「ゲバイ」の版間の差分

 
(4人の利用者による、間の5版が非表示)
45行目: 45行目:
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[ギガノス帝国]]において最も多用された[[メタルアーマー]]
+
[[ギガノス帝国]]軍の主力[[メタルアーマー]]。装甲は基本的に黄色で、[[ドルチェノフ]]親衛隊は[[シュワルグ]]に近いベージュ色。耐弾性を重視した攻撃型としての設計が成されている。
  
[[ドラウ]]の後継機として設計され、運動性と防御力を重視した設計が成されている。その操作性の良さは、[[ダイン]]登場後も多くの将兵に高評価を受け、戦争のほぼ全機・全域で用いられてきた汎用機である。
+
巨大な頭部と、[[スコープドッグ|左右非対称の剥き出しのカメラアイ]]が特徴。これはギガノス帝国初の制式メタルアーマーの肩書きを得るべく開発期間を短縮させようと既存の大型センサーを流用したためであり、その結果指揮官用の通信装備を搭載できず[[ダイン]]との指揮官機選考に敗北。以降は一般兵用の量産機として運用されている。
 +
 
 +
上述した頭部の設計の古さの他にもその重量から来る運動性の低さ、攻撃型の割に標準装備がダインや[[ドラウ]]と同型のハンドレールガンで火力が低いなど欠点が多く、[[ヤクト・ゲルフ]]が制式採用されれば2線級落ちすることが見込まれている。しかしその操作性の良さは多くの将兵に高評価を受けており、ダイン登場後も戦争のほぼ全域で用いられた。
  
 
=== 強化装備形態 ===
 
=== 強化装備形態 ===
 
;ゲバイ・マッフ
 
;ゲバイ・マッフ
:フォルグ・ユニットを装着することで大気圏内での飛行が可能となった形態。
+
:フォルグユニットを装着することで大気圏内での飛行が可能となった形態。他のメタルアーマーと異なりハードポイントを持たないため、フォルグユニットは背面腰部の[[プロペラントタンク|推進剤タンク]]と思しき部位に直付けされている。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A}}({{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE}})
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A}}({{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE}})
:ゲバイマッフのみ登場。設定にはないハンドグレネードを装備している。
+
:初登場作品。ゲバイマッフのみ登場。設定にはないハンドグレネードを装備している。
  
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
67行目: 69行目:
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
;30mm機関砲
 
;30mm機関砲
:発射速度毎分1500発、携行弾数600発。
+
:頭部に装備。発射速度毎分1500発、携行弾数600発。
;50mmハンドレールガン SSX55型
+
;50mmハンドレールガン SSX5型
:主兵装の手持ち式実弾マシンガン。発射速度毎分1800発、携行弾数425発。鉄甲弾および爆裂弾を装填可能。
+
:主兵装の手持ち式実弾マシンガン。発射速度毎分1800発、携行弾数425発。徹甲弾および爆裂弾を装填可能。腰部とシールド裏に2本ずつ予備弾倉を携行する。
 
==== オプション装備 ====
 
==== オプション装備 ====
;4連ミサイルランチャー
+
;4連105ミリハンドレールキャノン
:手持ち式のミサイルランチャー。SRW未実装。
+
:手持ち式の大型火器。発射速度毎分60発、携行弾数28発。徹甲弾、爆裂弾、プラズマ弾を装填可能。SRW未実装。
 
;ハンドグレネード
 
;ハンドグレネード
 
:設定にはない(本来はカスタム機である[[スタークゲバイ]]の装備である)が、SRWでは実装されている。手持ち武器のため使用できないわけではないだろうが。
 
:設定にはない(本来はカスタム機である[[スタークゲバイ]]の装備である)が、SRWでは実装されている。手持ち武器のため使用できないわけではないだろうが。
 +
;レーザーソード
 +
:格闘戦用装備。ドルチェノフ親衛隊機などが装備している。SRW未実装。
  
 
=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===

2023年10月14日 (土) 06:00時点における最新版

ゲバイは『機甲戦記ドラグナー』の登場メカ

ゲバイ
外国語表記 Gewei[1]
登場作品 機甲戦記ドラグナー
初登場SRW スーパーロボット大戦A
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類 メタルアーマー
生産形態 量産機
型式番号 AMA-03B
頭頂高 16.19 m
運行自重 147.4 t
最大発進重量 197.3 t
出力 31万ポンド(ドライ)
42万ポンド(CMP)
最大戦闘出力維持時間 42秒(MAX)【回復時間 CMP≦4 5秒~CMP=4232秒】
出力・重量比 0.786(ドライ)
1.064(CMP)
メインノズル数 4
アポジモーター 4
装甲 マルチハイブリッド型+対センサーコーティング
装甲厚 MAX375 mm
探知装置 イメージセンサー AS7型
重力場感知システム GVS5型
開発 ギガノス帝国
所属 ギガノス帝国
乗員人数 1名
主なパイロット ギガノス兵
テンプレートを表示
スペック
(フォルグ・ユニット)
分類 フライトユニット
全幅 16.7 m
基本重量 18.2 t
動力伝達システム DFGS-C6
出力 31万ポンド(ドライ)
42万ポンド(CMP)
※アフターバーナー時は5万ポンドをプラス
メインノズル数 4
最高速度 M0.80/SL(海面速度)
M0.86(9,800フィート)
航続距離 1,540ノーチカルマイル
(2,852 km)
テンプレートを表示

この項目では飛行ユニットを装備した「ゲバイ・マッフ」についても説明する。

概要編集

ギガノス帝国軍の主力メタルアーマー。装甲は基本的に黄色で、ドルチェノフ親衛隊はシュワルグに近いベージュ色。耐弾性を重視した攻撃型としての設計が成されている。

巨大な頭部と、左右非対称の剥き出しのカメラアイが特徴。これはギガノス帝国初の制式メタルアーマーの肩書きを得るべく開発期間を短縮させようと既存の大型センサーを流用したためであり、その結果指揮官用の通信装備を搭載できずダインとの指揮官機選考に敗北。以降は一般兵用の量産機として運用されている。

上述した頭部の設計の古さの他にもその重量から来る運動性の低さ、攻撃型の割に標準装備がダインやドラウと同型のハンドレールガンで火力が低いなど欠点が多く、ヤクト・ゲルフが制式採用されれば2線級落ちすることが見込まれている。しかしその操作性の良さは多くの将兵に高評価を受けており、ダイン登場後も戦争のほぼ全域で用いられた。

強化装備形態編集

ゲバイ・マッフ
フォルグユニットを装着することで大気圏内での飛行が可能となった形態。他のメタルアーマーと異なりハードポイントを持たないため、フォルグユニットは背面腰部の推進剤タンクと思しき部位に直付けされている。

登場作品と操縦者編集

携帯機シリーズ編集

スーパーロボット大戦AA PORTABLE
初登場作品。ゲバイマッフのみ登場。設定にはないハンドグレネードを装備している。

単独作品編集

スーパーロボット大戦MX
ゲバイマッフのみ登場。
スーパーロボット大戦GCXO
本作は逆にマッフのないゲバイのみ登場。最序盤から多数登場する割に捕獲でスラスターモジュールに変換できるおいしい敵のため、乱獲しておくのも手。

装備・機能編集

武装・必殺武器編集

30mm機関砲
頭部に装備。発射速度毎分1500発、携行弾数600発。
50mmハンドレールガン SSX5型
主兵装の手持ち式実弾マシンガン。発射速度毎分1800発、携行弾数425発。徹甲弾および爆裂弾を装填可能。腰部とシールド裏に2本ずつ予備弾倉を携行する。

オプション装備編集

4連105ミリハンドレールキャノン
手持ち式の大型火器。発射速度毎分60発、携行弾数28発。徹甲弾、爆裂弾、プラズマ弾を装填可能。SRW未実装。
ハンドグレネード
設定にはない(本来はカスタム機であるスタークゲバイの装備である)が、SRWでは実装されている。手持ち武器のため使用できないわけではないだろうが。
レーザーソード
格闘戦用装備。ドルチェノフ親衛隊機などが装備している。SRW未実装。

特殊能力編集

盾装備
シールド防御を発動。『MX』のみ。

移動タイプ編集

(ゲバイ)/ ・陸(ゲバイマッフ)
フォルグユニット装着によって飛行可能。

サイズ編集

M

関連機体編集

スタークゲバイ
グン・ジェム隊ゴル用の特殊改造機。

脚注編集

  1. MECHANICS、機甲戦記ドラグナー公式サイト、2022年1月6日閲覧。