「ULTRAMAN」の版間の差分

 
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'''ULTRAMAN'''は『[[ULTRAMAN (アニメ)|ULTRAMAN]]』の[[登場メカ|主役ヒーロー]]。
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
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スペシウムエネルギーを動力源とし、高速戦闘や擬似的な飛行を可能とする。リミッターを解除することで、胸部に取り付けられたカラータイマーが赤く発光し、3分間だけ強力なパワーを発揮できる。進次郎の生命保護を最優先としているため、装甲には何度も改良が重ねられており、ベストな複合素材が使用されている。
 
スペシウムエネルギーを動力源とし、高速戦闘や擬似的な飛行を可能とする。リミッターを解除することで、胸部に取り付けられたカラータイマーが赤く発光し、3分間だけ強力なパワーを発揮できる。進次郎の生命保護を最優先としているため、装甲には何度も改良が重ねられており、ベストな複合素材が使用されている。
  
原作漫画版では初登場時のA-TYPEと、改良されたB-TYPEが存在するが、アニメ版では両タイプが複合されている。また、アニメ版では右手首のデバイスを空に掲げる事で科特隊本部から自動で転送・装着される。
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原作漫画版では初登場時のA-TYPEと、改良されたB-TYPEが存在するが、アニメ版では両タイプが複合されている。また、アニメ版では右手首のデバイスを空に掲げる事で科特隊本部から自動で転送・装着される<ref>原作漫画版では転送・装着機能は搭載されていないが、井手がヤプールから提供された情報を元に開発に成功し、SEVEN並びにZOFFYと共に搭載されている。</ref>。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}
:初登場作品。シーズンパス「[[ダウンロードコンテンツ/30|DLC2]]」にて追加参戦。
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:初登場作品。シーズンパス「[[ダウンロードコンテンツ/30|DLC2]]」にて追加参戦。無料アップデートにて追加されるサイドミッション「未知の戦場」で[[スポット参戦]]し、DLCミッション「ウルトラマン、未知の世界へ」から正式参戦。事前に[[グリッドマン]]を加入させる必要がある。
:無料アップデートにて追加されるサイドミッション「未知の戦場」でスポット参戦し、DLCミッション「ウルトラマン、未知の世界へ」から正式参戦。
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:実質的に[[生身ユニット]]のためサイズSと非常に小さく、運動性も際立って高い<ref>初期状態で'''175'''、20段改造で'''275'''。リミッター解除を発動した[[ガンダム・バルバトスルプスレクス]]をも僅差で勝り、これを上回るのは同作品のACE SUITのみ。</ref>ため敵の攻撃をガンガン避けられる。その分初期HPは'''3200'''と、難易度ノーマルで相手がサイズSでも無改造では誇張抜きで一撃即死がありえる数値。幸いにしてSP消費がとても軽い「不屈」を所持しているため、可能な限り切らさず使い続けることを心がけたい。初期状態では必殺武器が移動後に使えないものの、「突撃」や「勇気」を習得するため十分補える。
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:ミッション「光の巨人の使命」で「リミッター解除」が解禁され、同時に飛行可能になる。
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:エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「命中アップ」。
 
:「ウルトラマン」であるため[[ギリアム・イェーガー]]や[[グリッドマン]]の各キャラがシナリオ上で反応を返し、絡みも多い。
 
:「ウルトラマン」であるため[[ギリアム・イェーガー]]や[[グリッドマン]]の各キャラがシナリオ上で反応を返し、絡みも多い。
:実質的に[[生身ユニット]]のため、サイズ1Sと非常に小さく、運動性も際立って高い<ref>20段改造で'''275'''。この値を上回るのは同作品のACE SUITと、リミッター解除を発動した[[ガンダム・バルバトスルプスレクス]]ぐらい。</ref>ため敵の攻撃をガンガン避けられる。その分初期HPは'''3200'''と、難易度ノーマルで相手がサイズSでも無改造では誇張抜きで一撃即死がありえる数値。幸いにしてSP消費がとても軽い「不屈」を所持しているため、可能な限り切らさず使い続けることを心がけたい。
 
:初期状態では必殺武器が移動後に使えないものの、「突撃」や「勇気」を習得するため十分補える。
 
:ミッション「光の巨人の使命」で「リミッター解除」が解禁され、同時に飛行可能になる。
 
 
:なお、SEVENとACEはパイロット名と機体名で表記が分かれている(機体名にのみSUITが付く)が、ULTRAMANはどちらもSUITなしの「ULTRAMAN」が正式名称となっている。
 
:なお、SEVENとACEはパイロット名と機体名で表記が分かれている(機体名にのみSUITが付く)が、ULTRAMANはどちらもSUITなしの「ULTRAMAN」が正式名称となっている。
  
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:両掌から圧縮したスペシウムエネルギーの光輪を発生させ、投げつける。
 
:両掌から圧縮したスペシウムエネルギーの光輪を発生させ、投げつける。
 
:原作漫画版ではB-TYPEにて追加された武装だが、アニメ版では初期から使用できる。
 
:原作漫画版ではB-TYPEにて追加された武装だが、アニメ版では初期から使用できる。
:原型は初代ウルトラマンが使用していた同名の技。「'''八つ裂き光輪'''」という有名な別名もあり、近年では双方が正式名称として併記されている。
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:原型は初代ウルトラマンが使用していた同名の技。「'''八つ裂き光輪'''」という有名な別名もあり、近年では双方が正式名称として併記されていて、これにちなんだ戦闘セリフもある。
:『30』では移動後使用不可の基本武装。
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:『30』では飛び上がって投げつける。また、戦闘アニメ開幕に特殊カットインが入る。
 
;スペシウムブレード
 
;スペシウムブレード
 
:スペシウムエネルギーを利用した近接格闘用光刃。両腕の手首から肘にかけての外側部に出力されるため、トンファーのように、あるいは手刀を叩き込む要領で使用する。
 
:スペシウムエネルギーを利用した近接格闘用光刃。両腕の手首から肘にかけての外側部に出力されるため、トンファーのように、あるいは手刀を叩き込む要領で使用する。
:『30』では移動後に使える基本武装。
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:モチーフとなった技は初代ウルトラマンが「[[ゴジラ|エリマキ怪獣ジラース]]」戦で使った必殺技「'''ウルトラかすみ斬り'''」。
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:『30』では接近後右手のブレードで攻撃。ウルトラスラッシュ同様開幕に特殊カットインが入る。
 
;スペシウム光線
 
;スペシウム光線
:スペシウムエネルギーそのものを照射する高出力光線砲。右手首の制御ユニットを左手首のコネクタに接続して十字に構え、左手を右肘の方にスライドさせる事でエネルギーをチャージし、右腕の発射口から光線を発射する。
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:スペシウムエネルギーそのものを照射する高出力光線砲。右手首の制御ユニットを左手首のコネクタに接続して十字に構え、左手を右肘の方にスライドさせる事でエネルギーをチャージし、左腕の発射口から光線を発射する<ref>本家のウルトラマンは右手の小指側の側面(解りやすく書くと、手刀で叩く部分)から発射する。</ref>。
 
:腕をスライドさせるギミックはアニメ版での追加演出。
 
:腕をスライドさせるギミックはアニメ版での追加演出。
:原型はもはや説明不要、初代ウルトラマンの同名の必殺光線。全てのウルトラマンの光線技の原点である。元々は「'''右手にマイナス、左手にプラスのエネルギーを集積させ、両腕を十字に交差させることでスパークさせて放つ'''」という原理であり、スーツではこれを両手首同士のコネクタを接続するという形で再現している。
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:もはや説明するまでもなく、初代ウルトラマン、ひいてはウルトラシリーズの代名詞たる必殺光線をモチーフとした武器。全てのウルトラマンの光線技の原点である<ref>ウルトラの星出身のウルトラ戦士の光線技は、名称や発射ポーズ、光線の色等の違いはあれどもすべてスペシウムエネルギーに由来した技である、という設定がある。</ref>。元々は「'''右手にマイナス、左手にプラスのエネルギーを集積させ、両腕を十字に交差させることでスパークさせて放つ'''」という原理であり、スーツではこれを両手首同士のコネクタを接続するという形で再現している。この性質上、コネクタか上記の左腕ブレード発振部を損傷するとギミックとしては使用不可能になる。
 
:『30』では射程がかなり長いが移動後に使えない初期の必殺技。トドメ演出では往年の「'''シュワッチ'''」で空へと飛び去る。
 
:『30』では射程がかなり長いが移動後に使えない初期の必殺技。トドメ演出では往年の「'''シュワッチ'''」で空へと飛び去る。
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==== 特筆機能 ====
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;リミッター解除
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:リミッターを解除することで、[[トランザム|スーツが赤く発光し、スピードもパワーも爆発的に向上する]]が、装着者への負担も大きく、3分間後は戦闘不能になる為、使うタイミングは注意点になる。とは言え、大半の場合では敵をあっという間に倒したり、時間切れになることはほぼなかった。
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:3分間の時間制限はウルトラシリーズにおけるお約束の3分間の活動時間が由来である。
  
 
==== 必殺技 ====
 
==== 必殺技 ====
 
;リミッター解除
 
;リミッター解除
:『30』で採用。リミッターを解除し、接近しての連続攻撃を加えた後、スペシウム光線でフィニッシュ。
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:『30』で採用。リミッターを解除し、接近しての連続攻撃を加えた後、スペシウム光線でフィニッシュ。原作での対エースキラー戦時<ref>原作漫画版ではネペンテス星人。</ref>の連続攻撃の再現。
 
:スペシウム光線と異なり移動後使用可能。
 
:スペシウム光線と異なり移動後使用可能。
 
:特別悪燃費という程ではないが、全ての武器でENを消費するため機体改造が甘いとボス戦までに息切れして使えない可能性も出てくる。
 
:特別悪燃費という程ではないが、全ての武器でENを消費するため機体改造が甘いとボス戦までに息切れして使えない可能性も出てくる。
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:ちなみにこの時発射されているスペシウム光線はスーツの機能ではなく<ref>左腕ブレード発振部を損傷している。</ref>、'''ウルトラマン因子の覚醒により発現した進次郎自身の力'''によるものである。そのためアニメ版では上記のスライド機能を使っておらず、オリジナルのスペシウム光線の構えを行った上で、オリジナル同様に手刀の部分から発射している<ref>原作漫画版では通常と同じように左腕ブレード発振部から発射しているが、発振部自体を破壊する出力を出している。</ref>。
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;ウルトラグリッドキャリバーエンド
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:ジオラマ小説『ULTRAMAN SUIT ANOTHER UNIVERSE』にて、『[[SSSS.GRIDMAN]]』のコラボストーリー「ヒーロー×邂・逅 後編」にて、[[フルパワーグリッドマン]]から貸し与えられたグリットマンキャリバーで敵を切り裂く技。SRW未採用。
  
 
=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===
;[[空]]、[[陸]]
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;[[陸]] → [[空]]、[[陸]]
 
:初期状態では[[飛行]]不可。リミッター解除と共に空を飛べるようになる。
 
:初期状態では[[飛行]]不可。リミッター解除と共に空を飛べるようになる。
 
:ただし適応が増えても宇宙適応共々Bのままなので強化パーツによる補填は必須。
 
:ただし適応が増えても宇宙適応共々Bのままなので強化パーツによる補填は必須。
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;「ULTRAMAN」
 
;「ULTRAMAN」
 
:『30』で採用。
 
:『30』で採用。
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;「吹きすさぶ逆風」
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:『30』スポット参戦時のBGM。スパロボオリジナル曲。
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:不屈の消費SPがとても低く、機体のHPの低さを補えるため常に使っておきたい。
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=== [[特殊スキル]] ===
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;[[スーパーロボット大戦30|30]]
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:'''ウルトラマン因子、[[底力]]L5、[[気力+系技能|気力+(ATK)]]、[[闘争心]]L1'''
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:「ウルトラマン因子」は「HP50%以下で被ダメージが0.8倍になる。また、出撃3ターン目から格闘・射撃・技量・防御・命中・回避が+15され、与ダメージが1.2倍になる」というもの。
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:ウルトラシリーズのお約束の3分間活動時間にて、最初の2分間が過ぎると、胸のカラータイマーが赤く光って音声を出し、ピンチを示し、それからヒーローの反撃が始まる。SRWシリーズに於ける1ターンは1分間という解釈で、3ターン目以降では丁度カラータイマーが赤くなる頃となっている。逆に4ターン経過しても弱体化したりはしない。
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:初期最強技兼最大射程技であるスペシウム光線にサイズ差補正無視が付いていない為、[[サイズ差補正無視]]の追加育成がほしい。
  
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=== [[エースボーナス]] ===
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:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。
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:他作品で出てくるサイズ1Sの敵は『[[コードギアス 復活のルルーシュ|コードギアス]]』のKMFや『[[ナイツ&マジック]]』の[[幻晶騎士]]、DLC1の『[[サクラ大戦]]』の[[降魔]]ぐらいしかおらず、大半の敵と戦う時に常時[[アタッカー]]がかかっている状態になる。ウルトラマン因子も発動すれば常時1.44倍と、全体で見てもかなり上位の火力を叩き出せるようになる。
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:原典の初代ウルトラマンとテレビシリーズで戦った怪獣はウルトラマンよりも大きな怪獣がほとんどであり<ref>身長40メートルのウルトラマンとテレビシリーズで直接交戦した怪獣でウルトラマンより小さかったのはドドンゴ(30メートル)、ガマクジラ(35メートル)、ケムラー(35メートル)の3体のみで、その他の怪獣・宇宙人は40メートル以上の身長があった。</ref>、それを反映したボーナスともいえる。
 
<!-- == 関連機体 == -->
 
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*『ウルトラマン』がデザインモチーフとなっている。
 
*『ウルトラマン』がデザインモチーフとなっている。
*A-TYPEとB-TYPEが存在するという設定は、原典であるウルトラマンの撮影用スーツに複数のタイプがあったことに由来している。
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*A-TYPEとB-TYPEが存在するという設定は、原典であるウルトラマンの撮影用スーツに複数のタイプがあったことに由来している。また、右手首のデバイスはウルトラマンの変身アイテム『'''ベーターカプセル'''』がもとになっている。
 
**ウルトラマンは撮影の痛みによる損傷の修復や、あるいは改良などの目的から、A・B・Cの3種類のタイプが存在していた(大雑把な区分であり、細部の細かい補修などは何度も行われていた)。
 
**ウルトラマンは撮影の痛みによる損傷の修復や、あるいは改良などの目的から、A・B・Cの3種類のタイプが存在していた(大雑把な区分であり、細部の細かい補修などは何度も行われていた)。
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*原典におけるカラータイマーは、M78星雲・光の国に所属するウルトラ戦士が、光の国以外での惑星で活動する際に外科手術で身に着けるのを義務化されており、光の国以外での惑星での活動限界時間を知らせる機構である。
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== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
 
<references />
 
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2024年1月11日 (木) 09:34時点における最新版

ULTRAMANは『ULTRAMAN』の主役ヒーロー

ULTRAMAN
読み ウルトラマン
登場作品 ULTRAMAN
声優 木村良平
デザイン 清水栄一
初登場SRW スーパーロボット大戦30
SRWでの分類 機体
パイロット
テンプレートを表示
スペック
分類 ULTRAMAN SUIT
全高 190 cm
重量 126 kg
開発 科学特捜隊
主なパイロット 早田進次郎
テンプレートを表示

概要編集

早田進次郎が、ウルトラマン因子を補助・増幅するためのスーツ「ULTRAMAN SUIT」を装着した姿。

スペシウムエネルギーを動力源とし、高速戦闘や擬似的な飛行を可能とする。リミッターを解除することで、胸部に取り付けられたカラータイマーが赤く発光し、3分間だけ強力なパワーを発揮できる。進次郎の生命保護を最優先としているため、装甲には何度も改良が重ねられており、ベストな複合素材が使用されている。

原作漫画版では初登場時のA-TYPEと、改良されたB-TYPEが存在するが、アニメ版では両タイプが複合されている。また、アニメ版では右手首のデバイスを空に掲げる事で科特隊本部から自動で転送・装着される[1]

登場作品と操縦者編集

単独作品編集

スーパーロボット大戦30
初登場作品。シーズンパス「DLC2」にて追加参戦。無料アップデートにて追加されるサイドミッション「未知の戦場」でスポット参戦し、DLCミッション「ウルトラマン、未知の世界へ」から正式参戦。事前にグリッドマンを加入させる必要がある。
実質的に生身ユニットのためサイズSと非常に小さく、運動性も際立って高い[2]ため敵の攻撃をガンガン避けられる。その分初期HPは3200と、難易度ノーマルで相手がサイズSでも無改造では誇張抜きで一撃即死がありえる数値。幸いにしてSP消費がとても軽い「不屈」を所持しているため、可能な限り切らさず使い続けることを心がけたい。初期状態では必殺武器が移動後に使えないものの、「突撃」や「勇気」を習得するため十分補える。
ミッション「光の巨人の使命」で「リミッター解除」が解禁され、同時に飛行可能になる。
エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「命中アップ」。
「ウルトラマン」であるためギリアム・イェーガーグリッドマンの各キャラがシナリオ上で反応を返し、絡みも多い。
なお、SEVENとACEはパイロット名と機体名で表記が分かれている(機体名にのみSUITが付く)が、ULTRAMANはどちらもSUITなしの「ULTRAMAN」が正式名称となっている。

装備・機能編集

武装・必殺武器編集

光線技が多いが全て格闘属性。

武装編集

ウルトラスラッシュ
両掌から圧縮したスペシウムエネルギーの光輪を発生させ、投げつける。
原作漫画版ではB-TYPEにて追加された武装だが、アニメ版では初期から使用できる。
原型は初代ウルトラマンが使用していた同名の技。「八つ裂き光輪」という有名な別名もあり、近年では双方が正式名称として併記されていて、これにちなんだ戦闘セリフもある。
『30』では飛び上がって投げつける。また、戦闘アニメ開幕に特殊カットインが入る。
スペシウムブレード
スペシウムエネルギーを利用した近接格闘用光刃。両腕の手首から肘にかけての外側部に出力されるため、トンファーのように、あるいは手刀を叩き込む要領で使用する。
モチーフとなった技は初代ウルトラマンが「エリマキ怪獣ジラース」戦で使った必殺技「ウルトラかすみ斬り」。
『30』では接近後右手のブレードで攻撃。ウルトラスラッシュ同様開幕に特殊カットインが入る。
スペシウム光線
スペシウムエネルギーそのものを照射する高出力光線砲。右手首の制御ユニットを左手首のコネクタに接続して十字に構え、左手を右肘の方にスライドさせる事でエネルギーをチャージし、左腕の発射口から光線を発射する[3]
腕をスライドさせるギミックはアニメ版での追加演出。
もはや説明するまでもなく、初代ウルトラマン、ひいてはウルトラシリーズの代名詞たる必殺光線をモチーフとした武器。全てのウルトラマンの光線技の原点である[4]。元々は「右手にマイナス、左手にプラスのエネルギーを集積させ、両腕を十字に交差させることでスパークさせて放つ」という原理であり、スーツではこれを両手首同士のコネクタを接続するという形で再現している。この性質上、コネクタか上記の左腕ブレード発振部を損傷するとギミックとしては使用不可能になる。
『30』では射程がかなり長いが移動後に使えない初期の必殺技。トドメ演出では往年の「シュワッチ」で空へと飛び去る。

特筆機能編集

リミッター解除
リミッターを解除することで、スーツが赤く発光し、スピードもパワーも爆発的に向上するが、装着者への負担も大きく、3分間後は戦闘不能になる為、使うタイミングは注意点になる。とは言え、大半の場合では敵をあっという間に倒したり、時間切れになることはほぼなかった。
3分間の時間制限はウルトラシリーズにおけるお約束の3分間の活動時間が由来である。

必殺技編集

リミッター解除
『30』で採用。リミッターを解除し、接近しての連続攻撃を加えた後、スペシウム光線でフィニッシュ。原作での対エースキラー戦時[5]の連続攻撃の再現。
スペシウム光線と異なり移動後使用可能。
特別悪燃費という程ではないが、全ての武器でENを消費するため機体改造が甘いとボス戦までに息切れして使えない可能性も出てくる。
ちなみにこの時発射されているスペシウム光線はスーツの機能ではなく[6]ウルトラマン因子の覚醒により発現した進次郎自身の力によるものである。そのためアニメ版では上記のスライド機能を使っておらず、オリジナルのスペシウム光線の構えを行った上で、オリジナル同様に手刀の部分から発射している[7]
ウルトラグリッドキャリバーエンド
ジオラマ小説『ULTRAMAN SUIT ANOTHER UNIVERSE』にて、『SSSS.GRIDMAN』のコラボストーリー「ヒーロー×邂・逅 後編」にて、フルパワーグリッドマンから貸し与えられたグリットマンキャリバーで敵を切り裂く技。SRW未採用。

移動タイプ編集

初期状態では飛行不可。リミッター解除と共に空を飛べるようになる。
ただし適応が増えても宇宙適応共々Bのままなので強化パーツによる補填は必須。

サイズ編集

1S
上記の通り、全機体中ぶっちぎりの最小ユニット。ただし本作ではサイズSSがシステム上採用されておらず、ナイツ&マジックの幻晶騎士と同サイズ扱い。
初期状態ではサイズ差補正無視を持つ武装が無いため、イカルガ同様本格的に運用するならサイズ差補正無視の育成は大前提となる。

カスタムボーナス編集

EN+100。全ての武器の攻撃力+200。
『30』。武装が全てEN消費型なのでENの増加は嬉しい。

機体BGM編集

「ULTRAMAN」
『30』で採用。
「吹きすさぶ逆風」
『30』スポット参戦時のBGM。スパロボオリジナル曲。

パイロットステータス編集

精神コマンド編集

30
集中必中不屈突撃熱血勇気
不屈の消費SPがとても低く、機体のHPの低さを補えるため常に使っておきたい。
突撃・勇気があるためスペシウム光線を移動後に使うことができ、武装追加が行われる前でも戦いやすい。

特殊スキル編集

30
ウルトラマン因子、底力L5、気力+(ATK)闘争心L1
「ウルトラマン因子」は「HP50%以下で被ダメージが0.8倍になる。また、出撃3ターン目から格闘・射撃・技量・防御・命中・回避が+15され、与ダメージが1.2倍になる」というもの。
ウルトラシリーズのお約束の3分間活動時間にて、最初の2分間が過ぎると、胸のカラータイマーが赤く光って音声を出し、ピンチを示し、それからヒーローの反撃が始まる。SRWシリーズに於ける1ターンは1分間という解釈で、3ターン目以降では丁度カラータイマーが赤くなる頃となっている。逆に4ターン経過しても弱体化したりはしない。
初期最強技兼最大射程技であるスペシウム光線にサイズ差補正無視が付いていない為、サイズ差補正無視の追加育成がほしい。

エースボーナス編集

自分よりサイズの大きい敵に対して、与ダメージ1.2倍
30』で採用。
他作品で出てくるサイズ1Sの敵は『コードギアス』のKMFや『ナイツ&マジック』の幻晶騎士、DLC1の『サクラ大戦』の降魔ぐらいしかおらず、大半の敵と戦う時に常時アタッカーがかかっている状態になる。ウルトラマン因子も発動すれば常時1.44倍と、全体で見てもかなり上位の火力を叩き出せるようになる。
原典の初代ウルトラマンとテレビシリーズで戦った怪獣はウルトラマンよりも大きな怪獣がほとんどであり[8]、それを反映したボーナスともいえる。

余談編集

  • 『ウルトラマン』がデザインモチーフとなっている。
  • A-TYPEとB-TYPEが存在するという設定は、原典であるウルトラマンの撮影用スーツに複数のタイプがあったことに由来している。また、右手首のデバイスはウルトラマンの変身アイテム『ベーターカプセル』がもとになっている。
    • ウルトラマンは撮影の痛みによる損傷の修復や、あるいは改良などの目的から、A・B・Cの3種類のタイプが存在していた(大雑把な区分であり、細部の細かい補修などは何度も行われていた)。
  • 原典におけるカラータイマーは、M78星雲・光の国に所属するウルトラ戦士が、光の国以外での惑星で活動する際に外科手術で身に着けるのを義務化されており、光の国以外での惑星での活動限界時間を知らせる機構である。

脚注編集

  1. 原作漫画版では転送・装着機能は搭載されていないが、井手がヤプールから提供された情報を元に開発に成功し、SEVEN並びにZOFFYと共に搭載されている。
  2. 初期状態で175、20段改造で275。リミッター解除を発動したガンダム・バルバトスルプスレクスをも僅差で勝り、これを上回るのは同作品のACE SUITのみ。
  3. 本家のウルトラマンは右手の小指側の側面(解りやすく書くと、手刀で叩く部分)から発射する。
  4. ウルトラの星出身のウルトラ戦士の光線技は、名称や発射ポーズ、光線の色等の違いはあれどもすべてスペシウムエネルギーに由来した技である、という設定がある。
  5. 原作漫画版ではネペンテス星人。
  6. 左腕ブレード発振部を損傷している。
  7. 原作漫画版では通常と同じように左腕ブレード発振部から発射しているが、発振部自体を破壊する出力を出している。
  8. 身長40メートルのウルトラマンとテレビシリーズで直接交戦した怪獣でウルトラマンより小さかったのはドドンゴ(30メートル)、ガマクジラ(35メートル)、ケムラー(35メートル)の3体のみで、その他の怪獣・宇宙人は40メートル以上の身長があった。