ネタは横山光輝氏の漫画『三国志』の曹操の名(迷)台詞「げえっ!関羽!」であると思われる。

余談編集

  • 『マジンガーZ』本編で、彼はアフリカ支部から地獄城へ招かれていたが、そのアフリカ支部の詳細は不明である。第91話で地獄城を失ったヘルが「我々にはもう帰る所は無い」と発言しているが、アフリカ支部がどうなったのかは言及がない。