「スコープドッグ・ターボカスタム」の版間の差分
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+ | == 概要 == | ||
+ | 「タイプ20」と称される[[スコープドッグ]]の改造バリエーションの一つ。第24メルキア方面軍戦略機甲兵団特殊任務班X-1こと[[レッドショルダー]]隊にて考案・採用された高機動戦闘型。 | ||
− | + | 脚部にロケットブースターとグライディングホイールを内蔵した「ジェットローラーダッシュ機構」を装備、背部に装着する専用ミッションパックには兵装制御用支援型コンピューター「MCA-628」を搭載しており、攻撃力と機動性が飛躍的に向上している。また、足底の面積が通常機よりも狭くなっていて、これによってローラーダッシュ時の走行能力が向上しているが、安定性は悪化している。 | |
− | 『[[装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ|ペールゼン・ファイルズ]]』では、メルキア情報省の特殊部隊に極秘裏に配備されていた総勢300機の[[スコープドッグTC・ISS|宇宙戦仕様機]]が、惑星モナド中枢の制圧部隊として投入された。 | + | レッドショルダーの目覚ましい活躍によって一時期量産化も検討されていたが、一般のパイロットには到底乗りこなせない劣悪な操縦性が指摘され、数百機程度の少数配備で量産は打ち切られ、製造中の機体は全て破棄された。しかし、その戦闘力の高さから解体を免れ秘密裏に横流しされた機体や、通常型から改造されたレプリカ機が少なからず存在しているようである。 |
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+ | 『[[装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ|ペールゼン・ファイルズ]]』では、メルキア情報省の特殊部隊に極秘裏に配備されていた総勢300機の[[スコープドッグTC・ISS|宇宙戦仕様機]]が、惑星モナド中枢の制圧部隊として投入された。 | ||
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
− | + | === [[Zシリーズ]] === | |
+ | ;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}} | ||
+ | :初登場作品。エリア11ルート35話にて換装パーツを入手。移動力が素のスコープドッグから1上昇し、すべての武装が移動後に使用可能になる。 | ||
+ | :39話には[[スコープドッグTC・LRS|LRS仕様]]と置き換わってしまうため、使用できる期間は'''たった3話'''と少なく、人によっては気付かれずに置き換わってしまうことも…。 | ||
+ | :ちなみにTCの武装構成は偶然にも[[グレゴルー・ガロッシュ|「もう会う事もない」と思っていた仲間の内の一人]]が好んで使用していたバージョンと武装の構成がそっくりだったらしく、エリア11ルート35話冒頭でキリコはTCに関して考え事をしていた際に彼のことを思い出していた。 | ||
− | === | + | === 単独作品 === |
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− | : | + | :第1章エピローグミッション「野望のルーツ」から登場。正式参入は第2章から。キリコ・グレゴルー・ムーザ・バイマン機が存在し、それぞれ武装が違う。キリコ機にはSMM2連装ミサイルとアサルトコンバットが、グレゴルー機にはショルダーミサイルポッド(MAP兵器)が、ムーザ機には修理装置とガトリングガンが装備されヘヴィマシンガンが改になっており、バイマン機にはヘヴィマシンガンがなく補給装置とハンディ・ソリッドシューター、ソリッドシューターといった援護向きの武器が装備されている。 |
− | + | :キリコ機のアサルトコンバットは「[[バリア貫通]]」と「対大型」特性のため、今回キリコが搭乗する三機の中では最も火力が高くなる。SS(1)サイズユニットであるために、ほとんどの敵に「対大型」が発動するのもポイント。 | |
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;ガトリングガン | ;ガトリングガン | ||
:左腰部の追加武装。弾丸はミッションパックから直接給弾される。口径は13mm。 | :左腰部の追加武装。弾丸はミッションパックから直接給弾される。口径は13mm。 | ||
− | ; | + | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』では装備。 |
− | : | + | :『OE』では、突破攻撃扱い。キリコ機とムーザ機が装備している。 |
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+ | :スコープドッグが装備する標準型の装備。 | ||
+ | :『第2次Z』では装備。 | ||
+ | :『OE』ではキリコ機、グレゴルー機が装備しており、キリコ機には「エスケープ」特性がある。 | ||
+ | :;GAT-22-C ヘヴィマシンガン改 | ||
+ | ::ショートバレルタイプ。 | ||
+ | ::『OE』ではムーザ機が装備。「ガード」特性がある。 | ||
+ | ;ハンディ・ソリッドシューター | ||
+ | :左腕部に装着する、小型のソリッドシューター。 | ||
+ | :『OE』ではバイマン機が装備。無特性の代わりに移動後使用可能とソリッドシューターと差別化されている。 | ||
;SAT-03 ソリッドシューター | ;SAT-03 ソリッドシューター | ||
− | : | + | :弾体を電磁カタパルトで発射する、バズーカ型の火器。 |
− | + | :『第2次Z』では装備。 | |
− | + | :『OE』ではバイマン機が装備。命中補正が0の為当てづらいが、「対艦」「対大型」特性を持っており、サイズS(2)以上の敵に対しては数値以上の威力が出る。 | |
+ | ;SMM2連装ミサイル | ||
+ | :右腰部にあるミサイル。 | ||
+ | :『OE』のキリコ機が装備。「曲射」特性がある。 | ||
+ | ;ショルダーミサイルポッド | ||
+ | :右肩部の追加武装。ポッドそのものはミッションパックのほうに装着されているので、右腕の可動は妨げない。 | ||
+ | :『OE』ではグレゴルー機が装備。「対地」特性の付いた[[MAP兵器]]。 | ||
;3連装スモークディスチャージャー | ;3連装スモークディスチャージャー | ||
:左肩部の追加武装。 | :左肩部の追加武装。 | ||
+ | :装備はしているが、『第2次Z』・『OE』共に未実装。 | ||
− | ==== | + | ==== 必殺技 ==== |
;アサルト・コンバット | ;アサルト・コンバット | ||
− | : | + | :『第2次Z』・『OE』共にキリコ機のみ使用。『第2次Z』では、サンサの砂漠をイメージした背景になる。 |
− | + | :『OE』では「[[バリア貫通]]」「対大型」の特性を持っているため、火力はキリコ機の中ではトップ。 | |
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+ | :『OE』(バイマン機) | ||
=== 移動タイプ === | === 移動タイプ === | ||
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− | + | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』 | |
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− | == | + | == 機体BGM == |
− | ; | + | ;「炎のさだめ」 |
:TVシリーズOPテーマ。 | :TVシリーズOPテーマ。 | ||
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== 関連機体 == | == 関連機体 == | ||
;[[スコープドッグTC・ISS]] | ;[[スコープドッグTC・ISS]] | ||
:メルキア情報省の特殊部隊に配備されていた宇宙戦仕様機。 | :メルキア情報省の特殊部隊に配備されていた宇宙戦仕様機。 | ||
− | + | ;[[スコープドッグTC・LRS]] | |
− | + | :ザ・ラストレットショルダーで使用された本機のレプリカ。 | |
− | + | {{DEFAULTSORT:すこおふとつく たあほかすたむ}} | |
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[[category:ボトムズシリーズ]] | [[category:ボトムズシリーズ]] | ||
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2022年9月24日 (土) 16:35時点における最新版
スコープドッグ・ターボカスタムは『装甲騎兵ボトムズ レッドショルダードキュメント 野望のルーツ』の登場メカ。
スコープドッグ・ターボカスタム | |
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登場作品 | |
デザイン | 大河原邦男 |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | ミッド級アーマード・トルーパー |
生産形態 | 改修機 |
型式番号 | ATM-09-STTC |
全高 |
4.017 m
|
乾燥重量 | 6.799 t |
最大出力 | 470 Hp(ジェットローラーダッシュ込) |
巡航速度 | 50.2 km/h |
PR液総量 |
192リットル
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原型機 | スコープドッグ |
開発者 | グレゴルー・ガロッシュ |
所属 | レッドショルダー |
主なパイロット | キリコ・キュービィー |
概要編集
「タイプ20」と称されるスコープドッグの改造バリエーションの一つ。第24メルキア方面軍戦略機甲兵団特殊任務班X-1ことレッドショルダー隊にて考案・採用された高機動戦闘型。
脚部にロケットブースターとグライディングホイールを内蔵した「ジェットローラーダッシュ機構」を装備、背部に装着する専用ミッションパックには兵装制御用支援型コンピューター「MCA-628」を搭載しており、攻撃力と機動性が飛躍的に向上している。また、足底の面積が通常機よりも狭くなっていて、これによってローラーダッシュ時の走行能力が向上しているが、安定性は悪化している。
レッドショルダーの目覚ましい活躍によって一時期量産化も検討されていたが、一般のパイロットには到底乗りこなせない劣悪な操縦性が指摘され、数百機程度の少数配備で量産は打ち切られ、製造中の機体は全て破棄された。しかし、その戦闘力の高さから解体を免れ秘密裏に横流しされた機体や、通常型から改造されたレプリカ機が少なからず存在しているようである。
『ペールゼン・ファイルズ』では、メルキア情報省の特殊部隊に極秘裏に配備されていた総勢300機の宇宙戦仕様機が、惑星モナド中枢の制圧部隊として投入された。
登場作品と操縦者編集
Zシリーズ編集
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 初登場作品。エリア11ルート35話にて換装パーツを入手。移動力が素のスコープドッグから1上昇し、すべての武装が移動後に使用可能になる。
- 39話にはLRS仕様と置き換わってしまうため、使用できる期間はたった3話と少なく、人によっては気付かれずに置き換わってしまうことも…。
- ちなみにTCの武装構成は偶然にも「もう会う事もない」と思っていた仲間の内の一人が好んで使用していたバージョンと武装の構成がそっくりだったらしく、エリア11ルート35話冒頭でキリコはTCに関して考え事をしていた際に彼のことを思い出していた。
単独作品編集
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 第1章エピローグミッション「野望のルーツ」から登場。正式参入は第2章から。キリコ・グレゴルー・ムーザ・バイマン機が存在し、それぞれ武装が違う。キリコ機にはSMM2連装ミサイルとアサルトコンバットが、グレゴルー機にはショルダーミサイルポッド(MAP兵器)が、ムーザ機には修理装置とガトリングガンが装備されヘヴィマシンガンが改になっており、バイマン機にはヘヴィマシンガンがなく補給装置とハンディ・ソリッドシューター、ソリッドシューターといった援護向きの武器が装備されている。
- キリコ機のアサルトコンバットは「バリア貫通」と「対大型」特性のため、今回キリコが搭乗する三機の中では最も火力が高くなる。SS(1)サイズユニットであるために、ほとんどの敵に「対大型」が発動するのもポイント。
装備・機能編集
武装・必殺武器編集
- アームパンチ
- スコープドッグの標準装備。
- 『OE』では「ヒット&アウェイ」特性に加え、グレゴルー機のみ「押出」特性を持っている。
- ガトリングガン
- 左腰部の追加武装。弾丸はミッションパックから直接給弾される。口径は13mm。
- 『第2次Z』では装備。
- 『OE』では、突破攻撃扱い。キリコ機とムーザ機が装備している。
- GAT-22 ヘヴィマシンガン
- スコープドッグが装備する標準型の装備。
- 『第2次Z』では装備。
- 『OE』ではキリコ機、グレゴルー機が装備しており、キリコ機には「エスケープ」特性がある。
- GAT-22-C ヘヴィマシンガン改
- ショートバレルタイプ。
- 『OE』ではムーザ機が装備。「ガード」特性がある。
- ハンディ・ソリッドシューター
- 左腕部に装着する、小型のソリッドシューター。
- 『OE』ではバイマン機が装備。無特性の代わりに移動後使用可能とソリッドシューターと差別化されている。
- SAT-03 ソリッドシューター
- 弾体を電磁カタパルトで発射する、バズーカ型の火器。
- 『第2次Z』では装備。
- 『OE』ではバイマン機が装備。命中補正が0の為当てづらいが、「対艦」「対大型」特性を持っており、サイズS(2)以上の敵に対しては数値以上の威力が出る。
- SMM2連装ミサイル
- 右腰部にあるミサイル。
- 『OE』のキリコ機が装備。「曲射」特性がある。
- ショルダーミサイルポッド
- 右肩部の追加武装。ポッドそのものはミッションパックのほうに装着されているので、右腕の可動は妨げない。
- 『OE』ではグレゴルー機が装備。「対地」特性の付いたMAP兵器。
- 3連装スモークディスチャージャー
- 左肩部の追加武装。
- 装備はしているが、『第2次Z』・『OE』共に未実装。
必殺技編集
- アサルト・コンバット
- 『第2次Z』・『OE』共にキリコ機のみ使用。『第2次Z』では、サンサの砂漠をイメージした背景になる。
- 『OE』では「バリア貫通」「対大型」の特性を持っているため、火力はキリコ機の中ではトップ。
特殊能力編集
移動タイプ編集
サイズ編集
- S
- 『第2次Z』
- SS
- 『OE』
カスタムボーナス編集
- 全ての武器のCRT+30
- 『第2次Z』
機体BGM編集
- 「炎のさだめ」
- TVシリーズOPテーマ。
関連機体編集
- スコープドッグTC・ISS
- メルキア情報省の特殊部隊に配備されていた宇宙戦仕様機。
- スコープドッグTC・LRS
- ザ・ラストレットショルダーで使用された本機のレプリカ。