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地球に降下してからは、[[トムリアット]]部隊を率いて、「ピピニーデン・サーカス」と呼ばれるコンビネーション攻撃で[[リガ・ミリティア]]を苦しめた。
 
地球に降下してからは、[[トムリアット]]部隊を率いて、「ピピニーデン・サーカス」と呼ばれるコンビネーション攻撃で[[リガ・ミリティア]]を苦しめた。
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後の地球浄化作戦では、クロノクルの副官となり、部下の[[ゴズ・バール]]にウッソの母[[ミューラ・ミゲル]]を人質にとる作戦を指示させたが、その卑劣さからクロノクルに愛想を尽かされる。
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後の地球浄化作戦では、クロノクルの副官となり、部下の[[ゴズ・バール]]に[[ウッソ・エヴィン]]の母[[ミューラ・ミゲル]]を人質にとる作戦を指示させたが、その卑劣さからクロノクルに愛想を尽かされる。
    
最終決戦目前で前衛を任されるが、[[タシロ・ヴァゴ]]の策略にはまって孤立状態となってしまう。自分が戦線に出ることで士気を上げようと、[[モビルアーマー|MA]]ビルケナウに乗り込むが、ウッソに敗れ被弾した[[ルペ・シノ]]の[[ブルッケング]]に取り付かれ、道連れにされる形で爆死した。
 
最終決戦目前で前衛を任されるが、[[タシロ・ヴァゴ]]の策略にはまって孤立状態となってしまう。自分が戦線に出ることで士気を上げようと、[[モビルアーマー|MA]]ビルケナウに乗り込むが、ウッソに敗れ被弾した[[ルペ・シノ]]の[[ブルッケング]]に取り付かれ、道連れにされる形で爆死した。
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小説版では、[[ファラ・グリフォン]]の後任としてラゲーン基地の司令官に着任する場面でのみ登場し、以降の出番は無かった。
      
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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:『30』では彼から陰で「浅ましい男」呼ばわりされ嫌悪されていた。
 
:『30』では彼から陰で「浅ましい男」呼ばわりされ嫌悪されていた。
 
;[[ミツバ・グレイヴァレー]]
 
;[[ミツバ・グレイヴァレー]]
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』では、人質作戦を主導したことで「なんて破廉恥な真似を!」と罵声を浴びせられる。
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:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』では、人質作戦を主導したことで彼女に「なんて破廉恥な真似を!」と罵声を浴びせられる。
 
;[[ヴァン]]
 
;[[ヴァン]]
 
:『30』では、人質として利用しようとしたミューラを彼に奪われる。
 
:『30』では、人質として利用しようとしたミューラを彼に奪われる。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
;「ようこそ、クロノクル司令。ビックキャノンの攻撃を身を持って制してくれた手柄によってモトラッド宇宙艦隊の司令に昇進した。私は作戦参謀を務めさせてもらうよ」
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;「ようこそ、クロノクル司令。ビッグキャノンの攻撃を身を持って制してくれた手柄によってモトラッド宇宙艦隊の司令に昇進した。私は作戦参謀を務めさせてもらうよ」
 
;クロノクル「恐縮であります。先輩」
 
;クロノクル「恐縮であります。先輩」
 
;「もう、そういう言葉使いも禁物なんだよ」
 
;「もう、そういう言葉使いも禁物なんだよ」
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:クロノクルの今まで通りの口調を軽い感じで戒めており、これ以降はクロノクルに対して基本的に敬語で接している。
 
:クロノクルの今まで通りの口調を軽い感じで戒めており、これ以降はクロノクルに対して基本的に敬語で接している。
 
;「了解しました。司令も板についてきたな」<br/>クロノクル「先輩の指導が良いからであります」<br/>「そう思っているのなら、私の頼みを聞いてくれないか? [[ゴズ・バール]]という男をそちらにやる。彼の独断的な行動を黙って見ていてくれ」<br/>クロノクル「独断的行動?」<br/>「悪いようにはせん。停戦協定が発効する前に白い奴とリーンホースJr.だけは黙らせておきたいのだ」<br/>クロノクル「連邦と停戦するという噂はあるが、白い奴を仕留めるまでは停戦など!」<br/>「認めたくないだろう?」<br/>クロノクル「当たり前だ。やってくれ」<br/>「了解した……。成長したなクロノクルも」
 
;「了解しました。司令も板についてきたな」<br/>クロノクル「先輩の指導が良いからであります」<br/>「そう思っているのなら、私の頼みを聞いてくれないか? [[ゴズ・バール]]という男をそちらにやる。彼の独断的な行動を黙って見ていてくれ」<br/>クロノクル「独断的行動?」<br/>「悪いようにはせん。停戦協定が発効する前に白い奴とリーンホースJr.だけは黙らせておきたいのだ」<br/>クロノクル「連邦と停戦するという噂はあるが、白い奴を仕留めるまでは停戦など!」<br/>「認めたくないだろう?」<br/>クロノクル「当たり前だ。やってくれ」<br/>「了解した……。成長したなクロノクルも」
:第36話「母よ大地に帰れ」より。地球連邦政府と停戦するという噂もあり、ピピニーデンはゴズ・バールに[[ミューラ・ミゲル]]を人質にしてウッソのV2と戦うように指示を出し、その作戦内容をクロノクルに伝えることなく了承を得る。
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:第36話「母よ大地に帰れ」より。地球連邦政府と停戦するという噂もあり、ピピニーデンはゴズに[[ミューラ・ミゲル]]を人質にしてウッソのV2と戦うように指示を出し、その作戦内容をクロノクルに伝えることなく了承を得る。
:人質作戦の内容をクロノクルに知られると「見下げ果てた先輩」と嫌悪感を持たれてしまい、挙句戦果を上げることなくミューラ・ミゲルが悲惨な死を迎えると「もうあの男を先輩とは思わん」を一方的に関係を断絶され、これ以降は一切絡むことは無かった。
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:人質作戦の内容をクロノクルに知られると「見下げ果てた先輩」と嫌悪感を持たれてしまい、挙句戦果を上げることなくミューラが悲惨な死を迎えると「もうあの男を先輩とは思わん」を一方的に関係を断絶され、これ以降は一切絡むことは無かった。
 
;「椅子を尻で磨くだけの男で、終わるものかよ!」
 
;「椅子を尻で磨くだけの男で、終わるものかよ!」
 
:エンジェル・ハイロゥでの最終決戦時に自らMAビルケナウで出撃しようとした時の台詞。行動できないことを「椅子を尻で磨く」と個性的な言い回しで表現した、ピピニーデンの代名詞的な台詞である。
 
:エンジェル・ハイロゥでの最終決戦時に自らMAビルケナウで出撃しようとした時の台詞。行動できないことを「椅子を尻で磨く」と個性的な言い回しで表現した、ピピニーデンの代名詞的な台詞である。
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;兵士「司令! 混戦中です! ヘルメットは付けて下さい!」
 
;兵士「司令! 混戦中です! ヘルメットは付けて下さい!」
 
;「パイロットスーツでさえ邪魔なのだ、怪我をするつもりはない。出るぞ……ん? ルペ・シノのブルッケング? ……!!避けろッ!!……ッ!!」
 
;「パイロットスーツでさえ邪魔なのだ、怪我をするつもりはない。出るぞ……ん? ルペ・シノのブルッケング? ……!!避けろッ!!……ッ!!」
:ビルケナウ発進の際の台詞。直後にメカニックからヘルメットを被っていないことを咎められるが、気にせずに自信満々な発言をして出撃しようとする……が、被弾してコントロールを失っていたルペ・シノのブルッケングがビルケナウのコクピットに突っ込んでしまい、死亡。そのままブルッケングの爆発によりビルケナウ諸共、[[アドラステア級汎用戦艦]]「ラステオ」も吹き飛ばされてしまい、ラステオ艦隊は全滅した。
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:ビルケナウ発進の際の台詞。直後にメカニックからヘルメットを被っていないことを咎められるが、気にせずに自信満々な発言をして出撃しようとする……が、被弾してコントロールを失っていたルペのブルッケングがビルケナウのコクピットに突っ込んでしまい、死亡。そのままブルッケングの爆発によりビルケナウ諸共、[[アドラステア級汎用戦艦]]「ラステオ」も吹き飛ばされてしまい、ラステオ艦隊は全滅した。
 
:コックピットに乗り込んだところで出撃すらできずに死ぬ='''最期の瞬間まで椅子を尻で磨くだけだった'''というその死に様から、ピピニーデンはガンダムシリーズ屈指のネタキャラとして今なお語り継がれている。本人にとっては嬉しくないだろうが。
 
:コックピットに乗り込んだところで出撃すらできずに死ぬ='''最期の瞬間まで椅子を尻で磨くだけだった'''というその死に様から、ピピニーデンはガンダムシリーズ屈指のネタキャラとして今なお語り継がれている。本人にとっては嬉しくないだろうが。
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:艦長。
 
:艦長。
 
;[[GUNDAM:ビルケナウ|ビルケナウ]](SRW未登場)
 
;[[GUNDAM:ビルケナウ|ビルケナウ]](SRW未登場)
:出撃しようとしたところでルペのブルッケングの自爆に巻き込まれて'''戦うことなく退場'''してしまった。SRW未登場。
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:出撃しようとしたところでルペのブルッケングの自爆に巻き込まれて'''戦うことなく退場'''してしまった。
    
=== SRWでの搭乗機体 ===
 
=== SRWでの搭乗機体 ===
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*戦わずに出番を終えてしまった彼の搭乗機である指揮官用重攻撃MAビルケナウであるが、漫画『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]] ゴースト』(SRW未参戦)では、キゾ中将の搭乗機(金色の塗装を施した空中戦用の試作機)として猛威を振るったため、もしルペの自爆がなければ[[V2ガンダム]]に一矢報いることができた可能性もゼロではない(ただし同作中第1巻では同型機を中心としたモブ兵の1個小隊が、一騎当千機とはいえたった1機によって全滅しているので、クセの強い特異な武装であることも含めてピピニーデンの技量では出撃できたところで同様の運命を辿っていた可能性が非常に高いことも追記しておく)。
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*戦わずに出番を終えてしまった彼の搭乗機である指揮官用重攻撃MAビルケナウであるが、漫画『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]] ゴースト』(SRW未参戦)では、キゾ中将の搭乗機(金色の塗装を施した空中戦用の試作機)として猛威を振るったため、もしルペの自爆がなければ[[V2ガンダム]]に一矢報いることができた可能性もゼロではない(ただし同作中第1巻では同型機を中心としたモブ兵の1個小隊が、一騎当千機とはいえたった1機によって全滅しているので、クセの強い特異な武装であることも含めてピピニーデンの技量では出撃できたところで同様の運命を辿っていた可能性が非常に高いことも追記しておく)。
 
**ちなみに、TVシリーズが出典のメカでありながら本編で戦闘シーンが無く漫画独自の解釈も強いためなのか、コミックスにてメカニック解説文が書かれている。
 
**ちなみに、TVシリーズが出典のメカでありながら本編で戦闘シーンが無く漫画独自の解釈も強いためなのか、コミックスにてメカニック解説文が書かれている。
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*[[小説]]版では、[[ファラ・グリフォン]]の後任としてラゲーン基地の司令官に着任する場面でのみ登場し、以降の出番は無かった。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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