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| ロナ家に入る前は「'''カロッゾ・ビゲンゾン'''」といい、大学院で「安全な新型[[サイコミュ]]<ref>よく「[[バイオ・コンピュータ]]の研究」と勘違いされるが実際は「ネオ・サイコミュ」に研究成果は結実しているので違う。</ref>」の研究をしていたが、マイッツァー・ロナの娘のナディアと結婚してロナ家に婿入りし、以後は「カロッゾ・ロナ」を名乗る。しかし、コスモ貴族主義を嫌う普通の生活を求めていたナディアにやがて愛想を尽かされて、[[セシリー・フェアチャイルド|セシリー]]を連れて出奔されたあげく、シオ・フェアチャイルドと駆落ちされてしまう(カロッゾ曰く「'''シオに寝取られた'''」)。 | | ロナ家に入る前は「'''カロッゾ・ビゲンゾン'''」といい、大学院で「安全な新型[[サイコミュ]]<ref>よく「[[バイオ・コンピュータ]]の研究」と勘違いされるが実際は「ネオ・サイコミュ」に研究成果は結実しているので違う。</ref>」の研究をしていたが、マイッツァー・ロナの娘のナディアと結婚してロナ家に婿入りし、以後は「カロッゾ・ロナ」を名乗る。しかし、コスモ貴族主義を嫌う普通の生活を求めていたナディアにやがて愛想を尽かされて、[[セシリー・フェアチャイルド|セシリー]]を連れて出奔されたあげく、シオ・フェアチャイルドと駆落ちされてしまう(カロッゾ曰く「'''シオに寝取られた'''」)。 |
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− | 義兄であるハウゼリーがテロによって討たれた事、義父マイッツァーへの恩義が彼に心境の変化を及ぼし、一年の休暇期間を貰い自身を強化した。一年後に帰ってきた彼は中世の[[ヨーロッパ]][[騎士]]の様な[[仮面キャラ|仮面]]を身に着けていた。作中では「'''鉄仮面(てっかめん)'''」とも呼称されている。
| + | 義兄であるハウゼリーがテロによって討たれたこと、義父マイッツァーへの恩義が彼に心境の変化を及ぼし、一年の休暇期間を貰い自身を強化した。一年後に帰ってきた彼は中世の[[ヨーロッパ]][[騎士]]のような[[仮面キャラ|仮面]]を身に着けていた。作中では「'''鉄仮面(てっかめん)'''」とも呼称されている。 |
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− | そして、人類の永遠の繁栄のためと称したラフレシア・プロジェクトを実施し、人類の余剰人口の粛正を行った。自ら巨大[[モビルアーマー]]・[[ラフレシア]]で[[ガンダムF91|F91]]と戦ったが、F91のM.E.P.E.攻撃により機体が暴走を起こし、最期はラフレシアのコクピットに自ら操るテンタクラーロッドの直撃を受けて死亡した(コミックボンボン掲載の漫画版では直接コックピットをF91のヴェスバーで貫かれて爆死している)。 | + | そして、人類の永遠の繁栄のためと称したラフレシア・プロジェクトを実施し、人類の余剰人口の粛正を行った。自ら巨大[[モビルアーマー]]・[[ラフレシア]]で[[ガンダムF91|F91]]と戦ったが、F91のM.E.P.E.攻撃により機体が暴走を起こし、最期はラフレシアのコクピットに自ら操るテンタクラーロッドの直撃を受けて死亡した(『コミックボンボン』掲載の漫画版では直接コックピットをF91のヴェスバーで貫かれて爆死している)。 |
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− | ラフレシア・プロジェクトによる強化でエゴが強化されており、精神的に弱い所は見せない。仮面の部分は狙撃されても平気な程頑丈で、[[モビルスーツ]]のハッチを素手でこじ開ける、[[宇宙]]空間でも生身で活動できるなど、実質的に[[サイボーグ]]となっている。いわゆる[[宇宙世紀]]で言うところの[[強化人間]]とは別物であると、小説版では語られている。
| + | ラフレシア・プロジェクトによる強化でエゴが強化されており、精神的に弱いところは見せない。仮面の部分は狙撃されても平気な程頑丈で、[[モビルスーツ]]のハッチを素手でこじ開ける、[[宇宙]]空間でも生身で活動できるなど、実質的に[[サイボーグ]]となっている。いわゆる[[宇宙世紀]]で言うところの[[強化人間]]とは別物であると、小説版では語られている。 |
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| 作中では一度も仮面を外さなかったが、セシリーの回想シーンで強化を受ける前の若かりし日のカロッゾの素顔を僅かに拝むことができる。 | | 作中では一度も仮面を外さなかったが、セシリーの回想シーンで強化を受ける前の若かりし日のカロッゾの素顔を僅かに拝むことができる。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
− | 初出である『[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]』こそ当時における最新のガンダム作品の大ボスだけあって精鋭部隊[[ラストバタリオン]]のリーダーを務めているという大きな扱いだが、以後は[[ハマーン・カーン|ハマーン]]や[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]、[[シャア・アズナブル|シャア]]といった他の[[ガンダムシリーズ]]の大ボスと比べると零落の一方という感が強い。『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』では『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム|クロスボーン]]』絡みで[[アンナマリー・ブルージュ|アンナマリー]]や[[ジレ・クリューガー|ジレ]]、[[ドレル・ロナ|ドレル]]といった『[[機動戦士ガンダムF91|F91]]』の面々が生かされたが、カロッゾは『[[スーパーロボット大戦α|α]]』で死亡していた故にその恩恵を受けることができなかったのも不遇さを強めている。 | + | 初出である『[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]』こそ当時における最新のガンダム作品の大ボスだけあって精鋭部隊[[ラストバタリオン]]のリーダーを務めているという大きな扱いだが、以後は[[ハマーン・カーン|ハマーン]]や[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]、[[シャア・アズナブル|シャア]]といったほかの[[ガンダムシリーズ]]の大ボスと比べると零落の一方という感が強い。『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』では『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム|クロスボーン]]』絡みで[[アンナマリー・ブルージュ|アンナマリー]]や[[ジレ・クリューガー|ジレ]]、[[ドレル・ロナ|ドレル]]といった『[[機動戦士ガンダムF91|F91]]』の面々が生かされたが、カロッゾは『[[スーパーロボット大戦α|α]]』で死亡していたためにその恩恵を受けることができなかったのも不遇さを強めている。 |
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| === [[旧シリーズ]] === | | === [[旧シリーズ]] === |
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| : | | : |
| ;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦}} | | ;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦}} |
− | :DC所属。シナリオ「[[リューネ・ゾルダーク|リューネ]]そして[[ヴァルシオーネ]]」において[[マサキ・アンドー|マサキ]]とリューネの出会いのきっかけを作った。またリメイクに伴い、声がついた。 | + | :DC所属。シナリオ「[[リューネ・ゾルダーク|リューネ]]そして[[ヴァルシオーネ]]」において[[マサキ・アンドー|マサキ]]とリューネの出会いのきっかけを作った。 |
| ;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦}} | | ;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦}} |
− | :DC所属。精鋭部隊クロスボーン・バンガードの司令官という肩書きだが、[[プレシア・ゼノサキス|プレシア]]をさらった'''幼女誘拐犯'''ともなってしまう。決着は付かないが、リューネ達に倒されたものと思われる。『第3次』に続いて、最期までリューネとの腐れ縁続きであった。 | + | :DC所属。精鋭部隊クロスボーン・バンガードの司令官という肩書きだが、[[プレシア・ゼノサキス|プレシア]]をさらった'''幼女誘拐犯'''ともなってしまう。決着は付かないが、リューネたちに倒されたものと思われる。『第3次』に続いて、最期までリューネとの腐れ縁続きであった。 |
| :;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦S}} | | :;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦S}} |
− | ::プレシア救出のシナリオが追加されたため、そのシナリオのボス扱い。だが[[ザビーネ・シャル|ザビーネ]]に見捨てられて、[[サフィーネ・グレイス|サフィーネ]]の幻術に惑わされ慌てふためいた挙句、マサキ達3人にトドメを刺されると単なる小悪党になってしまっている。……よくよく考えると、同じルートだというのに[[シーブック・アノー|シーブック]]は全く関わっていない(場合によっては[[セシリー・フェアチャイルド|セシリー]]も含む)。 | + | ::プレシア救出のシナリオが追加されたため、そのシナリオのボス扱い。だが[[ザビーネ・シャル|ザビーネ]]に見捨てられて、[[サフィーネ・グレイス|サフィーネ]]の幻術に惑わされ慌てふためいた挙句、マサキたち3人にトドメを刺されると単なる小悪党になってしまっている。……よくよく考えると、同じルートだというのに[[シーブック・アノー|シーブック]]は全く関わっていない(場合によっては[[セシリー・フェアチャイルド|セシリー]]も含む)。 |
| ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦コンプリートボックス}} | | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦コンプリートボックス}} |
| :音声を初収録。 | | :音声を初収録。 |
− | :以降新録をする事なく前田昌明氏が2024年2月27日に死去したため、当作品が最初で最後のスパロボ参加となった。 | + | :以降新録をすることなく前田昌明氏が2024年2月27日に死去したため、当作品が最初で最後のスパロボ参加となった。 |
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| === [[αシリーズ]] === | | === [[αシリーズ]] === |
| ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α}} | | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α}} |
− | :『[[スーパーロボット大戦F|F]]』では欠場していたので、久々の参戦。ルート分岐で1度登場する。そのときに撃墜され戦死したと思われたが、ラスト直前のシナリオでシロッコや[[シャピロ・キーツ|シャピロ]]と共に再登場する。[[パイロット]]としては[[底力]]や[[強化人間]]・[[切り払い]]と[[シールド防御]]まで併せ持つ強敵振りなのだが、搭乗機のラフレシアが鈍重な上に剣も盾も持っていない為ハイレベルな能力を大分持て余してしまっている感は否めない。 | + | :『[[スーパーロボット大戦F|F]]』では欠場していたので、久々の参戦。ルート分岐で1度登場する。そのときに撃墜され戦死したと思われたが、ラスト直前のシナリオでシロッコや[[シャピロ・キーツ|シャピロ]]と共に再登場する。[[パイロット]]としては[[底力]]や[[強化人間]]・[[切り払い]]と[[シールド防御]]まで併せ持つ強敵振りなのだが、搭乗機のラフレシアが鈍重な上に剣も盾も持っていないためハイレベルな能力を大分持て余してしまっている感は否めない。 |
| ;[[第2次スーパーロボット大戦α]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦α]] |
| :『α』にて死亡したため、名前のみ登場。[[木星帝国]]によって愛機であるラフレシアが量産される。 | | :『α』にて死亡したため、名前のみ登場。[[木星帝国]]によって愛機であるラフレシアが量産される。 |
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| :終盤1ステージのみの登場。あまり本人の能力は高くないが、乗機のラフレシアは安定して強いので油断は禁物。なお愛称が「鉄仮面」となっている。 | | :終盤1ステージのみの登場。あまり本人の能力は高くないが、乗機のラフレシアは安定して強いので油断は禁物。なお愛称が「鉄仮面」となっている。 |
| ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇}} | | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇}} |
− | :シーン3のステージ「2つのプロジェクト」から登場。原作どおり[[クロスボーン・バンガード]]を率いる。初登場時はラフレシアの試験運用をしており、ルート次第だがシーン5でラフレシアを駆って[[ロンド・ベル]]に戦いを挑んでくる。第1部でザビーネが[[ギニアス・サハリン]]に助力していた理由が、[[アプサラス計画]]を[[宇宙]]から支援していた為だった事が第2部にて明らかになる。 | + | :シーン3のステージ「2つのプロジェクト」から登場。原作どおり[[クロスボーン・バンガード]]を率いる。初登場時はラフレシアの試験運用をしており、ルート次第だがシーン5でラフレシアを駆って[[ロンド・ベル]]に戦いを挑んでくる。第1部でザビーネが[[ギニアス・サハリン]]に助力していた理由が、[[アプサラス計画]]を[[宇宙]]から支援していたためだったことが第2部にて明らかになる。 |
| ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇}} | | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇}} |
− | :シーン5のステージ「悲しみの欠片」にて最終決戦が行われる。自身のラフレシアの能力は高い物の、カロッゾ自身が無特技なため倒すのは意外と容易い。第2部でも同様だが、なんと強化人間の技能を持っていない。 | + | :シーン5のステージ「悲しみの欠片」にて最終決戦が行われる。自身のラフレシアの能力は高いが、カロッゾ自身が無特技なため倒すのは意外と容易い。第2部でも同様だが、なんと強化人間の技能を持っていない。 |
| ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦IMPACT}} | | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦IMPACT}} |
| :『[[スーパーロボット大戦COMPACT2|COMPACT2]]』同様、クロスボーン・バンガードを率い、[[バグ (メカ)|バグ]]による虐殺作戦を目論む。ザビーネとは真逆に、完成した[[アプサラスIII]]の威容を称賛していた。3部では偶然で[[デビルガンダム]]と共に登場するが、そこで死亡する。CV前田昌枝と[[誤字|間違えて記入]]されている。本作より、原作どおり声にエフェクトがかかるようになった。 | | :『[[スーパーロボット大戦COMPACT2|COMPACT2]]』同様、クロスボーン・バンガードを率い、[[バグ (メカ)|バグ]]による虐殺作戦を目論む。ザビーネとは真逆に、完成した[[アプサラスIII]]の威容を称賛していた。3部では偶然で[[デビルガンダム]]と共に登場するが、そこで死亡する。CV前田昌枝と[[誤字|間違えて記入]]されている。本作より、原作どおり声にエフェクトがかかるようになった。 |
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| ; [[スーパーロボット大戦X|X]] | | ; [[スーパーロボット大戦X|X]] |
| : '''[[努力]]、[[直感]]、[[てかげん]]、[[突撃]]、[[気迫]]、[[魂]]''' | | : '''[[努力]]、[[直感]]、[[てかげん]]、[[突撃]]、[[気迫]]、[[魂]]''' |
− | :後半3つに鬼気迫るものが感じられる一方、努力とてかげんを持ちあわせている所が実に彼らしい。しかし本作の[[ラフレシア]]の武装だと'''突撃は全く意味が無い'''<ref>『[[スーパーロボット大戦X|X]]』での[[ラフレシア]]の武装は[[MAP兵器]]と移動後攻撃の2つしかなく、どちらも[[突撃]]の対象外。</ref>。 | + | :後半3つに鬼気迫るものが感じられる一方、努力とてかげんを持ちあわせているところが実に彼らしい。しかし本作の[[ラフレシア]]の武装だと'''突撃は全く意味が無い'''<ref>『[[スーパーロボット大戦X|X]]』での[[ラフレシア]]の武装は[[MAP兵器]]と移動後攻撃の2つしかなく、どちらも[[突撃]]の対象外。</ref>。 |
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| === [[特殊技能]](特殊スキル) === | | === [[特殊技能]](特殊スキル) === |
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| ;[[GUNDAM:ハウゼリー・ロナ|ハウゼリー・ロナ]](SRW未登場) | | ;[[GUNDAM:ハウゼリー・ロナ|ハウゼリー・ロナ]](SRW未登場) |
| :義兄にしてマイッツァーの実子(ナディアの実兄)。連邦議会議員だったがテロに倒れた。彼の主張内容などからもカロッゾの人類抹殺計画の実行へと移った理由が窺える。 | | :義兄にしてマイッツァーの実子(ナディアの実兄)。連邦議会議員だったがテロに倒れた。彼の主張内容などからもカロッゾの人類抹殺計画の実行へと移った理由が窺える。 |
− | :『機動戦士ガンダムF90FF』では互いに信頼する親友で強い絆で結ばれていたが、『ガンダムF91プリクエル』で彼が暗殺された事で鉄仮面を被ることになった経緯が描かれた。 | + | :『機動戦士ガンダムF90FF』では互いに信頼する親友で強い絆で結ばれていたが、『ガンダムF91プリクエル』で彼が暗殺されたことで鉄仮面を被ることになった経緯が描かれた。 |
| ;ナディア・ロナ | | ;ナディア・ロナ |
| :かつての妻。カロッゾの女性嫌悪の原因。ロナ家の家風を嫌悪しているため、ロナ家に染まったカロッゾを嫌ってシオと駆け落ちする。兄ハウゼリーがテロに倒れた前後にセシリーの前からも突如姿をくらまし、セシリーの憎しみを買った。 | | :かつての妻。カロッゾの女性嫌悪の原因。ロナ家の家風を嫌悪しているため、ロナ家に染まったカロッゾを嫌ってシオと駆け落ちする。兄ハウゼリーがテロに倒れた前後にセシリーの前からも突如姿をくらまし、セシリーの憎しみを買った。 |
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| :『[[スーパーロボット大戦COMPACT2|COMPACT2]]』や『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』では彼の[[アプサラス計画]]を支援していた。カロッゾ曰く「[[モビルアーマー]]の何たるかを理解している者」。 | | :『[[スーパーロボット大戦COMPACT2|COMPACT2]]』や『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』では彼の[[アプサラス計画]]を支援していた。カロッゾ曰く「[[モビルアーマー]]の何たるかを理解している者」。 |
| ;[[デキム・バートン]] | | ;[[デキム・バートン]] |
− | :『[[スーパーロボット大戦COMPACT|COMPACT]]』では協力関係にあるが、彼の私利私欲での動機を見抜いている為か、本心では'''「カス」呼ばわり'''している。 | + | :『[[スーパーロボット大戦COMPACT|COMPACT]]』では協力関係にあるが、彼の私利私欲での動機を見抜いているためか、本心では'''「カス」呼ばわり'''している。 |
| ;[[トビア・アロナクス]] | | ;[[トビア・アロナクス]] |
− | :互いに[[クロスボーン・バンガード]]を掲げる者同士。しかし、その目的や思想は正反対であり、『X』ではお互いに掲げるクロスボーン・バンガードの名をかけて激突する。 | + | :互いに[[クロスボーン・バンガード]]を掲げる者同士。しかし目的や思想は正反対であり、『X』ではお互いに掲げるクロスボーン・バンガードの名をかけて激突する。 |
| ;[[クラックス・ドゥガチ]] | | ;[[クラックス・ドゥガチ]] |
− | :『機動戦士ガンダムF90FF』において、ドゥガチの妻となる人物を選定したことが明かされた。なお、この一件に関してはカロッゾはむしろ自身とドゥガチの境遇を考えたうえでのものであったのだが……。それが裏目に出てドゥガチの人生が狂ってしまい、ベラがドゥガチに立ち向かう事になるという皮肉な結果となってしまった。 | + | :『機動戦士ガンダムF90FF』において、彼の妻となる人物を選定したことが明かされた。カロッゾは自身とドゥガチの境遇を考えたうえでのものであったが、それが裏目に出てドゥガチの人生が狂ってしまい、ベラがドゥガチに立ち向かうことになるという皮肉な結果となってしまった。 |
| ;[[クンパ・ルシータ]] | | ;[[クンパ・ルシータ]] |
| :『X』では、[[アル・ワース]]に召喚された際に知り合い、ヘルメスの薔薇から復元したラフレシアを提供するなどの便宜を図ったが、彼のやり方については「生ぬるい」と断じていた。 | | :『X』では、[[アル・ワース]]に召喚された際に知り合い、ヘルメスの薔薇から復元したラフレシアを提供するなどの便宜を図ったが、彼のやり方については「生ぬるい」と断じていた。 |
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| :直後に「加害者が被害者ぶるな」と反論されたが、一度は娘を捨てたナディアも被害者面した加害者と言える。 | | :直後に「加害者が被害者ぶるな」と反論されたが、一度は娘を捨てたナディアも被害者面した加害者と言える。 |
| ;「わ、私も感情を持つ人間だ。素顔であれば今お前を殴り殺していたかもしれん。それを抑えるためのマスクなのだ。人類はかほどに情念を押さえねばならない時代なのだよ」 | | ;「わ、私も感情を持つ人間だ。素顔であれば今お前を殴り殺していたかもしれん。それを抑えるためのマスクなのだ。人類はかほどに情念を押さえねばならない時代なのだよ」 |
− | :ナディアに対して、地球潰しを敢行しようとした[[シャア・アズナブル|シャア]]の様な事を言うも、それを「素顔で言う勇気がなかったでしょう」と返されて。一瞬絶句したのは、自身も何か思うところがあったためか。 | + | :ナディアに対して、地球潰しを敢行しようとした[[シャア・アズナブル|シャア]]のようなことを言うも、それを「素顔で言う勇気がなかったでしょう」と返されて。一瞬絶句したのは、自身も何か思うところがあったためか。 |
| ;「お前が私の近くに来たいらしいからこうしてやったが、つくづくお前は悪い子だ。大人のやることに疑いを持つのは良くないな」 | | ;「お前が私の近くに来たいらしいからこうしてやったが、つくづくお前は悪い子だ。大人のやることに疑いを持つのは良くないな」 |
− | :娘・セシリーとのやりとり。ちなみに「こうしてやった」とはテンタクラーロッドで動きを封じた[[ビギナ・ギナ]]を[[ラフレシア]]のコックピットの目の前に引きずり寄せた事を指す。そのシーンは彼の風貌もあってさながら恐怖[[映画]]の一シーンの様である。 | + | :娘・セシリーとのやりとり。ちなみに「こうしてやった」とはテンタクラーロッドで動きを封じた[[ビギナ・ギナ]]を[[ラフレシア]]のコックピットの目の前に引きずり寄せたことを指す。そのシーンは彼の風貌もあってさながら恐怖[[映画]]の一シーンのようである。 |
| :スパロボでは'''「ベラ、お前は悪い子だ」'''とアレンジされて対セシリーの[[特殊戦闘台詞]]として採用されている。 | | :スパロボでは'''「ベラ、お前は悪い子だ」'''とアレンジされて対セシリーの[[特殊戦闘台詞]]として採用されている。 |
| ;「人類の10分の9を抹殺しろと命令されればこうもなろう!」 | | ;「人類の10分の9を抹殺しろと命令されればこうもなろう!」 |
| :セシリーから「少しでも人間らしさを残しているならば今すぐこんなことはやめなさい」と言われての返答。9割でも90%でもなく10分の9と表現しているのが特徴的。 | | :セシリーから「少しでも人間らしさを残しているならば今すぐこんなことはやめなさい」と言われての返答。9割でも90%でもなく10分の9と表現しているのが特徴的。 |
− | :カロッゾを象徴する台詞だが'''「命令されれば」'''と述べていることと、後述の通り任務遂行の為に精神を歪ませた旨の発言をしているため、すでに[[ギレン・ザビ|人類の半分を減らした]][[一年戦争|先例]]があるとはいえ人類抹殺を企てたのはカロッゾ本人ではないことを匂わせる台詞でもある。 | + | :カロッゾを象徴する台詞だが'''「命令されれば」'''と述べていることと、後述の通り任務遂行のために精神を歪ませた旨の発言をしているため、すでに[[ギレン・ザビ|人類の半分を減らした]][[一年戦争|先例]]があるとはいえ人類抹殺を企てたのはカロッゾ本人ではないことを匂わせる台詞でもある。 |
| ;「私は機械ではない。任務遂行のためにエゴを強化したものだ」 | | ;「私は機械ではない。任務遂行のためにエゴを強化したものだ」 |
− | :カロッゾを象徴する台詞その2。セシリーに「機械が喋ることか!」と言われてこう返した。<br/>「エゴを強化した」というフレーズは[[無敵鋼人ダイターン3|同じ富野作品]]の[[メガノイド|サイボーグ勢力]]に通じるものがある。 | + | :カロッゾを象徴する台詞その2。セシリーに「機械が喋ることか!」と言われてこう返した。 |
| + | :「エゴを強化した」というフレーズは[[無敵鋼人ダイターン3|同じ富野作品]]の[[メガノイド|サイボーグ勢力]]に通じるものがある。 |
| ;「フハハハ……怖かろう!」 | | ;「フハハハ……怖かろう!」 |
| :カロッゾを象徴する台詞その3。ラフレシアのテンタクラーロッドをビギナ・ギナに放つ際の台詞。ゲーム中の戦闘時の台詞としても採用されている。 | | :カロッゾを象徴する台詞その3。ラフレシアのテンタクラーロッドをビギナ・ギナに放つ際の台詞。ゲーム中の戦闘時の台詞としても採用されている。 |
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| :カロッゾを象徴する台詞その4。[[ガンダムF91|F91]]のM.E.P.Eを見ての台詞。[[分身]]系のイラスト・動画などでネタにされる。 | | :カロッゾを象徴する台詞その4。[[ガンダムF91|F91]]のM.E.P.Eを見ての台詞。[[分身]]系のイラスト・動画などでネタにされる。 |
| ;「化け物かっ!!」 | | ;「化け物かっ!!」 |
− | :最期の台詞。……もっとも、[[宇宙]]空間を生身で動き回り、[[モビルスーツ]]の[[装甲]]を素手でこじ開ける彼が言えた台詞ではなく、視聴者の大部分が「'''化け物はお前だ'''」と思った事だろう。実際に『[[スーパーロボット大戦X|X]]』ではセシリーに「'''化け物は、あなたです!'''」と断ぜられている。 | + | :最期の台詞。……もっとも、[[宇宙]]空間を生身で動き回り、[[モビルスーツ]]の[[装甲]]を素手でこじ開ける彼が言えた台詞ではなく、視聴者の大部分が「'''化け物はお前だ'''」と思ったことだろう。実際に『[[スーパーロボット大戦X|X]]』ではセシリーに「'''化け物は、あなたです!'''」と断ぜられている。 |
| ;「[[バグ (メカ)|バグ]]をつかえ! [[コロニー]]4千万市民を皆殺しだ!」 | | ;「[[バグ (メカ)|バグ]]をつかえ! [[コロニー]]4千万市民を皆殺しだ!」 |
| :漫画版での彼を象徴する台詞。コスモ貴族主義に関する主張が大幅にカットされているため、映画以上の狂気に満ちている。 | | :漫画版での彼を象徴する台詞。コスモ貴族主義に関する主張が大幅にカットされているため、映画以上の狂気に満ちている。 |