「クリストバル・ハスロ・ジャロウデク」の版間の差分

 
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ジャロウデクの現地指揮官として軍を率い、クシェペルカ王国に侵攻。国王のアウクスティを決闘の末に討ち取るという戦果を挙げる。苛烈で激情的な性格をしており、捕虜としたクシェペルカの第一王女の[[エレオノーラ・ミランダ・クシェペルカ]]には妻になるよう迫り、参謀の[[ドロテオ・マルドネス]]の失態には激怒するなど、言葉責めや暴力を振るうことも厭わない。
 
ジャロウデクの現地指揮官として軍を率い、クシェペルカ王国に侵攻。国王のアウクスティを決闘の末に討ち取るという戦果を挙げる。苛烈で激情的な性格をしており、捕虜としたクシェペルカの第一王女の[[エレオノーラ・ミランダ・クシェペルカ]]には妻になるよう迫り、参謀の[[ドロテオ・マルドネス]]の失態には激怒するなど、言葉責めや暴力を振るうことも厭わない。
  
ただし、姉のカタリーナや部下達からは慕われており、ドロテオのように部下を叱りつけても見逃すほどの度量も併せ持つ。また、機体スペックに差はあれどアウクスティを討ち取った件や反抗勢力の中核であるクシェペルカ東方領レトンマキ男爵領を陥落させるなど、指揮官や騎操士(ナイトランナー)の腕も高い。
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ただし、姉のカタリーナや部下達からは慕われており、ドロテオのように部下を叱りつけても見逃すほどの度量も併せ持つ。また、機体スペックに差はあれどアウクスティを討ち取った件や反抗勢力の中核であるクシェペルカ東方領レトンマキ男爵領を陥落させるなど、指揮官や[[騎操士]]の腕も高い。
  
後に自軍を脅かす鬼神([[イカルガ (ナイツマ)|イカルガ]])の存在を知り、[[エルネスティ・エチェバルリア]]と戦うこととなる。
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後に自軍を脅かす鬼神([[イカルガ (ナイツマ)|イカルガ]])の存在を知るが、当初はそこまで大きな問題とは考えていなかった。しかし、[[エルネスティ・エチェバルリア]]の活躍で自軍が手酷い被害を受け、撤退中に自らの飛空船にまで取り付いてきたイカルガに対し出撃して戦いを挑むも、あっという間に一蹴されてしまう。そしてエルを勧誘するという手に出るが、彼の返答が理解できずに混乱。最後はエルの思い通りにはさせないと自分の船を破壊して墜落死した。
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曲りなりにも人望もあったことから、彼の死はカタリーナとドロテオに大きなショックを与え、ドロテオに至っては[[飛竜戦艦]]でエルへの復讐を誓う程であった。
  
 
==登場作品と役柄==
 
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===単独作品===
 
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:なお、原作ではクリストバルの死後に飛竜戦艦が登場するが、今作では飛竜戦艦の方が先に完成している。
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== パイロットステータス ==
 
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;[[エルネスティ・エチェバルリア]]
 
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:彼との一騎打ちの果て、彼をジャロウデクに勧誘するが、彼が既にフレメヴィーラ王国で所持していた常識外れの権限に驚愕させられてしまう。
 
:彼との一騎打ちの果て、彼をジャロウデクに勧誘するが、彼が既にフレメヴィーラ王国で所持していた常識外れの権限に驚愕させられてしまう。
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==他作品との人間関係==
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==名台詞==
 
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:同話より。独断専行はせずにカタリーナの作戦にきちんと従っていることが分かる台詞。王族を皆殺しにしてしまうと、かえって占領政策がやりにくくなるのだろう。
 
:同話より。独断専行はせずにカタリーナの作戦にきちんと従っていることが分かる台詞。王族を皆殺しにしてしまうと、かえって占領政策がやりにくくなるのだろう。
 
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;「お前は何の話をしているのだ?」
:第10話。エレオノーラを奪還されたドロテオを叱責した後、ドロテオからその原因を聞いて。[[ツェンドルグ|半人半馬で恐るべき速さの幻晶騎士(シルエットナイト)]]だの、[[イカルガ (ナイツマ)|炎を纏った空を舞う鬼神]]だの、とても当時では信じられない報告をされ、怒りを通り越し本気で心配するかのような台詞。そしてアニメではオラシオが生き証人となっているため、それが事実だと否が応でも認識させられてしまう。
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:第10話。エレオノーラを奪還されたドロテオを叱責した後、ドロテオからその原因を聞いて。半人半馬で恐るべき速さの幻晶騎士([[ツェンドルグ|これ]]の後継機)だの、[[イカルガ (ナイツマ)|炎を纏った空を舞う鬼神]]だの、とても当時では信じられない報告をされ、怒りを通り越し本気で心配するかのような台詞。そしてアニメではオラシオが生き証人となっているため、それが事実だと否が応でも認識させられてしまう。
 
;「もはや我が妻になどと甘い顔はせぬ!抗うなら、王女ごと根絶やしにするまでだ!」
 
;「もはや我が妻になどと甘い顔はせぬ!抗うなら、王女ごと根絶やしにするまでだ!」
:同話。ドロテオからエレオノーラ奪還の背後にフレメヴィーラがいると聞いて。カタリーナの前でこう言っているが、この後カタリーナもエレオノーラの生死を問わないと指示を出している。
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:同話より。ドロテオからエレオノーラ奪還の背後にフレメヴィーラがいると聞いて。カタリーナの前でこう言っているが、この後カタリーナもエレオノーラの生死を問わないと指示を出している。
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;「もはや誰も当てに出来ない」<br />「クシェペルカの残党も、銀鳳商会とやらも、まとめて俺の手で叩き潰してやる!」
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:同話より。地上部隊が総崩れとなり、放心状態に陥り、ついに撤退を決断する。
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:同話より。イカルガとの戦闘であっという間に武装を失い、無力化されたことに際し。
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;「待て!鬼神の騎操士!俺の下へ来い!」<br />エル「は?」<br />「貴様!フレメヴィーラの者だろう?クシェペルカに組するいわれなど、然程もないはず!」<br />「その機体と共にジャロウデクに下れば、今の倍の地位を与えよう!」
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:同話より。追い詰められた末、何でも望むものを与えるとエルを勧誘するが…。
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;「きっさまぁ!このクリストバルに向かって、どれ程の大言を吐けば気が済むのかぁー!」
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:同話より。上記の台詞に対するエルの返答は、端的に換言すれば'''現在の世界の主戦力である[[幻晶騎士]]に関する自国の権限ほぼ全て'''。事実上の無条件降伏にも等しく、クリストバル視点ではふざけきった要求を突き付けられ激昂するが、エルにとっては全て(自国において)本当のことであり、返答自体も条件確認のつもりの無自覚なものであった…。
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;「悪魔めぇ~!この恨み、地獄で晴らしてやるぅ~!」
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:同話より。最後は鬼神の思い通りにはさせんと、自分が乗る船を自ら破壊し、運命を共にした。
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:SRWでは「この恨み~」から先が撃墜時の台詞に採用されている。
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;「化け物め!!この俺が貴様の思い通りになるなどなるものか!!俺は貴様に負けてなんかどいない!!!己の意思で誇りある最後を選ん…」
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:漫画版第80話での断末魔。前者(アニメ版)はエルに負けたことに若干発狂したように見えるが、後者(書籍版)では発狂せず1人の王族として誇り高き最期を迎えている。また、エルから見ればこの場面が'''転生者として最期を看取った'''ためか死亡時に'''手を合わせている'''。
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;グスターボ「さっすがクリストバル様また腕をあげなさった」<br />「…よもや手を抜いていないだろうなグストよ!」<br />ドロテオ「ハハハ。そんなことはありませぬぞ殿下」
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:漫画版第16巻のおまけ漫画『かつてあった日常』の一コマ。右のコマは若い頃の[[ケルヒルト・ヒエタカンナス|ケルヒルト]]とヒエタカンナス家、左のコマは若い頃の自分とマルドネス父子と剣術修行が描かれており、もし彼らジャロウデク王国が暴挙に出なかったら楽しく生きていたと思われる。また、真面目に稽古を受けており作中屈指の戦闘狂であるグストと互角以上の実力を見せていることから彼が優秀な騎操士だった様子を見せている。
 
<!-- ==迷台詞== -->
 
<!-- ==迷台詞== -->
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==スパロボシリーズの名台詞==
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;「ガンダムの勇名、俺の勲章となれい!」
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:[[ガンダムタイプ]]との特殊戦闘台詞。
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;「セフィーロの魔神! その首、もらった!」
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:[[魔神 (レイアース)|魔神]]との特殊戦闘台詞。
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;「聞こえるか、勇敢なるジャロウデクの兵達よ!」<br />「時の勢いは、こちらにある!我等の障害となるドライクロイツを打ち破り、この世界にジャロウデクの旗を打ち立てるのだ!」
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:「Heaven&World」より。自軍を鼓舞するも、ケルヒルトからは暴走が過ぎると不安視されていた。
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==搭乗機体==
 
==搭乗機体==
 
;飛空船(レビテートシップ)
 
;飛空船(レビテートシップ)
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;[[アルケローリクス]]
 
;[[アルケローリクス]]
 
:自身が乗り込む王族専用機。
 
:自身が乗り込む王族専用機。
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==余談==
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*書籍版においては、飛空船から投身自殺を図るという結末になっている<ref>そのため書籍では飛空船を鹵獲してジルバヴェールを完成させたが、アニメでは残骸から組み直す形をとっている。</ref>
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==脚注==
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2023年12月10日 (日) 20:53時点における最新版

クリストバル・ハスロ・ジャロウデクは『ナイツ&マジック』の登場人物。

クリストバル・ハスロ・ジャロウデク
外国語表記 Chistobal Hathro Zaloudek[1]
登場作品 ナイツ&マジック
声優 千葉進歩
デザイン 黒銀(原案)
桂憲一郎(アニメ版)
初登場SRW スーパーロボット大戦30
SRWでの分類 パイロット
テンプレートを表示
プロフィール
愛称 クリス
種族 徒人
性別
所属 ジャロウデク王国
称号 第二王子
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概要編集

ジャロウデク王国の第二王子。愛称は「クリス」。

ジャロウデクの現地指揮官として軍を率い、クシェペルカ王国に侵攻。国王のアウクスティを決闘の末に討ち取るという戦果を挙げる。苛烈で激情的な性格をしており、捕虜としたクシェペルカの第一王女のエレオノーラ・ミランダ・クシェペルカには妻になるよう迫り、参謀のドロテオ・マルドネスの失態には激怒するなど、言葉責めや暴力を振るうことも厭わない。

ただし、姉のカタリーナや部下達からは慕われており、ドロテオのように部下を叱りつけても見逃すほどの度量も併せ持つ。また、機体スペックに差はあれどアウクスティを討ち取った件や反抗勢力の中核であるクシェペルカ東方領レトンマキ男爵領を陥落させるなど、指揮官や騎操士の腕も高い。

後に自軍を脅かす鬼神(イカルガ)の存在を知るが、当初はそこまで大きな問題とは考えていなかった。しかし、エルネスティ・エチェバルリアの活躍で自軍が手酷い被害を受け、撤退中に自らの飛空船にまで取り付いてきたイカルガに対し出撃して戦いを挑むも、あっという間に一蹴されてしまう。そしてエルを勧誘するという手に出るが、彼の返答が理解できずに混乱。最後はエルの思い通りにはさせないと自分の船を破壊して墜落死した。

曲りなりにも人望もあったことから、彼の死はカタリーナとドロテオに大きなショックを与え、ドロテオに至っては飛竜戦艦でエルへの復讐を誓う程であった。

登場作品と役柄編集

単独作品編集

スーパーロボット大戦30
初登場作品。当初はザガートと手を結び、終盤ではデボネアに利用される。作中での描写から見てザガートとの決戦以前からデボネアに洗脳されていたようで、作中後半かは増長・暴走し、本国の意向を無視して異世界への侵略を進めている(原作での苛烈な言動に隠れがちだが、本来の彼は兄のカルリトスに心酔し、姉であるカタリーナの事も敬愛しているため、本国の意向を無視する事はまずありえない)。
なお、原作ではクリストバルの死後に飛竜戦艦が登場するが、今作では飛竜戦艦の方が先に完成している。

パイロットステータス編集

精神コマンド編集

30
てかげん必中閃き鉄壁気合熱血

特殊スキル編集

30
騎操士L8、指揮官L3、底力L6、ガードL2、闘争心L3、サイズ差補正無視L2

エースボーナス編集

自軍の戦力値が敵を上回っている場合、与ダメージ1.2倍、最終命中率+40%
30』で採用。
「戦力値」はマップ画面の左上で確認可能。軍勢が減る毎に割合も逐一変動するため、周りの雑魚敵を減らせば無効化できる。

人間関係編集

家族編集

バルドメロ・ビルト・ジャロウデク
父親。ジャロウデクの国王。アニメ版には登場しない。
カルリトス・エンデン・ジャロウデク
兄。ジャロウデクの第一王子。
カタリーナ・カミラ・ジャロウデク
姉。ジャロウデクの第一王女。

ジャロウデク王国編集

ドロテオ・マルドネス
クリストバルを補佐する参謀で、特に忠義に篤い部下。

クシェペルカ王国編集

アウクスティ・ヴァリオ・クシェペルカ
クシェペルカの国王。彼を決闘で討ち取る。
エレオノーラ・ミランダ・クシェペルカ
クシェペルカの第一王女。彼女を捕らえ、妻にしようと迫るが奪還され、討伐対象にする。

フレメヴィーラ王国編集

エルネスティ・エチェバルリア
彼との一騎打ちの果て、彼をジャロウデクに勧誘するが、彼が既にフレメヴィーラ王国で所持していた常識外れの権限に驚愕させられてしまう。

他作品との人間関係編集

ザガート
『30』では同盟関係を結んでいる。
デボネア
『30』では彼女に利用され、本国の意向を無視して独自行動に走る。作中の描写からして洗脳されている可能性が高い。

名台詞編集

「頃合いだな?マルドネス」
ドロテオ「はっ!御意に」
「一思いに奴らの息の根を止めてやる」
第9話。クシェペルカ軍の戦力の移動を上空から監視し、襲撃の機会を見極める。
「我らが誇る鋼翼騎士団の諸君へと告ぐ」
「今宵、あの愚か者共の都を落とす!総員奮起せよ!」
同話より。飛空船(レビテートシップ)でクシェペルカの王都デルヴァンクールを強襲する。
「クシェペルカの王よ。貴殿もよく戦った。…さらばだ」
同話より。クシェペルカ国王のアウクスティと決闘の末、彼を討ち取る。
「ご機嫌はいかがか?元クシェペルカの姫」
「世間話は嫌いだ。単刀直入に言うぞ?お前には、俺の妻になってもらう」
エレオノーラ「い、嫌!」
「泣いて暴れるか!また縛り上げられて、無理矢理薬を飲まされたいか!」
「嫌だと言うなら、お前を殺して、もう一人の娘を王女に仕立て上げるだけだ」
同話より。捕らえたエレオノーラを前に、妻にすると宣言して。彼の性格が分かる台詞。
「フン!辛気臭い女だ!歯向かいでもすればいたぶりようのあるものを!」
ドロテオ「殿下。まさか婚姻をおやめになるつもりですか?」
「そこまで馬鹿ではない。姉上が捻り出した方策を無下にはしない」
同話より。独断専行はせずにカタリーナの作戦にきちんと従っていることが分かる台詞。王族を皆殺しにしてしまうと、かえって占領政策がやりにくくなるのだろう。
「お前は何の話をしているのだ?」
第10話。エレオノーラを奪還されたドロテオを叱責した後、ドロテオからその原因を聞いて。半人半馬で恐るべき速さの幻晶騎士(これの後継機)だの、炎を纏った空を舞う鬼神だの、とても当時では信じられない報告をされ、怒りを通り越し本気で心配するかのような台詞。そしてアニメではオラシオが生き証人となっているため、それが事実だと否が応でも認識させられてしまう。
「もはや我が妻になどと甘い顔はせぬ!抗うなら、王女ごと根絶やしにするまでだ!」
同話より。ドロテオからエレオノーラ奪還の背後にフレメヴィーラがいると聞いて。カタリーナの前でこう言っているが、この後カタリーナもエレオノーラの生死を問わないと指示を出している。
「もはや誰も当てに出来ない」
「クシェペルカの残党も、銀鳳商会とやらも、まとめて俺の手で叩き潰してやる!」
第11話。総大将として自ら出撃すると姉のカタリーナに宣言する。
「こんな高さにまで届く槍だと!?」
同話より。ツェンドリンブルの魔導飛槍攻撃を受けて驚愕する。
「この俺が、まんまと、奴らの罠に嵌まったというのかぁ!」
同話より。待ち構えていたエル達の攻撃で損害が増えていき、屈辱に体を震わせる。
「転進…」
「死神めぇ…!」
同話より。地上部隊が総崩れとなり、放心状態に陥り、ついに撤退を決断する。
「無礼者め!誰の許しを得て我が船上に立つ!」
「ジャロウデク第二王子たる俺手ずから、引導を渡してやる!ありがたく思え!」
同話より。船の上に降り立ったエルの前に姿を現し、自ら相手をすると名乗る。
「馬鹿な!この俺の攻撃が、児戯扱いだとでもいうのか!?」
同話より。イカルガとの戦闘であっという間に武装を失い、無力化されたことに際し。
「待て!鬼神の騎操士!俺の下へ来い!」
エル「は?」
「貴様!フレメヴィーラの者だろう?クシェペルカに組するいわれなど、然程もないはず!」
「その機体と共にジャロウデクに下れば、今の倍の地位を与えよう!」
同話より。追い詰められた末、何でも望むものを与えるとエルを勧誘するが…。
「きっさまぁ!このクリストバルに向かって、どれ程の大言を吐けば気が済むのかぁー!」
同話より。上記の台詞に対するエルの返答は、端的に換言すれば現在の世界の主戦力である幻晶騎士に関する自国の権限ほぼ全て。事実上の無条件降伏にも等しく、クリストバル視点ではふざけきった要求を突き付けられ激昂するが、エルにとっては全て(自国において)本当のことであり、返答自体も条件確認のつもりの無自覚なものであった…。
「悪魔めぇ~!この恨み、地獄で晴らしてやるぅ~!」
同話より。最後は鬼神の思い通りにはさせんと、自分が乗る船を自ら破壊し、運命を共にした。
SRWでは「この恨み~」から先が撃墜時の台詞に採用されている。
「化け物め!!この俺が貴様の思い通りになるなどなるものか!!俺は貴様に負けてなんかどいない!!!己の意思で誇りある最後を選ん…」
漫画版第80話での断末魔。前者(アニメ版)はエルに負けたことに若干発狂したように見えるが、後者(書籍版)では発狂せず1人の王族として誇り高き最期を迎えている。また、エルから見ればこの場面が転生者として最期を看取ったためか死亡時に手を合わせている
グスターボ「さっすがクリストバル様また腕をあげなさった」
「…よもや手を抜いていないだろうなグストよ!」
ドロテオ「ハハハ。そんなことはありませぬぞ殿下」
漫画版第16巻のおまけ漫画『かつてあった日常』の一コマ。右のコマは若い頃のケルヒルトとヒエタカンナス家、左のコマは若い頃の自分とマルドネス父子と剣術修行が描かれており、もし彼らジャロウデク王国が暴挙に出なかったら楽しく生きていたと思われる。また、真面目に稽古を受けており作中屈指の戦闘狂であるグストと互角以上の実力を見せていることから彼が優秀な騎操士だった様子を見せている。

スパロボシリーズの名台詞編集

「ガンダムの勇名、俺の勲章となれい!」
ガンダムタイプとの特殊戦闘台詞。
「セフィーロの魔神! その首、もらった!」
魔神との特殊戦闘台詞。
「聞こえるか、勇敢なるジャロウデクの兵達よ!」
「時の勢いは、こちらにある!我等の障害となるドライクロイツを打ち破り、この世界にジャロウデクの旗を打ち立てるのだ!」
「Heaven&World」より。自軍を鼓舞するも、ケルヒルトからは暴走が過ぎると不安視されていた。

搭乗機体編集

飛空船(レビテートシップ)
ジャロウデク王国の戦力を空輸する飛空船。これ自体には戦闘能力はほぼないが、当時の西方諸国に航空戦力が存在しなかったので問題にならなかった。
アルケローリクス
自身が乗り込む王族専用機。

余談編集

  • 書籍版においては、飛空船から投身自殺を図るという結末になっている[2]

脚注編集

  1. 『30』Steam英語版。
  2. そのため書籍では飛空船を鹵獲してジルバヴェールを完成させたが、アニメでは残骸から組み直す形をとっている。