差分

本作のリメイクは現状HD-2Dバージョンのみのため単純に「リメイク版」でよろしいかと
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==概要==
 
==概要==
旧スクウェアが1994年に[[スーパーファミコン]]で発売したオムニバスRPGをHD-2D化<ref>ドット絵のキャラクターと3DCGの背景を組み合わせた演出表現。精密なドット絵の空気感そのままに立体的な表現が可能となる。</ref>したリメイク作品。同様の手法が用いられた『OCTOPATH TRAVELER』等を手掛けた浅野智也氏率いる「浅野チーム」により、原作を極力再現・再解釈する形で開発された。長らくリメイクが望まれていた作品でありながらも、後述のように小学館との共同プロジェクトであったことから権利上の扱いが非常に難しいと思われていたため、HD-2Dによる制作発表は驚きをもって迎えられた。
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旧スクウェアが1994年に[[スーパーファミコン]]で発売したオムニバスRPGをHD-2D化<ref>ドット絵のキャラクターと3DCGの背景を組み合わせた演出表現。精密なドット絵の空気感そのままに立体的な表現が可能となる。</ref>したリメイク作品。同様の手法が用いられた『OCTOPATH TRAVELER』等を手掛けた浅野智也氏率いる「浅野チーム」により、原作を極力再現・再解釈する形で開発された。長らくリメイクが望まれていた作品でありながらも、後述のように小学館との共同プロジェクトであったことから権利上の扱いが非常に難しいと思われていたため、そのリメイク発表には驚きをもって迎えられた。
    
7つ+αのシナリオが用意されており、デフォルトの7シナリオは各編ごとに当時小学館の雑誌で連載を持っていた[[漫画]]家がキャラクターデザインを担当して話題になった。リメイク版では生島直樹氏によりSFC版デザインをベースとしたデザインリファインが行われている。
 
7つ+αのシナリオが用意されており、デフォルトの7シナリオは各編ごとに当時小学館の雑誌で連載を持っていた[[漫画]]家がキャラクターデザインを担当して話題になった。リメイク版では生島直樹氏によりSFC版デザインをベースとしたデザインリファインが行われている。
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特に「中世編」「最終編」で描かれる王道的なRPGを批判するような展開は今でもプレイヤー達の語り草となっている。
 
特に「中世編」「最終編」で描かれる王道的なRPGを批判するような展開は今でもプレイヤー達の語り草となっている。
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通常のRPGのシステムではなく独自の戦闘「チェッカーバトル」を採用しており、7×7のSRPGのマップのような戦闘用マップの中でユニットを動かして戦う特殊なスタイルとなっている。[[MP]]のようなリソースが存在せず、強力な技を使用する際は、行動に待機時間が発生するか、使用後に弱体効果が入るかのいずれかでバランスが取られているという特徴がある。
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7×7のSRPGのマップのような戦闘用マップの中でユニットを動かして戦う「チェッカーバトル」と呼ばれる独自の戦闘システムを採用しているのが特徴。また、[[MP]]のようなリソースが存在せず、強力な技を使用する際は、行動に待機時間が発生するか、使用後に弱体効果が入るかのいずれかでバランスが取られている。
    
スパロボに参戦する「近未来編」はタイトルに反して昭和ロボットアニメのテイストが盛り込まれており、終盤は巨大ロボット[[ブリキ大王]]に乗り込んで立ち塞がる敵を倒しながら本拠地へ進軍していくというゲームになるのが特徴。キャラクターデザインを担当した島本和彦氏は本作を気に入っており、2018年に同人誌という形で『超級! 近未来編』と題してコミカライズした<ref>翌2019年にフルカラー版『超級! 近未来編 COLOR』も頒布。また、これらの前身として2018年夏に頒布された『ゲゲゲの鬼太郎』の猫娘の同人誌『ねこ姉さんは告らせたい』にて近未来編のストーリーを元にしたアキラとブリキ大王の戦いが描かれていた。</ref>。スクウェア・エニックス公式からもその熱意を買われ、同人誌での独自描写の一部がHD-2D版に逆輸入されている他、2023年には公式コミカライズ『超級!! ライブアライブ 近未来編』として発売されている<ref>前述の同人誌の内容に加え、HD-2Dリメイクに合わせてTwitter(現・X)上でゲリラ連載された『超級!! ライブアライブ 近未来編R』の内容、および描き下ろしも含まれている。なお、タイトルの『超級!!』とはかつて島本氏が雑誌『ガンダムエース』で連載を行っていた『[[機動武闘伝Gガンダム]]』のコミカライズ版『超級!機動武闘伝Gガンダム』が由来であり、そちらにもブリキ大王が1コマだけゲスト出演していた。</ref>。
 
スパロボに参戦する「近未来編」はタイトルに反して昭和ロボットアニメのテイストが盛り込まれており、終盤は巨大ロボット[[ブリキ大王]]に乗り込んで立ち塞がる敵を倒しながら本拠地へ進軍していくというゲームになるのが特徴。キャラクターデザインを担当した島本和彦氏は本作を気に入っており、2018年に同人誌という形で『超級! 近未来編』と題してコミカライズした<ref>翌2019年にフルカラー版『超級! 近未来編 COLOR』も頒布。また、これらの前身として2018年夏に頒布された『ゲゲゲの鬼太郎』の猫娘の同人誌『ねこ姉さんは告らせたい』にて近未来編のストーリーを元にしたアキラとブリキ大王の戦いが描かれていた。</ref>。スクウェア・エニックス公式からもその熱意を買われ、同人誌での独自描写の一部がHD-2D版に逆輸入されている他、2023年には公式コミカライズ『超級!! ライブアライブ 近未来編』として発売されている<ref>前述の同人誌の内容に加え、HD-2Dリメイクに合わせてTwitter(現・X)上でゲリラ連載された『超級!! ライブアライブ 近未来編R』の内容、および描き下ろしも含まれている。なお、タイトルの『超級!!』とはかつて島本氏が雑誌『ガンダムエース』で連載を行っていた『[[機動武闘伝Gガンダム]]』のコミカライズ版『超級!機動武闘伝Gガンダム』が由来であり、そちらにもブリキ大王が1コマだけゲスト出演していた。</ref>。
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:近未来編オープニングテーマ。SFC版の頃から存在するブリキ大王のテーマであり、ブリキ大王搭乗時の通常戦闘曲でもある(大陰呼像戦のみ章ボス共通のBGM「MEGALOMANIA」が流れる)。
 
:近未来編オープニングテーマ。SFC版の頃から存在するブリキ大王のテーマであり、ブリキ大王搭乗時の通常戦闘曲でもある(大陰呼像戦のみ章ボス共通のBGM「MEGALOMANIA」が流れる)。
 
:歌詞のパートは3番まで存在し、ゲーム内で流れる1番は時田氏が作詞を担当。2番と3番はSFC版の発売後、当時の『ファミ通』誌上で行われた一般公募企画により採用されたものだが、'''島本氏はスタッフであるにもかかわらずその公募に自ら応募し、結果として2番の歌詞に丸々採用された'''形になっている。3番は他の読者公募による優秀作の歌詞を4人分組み合わせて作られている<ref>なお作曲の下村氏は作曲に当たり「[[ゲッターロボ]]みたいなのがいい」とのリクエストを受け、さらにスタッフにカラオケに連れて行かれ、その手のアニソンを延々と聞かされたとのこと。また、公募とは別にSFC版製作時点でカットされた「幻の2番」の歌詞があったことも明かしている。さらに、下村氏は作曲中に「インコ野郎をブチのめせ!」等のフレーズが盛り込まれた独自の歌詞をつけていたらしいが、曰く「公開したらスクウェア・エニックス社からお叱りが来そうなぐらいの、とんでもなくいい加減な歌詞」らしく、お蔵入りしている。</ref>。
 
:歌詞のパートは3番まで存在し、ゲーム内で流れる1番は時田氏が作詞を担当。2番と3番はSFC版の発売後、当時の『ファミ通』誌上で行われた一般公募企画により採用されたものだが、'''島本氏はスタッフであるにもかかわらずその公募に自ら応募し、結果として2番の歌詞に丸々採用された'''形になっている。3番は他の読者公募による優秀作の歌詞を4人分組み合わせて作られている<ref>なお作曲の下村氏は作曲に当たり「[[ゲッターロボ]]みたいなのがいい」とのリクエストを受け、さらにスタッフにカラオケに連れて行かれ、その手のアニソンを延々と聞かされたとのこと。また、公募とは別にSFC版製作時点でカットされた「幻の2番」の歌詞があったことも明かしている。さらに、下村氏は作曲中に「インコ野郎をブチのめせ!」等のフレーズが盛り込まれた独自の歌詞をつけていたらしいが、曰く「公開したらスクウェア・エニックス社からお叱りが来そうなぐらいの、とんでもなくいい加減な歌詞」らしく、お蔵入りしている。</ref>。
:HD-2D版では影山ヒロノブ氏によるボーカル版が言語別に2種追加されており、オープニングではボーカル版、戦闘曲ではインスト版が流れており、インスト版含めSFC版から影山氏に併せてキーが下げられている。
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:リメイク版では影山ヒロノブ氏によるボーカル版が言語別に2種追加されており、オープニングではボーカル版、戦闘曲ではインスト版が流れており、インスト版含めSFC版から影山氏に併せてキーが下げられている。
 
:それ以前にも1994年には歌詞の公募への採用特典及び抽選プレゼントのカセットテープとして時田氏が直々に歌うボーカル版が作られ、2012年の原作SFC版サウンドトラック再販の際にはスクエニeストア予約特典として同じく時田氏歌唱による新録ボーカル版も作られた。
 
:それ以前にも1994年には歌詞の公募への採用特典及び抽選プレゼントのカセットテープとして時田氏が直々に歌うボーカル版が作られ、2012年の原作SFC版サウンドトラック再販の際にはスクエニeストア予約特典として同じく時田氏歌唱による新録ボーカル版も作られた。
 
:『DD』ではイベント「ブリキ大王 我とあり」にて影山氏の日本語バージョンがクエストBGMに採用。
 
:『DD』ではイベント「ブリキ大王 我とあり」にて影山氏の日本語バージョンがクエストBGMに採用。
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==余談==
 
==余談==
 
*スーパーファミコン版の片仮名表記は『ライブ・ア・ライブ』だったが、リメイク版では中黒が消え『ライブアライブ』表記となっている。
 
*スーパーファミコン版の片仮名表記は『ライブ・ア・ライブ』だったが、リメイク版では中黒が消え『ライブアライブ』表記となっている。
**また、タイトルロゴのデザインでは後半の「LIVE」が反転して『LIVE A ƎVI⅃』と表記され、後半の部分は見方によっては「EVIL」となる。
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*タイトルロゴのデザインは後半の「LIVE」が反転表記となっており見方によっては「EVIL」となる。
 
*近未来編の舞台となる年代は2つの説があり、SFC版の取扱説明書では「([[西暦]])2010年の[[東京]]」と記載され、一方で作中では液体人間ロボット「W1号」の型番が「TYPE-2014」となっている。
 
*近未来編の舞台となる年代は2つの説があり、SFC版の取扱説明書では「([[西暦]])2010年の[[東京]]」と記載され、一方で作中では液体人間ロボット「W1号」の型番が「TYPE-2014」となっている。
 
**近未来編はアキラの過去の回想から始まることから、2010年がちびっこハウスに来た頃の過去のアキラ、2014年が作中の現在という折衷した説もある。
 
**近未来編はアキラの過去の回想から始まることから、2010年がちびっこハウスに来た頃の過去のアキラ、2014年が作中の現在という折衷した説もある。
**HD-2D版では発売時期の年代に併せた変更は行われていないため、近未来編という名称でありながら現実に年代を追い越されている。
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**リメイク版では発売時期の年代に併せた変更は行われていないため、近未来編という名称でありながら現実に年代を追い越されている。
 
*各編には既存の[[映画]]や[[漫画]]、旧スクウェア作品のパロディ・オマージュ描写がふんだんに取り入れられている事でも知られており、例えば近未来編では[[マジンガーシリーズ]]などダイナミックプロ作品のパロディが見られている。
 
*各編には既存の[[映画]]や[[漫画]]、旧スクウェア作品のパロディ・オマージュ描写がふんだんに取り入れられている事でも知られており、例えば近未来編では[[マジンガーシリーズ]]などダイナミックプロ作品のパロディが見られている。
 
**これはリメイク版におけるキャスティングにも表れており、アクション俳優であるサモ・ハン・キンポーの吹き替えを務める[[声優:水島裕|水島裕]]氏が、功夫編にてサモ・ハンをモチーフとしたキャラの声を担当し、さらにジャッキー・チェンの吹き替えを務めた[[声優:石丸博也|石丸博也]]氏が演じるキャラの弟子という設定を持っている。
 
**これはリメイク版におけるキャスティングにも表れており、アクション俳優であるサモ・ハン・キンポーの吹き替えを務める[[声優:水島裕|水島裕]]氏が、功夫編にてサモ・ハンをモチーフとしたキャラの声を担当し、さらにジャッキー・チェンの吹き替えを務めた[[声優:石丸博也|石丸博也]]氏が演じるキャラの弟子という設定を持っている。
***キャスティングは原始編のべるを除き、制作側から指名する形で行われている<ref>[https://www.famitsu.com/news/202207/22268996.html 『ライブアライブ』時田P、佐々木D、楽曲監修下村陽子氏にインタビュー。「ぜひ最後のエンディングまでお楽しみください!」(時田)] 2024年8月28日閲覧。</ref>。そのため、近未来編では[[田所晃|アキラ]]役([[声優:赤羽根健治|赤羽根健治]]氏)と[[無法松]]役([[声優:石川英郎|石川英郎]]氏)がそれぞれ[[兜甲児 (真マジンガー)|ダイナミックプロ]][[流竜馬 (OVA)|作品の二代目主演]]を意識したキャスティングである可能性は否定できない。
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***キャスティングは原始編のべるを除き、制作側から指名する形で行われている<ref>[https://www.famitsu.com/news/202207/22268996.html 『ライブアライブ』時田P、佐々木D、楽曲監修下村陽子氏にインタビュー。「ぜひ最後のエンディングまでお楽しみください!」(時田)] 2024年8月28日閲覧。</ref>。そのため、近未来編では[[田所晃|アキラ]]役([[声優:赤羽根健治|赤羽根健治]]氏)と[[無法松]]役([[声優:石川英郎|石川英郎]]氏)がそれぞれ[[兜甲児 (真マジンガー)|ダイナミックプロ]][[流竜馬 (OVA)|作品の2代目主演]]を意識したキャスティングである可能性は否定できない。
**なお、近未来編のアイテムには「獣神シャツ」という装備がある。これは[[獣神サンダーライガー]]…ではなく、同機とのコラボレーションで登場した同名のプロレスラーが元ネタである<ref>本作のクリエイターである時田貴司氏は業界屈指のプロレスファンとして知られ、同名レスラーとも交流がある。</ref>。
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**なお、近未来編のアイテムには「獣神シャツ」という装備がある。これは[[獣神サンダーライガー]]…ではなく、同機とのコラボレーションで登場した同名のプロレスラーが元ネタである<ref>本作のクリエイターである時田貴司氏は業界屈指のプロレスファンとして知られ、同名レスラーとも親交がある。</ref>。
 
*SFC版の時点で既にSFCの限界、およびRPGの限界に挑んだ意欲的な演出が多々存在していた。近未来編では一例として、SFCにもかかわらずゲーム自体のオープニングとは別にオープニング演出が用意されていたが、HD-2D版リメイクの恩恵を顕著に受け、アニメのOPをゲームで再現したかのような気合の入ったものとなっている。
 
*SFC版の時点で既にSFCの限界、およびRPGの限界に挑んだ意欲的な演出が多々存在していた。近未来編では一例として、SFCにもかかわらずゲーム自体のオープニングとは別にオープニング演出が用意されていたが、HD-2D版リメイクの恩恵を顕著に受け、アニメのOPをゲームで再現したかのような気合の入ったものとなっている。
 
**意欲的なのは演出だけでなく、上述のブリキ大王による無双展開を始めとしてRPGの型を破った破天荒なゲーム性が非常に多い。戦闘がほぼなくアドベンチャーゲームに近いSF編、逆に全編戦闘で構成され[[ロックマン|敵から技を取得して強くなる]]現代編など、基本7編の全てが何かしらRPGの枠を逸脱したゲーム性をしている。
 
**意欲的なのは演出だけでなく、上述のブリキ大王による無双展開を始めとしてRPGの型を破った破天荒なゲーム性が非常に多い。戦闘がほぼなくアドベンチャーゲームに近いSF編、逆に全編戦闘で構成され[[ロックマン|敵から技を取得して強くなる]]現代編など、基本7編の全てが何かしらRPGの枠を逸脱したゲーム性をしている。
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*ストーリー面の知名度の高さや権利的な事情もあって、『DD』以外での他作品への客演・コラボレーションは中世編が主となっている。それも多くは社内コラボであり、社外作品へのコラボレーションかつ中世編以外からの参戦である『DD』は異例のケースとなる。
 
*ストーリー面の知名度の高さや権利的な事情もあって、『DD』以外での他作品への客演・コラボレーションは中世編が主となっている。それも多くは社内コラボであり、社外作品へのコラボレーションかつ中世編以外からの参戦である『DD』は異例のケースとなる。
 
**ユーザーからも参戦希望の声はあり、他ならぬプロデューサー時田貴司氏も以前からSRW参戦を野望に掲げていたが、特にリメイク以前は至難と思われていた。詳細は[[未参戦作品/一覧]]の項目を参照。そんな『LAL』参戦の経緯は、リメイク版発売前の2021年頃から時田氏が寺田貴信スーパーバイザーにアプローチをかけており、発売後はアキラ役の赤羽根健治氏からもアプローチがかかり、それを機に参戦の準備を始めていたそうである<ref>2024年8月23日の生スパロボチャンネルより。</ref>。
 
**ユーザーからも参戦希望の声はあり、他ならぬプロデューサー時田貴司氏も以前からSRW参戦を野望に掲げていたが、特にリメイク以前は至難と思われていた。詳細は[[未参戦作品/一覧]]の項目を参照。そんな『LAL』参戦の経緯は、リメイク版発売前の2021年頃から時田氏が寺田貴信スーパーバイザーにアプローチをかけており、発売後はアキラ役の赤羽根健治氏からもアプローチがかかり、それを機に参戦の準備を始めていたそうである<ref>2024年8月23日の生スパロボチャンネルより。</ref>。
*SFC版は数多の名作RPGに挟まれる形で発売されており<ref>時田プロデューサーだけでを見ても、本作開発の直後有名タイトル『クロノ・トリガー』の開発に携わっている。</ref>、売上自体はそれらにかなわなかったが、プレイヤーに根強いファンが多く、リメイクまで28年もの期間があったにもかかわらず売上からは信じられないほど有名な作品であり、本作も自社・他社を問わず幾度となくパロディ対象となっている。
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*SFC版は数多の名作RPGに挟まれる形で発売されており<ref>時田プロデューサーだけでを見ても、本作開発の直後有名タイトル『クロノ・トリガー』の開発に携わっている。</ref>、売上自体はそれらにかなわなかったが、プレイヤーに根強いファンが多く自社・他社を問わず幾度となくパロディ対象となっている。
**SFC版の売上は27万本だったが、HD-2D版では発売から2ヶ月足らずの2022年9月の時点で2倍近くの50万本の売上を記録したことが発表されている。
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**SFC版の売上は27万本だったが、リメイク版では発売から2ヶ月足らずの2022年9月の時点で2倍近くの50万本の売上を記録したことが発表されている。
 
**参戦作品では『[[ヘボット!]]』第31話にて、本作の中世編の登場人物および展開のパロディが行われている。
 
**参戦作品では『[[ヘボット!]]』第31話にて、本作の中世編の登場人物および展開のパロディが行われている。
*HD-2D版のCMナレーションは、中世編の主人公オルステッドを演じた中村悠一氏が担当した。
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*リメイク版のCMナレーションは、中世編の主人公オルステッドを演じた中村悠一氏が担当した。
    
==脚注==
 
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