「テム=レイの回路」の版間の差分

 
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[[機動戦士ガンダム]]』で酸素欠乏症に罹った[[アムロ・レイ]]の父親[[GUNDAM:テム・レイ|テム・レイ]](SRW未登場)が持っていた機械パーツ。
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'''テム=レイの回路'''とは、『[[機動戦士ガンダム]]』に登場する機械パーツ。
  
テム本人は'''「これで[[ガンダム]]の性能が上がる」'''と言い張りアムロに渡すが、アムロは'''「こんな旧式」'''と心の中で叫び、テムと別れた直後に捨てている。
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== 概要 ==
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酸素欠乏症に罹った[[アムロ・レイ]]の父親[[GUNDAM:テム・レイ|テム・レイ]](SRW未登場)がアムロに手渡した機械パーツ。テム本人は'''「これで[[ガンダム]]の性能が上がる」'''と言い張っていたが、アムロは'''「こんな旧式」'''と心の中で叫び、テムと別れた直後に捨てている。
  
作中では上記の通り捨てられてしまった為に実際に装着された事はない為、一体どのような効果があった回路なのかは不明だが、「こんな旧式」と投げ捨てられてしまったが為にSRWを含む[[コンピュータゲーム|ゲーム]]では、他のパーツには存在しない特殊な効果を持つクセの強い強化パーツとして登場する。
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上記の通り、実際に装着されることなく捨てられてしまったため、どのような機能、効果があった回路なのかは不明。またテム・レイ自身はテレビで確認したガンダムの活躍をこの回路を組み込んだことによる効果だと信じ狂喜乱舞したが、その直後に不運に見舞われてしまう。
  
『[[スーパーロボット大戦α|α]]』や『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』、『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』にも[[強化パーツ]]として登場するが、それぞれ表記と仕様が異なっている。
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== 強化パーツ ==
 
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SRWを含む[[コンピュータゲーム|ゲーム]]では、他にはない特殊な効果を持つクセの強い[[強化パーツ]]として登場する。
== テム=レイの回路 ==
 
機体性能を全体的に下げるが、修理費が10になる[[強化パーツ]]
 
主に[[自爆]]時の修理費カット等に用いる。
 
  
 
=== 登場作品 ===
 
=== 登場作品 ===
 
;[[スーパーロボット大戦α]]
 
;[[スーパーロボット大戦α]]
:[[EVA初号機]][[EVA初号機 (暴走)|暴走]]時の修理費カットに使える(が、よりにもよって[[S2機関]]取りこみイベントでは装備出来ない)。
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:初登場作品。「移動力-1、運動性-15、限界反応-20、撃墜時の修理費が10になる」という特殊な複合効果を持つ。
:[[柿崎速雄|イベントで強制撃墜された]][[スレッガー・ロウ|味方ユニットの修理費を取られる事があるので]]、その対策にも。「アムロ再び」を通らないと手に入らないのが欠点。したがって、[[アナベル・ガトー|ガトー]][[スポット参戦]]させたい人には縁がない事になる。
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:第10話「アムロ再び」通過時にのみ入手する。「[[自爆]]」目的のユニットや撃墜イベントのあるユニットの修理費対策に使えるが、[[EVA初号機]][[隠し要素/α|S2機関入手]]には残念ながら利用できない<ref>少し前に部隊から離脱扱いになっているため、強化パーツを装備させることができない。</ref>。
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:なお、[[ガンダム]][[G-3ガンダム]][[ガンダム試作1号機]][[ガンダム試作1号機Fb]]はパーツスロット2つ目以降に装備してしまうと'''修理費が10になる効果'''が反映されないため注意<ref>ガンダム側とコアファイター側でパーツスロット数が異なるためか、ガンダム側のパーツスロット2以降に装備したパーツは、コアファイター状態では'''機体性能の数値を変化させる効果'''しか発揮されないため。</ref>。
 
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
 
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
:どのルートを通っても一つ取得する機会がある。[[バザー]]では定価が'''10'''だが、売りに出されているシナリオでは数百倍の値が付くので、使わない場合はその時に売ってしまおう。なお、[[バグ (ゲーム)|バグ]]を使うと10で買えるため、また高くなったときに売って[[ブルーストーン|BS]]を稼ぐ事も可能。
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:「移動力-1、運動性-5、限界反応-10、撃墜時の修理費が10になる」という効果。
 
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:どのルートを通っても一つ取得する機会がある。なお、[[バザー]]の定価は'''50'''だが、出品時は'''2000~3000'''へと大幅に価格が上昇するため、売却する場合は出品されているバザーで行うと良い。
== テム・レイ回路 ==
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:なお、[[Gファルコン]]に装備すると[[ガンダムエアマスターバースト]]のFM形態に'''機体性能の低下効果'''だけが反映されてしまうので注意<ref>エアマスターバーストのFM形態には「Gファルコンが装備した強化パーツの'''機体性能の数値を変化させる効果'''のみが反映される」というバグが存在するため。</ref>。
こちらはユニットの防御及び[[EN]]消費を悪化させる代わりに攻撃力を引き上げるパーツとなっている。
 
 
 
=== 登場作品 ===
 
 
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]
 
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]
:同作では修理費の概念が存在しないためか、この仕様に。上位版の「テム・レイ回路S」も存在する。
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:「テム・レイ回路」表記。「武器攻撃+50、武器消費EN+10%、攻撃+5、防御-20」の効果。
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:上位パーツに「テム・レイ回路S」も存在する(「武器攻撃+50、武器消費EN+10%、攻撃+10、防御-30」の効果)。
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;[[スーパーロボット大戦30]]
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:「テム・レイの回路」表記。「移動力+2、運動性・照準値+5、マップ兵器及び射程1以外の武器の射程+1」の効果。
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:本作では[[ハロ]]のダウングレード版ともいえる有用な強化パーツとなっている。これは[[ダウンロードコンテンツ/30|DLC]]第1弾を適用していると[[Hi-νガンダム|意外な伏線]]にもなる。
 
<!-- == 話題まとめ == -->
 
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*2007年秋にバンプレストがコンビニエンスストアを中心に販売したスピードくじ「一番くじ」のシリーズ商品である『機動戦士ガンダム 脱戦士編』の景品の一つとしてこの'''テム=レイの回路を再現したUSBハブ'''がある。賞名は「こんなものHUB賞」。所謂、福引のティッシュ一個やラップ一本に当たる'''ハズレ景品'''である。
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*「一番くじ<ref>コンビニエンスストアを中心に販売しているスピードくじ。当時はバンプレストから発売されていたが、現在はBANDAI SPIRITSから発売されている。</ref>」のシリーズ商品として2007年秋に発売された『機動戦士ガンダム 脱戦士編』の景品の一つ「こんなものHUB賞」として、'''テム=レイの回路を再現したUSBハブ'''が製作されている。
**ちなみに、性能もわざと一昔前の規格であるUSB1.1専用であり、[[アムロ・レイ|アムロ]]でなくても「こんな旧式」と心の中でつぶやきたくなるこだわりの逸品である。ただし、これは'''観賞用としても十分な再現なため、捨てるのはもったいない'''。
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**実物大に近いサイズでリアルに再現して製作されている<ref>[https://www.itmedia.co.jp/news/articles/0710/30/news078.html 「こんなもの!」当たってうれしい脱力系ガンダムグッズ「脱戦士編」 - ITmedia NEWS] 2023年1月26日閲覧</ref>ため、見た目の再現度の高さだけでなく、中身もあえて旧式(一昔前の規格)のUSB1.1専用として製作されている。
**なお、この企画がメーカーに持ち込まれた時「もう、USB1.1のチップそのものがほぼ無いから、メーカーに頼んで特注で作ってもらう必要がある。その分コストが余計にかかる」という旨の忠告をされていたが、ジョークグッズとしての再現度を優先してそのまま発注されたという逸話が残っている。
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**なお、マニアックすぎてボツになるところだった<ref>[https://www.gundam.info/news/goods/news_goods_20071127_845p.html 面白グッズが必ず当たる!「一番くじ機動戦士ガンダム 脱戦士編」特集3 | GUNDAM.INFO] 2023年1月26日閲覧</ref>、余計にコストをかけてダウングレードした<ref>「USB1.1専用にするには特注になってしまう」といった内容の忠告をメーカーから受けていたらしい。</ref>、などの逸話が残っている。
*アーケード用[[コンピュータゲーム|デジタルカードゲーム]]『ガンダムトライエイジ』のオリジナルMS「ガンダムトライゼータ」は、[[ΖΖガンダム]]と[[Ζガンダム]]をベースに「ガンダム博士」を名乗る[[GUNDAM:テム・レイ|テム・レイ]]が開発した本回路を取り付けた事で誕生している。[[一年戦争]]から数年経過しているので[[医療・病障害|酸素欠乏症]]から回復し、回路自体がより高性能になっているのかもしれない。
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*アーケード用[[コンピュータゲーム|デジタルカードゲーム]]『ガンダムトライエイジ』のオリジナルMS「ガンダムトライゼータ」は、[[ΖΖガンダム]]と[[Ζガンダム]]をベースに「ガンダム博士」を名乗る[[GUNDAM:テム・レイ|テム・レイ]]が開発した本回路を取り付けた事で誕生している。
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*PSP/PS2用ゲーム『ギレンの野望 アクシズの脅威V』に登場するガンダム(フル装備)は重武装による運動性の低下をテム・レイが開発した特殊パーツによって解消することで作られた機体となっている。ただし、この特殊パーツが例の回路と同一であるかは不明。
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*ゲーム『ガンダム無双』では「制御回路」という名前の装備パーツとして登場。1つ装備しただけではほとんど効果がないが、3つ装備すると機体能力を爆発的に引き上げるものとなっている。
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*[[カイ・シデン]]が主役の外伝作品『デイ・アフター・トゥモロー』で、'''開発当時はテムの最高傑作であり、[[ハロ]]の内部に組み込まれている'''事が語られた。
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== 脚注 ==
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2023年1月26日 (木) 20:40時点における最新版

テム=レイの回路とは、『機動戦士ガンダム』に登場する機械パーツ。

概要編集

酸素欠乏症に罹ったアムロ・レイの父親テム・レイ(SRW未登場)がアムロに手渡した機械パーツ。テム本人は「これでガンダムの性能が上がる」と言い張っていたが、アムロは「こんな旧式」と心の中で叫び、テムと別れた直後に捨てている。

上記の通り、実際に装着されることなく捨てられてしまったため、どのような機能、効果があった回路なのかは不明。またテム・レイ自身はテレビで確認したガンダムの活躍をこの回路を組み込んだことによる効果だと信じ狂喜乱舞したが、その直後に不運に見舞われてしまう。

強化パーツ編集

SRWを含むゲームでは、他にはない特殊な効果を持つクセの強い強化パーツとして登場する。

登場作品編集

スーパーロボット大戦α
初登場作品。「移動力-1、運動性-15、限界反応-20、撃墜時の修理費が10になる」という特殊な複合効果を持つ。
第10話「アムロ再び」通過時にのみ入手する。「自爆」目的のユニットや撃墜イベントのあるユニットの修理費対策に使えるが、EVA初号機S2機関入手には残念ながら利用できない[1]
なお、ガンダムG-3ガンダムガンダム試作1号機ガンダム試作1号機Fbはパーツスロット2つ目以降に装備してしまうと修理費が10になる効果が反映されないため注意[2]
スーパーロボット大戦α外伝
「移動力-1、運動性-5、限界反応-10、撃墜時の修理費が10になる」という効果。
どのルートを通っても一つ取得する機会がある。なお、バザーの定価は50だが、出品時は2000~3000へと大幅に価格が上昇するため、売却する場合は出品されているバザーで行うと良い。
なお、Gファルコンに装備するとガンダムエアマスターバーストのFM形態に機体性能の低下効果だけが反映されてしまうので注意[3]
スーパーロボット大戦Operation Extend
「テム・レイ回路」表記。「武器攻撃+50、武器消費EN+10%、攻撃+5、防御-20」の効果。
上位パーツに「テム・レイ回路S」も存在する(「武器攻撃+50、武器消費EN+10%、攻撃+10、防御-30」の効果)。
スーパーロボット大戦30
「テム・レイの回路」表記。「移動力+2、運動性・照準値+5、マップ兵器及び射程1以外の武器の射程+1」の効果。
本作ではハロのダウングレード版ともいえる有用な強化パーツとなっている。これはDLC第1弾を適用していると意外な伏線にもなる。

余談編集

  • 「一番くじ[4]」のシリーズ商品として2007年秋に発売された『機動戦士ガンダム 脱戦士編』の景品の一つ「こんなものHUB賞」として、テム=レイの回路を再現したUSBハブが製作されている。
    • 実物大に近いサイズでリアルに再現して製作されている[5]ため、見た目の再現度の高さだけでなく、中身もあえて旧式(一昔前の規格)のUSB1.1専用として製作されている。
    • なお、マニアックすぎてボツになるところだった[6]、余計にコストをかけてダウングレードした[7]、などの逸話が残っている。
  • アーケード用デジタルカードゲーム『ガンダムトライエイジ』のオリジナルMS「ガンダムトライゼータ」は、ΖΖガンダムΖガンダムをベースに「ガンダム博士」を名乗るテム・レイが開発した本回路を取り付けた事で誕生している。
  • PSP/PS2用ゲーム『ギレンの野望 アクシズの脅威V』に登場するガンダム(フル装備)は重武装による運動性の低下をテム・レイが開発した特殊パーツによって解消することで作られた機体となっている。ただし、この特殊パーツが例の回路と同一であるかは不明。
  • ゲーム『ガンダム無双』では「制御回路」という名前の装備パーツとして登場。1つ装備しただけではほとんど効果がないが、3つ装備すると機体能力を爆発的に引き上げるものとなっている。
  • カイ・シデンが主役の外伝作品『デイ・アフター・トゥモロー』で、開発当時はテムの最高傑作であり、ハロの内部に組み込まれている事が語られた。

脚注編集

  1. 少し前に部隊から離脱扱いになっているため、強化パーツを装備させることができない。
  2. ガンダム側とコアファイター側でパーツスロット数が異なるためか、ガンダム側のパーツスロット2以降に装備したパーツは、コアファイター状態では機体性能の数値を変化させる効果しか発揮されないため。
  3. エアマスターバーストのFM形態には「Gファルコンが装備した強化パーツの機体性能の数値を変化させる効果のみが反映される」というバグが存在するため。
  4. コンビニエンスストアを中心に販売しているスピードくじ。当時はバンプレストから発売されていたが、現在はBANDAI SPIRITSから発売されている。
  5. 「こんなもの!」当たってうれしい脱力系ガンダムグッズ「脱戦士編」 - ITmedia NEWS 2023年1月26日閲覧
  6. 面白グッズが必ず当たる!「一番くじ機動戦士ガンダム 脱戦士編」特集3 | GUNDAM.INFO 2023年1月26日閲覧
  7. 「USB1.1専用にするには特注になってしまう」といった内容の忠告をメーカーから受けていたらしい。