「ジェイデッカー」の版間の差分

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{{登場メカ概要
 
{{登場メカ概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::J-Decker]]
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| 外国語表記 = [[外国語表記::J-Decker]]<ref>[http://www.yusha.net/jdecker/mechanic.html メカニック紹介]、勇者警察ジェイデッカー、2022年3月12日閲覧。</ref>
 
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| 声優 = {{声優|古澤徹|SRW=Y}}(現・古澤融)
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戦闘能力の向上だけでなく、飛行能力が備わったことで空中戦にも対応が可能となる。
 
戦闘能力の向上だけでなく、飛行能力が備わったことで空中戦にも対応が可能となる。
  
デッカードの運転席に[[友永勇太]]が乗り込んだ状態での合体も可能であり、改造後は勇太が手動操縦することも可能になった。
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当初はデッカードが心を持った影響で元々用意されていた合体プログラムが消失してしまい、合体することが出来ず、合体シミュレーションを行い、成功した時のデータを記録する作業が行われることになった。そして、キャトー・ノリヤス事件の最中、勇太とデッカードが現地で意思疎通して、合体シミュレーションを行うことで合体成功するのだった。
  
当初はデッカードが心を持った影響で元々用意されていた合体プログラムが消失してしまい、合体することが出来なかった。このため合体シミュレーションを行い、成功した時のデータを記録することで合体を完成させようとするも上手くいかず、犯罪者が現れたことでシミュレーションも中断されてしまう。最終的に犯人との戦闘中に一発勝負で合体を成功させ、完成した。
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[[ビッグ・マザー]]事件ではハーメルンの笛に対抗すべく、[[レジーナ・アルジーン]]の案の下、シークレットサーキットが埋め込まれている部分の超AIの機能を停止させ、代わりにそこへデッカードの運転席に赴いた勇太の心を専用のヘルメットで接続させ、デッカードの心を維持しつつ、万が一のためには手動操縦も可能な改造が施された。
  
 
=== 合体プロセス ===
 
=== 合体プロセス ===
[[友永勇太]]が勇者警察手帳に「ブレイブアップ・ジェイデッカー」の指令を送ることで合体プログラムが起動。ジェイローダーがボディに変形。そこにジャンプしてきたデッカードがパトカーモードに変形した状態でジェイローダーと合体。ジェイデッカーへの合体が完了する。
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[[友永勇太]]が勇者警察手帳に「ブレイブアップ・ジェイデッカー」の指令を送ることで合体プログラムが起動。ジェイローダーがボディに変形。そこにジャンプしてきたデッカードがパトカーモードに変形した状態でジェイローダーと合体。最終的にはデッカードの頭部がジェイデッカーの頭部内に移動することで合体が完了する。初合体時は勇者警察手帳ではなく、プロポ型リモコンが用いられ、合体コードもなかった。
  
 
=== 構成機体 ===
 
=== 構成機体 ===
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=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}
:初登場作品。最速登場は地上ルート「ブレイブアップ」。初登場時には原作アニメでの合体シーンが流れる。
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:初登場作品。初登場時には原作アニメでの合体シーンが流れる。
:機体の方はジェイバスター系が弾数消費型、電磁警棒系が運動性ダウン付きのEN消費型に分かれている。ジェイバスター系の弾数の少なさもあって弾切れ時には最大射程が下がってしまう為Bセーブはぜひとも取得しておきたい。
+
:地上ルート開始の場合は自由移動が可能になる前に必ず選ぶキーミッション「ブレイブアップ」or「勇者警察始動」で早期に強制加入するが、宇宙ルート開始の場合加入ミッションはキーミッションではないためスルーが可能で、その場合「勇者の魂」が初参戦となるため登場と同時に即離脱する事になる。
:それでもカスタムボーナスである程度の移動と射程の延長が確保できるうえ、エースボーナスで他のブレイブポリス持ちと共に攻防がよくなるので出し惜しみなく改造したい。
+
:初期の武装傾向はジェイバスター系が弾数消費型の射撃、電磁警棒系が[[運動性]]ダウン付きのEN消費型の格闘に分かれている。
:原作同様、中盤離脱が発生するがすべての育成要素と撃墜数は[[デュークファイヤー]]に引き継がれる。
+
:電磁警棒を主体にするなら射程を伸ばすパーツ、ジェイバスター(ライフルモード)を主体にするなら[[ヒット&アウェイ]]とBセーブは是非とも欲しい。
 +
:撃墜数を条件とするサイドミッション「7人の刑事」でEN消費制の必殺武器・マックスキャノンが追加される事もあり、射撃重視で育成したほうがより強力に育ってくれる。
 +
:カスタムボーナスで移動・射程が両方強化され、エースボーナスで自分を含むブレイブポリスを持つ全ての味方を強化できるため、手をかければかけるだけそれに応えてくれるポテンシャルは十二分に有してくれる。
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:上記の通り中盤のキーミッション「勇者の魂」で一時離脱し、同ミッションで加入する[[デュークファイヤー]]に撃墜数とすべての育成状況が引き継がれる。
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:その後「炎の合体」で敵対するが本作ではサタンジェイデッカーにはならず、ジェイデッカーのまま敵対する。敵対時にもブレイブポリスを持っているため、地味に厄介。但し、敵対時は武器が弾数制のジェイバスターしかないため、弾数0[[バグ (ゲーム)|バグ]]に巻き込まれて無抵抗で棒立ちになってしまうことも……。
 
:担当声優の古澤徹氏は[[イングラム・プリスケン]]役を経て、今作にて初の版権キャラクターでのスパロボ出演となる。なお、古澤氏は2021年4月に芸名を改名したが、本作では旧芸名のままクレジットされている。
 
:担当声優の古澤徹氏は[[イングラム・プリスケン]]役を経て、今作にて初の版権キャラクターでのスパロボ出演となる。なお、古澤氏は2021年4月に芸名を改名したが、本作では旧芸名のままクレジットされている。
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:エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「射撃アップ」。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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==== 武装 ====
 
==== 武装 ====
 
;キャノン砲
 
;キャノン砲
:脛に畳まれているキャノン砲。つまり、合体前はジェイローダーのものである。合体後に使うには射角の関係で使い勝手が悪いからか、ジェイデッカーの武装としては劇中未使用。
+
:脛に畳まれているキャノン砲。ジェイローダー形態でも使用可能。
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:射角の関係で使い勝手が悪いからかジェイデッカーでの使用は見られず、サタンジェイデッカーが使用した。
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:それもあってかSRW未採用。
 
;電磁警棒
 
;電磁警棒
:サイドアーマーに収納する伸縮式の警棒。直接電撃を飛ばして攻撃することも可能。
+
:サイドアーマーに収納している伸縮式の警棒。電撃をまとった状態のまま殴りつける他、電撃を飛ばして遠隔攻撃をすることも可能。
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』では運動性ダウン付き。
+
:サタンジェイデッカー使用時は[[ガンダム|先端部から三叉の槍がついた球体状のビーム]]を生成した。
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:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』では運動性ダウン付きの短射程格闘。
 
:;電撃
 
:;電撃
::電磁警棒から放つ電撃。なお2話ではジェイデッカーの手から離れた警棒を勇太が操作し、電撃を放っている。
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::先端からの放電攻撃。2話ではジェイデッカーの手から離れた警棒を勇太が操作して放っている。
::『30』では運動性ダウン付き。
+
::『30』では運動性ダウン付きの中射程格闘。
 
;ジェイバスター
 
;ジェイバスター
:右足サイドに収納している主武装。銃身下部に折りたたまれた砲身の脱着により射撃モードを切り替えられる。
+
:右足サイドに収納している手持ち式の銃。銃身下部に折りたたまれた砲身を変形させる事で射撃モードを切り替えられる。
:勇者シリーズのロボットの武器としては珍しくなりきり玩具が発売されているが、これは91年放送のアニメ『機甲警察メタルジャック』の武器であるバスターショットを流用したデザインのため。(つまりは最初から流用玩具を発売する前提の武器である)
+
:デザインは同制作会社・玩具販売会社繫がりのある『機甲警察メタルジャック』(未参戦)の武器であるバスターショットのリデコ。
 
:;ジェイバスター(ハンドガンモード)
 
:;ジェイバスター(ハンドガンモード)
::砲身を折りたたんだ基本形態。実弾を連射できる。
+
::砲身を折りたたんだ基本形態。実弾を撃てる。
 
:;ジェイバスター(ライフルモード)
 
:;ジェイバスター(ライフルモード)
::砲身を展開し、高出力のビームを発射。[[狙撃]]にも使用される。
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::砲身を展開し、高出力のビームを発射する。[[狙撃]]にも使用される。
::明確には必殺技ではないもののジェイデッカー単体での攻撃では必殺技に位置する。
+
::初期のジェイデッカーにおける最強武器。気力制限がゆるい分パワー不足が目立つが、マックスキャノンが解禁されれば準最強武器として進軍中でも使いやすくなる。
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::『30』では敵対時に使用する場合、'''ジェイデッカーのシルエットが一瞬、サタンジェイデッカーのものとなる'''カットインが使用される。
  
 
==== 召喚攻撃 ====
 
==== 召喚攻撃 ====
 
;マックスキャノン
 
;マックスキャノン
 
:[[ガンマックス]]とガンバイクが変形したマックスキャノンと合体して放つ必殺技。
 
:[[ガンマックス]]とガンバイクが変形したマックスキャノンと合体して放つ必殺技。
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:『30』ではサイドミッション「7人の刑事」で追加される最強武器で、最大射程9という長距離を持ちサイズ差修正無視まで完備されていてジェイバスターが弾切れでも距離短縮不安が解消できるが、欠点は自身のエネルギーも取り込むためか燃費の悪さ(消費EN80)が露わになってるので[[Eセーブ]]やEN回復系強化パーツは必須と言える。加えてヒット&アウェイも用意しておけば撃った後のリカバリーもできる。
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:「7人の刑事」を通らなかった場合はキーミッション「勇者の魂」で追加されるが、同ミッションでジェイデッカーが離脱するので、使用機会が1話限定で終わってしまう。
  
 
=== [[合体攻撃]] ===
 
=== [[合体攻撃]] ===
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:[[スーパービルドタイガー]]との合体攻撃。ジェイバスターの砲身をスーパービルドタイガーのタイガーキャノンに接続し、2体分のエネルギーでビームを発射。
 
:[[スーパービルドタイガー]]との合体攻撃。ジェイバスターの砲身をスーパービルドタイガーのタイガーキャノンに接続し、2体分のエネルギーでビームを発射。
 
:両者の全エネルギーをほぼ使い尽くしてしまい、使用後は(人間で言う)疲労困憊状態になるため、めったなことでは撃てない。
 
:両者の全エネルギーをほぼ使い尽くしてしまい、使用後は(人間で言う)疲労困憊状態になるため、めったなことでは撃てない。
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:『30』ではスーパービルドタイガー側からのみ使用可能。
 +
;ダブルジェイバスター
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:ジェイバスターをデュークファイヤーのファイヤーバスターと共に同時に発射する技。第38話でヌエ相手に使用するも逆にエネルギーを吸収されてしまう。SRW未採用。
 
;ブレイブキャノン
 
;ブレイブキャノン
 
:ハイジャス人の力で巨大化・大筒変化した[[シャドウ丸]]をブレイブポリス全員で支えて撃つ。トリガーを担当する。
 
:ハイジャス人の力で巨大化・大筒変化した[[シャドウ丸]]をブレイブポリス全員で支えて撃つ。トリガーを担当する。
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:『30』ではファイヤージェイデッカーがゲームシステム上分離できないため、本形態は演出でのみ登場する。
 
<!-- === [[特殊能力]] === -->
 
<!-- === [[特殊能力]] === -->
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=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===
 
;[[空]]・[[陸]]
 
;[[空]]・[[陸]]
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:[[飛行]]可能。
 
=== [[サイズ]] ===
 
=== [[サイズ]] ===
 
;M
 
;M
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=== カスタムボーナス ===
 
=== カスタムボーナス ===
 
;EN+50、移動力+2。全ての武器の射程+1。ジェイデッカーの最大SP+30。
 
;EN+50、移動力+2。全ての武器の射程+1。ジェイデッカーの最大SP+30。
:『30』で採用。
+
:『30』で採用。移動力と射程が両方強化されるため、劇的に利便性が高まる。SP+30も気迫や勇気を1回多く使えるようになるため悪くない量。
<!-- == 機体BGM ==
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:メインパイロットの表記が変わるだけで、離脱時に代替で入る[[デュークファイヤー]]、および復帰後の[[ファイヤージェイデッカー]]になってもボーナス内容に変化はない。
== 名台詞 ==
+
 
 +
== 機体BGM ==
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;「HEART TO HEART」
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:オープニングテーマ。『30』で採用。DLC適用時は原曲となる。
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<!-- == 名台詞 ==
 
== 迷台詞 ==
 
== 迷台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==
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=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦30|30]]
 
;[[スーパーロボット大戦30|30]]
:'''[[必中]]、[[不屈]]、[[集中]]、[[狙撃]]、[[気迫]]'''
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:'''[[必中]]、[[不屈]]、[[集中]]、[[狙撃]]、[[気迫]]、[[勇気]]'''
 
+
:概ねスーパー系といったラインナップだが、武器の射程が長いのと「集中」を持つため格下相手なら突っ込んで反撃で削らせる立ち回りもさせやすい。
 +
:また元々長射程武器の傾向の上に「狙撃」を持つため、敵の射程外から削る立ち回りも可能。「勇気」に含まれる「突撃」も非常にありがたい。
 +
:ファイヤージェイデッカーになると集中が鉄壁に入れ替わって使い勝手が若干変わる点に注意。
 
=== [[特殊スキル]] ===
 
=== [[特殊スキル]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦30|30]]
 
;[[スーパーロボット大戦30|30]]
:'''[[ブレイブポリス]][[底力]][[ガード]][[サイズ差補正無視]]'''
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:'''[[ブレイブポリス]]L9、[[底力]]L6、[[ガード]]L2、[[サイズ差補正無視]]L1'''
 
+
:固有スキル「ブレイブポリス」は「[[勇者]]」と比べて装甲・クリティカル率補正が無い代わりに技量・精神ポイント回復量に補正がかかる。
 +
:ブレイブポリス込みでの技量は自軍中でも最上位の一角で、「再攻撃」を追加育成すれば早期から活かしやすい。
 +
:機体の装甲は特別高い部類ではないが、底力とガードが重なるため中々しぶとく耐える。
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:Mサイズのためサイズ差補正無視も中々ありがたい。
 
=== [[エースボーナス]] ===
 
=== [[エースボーナス]] ===
 
;特殊スキル「ブレイブポリス」を持つユニットの与ダメージを1.1倍、被ダメージ0.9倍にする
 
;特殊スキル「ブレイブポリス」を持つユニットの与ダメージを1.1倍、被ダメージ0.9倍にする
 
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。
 
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。
 +
:気力不問かつ攻撃力・防御力を両方とも割合で強化できる便利なボーナス。
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:単独では効果幅は小さいが、その分自身だけでなく他のブレイブポリスもまとめて強化されるのも利点であり、セット運用で真価を発揮する強力なボーナス。[[デュークファイヤー]]も同じボーナスを持つため、離脱中でも穴を埋めてくれる。
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;最終命中率+50%
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:『30』での敵対時はこちら。
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== 対決・名場面 ==
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;その名はジェイデッカー
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:勇太との連携によるマニュアル合体で初合体を果たしたジェイデッカーはキャトー・ノリヤスがエアマニア共和国から強奪した重爆撃機バルバロッサと交戦。フライトバトラーを一掃後、ジェイバスターでバルバロッサを破壊し、キャトーを逮捕する。
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;大倒壊
 +
:軌道エレベーター倒壊による被害を最小限に抑えるべく、ジェイデッカーはビルドチームに投げてもらったロケットモーターを軌道エレベーターに取り付けていくも倒壊が早まった為、ジェイバスターで軌道エレベーターの先端から順に破壊していく。最終的には合体成功させたビルドタイガーの助けで事なきを得た。
 +
;デッカード殉職
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:悪の超AIロボ・[[チーフテン]]と交戦するブレイブポリスだが性能差に加え、同じ超AIロボと戦うことへの迷いも災いして大苦戦。起死回生のマックスキャノンも通用せず、ジェイデッカーはチーフテンコンビの連携ビームで中波。合体解除するもデッカードはチーフテンIIに撃ち落とされ、チーフテンIの剣でボディを貫かれて殉職。その残骸はサタンジェイデッカーとして利用されてしまうことに…
 +
;デッカード再び
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:ブレイブポリスの仲間たちの奮闘で復活を果たしたデッカードは最初は記憶を失っていたがメカザウラー事件の最中、記憶を取り戻す。現場に駆け付けたデッカードはジェイデッカーに合体。仲間たちにメカザウラーをかく乱してもらい、デュークファイヤーがメカザウラーの口の中に投てきしたファイヤーソード目掛けて、ジェイバスターを放ち、メカザウラーを撃破。見事な復活戦を飾るのだった。
 +
;ハートtoハート
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:[[ビッグ・マザー]]のハーメルンの笛に対抗するための改造を施されたジェイデッカーはそのためのパイロットになった勇太を乗せた状態でビッグ・マザーに赴く。高出力のハーメルンの笛でデッカードの超AIは破壊されてしまうもロボット生命体に進化・復活を果たし、その影響で同じように進化した超AIロボの仲間たちと共にマッド・マザーを撃破し、その影響でビッグ・マザーも崩壊するのだった。
  
 
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
;デュークファイヤー
+
;[[デュークファイヤー]]
 
:[[グレート合体|合体]]し[[ファイヤージェイデッカー]]となる。
 
:[[グレート合体|合体]]し[[ファイヤージェイデッカー]]となる。
 
;[[ガンマックス]]
 
;[[ガンマックス]]
 
:ジェイデッカーの武装マックスキャノンに変形する。
 
:ジェイデッカーの武装マックスキャノンに変形する。
 
;ガイゾナイト
 
;ガイゾナイト
:隕石生物。ジェイデッカー大破時に憑依されサタンジェイデッカーにされてしまう。
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:隕石生物。自我のない機械を操る力を持ち、チーフテン事件で殉職したジェイデッカーはガイゾナイトの力でサタンジェイデッカーにされてしまう。
 
;サタンジェイデッカー
 
;サタンジェイデッカー
:ガイゾナイトに憑依されたジェイデッカー。その姿はジェイデッカーのフォルムを残しつつも全体的に凶悪な形になっている。また、ジェイデッカーの武装(脚部)キャノン砲はこの形態でしか使っていない。
+
:ガイゾナイトの力で変貌したジェイデッカー。その姿はジェイデッカーのフォルムを残しつつも凶悪な形になっており、ジェイデッカーの残骸が変貌したために'''ゾンビジェイデッカー'''とも呼べる存在でもある。また、ジェイデッカーの脚部キャノン砲はこの形態でしか使っていない。
 +
: シリーズ初の'''敵にされた主役ロボ'''であり、以降の作品でも主役ロボが敵化することになった<ref>暗黒剣士ワルドランをコアとしたダークゴルドラン、超生命体ジェノサイドをコアとしたファイヤーダグオンジェノサイド、レプリガイガーをコアとした[[スターガオガイガー (レプリジン)|レプリガオガイガー]]、完全複製品で洗脳機体でもある[[ガオファイガー|レプリガオファイガー]]。ちなみにガオガイガー系はテレビシリーズではなく、OVAのほうでの登場。</ref>。
 +
:『30』ではガイゾナイトが登場しない為、素のジェイデッカーのまま[[ビクティム・オーランド|ビクティム]]に操られる展開となっている。なお、洗脳状態の武器演出ではサタンジェイデッカーがシルエットで登場している。
 
;ソーデッカー
 
;ソーデッカー
:『ブレイブサーガ2』にてソドラ女王<ref>ソドラ女王自体はゲームオリジナルの登場人物だが、「名前の一部が「ソ」に変わった本物より強い偽物メカ」という点も含め、大本は同作にも参戦している「黄金勇者ゴルドラン」(SRW未参戦)のネタを下地にしている。</ref>が、'''前作『新世代ロボット戦記ブレイブサーガ』を研究して作り上げた'''[[偽物]]。性能はジェイデッカーを当社比で22%上回るという。SRW未登場。
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:『ブレイブサーガ2』にてソドラ女王<ref>ソドラ女王自体はゲームオリジナルの登場人物だが、「名前の一部が「ソ」に変わった本物より強い偽物メカ」という点も含め、大本は同作にも参戦している『黄金勇者ゴルドラン』(SRW未参戦)のネタを下地にしている。</ref>が、'''前作『新世代ロボット戦記ブレイブサーガ』を研究して作り上げた'''[[偽物]]。性能はジェイデッカーを当社比で22%上回るという。SRW未登場。
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*名前の由来は「日本のお巡りさん(日本→JAPAN→J、刑事=デカ)」から。ジェイデッカーなどのデザインに日本の警察章(旭日章、いわゆる桜の代紋)が取り入れられていることもあり、日本特有の要素が非常に強い。
 
*名前の由来は「日本のお巡りさん(日本→JAPAN→J、刑事=デカ)」から。ジェイデッカーなどのデザインに日本の警察章(旭日章、いわゆる桜の代紋)が取り入れられていることもあり、日本特有の要素が非常に強い。
**さらに言うと、「ジェイ」部分は日本サッカーリーグの略称「Jリーグ」も由来となっている。ジェイデッカー放送前年にこのJリーグがブームになり、その影響を受けてのネーミング。
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**さらに言うと、「ジェイ」部分は日本プロサッカーリーグの略称「Jリーグ」も間接的に由来となっている。ジェイデッカー放送前年にこのJリーグがブームになり、その影響を受けて発生した、日本をJと言い換える流行に乗ったネーミングであるため<ref>https://twitter.com/takama2_shinji/status/1455664942422446080</ref>。
 
**この日本特有の要素がローカライズの際他国で通じないためか、日本で『勇者警察ジェイデッカー』が放映された2年後の1996年より韓国で「K캅스(K-COPS、ロボット捜査隊Kコップ)」というタイトルで放映された際は、日本の警察章意匠は韓国国旗にある赤青の太極図に変更されている。
 
**この日本特有の要素がローカライズの際他国で通じないためか、日本で『勇者警察ジェイデッカー』が放映された2年後の1996年より韓国で「K캅스(K-COPS、ロボット捜査隊Kコップ)」というタイトルで放映された際は、日本の警察章意匠は韓国国旗にある赤青の太極図に変更されている。
 
*トレーラー型のサポートメカと自動車型の主役メカとの合体は、『[[勇者エクスカイザー]]』の[[キングエクスカイザー]]以来だが、合体方法がキングエクスカイザーはエクスカイザーがキングローダーを纏う形で行うのに対し、ジェイデッカーは頭部胸部をデッカードが、それ以外の部分をジェイローラーが担う形で合体する仕様となっている。
 
*トレーラー型のサポートメカと自動車型の主役メカとの合体は、『[[勇者エクスカイザー]]』の[[キングエクスカイザー]]以来だが、合体方法がキングエクスカイザーはエクスカイザーがキングローダーを纏う形で行うのに対し、ジェイデッカーは頭部胸部をデッカードが、それ以外の部分をジェイローラーが担う形で合体する仕様となっている。

2024年9月2日 (月) 21:37時点における最新版

ジェイデッカーは『勇者警察ジェイデッカー』の主役メカ

ジェイデッカー
外国語表記 J-Decker[1]
登場作品 勇者警察ジェイデッカー
声優 古澤徹(現・古澤融)
デザイン 大河原邦男
初登場SRW スーパーロボット大戦30
SRWでの分類 機体
パイロット
テンプレートを表示
スペック
全高 18.16m
重量 11.49t
最大出力 12900ps
最高飛行速度 3750km/h
最高走行速度 380km/h
AI デッカード
合体形態 ファイヤージェイデッカー
所属組織 警視庁
所属部隊 ブレイブポリス
テンプレートを表示

概要編集

警視庁が開発したブレイブポリス1号機BP110型デッカードが大型トレーラー型のサポートメカ・ジェイローダーと警察合体した姿。

戦闘能力の向上だけでなく、飛行能力が備わったことで空中戦にも対応が可能となる。

当初はデッカードが心を持った影響で元々用意されていた合体プログラムが消失してしまい、合体することが出来ず、合体シミュレーションを行い、成功した時のデータを記録する作業が行われることになった。そして、キャトー・ノリヤス事件の最中、勇太とデッカードが現地で意思疎通して、合体シミュレーションを行うことで合体成功するのだった。

ビッグ・マザー事件ではハーメルンの笛に対抗すべく、レジーナ・アルジーンの案の下、シークレットサーキットが埋め込まれている部分の超AIの機能を停止させ、代わりにそこへデッカードの運転席に赴いた勇太の心を専用のヘルメットで接続させ、デッカードの心を維持しつつ、万が一のためには手動操縦も可能な改造が施された。

合体プロセス編集

友永勇太が勇者警察手帳に「ブレイブアップ・ジェイデッカー」の指令を送ることで合体プログラムが起動。ジェイローダーがボディに変形。そこにジャンプしてきたデッカードがパトカーモードに変形した状態でジェイローダーと合体。最終的にはデッカードの頭部がジェイデッカーの頭部内に移動することで合体が完了する。初合体時は勇者警察手帳ではなく、プロポ型リモコンが用いられ、合体コードもなかった。

構成機体編集

デッカード
頭部、胸部を構成する。
ジェイローダー
本体を構成する。

登場作品と操縦者編集

単独作品編集

スーパーロボット大戦30
初登場作品。初登場時には原作アニメでの合体シーンが流れる。
地上ルート開始の場合は自由移動が可能になる前に必ず選ぶキーミッション「ブレイブアップ」or「勇者警察始動」で早期に強制加入するが、宇宙ルート開始の場合加入ミッションはキーミッションではないためスルーが可能で、その場合「勇者の魂」が初参戦となるため登場と同時に即離脱する事になる。
初期の武装傾向はジェイバスター系が弾数消費型の射撃、電磁警棒系が運動性ダウン付きのEN消費型の格闘に分かれている。
電磁警棒を主体にするなら射程を伸ばすパーツ、ジェイバスター(ライフルモード)を主体にするならヒット&アウェイとBセーブは是非とも欲しい。
撃墜数を条件とするサイドミッション「7人の刑事」でEN消費制の必殺武器・マックスキャノンが追加される事もあり、射撃重視で育成したほうがより強力に育ってくれる。
カスタムボーナスで移動・射程が両方強化され、エースボーナスで自分を含むブレイブポリスを持つ全ての味方を強化できるため、手をかければかけるだけそれに応えてくれるポテンシャルは十二分に有してくれる。
上記の通り中盤のキーミッション「勇者の魂」で一時離脱し、同ミッションで加入するデュークファイヤーに撃墜数とすべての育成状況が引き継がれる。
その後「炎の合体」で敵対するが本作ではサタンジェイデッカーにはならず、ジェイデッカーのまま敵対する。敵対時にもブレイブポリスを持っているため、地味に厄介。但し、敵対時は武器が弾数制のジェイバスターしかないため、弾数0バグに巻き込まれて無抵抗で棒立ちになってしまうことも……。
担当声優の古澤徹氏はイングラム・プリスケン役を経て、今作にて初の版権キャラクターでのスパロボ出演となる。なお、古澤氏は2021年4月に芸名を改名したが、本作では旧芸名のままクレジットされている。
エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「射撃アップ」。

装備・機能編集

武装・必殺武器編集

武装編集

キャノン砲
脛に畳まれているキャノン砲。ジェイローダー形態でも使用可能。
射角の関係で使い勝手が悪いからかジェイデッカーでの使用は見られず、サタンジェイデッカーが使用した。
それもあってかSRW未採用。
電磁警棒
サイドアーマーに収納している伸縮式の警棒。電撃をまとった状態のまま殴りつける他、電撃を飛ばして遠隔攻撃をすることも可能。
サタンジェイデッカー使用時は先端部から三叉の槍がついた球体状のビームを生成した。
30』では運動性ダウン付きの短射程格闘。
電撃
先端からの放電攻撃。2話ではジェイデッカーの手から離れた警棒を勇太が操作して放っている。
『30』では運動性ダウン付きの中射程格闘。
ジェイバスター
右足サイドに収納している手持ち式の銃。銃身下部に折りたたまれた砲身を変形させる事で射撃モードを切り替えられる。
デザインは同制作会社・玩具販売会社繫がりのある『機甲警察メタルジャック』(未参戦)の武器であるバスターショットのリデコ。
ジェイバスター(ハンドガンモード)
砲身を折りたたんだ基本形態。実弾を撃てる。
ジェイバスター(ライフルモード)
砲身を展開し、高出力のビームを発射する。狙撃にも使用される。
初期のジェイデッカーにおける最強武器。気力制限がゆるい分パワー不足が目立つが、マックスキャノンが解禁されれば準最強武器として進軍中でも使いやすくなる。
『30』では敵対時に使用する場合、ジェイデッカーのシルエットが一瞬、サタンジェイデッカーのものとなるカットインが使用される。

召喚攻撃編集

マックスキャノン
ガンマックスとガンバイクが変形したマックスキャノンと合体して放つ必殺技。
『30』ではサイドミッション「7人の刑事」で追加される最強武器で、最大射程9という長距離を持ちサイズ差修正無視まで完備されていてジェイバスターが弾切れでも距離短縮不安が解消できるが、欠点は自身のエネルギーも取り込むためか燃費の悪さ(消費EN80)が露わになってるのでEセーブやEN回復系強化パーツは必須と言える。加えてヒット&アウェイも用意しておけば撃った後のリカバリーもできる。
「7人の刑事」を通らなかった場合はキーミッション「勇者の魂」で追加されるが、同ミッションでジェイデッカーが離脱するので、使用機会が1話限定で終わってしまう。

合体攻撃編集

タイガーファング
スーパービルドタイガーとの合体攻撃。ジェイバスターの砲身をスーパービルドタイガーのタイガーキャノンに接続し、2体分のエネルギーでビームを発射。
両者の全エネルギーをほぼ使い尽くしてしまい、使用後は(人間で言う)疲労困憊状態になるため、めったなことでは撃てない。
『30』ではスーパービルドタイガー側からのみ使用可能。
ダブルジェイバスター
ジェイバスターをデュークファイヤーのファイヤーバスターと共に同時に発射する技。第38話でヌエ相手に使用するも逆にエネルギーを吸収されてしまう。SRW未採用。
ブレイブキャノン
ハイジャス人の力で巨大化・大筒変化したシャドウ丸をブレイブポリス全員で支えて撃つ。トリガーを担当する。
『30』ではファイヤージェイデッカーがゲームシステム上分離できないため、本形態は演出でのみ登場する。

移動タイプ編集

飛行可能。

サイズ編集

M

カスタムボーナス編集

EN+50、移動力+2。全ての武器の射程+1。ジェイデッカーの最大SP+30。
『30』で採用。移動力と射程が両方強化されるため、劇的に利便性が高まる。SP+30も気迫や勇気を1回多く使えるようになるため悪くない量。
メインパイロットの表記が変わるだけで、離脱時に代替で入るデュークファイヤー、および復帰後のファイヤージェイデッカーになってもボーナス内容に変化はない。

機体BGM編集

「HEART TO HEART」
オープニングテーマ。『30』で採用。DLC適用時は原曲となる。

パイロットステータス編集

精神コマンド編集

30
必中不屈集中狙撃気迫勇気
概ねスーパー系といったラインナップだが、武器の射程が長いのと「集中」を持つため格下相手なら突っ込んで反撃で削らせる立ち回りもさせやすい。
また元々長射程武器の傾向の上に「狙撃」を持つため、敵の射程外から削る立ち回りも可能。「勇気」に含まれる「突撃」も非常にありがたい。
ファイヤージェイデッカーになると集中が鉄壁に入れ替わって使い勝手が若干変わる点に注意。

特殊スキル編集

30
ブレイブポリスL9、底力L6、ガードL2、サイズ差補正無視L1
固有スキル「ブレイブポリス」は「勇者」と比べて装甲・クリティカル率補正が無い代わりに技量・精神ポイント回復量に補正がかかる。
ブレイブポリス込みでの技量は自軍中でも最上位の一角で、「再攻撃」を追加育成すれば早期から活かしやすい。
機体の装甲は特別高い部類ではないが、底力とガードが重なるため中々しぶとく耐える。
Mサイズのためサイズ差補正無視も中々ありがたい。

エースボーナス編集

特殊スキル「ブレイブポリス」を持つユニットの与ダメージを1.1倍、被ダメージ0.9倍にする
30』で採用。
気力不問かつ攻撃力・防御力を両方とも割合で強化できる便利なボーナス。
単独では効果幅は小さいが、その分自身だけでなく他のブレイブポリスもまとめて強化されるのも利点であり、セット運用で真価を発揮する強力なボーナス。デュークファイヤーも同じボーナスを持つため、離脱中でも穴を埋めてくれる。
最終命中率+50%
『30』での敵対時はこちら。

対決・名場面 編集

その名はジェイデッカー
勇太との連携によるマニュアル合体で初合体を果たしたジェイデッカーはキャトー・ノリヤスがエアマニア共和国から強奪した重爆撃機バルバロッサと交戦。フライトバトラーを一掃後、ジェイバスターでバルバロッサを破壊し、キャトーを逮捕する。
大倒壊
軌道エレベーター倒壊による被害を最小限に抑えるべく、ジェイデッカーはビルドチームに投げてもらったロケットモーターを軌道エレベーターに取り付けていくも倒壊が早まった為、ジェイバスターで軌道エレベーターの先端から順に破壊していく。最終的には合体成功させたビルドタイガーの助けで事なきを得た。
デッカード殉職
悪の超AIロボ・チーフテンと交戦するブレイブポリスだが性能差に加え、同じ超AIロボと戦うことへの迷いも災いして大苦戦。起死回生のマックスキャノンも通用せず、ジェイデッカーはチーフテンコンビの連携ビームで中波。合体解除するもデッカードはチーフテンIIに撃ち落とされ、チーフテンIの剣でボディを貫かれて殉職。その残骸はサタンジェイデッカーとして利用されてしまうことに…
デッカード再び
ブレイブポリスの仲間たちの奮闘で復活を果たしたデッカードは最初は記憶を失っていたがメカザウラー事件の最中、記憶を取り戻す。現場に駆け付けたデッカードはジェイデッカーに合体。仲間たちにメカザウラーをかく乱してもらい、デュークファイヤーがメカザウラーの口の中に投てきしたファイヤーソード目掛けて、ジェイバスターを放ち、メカザウラーを撃破。見事な復活戦を飾るのだった。
ハートtoハート
ビッグ・マザーのハーメルンの笛に対抗するための改造を施されたジェイデッカーはそのためのパイロットになった勇太を乗せた状態でビッグ・マザーに赴く。高出力のハーメルンの笛でデッカードの超AIは破壊されてしまうもロボット生命体に進化・復活を果たし、その影響で同じように進化した超AIロボの仲間たちと共にマッド・マザーを撃破し、その影響でビッグ・マザーも崩壊するのだった。

関連機体編集

デュークファイヤー
合体ファイヤージェイデッカーとなる。
ガンマックス
ジェイデッカーの武装マックスキャノンに変形する。
ガイゾナイト
隕石生物。自我のない機械を操る力を持ち、チーフテン事件で殉職したジェイデッカーはガイゾナイトの力でサタンジェイデッカーにされてしまう。
サタンジェイデッカー
ガイゾナイトの力で変貌したジェイデッカー。その姿はジェイデッカーのフォルムを残しつつも凶悪な形になっており、ジェイデッカーの残骸が変貌したためにゾンビジェイデッカーとも呼べる存在でもある。また、ジェイデッカーの脚部キャノン砲はこの形態でしか使っていない。
シリーズ初の敵にされた主役ロボであり、以降の作品でも主役ロボが敵化することになった[2]
『30』ではガイゾナイトが登場しない為、素のジェイデッカーのままビクティムに操られる展開となっている。なお、洗脳状態の武器演出ではサタンジェイデッカーがシルエットで登場している。
ソーデッカー
『ブレイブサーガ2』にてソドラ女王[3]が、前作『新世代ロボット戦記ブレイブサーガ』を研究して作り上げた偽物。性能はジェイデッカーを当社比で22%上回るという。SRW未登場。

余談編集

  • 名前の由来は「日本のお巡りさん(日本→JAPAN→J、刑事=デカ)」から。ジェイデッカーなどのデザインに日本の警察章(旭日章、いわゆる桜の代紋)が取り入れられていることもあり、日本特有の要素が非常に強い。
    • さらに言うと、「ジェイ」部分は日本プロサッカーリーグの略称「Jリーグ」も間接的に由来となっている。ジェイデッカー放送前年にこのJリーグがブームになり、その影響を受けて発生した、日本をJと言い換える流行に乗ったネーミングであるため[4]
    • この日本特有の要素がローカライズの際他国で通じないためか、日本で『勇者警察ジェイデッカー』が放映された2年後の1996年より韓国で「K캅스(K-COPS、ロボット捜査隊Kコップ)」というタイトルで放映された際は、日本の警察章意匠は韓国国旗にある赤青の太極図に変更されている。
  • トレーラー型のサポートメカと自動車型の主役メカとの合体は、『勇者エクスカイザー』のキングエクスカイザー以来だが、合体方法がキングエクスカイザーはエクスカイザーがキングローダーを纏う形で行うのに対し、ジェイデッカーは頭部胸部をデッカードが、それ以外の部分をジェイローラーが担う形で合体する仕様となっている。
  • 勇者シリーズの主役ロボの基本合体形態では唯一、単独で放つ必殺技を一切持たない。

脚注編集

  1. メカニック紹介、勇者警察ジェイデッカー、2022年3月12日閲覧。
  2. 暗黒剣士ワルドランをコアとしたダークゴルドラン、超生命体ジェノサイドをコアとしたファイヤーダグオンジェノサイド、レプリガイガーをコアとしたレプリガオガイガー、完全複製品で洗脳機体でもあるレプリガオファイガー。ちなみにガオガイガー系はテレビシリーズではなく、OVAのほうでの登場。
  3. ソドラ女王自体はゲームオリジナルの登場人物だが、「名前の一部が「ソ」に変わった本物より強い偽物メカ」という点も含め、大本は同作にも参戦している『黄金勇者ゴルドラン』(SRW未参戦)のネタを下地にしている。
  4. https://twitter.com/takama2_shinji/status/1455664942422446080

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