「デスザウラー」の版間の差分

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== EPZ-06/EZ-021 デスザウラー(DEATH SAURER) ==
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{{登場メカ概要
*[[登場作品]]:[[ゾイドシリーズ]]
+
| 登場作品 = [[ゾイドシリーズ]]
*分類:肉食恐竜型[[ゾイド]]
+
*{{登場作品 (メカ)|ゾイド -ZOIDS-}}
*型式番号:EPZ-06/EZ-021
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| メカニックデザイン =
*全長:32.4 m
+
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}
*全高:21.0 m
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| SRWでの分類 = [[機体]]
*全幅:11.5 m
+
}}
*重量:400 t
 
*最高速度:90 km/h
 
*動力:ゾイドコア
 
*装甲材質:不明
 
*所属:ゼネバス帝国/[[ガイロス帝国]]
 
*設計者:ドン・ホパート
 
*主なパイロット:トビー・ダンカン、ゼネバス・ムーロア、ガイロス皇帝、[[ギュンター・プロイツェン]]、ヒルツ
 
  
ゼネバス帝国が持てる技術の全てを投入して開発した、超大型ゾイド。登場当時は劣勢だったヘリック共和国との軍事バランスを一気に優勢にするほどの性能を誇り、共和国軍から「死を呼ぶ恐竜」と呼ばれ恐れられた。<br/>最大の武器は口腔部に装備された[[荷電粒子砲]]で、あらゆるゾイドを一撃で消滅させるほどの威力を発揮。それ以外にも多数の重火器を全身に装備している他、格闘戦だけで[[ゴジュラス]]クラスの大型ゾイドを粉砕するなど、桁違いのパワーを有する。</br>巨体故に寒冷地や山岳地帯などの局地戦には弱いものの、「マッドサンダー」が登場するまでは正面対決で対抗できる共和国ゾイドは存在しなかった。
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{{登場メカ概要
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| タイトル = スペック
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| 異名 = [[異名::破滅の魔獣]]
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| 分類 = 肉食恐竜型[[ゾイド]]
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| 生産形態 = 発掘
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| 型式番号 =EZ-021
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| 全長 = 測定不能
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| 全高 = 測定不能
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| 全幅 = 測定不能
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| 重量 = 測定不能
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| 最高速度 = 測定不能
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| 動力 = [[ゾイドコア]]
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| 所属 = [[ガイロス帝国]]
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| 設計 =
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| 主なパイロット = [[ギュンター・プロイツェン]]
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}}
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'''デスザウラー'''は『[[ゾイド -ZOIDS-]]』の登場メカ。
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== 概要 ==
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[[ギュンター・プロイツェン]]がガリル遺跡から発掘した[[ゾイドコア]]から復元した大型[[ゾイド]]。その正体はかつて古代ゾイド人が長引く戦乱を終決させる為に作り上げた最終兵器。しかし、その強大な力と破壊衝動は古代ゾイド人にも牙を剥いて文明を壊滅状態にした為、生き残った古代ゾイド人達の手によって[[ゾイドコア]]とボディの2つに分断されて封印されていた。その恐怖は古代ゾイド人にとって拭いきれぬトラウマとなっており、[[フィーネ・エレシーヌ・リネ]]は「デスザウラー」という名前を聞いただけで卒倒している。
  
アニメ「[[ゾイド -ZOIDS-]]」では設定が大幅に変更され、戦乱を終わらせる為に古代ゾイド人が作り上げたものの、強大な力は古代ゾイド人にも牙を剥いて文明を壊滅状態にした為、ゾイドコアとボディの2つに分断されて封印された。</br>なお、アニメ版では設定上の全長よりも遥かに巨大な姿で描かれており、荷電粒子砲の威力も大幅に強化されている。また、非常に高い知性を持っているが人間以上に悪辣で冷徹な一面を持ち、自分の意思で破壊と殺戮を楽しんでいるなど悪魔のような怪物である。
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プロイツェンが配下の[[レイヴン (ゾイド)|レイヴン]]を使い、他のゾイドから抜き取って集めた大量のゾイドコアから作り上げた[[クローン]]ボディを得て復活し、帝都ガイガロスでの最終決戦に投入された。
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ボディ部分が不完全なクローン体である為、性能はかつてのオリジナルには及ばないが、それでも共和国軍の大部隊を一撃で消滅させる程の圧倒的な力を持ち、帝都を壊滅させるに至る。しかし、帝国と共和国の両軍の攻撃で唯一の弱点である荷電粒子吸入ファンを止められてしまい、その隙を突いた[[ブレードライガー]]によって胴体を貫かれ崩れ落ちた。しかし、ボディは失ったもののゾイドコアはプロイツェンと融合することで辛くも難を逃れ、2年の時を経て[[オリジナルデスザウラー]]復活の為に利用される。
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 +
設定上の全長の10倍以上と言う遥かに巨大な姿で描かれており、ゾイド関連媒体では第一部で登場した個体を「プロイツェンデスザウラー」、「デスザウラーPrS(プロイツェンスペシャル)」、「デスザウラー(未完成体)」と呼ぶこともある。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
;[[スーパーロボット大戦OperationExtend]]
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=== 単独作品 ===
:初登場作品
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}
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:初登場作品。第2章でその存在が示唆され、第3章メイン第13話-2「帝都炎上」にて戦うことになる。
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:通常攻撃はビームガンのみだが、他3つの武器は[[マップ兵器]](扇形、着弾指定型、直線型)で、中には「押出」特性付きやEN消費なしの厄介なものまである(更に、ゾイドコアによるEN回復も存在する為、[[K]]における同じ[[ゾイド]]シリーズのラスボスである[[バイオティラノ]]のようにEN切れを狙うのはほぼ不可能)。
 +
:また、とにかく硬い(しかもイベントで何度も[[HP]]が回復する)ので、[[ガウェイン]]のドルイドシステムで防御と回避を下げるのが有効。このミッションでは強制出撃ユニットが多く(ガウェインと[[ランスロット]]は未改造)、自由出撃枠が2枠しかないので、どのユニットを出撃させるか迷いどころ。
 +
:第8章メイン第30話-3「破滅の魔獣デスザウラー」に登場するものは[[オリジナルデスザウラー]]名義の別ユニット扱いとなっている。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
+
=== 武装・[[必殺武器]] ===
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
;荷電粒子砲
 
:デスザウラーの象徴ともいうべき最強武装。背部の荷電粒子吸入ファンから大気中の荷電粒子を吸収し、体内でエネルギーに変換した後に首の粒子加速器で光速まで加速して口腔部から発射、あらゆる物質を原子レベルまで分解・消滅させる。なお、荷電粒子吸入ファンが破戒されると使用不能になる上に各部のパワーも大幅にダウンする為、ほぼ唯一の弱点となっている(荷電粒子砲が装備された口腔部や装甲の隙間も一応の弱点)。
 
 
;ハイパーキラーバイトファング
 
;ハイパーキラーバイトファング
:口腔部に装備された牙で、大型ゾイドをも易々と噛み砕く。
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:口腔部に装備された牙で、大型ゾイドをも易々と噛み砕く破壊力を持つ。
 
;ハイパーキラークロー
 
;ハイパーキラークロー
 
:両手に装備された格闘用クロー。
 
:両手に装備された格闘用クロー。
 
;加重力衝撃テイル
 
;加重力衝撃テイル
 
:巨体を支える尻尾は、それだけで強力な格闘武器となる。
 
:巨体を支える尻尾は、それだけで強力な格闘武器となる。
;各種レーザー・ミサイル類
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:OEでは扇形範囲の「押出マップ兵器」。
:頭部や尻尾など全身の至る所にレーザーやミサイルが装備されており、中・小型ゾイド部隊はこれだけで殲滅可能。
+
;荷電粒子砲
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:デスザウラーの象徴ともいうべき最強武装。背部の荷電粒子吸入ファンから大気中の荷電粒子を吸収し、体内でエネルギーに変換した後に首の粒子加速器で光速まで加速して口腔部から発射、あらゆる物質を原子レベルまで分解・消滅させる。
 +
:なお、荷電粒子吸入ファンが破壊されると使用不能になる上に各部のパワーも大幅にダウンする為、ほぼ唯一の弱点となっている(荷電粒子砲が装備された口腔部や装甲の隙間も一応の弱点)。
 +
:実は「荷電粒子砲」は昔(設定上は40年前)の名義であり、小型ゾイドのゴドスでさえも「小口径荷電粒子ビーム砲」を装備するようになったアニメ時代のバトルストーリーでは「大口径荷電粒子ビーム砲」が正式名称。『OE』ではこちらの名義で、直線型の[[マップ兵器]]。
 +
;16連装ミサイルランチャー
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:尻尾の付け根(キットでは腰)から16発のミサイルを発射する。直接命中させるのではなく上空で爆発後に無数の鉄杭を降らせる仕様となっている。『OE』では着弾点指定型のマップ兵器。
  
 
=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===
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;[[OE]]
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:[[ゾイドコア]]、[[巨体]]
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=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===
 
;[[陸]]
 
;[[陸]]
 
:
 
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== [[BGM|機体BGM]] ==
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=== [[サイズ]] ===
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;5Lまたは8
 
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== 対決・名場面など ==
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== 関連機体 ==
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== 機体BGM ==
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;「悪夢の灯火」
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:SRWオリジナル曲。
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== 主な関連機体 ==
 
その高性能故に数多くの改造機やバリエーション機体が存在する他、対抗機や後継機も多数存在する。
 
その高性能故に数多くの改造機やバリエーション機体が存在する他、対抗機や後継機も多数存在する。
;[[ジェノザウラー]]
 
:ガイロス帝国が、デスザウラー復活計画の副産物として開発したT-REX型ゾイド。
 
;マッドサンダー
 
:対デスザウラー用に開発された共和国の巨大なトリケラトプス型ゾイド。
 
;ゴジュラスギガ
 
:格闘戦に特化したギガノトサウルス型ゾイドで、格闘戦ではデスザウラーは成す術が無かった。
 
;セイスモサウルス
 
:ゴジュラスギガに対抗する為に開発された超長距離砲撃戦用の竜脚類型ゾイド。搭載された荷電粒子砲は、デスザウラー用のものを強化・発展させたタイプである。
 
;ブラッディデスザウラー
 
:デスザウラーの亜種。名前の通り血のような真紅のカラーリングを持つ。
 
;ギル・ザウラー
 
:「バトルストーリー」終盤に登場したガイロス皇帝専用の改造デスザウラー。大量の武装と巨体に見合わない俊敏性を有しており、ガイロス帝国首都でヘリック大統領のキングゴジュラスと激闘を繰り広げた。
 
;ブラッディデーモン
 
:デスザウラーの改造バリエーションの一つ。新シリーズの「バトルストーリー」中盤に登場した「デスザウラー復活計画」の実験機。名前の由来は「ブラッディ」+「デーモン(西洋文化やソロモン72柱などにおける悪魔)」と思われる。ちなみにゾイドコアはジェノザウラーのものを使用しているため稼働時間が短いという欠点がある。
 
  
== 商品情報 ==
+
一覧に無い機体は[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%B9%E3%82%B6%E3%82%A6%E3%83%A9%E3%83%BC#バリエーション ウィキペディア]を参照。
<!-- !話題まとめ -->
+
;[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%8E%E3%82%B6%E3%82%A6%E3%83%A9%E3%83%BC ジェノザウラー](SRW未登場)
== リンク ==
+
:[[ガイロス帝国]]が、デスザウラー復活計画の副産物として開発したT-REX型ゾイド。『[[ゾイド -ZOIDS-]]』に登場。
<!-- *[[一覧:デスザウラー]] -->
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;[[オリジナルデスザウラー]]
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:オリジナルのボディを得て完全復活したデスザウラー。元々設定より巨大に描かれていたデスザウラーよりも更に大型の巨躯を持つ。
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== 名場面 ==
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;破滅の魔獣
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:第32話、古代遺跡に建てられた研究所にて巨大な培養槽の中で眠るデスザウラーが古代ゾイド人であるフィーネの存在を感知し覚醒。バンのブレードライガーだけでなく帝国軍のゾイドをも巻き込んで攻撃、荷電粒子砲をも放っていった。
 +
:レブラプターやブレードライガーをも軽々と踏み潰そうとするその圧倒的な巨体は見る者を驚愕させており、以後もアニメシリーズにおいて[[バイオティラノ|多くのラスボスゾイドは規格外の大きさを持つ]]事が定番となる。
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;帝都炎上
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:第34話。帝都ガイガロスで起動したデスザウラーは荷電粒子砲により接近する共和国軍を一瞬で壊滅、さらに帝国市民がいるにも関わらず街を破壊し続ける。
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:その姿はまさに惑星Ziを滅ぼした悪魔の姿そのものであると同時に[[ゴジラ|元ネタ]]を強く彷彿とさせる。
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== 余談 ==
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*トミー(タカラトミー)から展開されていた公式ストーリー「ゾイドバトルストーリー」においてはゼネバス帝国によって開発された決戦兵器。決戦兵器でありながら'''量産を前提にした'''開発が行われており、ゼネバス帝国により'''数十機は製造されている'''。と言うか、バトルストーリーではアニメ版と同時代のガイロス帝国も50機を製造している(その内30機は20機のマッドサンダー(SRW未参戦)と相打ちになった)。
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**バトストで製造された50機は本来、プロイツェンが中央大陸(ヘリック共和国本土)へ進軍する鉄竜騎兵団へ餞別として配備する予定だったのだが、共和国と帝国が同盟を組んだ事と、共和国が対デスザウラー専用機であるマッドサンダーを再生産した事を知ると、予定を変更し帝国正規軍へと回し時間稼ぎを行った。
 +
***この時、デスザウラーは頭数を揃えた事と、オーガノイドシステムを搭載し性能を向上させた事から、天敵であるマッドサンダー(幼体のコアを増殖・培養した事により、性能が低下していた)との決戦を引き分けに持ち込んでいる。
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****因みにオーガノイドシステムを搭載したデスザウラーは有り得ない性能をしており、'''巨大ゾイドでありながらイエーガーユニットを装備したライガーゼロより早く動き'''(捕まったライガーゼロは頭を握り潰された)、マッドサンダーの反荷電粒子シールド(理論上は性能が低下した現行機でも耐えられる)を突破するなどしていた。だが、本当に恐ろしいのは、これでもバトストに登場したゾイドの中では「中の上」程度の性能と言う事実である。
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**量産性の高さもさることながら拡張性も高く、様々な改造機が作られた。実用性の高いもの(デスウイング、ギルザウラー)も多いが、技術者が暴走したような魔改造機(デスクラッシャー、デストゲラー)や、今のご時世なら問題になりそうな改造やネーミング(デスエイリアン)も存在する。
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*1988~89年に小学館の児童誌『月刊コロコロコミック』に連載された漫画作品『特攻!ゾイド少年隊』には、本機の改造タイプという設定の'''デスダイバー'''なる敵機が登場した。
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*ゴジュラス(SRW未参戦、OEでは名前のみの登場)がやらなかった[[ゴジラ|口からのビーム]]を初めて行ったゾイドである。
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**なお後年のキングゴジュラス(SRW未参戦、と言うかアニメ未登場)が口から放つスーパーサウンドブラスターは超音波破砕砲という設定になっている(ただし、場面によっては青白い光線のような描写となっているものもある)。
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== 資料リンク ==
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*[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%B9%E3%82%B6%E3%82%A6%E3%83%A9%E3%83%BC ウィキペディア]
 
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[[Category:登場メカた行]]
 
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2024年2月27日 (火) 19:31時点における最新版

デスザウラーは『ゾイド -ZOIDS-』の登場メカ。

デスザウラー
登場作品

ゾイドシリーズ

初登場SRW スーパーロボット大戦Operation Extend
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
異名 破滅の魔獣
分類 肉食恐竜型ゾイド
生産形態 発掘
型式番号 EZ-021
全長 測定不能
全高 測定不能
全幅 測定不能
重量 測定不能
動力 ゾイドコア
最高速度 測定不能
所属 ガイロス帝国
主なパイロット ギュンター・プロイツェン
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概要編集

ギュンター・プロイツェンがガリル遺跡から発掘したゾイドコアから復元した大型ゾイド。その正体はかつて古代ゾイド人が長引く戦乱を終決させる為に作り上げた最終兵器。しかし、その強大な力と破壊衝動は古代ゾイド人にも牙を剥いて文明を壊滅状態にした為、生き残った古代ゾイド人達の手によってゾイドコアとボディの2つに分断されて封印されていた。その恐怖は古代ゾイド人にとって拭いきれぬトラウマとなっており、フィーネ・エレシーヌ・リネは「デスザウラー」という名前を聞いただけで卒倒している。

プロイツェンが配下のレイヴンを使い、他のゾイドから抜き取って集めた大量のゾイドコアから作り上げたクローンボディを得て復活し、帝都ガイガロスでの最終決戦に投入された。

ボディ部分が不完全なクローン体である為、性能はかつてのオリジナルには及ばないが、それでも共和国軍の大部隊を一撃で消滅させる程の圧倒的な力を持ち、帝都を壊滅させるに至る。しかし、帝国と共和国の両軍の攻撃で唯一の弱点である荷電粒子吸入ファンを止められてしまい、その隙を突いたブレードライガーによって胴体を貫かれ崩れ落ちた。しかし、ボディは失ったもののゾイドコアはプロイツェンと融合することで辛くも難を逃れ、2年の時を経てオリジナルデスザウラー復活の為に利用される。

設定上の全長の10倍以上と言う遥かに巨大な姿で描かれており、ゾイド関連媒体では第一部で登場した個体を「プロイツェンデスザウラー」、「デスザウラーPrS(プロイツェンスペシャル)」、「デスザウラー(未完成体)」と呼ぶこともある。

登場作品と操縦者編集

単独作品編集

スーパーロボット大戦Operation Extend
初登場作品。第2章でその存在が示唆され、第3章メイン第13話-2「帝都炎上」にて戦うことになる。
通常攻撃はビームガンのみだが、他3つの武器はマップ兵器(扇形、着弾指定型、直線型)で、中には「押出」特性付きやEN消費なしの厄介なものまである(更に、ゾイドコアによるEN回復も存在する為、Kにおける同じゾイドシリーズのラスボスであるバイオティラノのようにEN切れを狙うのはほぼ不可能)。
また、とにかく硬い(しかもイベントで何度もHPが回復する)ので、ガウェインのドルイドシステムで防御と回避を下げるのが有効。このミッションでは強制出撃ユニットが多く(ガウェインとランスロットは未改造)、自由出撃枠が2枠しかないので、どのユニットを出撃させるか迷いどころ。
第8章メイン第30話-3「破滅の魔獣デスザウラー」に登場するものはオリジナルデスザウラー名義の別ユニット扱いとなっている。

装備・機能編集

武装・必殺武器編集

ハイパーキラーバイトファング
口腔部に装備された牙で、大型ゾイドをも易々と噛み砕く破壊力を持つ。
ハイパーキラークロー
両手に装備された格闘用クロー。
加重力衝撃テイル
巨体を支える尻尾は、それだけで強力な格闘武器となる。
OEでは扇形範囲の「押出マップ兵器」。
荷電粒子砲
デスザウラーの象徴ともいうべき最強武装。背部の荷電粒子吸入ファンから大気中の荷電粒子を吸収し、体内でエネルギーに変換した後に首の粒子加速器で光速まで加速して口腔部から発射、あらゆる物質を原子レベルまで分解・消滅させる。
なお、荷電粒子吸入ファンが破壊されると使用不能になる上に各部のパワーも大幅にダウンする為、ほぼ唯一の弱点となっている(荷電粒子砲が装備された口腔部や装甲の隙間も一応の弱点)。
実は「荷電粒子砲」は昔(設定上は40年前)の名義であり、小型ゾイドのゴドスでさえも「小口径荷電粒子ビーム砲」を装備するようになったアニメ時代のバトルストーリーでは「大口径荷電粒子ビーム砲」が正式名称。『OE』ではこちらの名義で、直線型のマップ兵器
16連装ミサイルランチャー
尻尾の付け根(キットでは腰)から16発のミサイルを発射する。直接命中させるのではなく上空で爆発後に無数の鉄杭を降らせる仕様となっている。『OE』では着弾点指定型のマップ兵器。

特殊能力編集

OE
ゾイドコア巨体

移動タイプ編集

サイズ編集

5Lまたは8

機体BGM編集

「悪夢の灯火」
SRWオリジナル曲。

主な関連機体編集

その高性能故に数多くの改造機やバリエーション機体が存在する他、対抗機や後継機も多数存在する。

一覧に無い機体はウィキペディアを参照。

ジェノザウラー(SRW未登場)
ガイロス帝国が、デスザウラー復活計画の副産物として開発したT-REX型ゾイド。『ゾイド -ZOIDS-』に登場。
オリジナルデスザウラー
オリジナルのボディを得て完全復活したデスザウラー。元々設定より巨大に描かれていたデスザウラーよりも更に大型の巨躯を持つ。

名場面編集

破滅の魔獣
第32話、古代遺跡に建てられた研究所にて巨大な培養槽の中で眠るデスザウラーが古代ゾイド人であるフィーネの存在を感知し覚醒。バンのブレードライガーだけでなく帝国軍のゾイドをも巻き込んで攻撃、荷電粒子砲をも放っていった。
レブラプターやブレードライガーをも軽々と踏み潰そうとするその圧倒的な巨体は見る者を驚愕させており、以後もアニメシリーズにおいて多くのラスボスゾイドは規格外の大きさを持つ事が定番となる。
帝都炎上
第34話。帝都ガイガロスで起動したデスザウラーは荷電粒子砲により接近する共和国軍を一瞬で壊滅、さらに帝国市民がいるにも関わらず街を破壊し続ける。
その姿はまさに惑星Ziを滅ぼした悪魔の姿そのものであると同時に元ネタを強く彷彿とさせる。

余談編集

  • トミー(タカラトミー)から展開されていた公式ストーリー「ゾイドバトルストーリー」においてはゼネバス帝国によって開発された決戦兵器。決戦兵器でありながら量産を前提にした開発が行われており、ゼネバス帝国により数十機は製造されている。と言うか、バトルストーリーではアニメ版と同時代のガイロス帝国も50機を製造している(その内30機は20機のマッドサンダー(SRW未参戦)と相打ちになった)。
    • バトストで製造された50機は本来、プロイツェンが中央大陸(ヘリック共和国本土)へ進軍する鉄竜騎兵団へ餞別として配備する予定だったのだが、共和国と帝国が同盟を組んだ事と、共和国が対デスザウラー専用機であるマッドサンダーを再生産した事を知ると、予定を変更し帝国正規軍へと回し時間稼ぎを行った。
      • この時、デスザウラーは頭数を揃えた事と、オーガノイドシステムを搭載し性能を向上させた事から、天敵であるマッドサンダー(幼体のコアを増殖・培養した事により、性能が低下していた)との決戦を引き分けに持ち込んでいる。
        • 因みにオーガノイドシステムを搭載したデスザウラーは有り得ない性能をしており、巨大ゾイドでありながらイエーガーユニットを装備したライガーゼロより早く動き(捕まったライガーゼロは頭を握り潰された)、マッドサンダーの反荷電粒子シールド(理論上は性能が低下した現行機でも耐えられる)を突破するなどしていた。だが、本当に恐ろしいのは、これでもバトストに登場したゾイドの中では「中の上」程度の性能と言う事実である。
    • 量産性の高さもさることながら拡張性も高く、様々な改造機が作られた。実用性の高いもの(デスウイング、ギルザウラー)も多いが、技術者が暴走したような魔改造機(デスクラッシャー、デストゲラー)や、今のご時世なら問題になりそうな改造やネーミング(デスエイリアン)も存在する。
  • 1988~89年に小学館の児童誌『月刊コロコロコミック』に連載された漫画作品『特攻!ゾイド少年隊』には、本機の改造タイプという設定のデスダイバーなる敵機が登場した。
  • ゴジュラス(SRW未参戦、OEでは名前のみの登場)がやらなかった口からのビームを初めて行ったゾイドである。
    • なお後年のキングゴジュラス(SRW未参戦、と言うかアニメ未登場)が口から放つスーパーサウンドブラスターは超音波破砕砲という設定になっている(ただし、場面によっては青白い光線のような描写となっているものもある)。

資料リンク編集