「ヴァングレイ」の版間の差分
(→VXT三部作) |
(→概要) タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 |
||
(7人の利用者による、間の8版が非表示) | |||
1行目: | 1行目: | ||
{{登場メカ概要 | {{登場メカ概要 | ||
− | | 外国語表記 = [[外国語表記::VangRay]] | + | | 外国語表記 = [[外国語表記::VangRay]]<ref>Steam英語版にて確認。</ref> |
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]] | | 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]] | ||
*{{登場作品 (メカ)|スーパーロボット大戦V}} | *{{登場作品 (メカ)|スーパーロボット大戦V}} | ||
| デザイン = {{メカニックデザイン|清水栄一}} | | デザイン = {{メカニックデザイン|清水栄一}} | ||
+ | | 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦V}} | ||
| SRWでの分類 = [[機体]] | | SRWでの分類 = [[機体]] | ||
}} | }} | ||
30行目: | 31行目: | ||
主人公機としては異例なまでの重厚なデザインになっており、ミサイルポッドになっている前後に張り出した肩部や、特徴的な形状の脚部が目立つ。頭部には大小のブレードアンテナが設けられ、シャープな印象を与える。 | 主人公機としては異例なまでの重厚なデザインになっており、ミサイルポッドになっている前後に張り出した肩部や、特徴的な形状の脚部が目立つ。頭部には大小のブレードアンテナが設けられ、シャープな印象を与える。 | ||
− | 実際は第三特殊戦略研究所が開発したのではなく、ナインことERS-100(システム99) | + | 実際は第三特殊戦略研究所が開発したのではなく、ナインことERS-100(システム99)が研究所の所員から提供された資材を用いて制作した機体。当時のナインは人間に対する理解がなかった為、乗るパイロットの事を想定しておらず、制作した当人も再改修を検討していたが、物語中盤で大破。主人公と共に[[グランヴァング|後継]][[ヴァングネクス|機]]に乗り換えられるも、当機は3つの並行世界の技術を用いたパーツ変更などのアップデートを施されて[[ヴァングレイII]]として蘇る。 |
ゲーム中での発音からは「ヴァング・レイ」で区切るらしいことが聴いて取れる。「ヴァング」は[[超文明ガーディム]]の言葉で「[[希望]]」の意。 | ゲーム中での発音からは「ヴァング・レイ」で区切るらしいことが聴いて取れる。「ヴァング」は[[超文明ガーディム]]の言葉で「[[希望]]」の意。 | ||
37行目: | 38行目: | ||
=== VXT三部作 === | === VXT三部作 === | ||
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦V}} | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦V}} | ||
− | : | + | :初登場作品。本作の主人公機。男女でシナリオこそ違うものの、登場は第1話から。 |
− | : | + | :劣悪な機体バランスとは何だったのかと言わんばかりの高めの運動性および装甲を備えており、おまけに盾持ちな上に修理装置まで備えている至れり尽くせりの機体。武装も遠近Pとそつなくそろえており、EN制・弾数制の使い分けによって高い継戦能力も発揮する。 |
− | : | + | :『最強武器は弾数制、雑魚を蹴散らすのに適した武器はEN制』という特徴があるので、優先したい方に合わせて[[Bセーブ]]や[[Eセーブ]]を主人公に習得させると良い。ちなみに後継機の[[グランヴァング]]や[[ヴァングネクス]]も、強化後は同じ傾向となる。 |
:死角がない万能さを持つ反面、火力はやや控えめであり、ある程度武器改造しなければ討ち漏らしを出してしまう事も。また、使用頻度の多い旋風や迅雷は[[ビーム兵器]]であるため、対ビームバリアを持つ敵には『突撃戦術機動「烈火」』が生命線となる。Bセーブで装弾数を増やしておくと良いだろう。 | :死角がない万能さを持つ反面、火力はやや控えめであり、ある程度武器改造しなければ討ち漏らしを出してしまう事も。また、使用頻度の多い旋風や迅雷は[[ビーム兵器]]であるため、対ビームバリアを持つ敵には『突撃戦術機動「烈火」』が生命線となる。Bセーブで装弾数を増やしておくと良いだろう。 | ||
− | + | :武器改造やパイロット育成が不十分な場合、[[ディストーションフィールド]]持ちが大量に居る[[火星の後継者]]戦が特に厄介。逆に十分な強化をしていれば、高威力のビームやバリア貫通のおかげで特に戦いやすいユニットの1つに挙げられる。 | |
− | |||
== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
55行目: | 55行目: | ||
:反撃時に乱射していると、あっさり「カウンターパンチャー」のトロフィーを入手できていることも。 | :反撃時に乱射していると、あっさり「カウンターパンチャー」のトロフィーを入手できていることも。 | ||
;大口径陽電子衝撃砲「迅雷」 | ;大口径陽電子衝撃砲「迅雷」 | ||
− | : | + | :背面に人工筋肉フレームを介して接続されている大型の陽電子衝撃砲。未使用時は砲塔から折り曲げている。別名「ポジトロンカノン」。 |
:使用時は右腕部に構え、陽電子を高速で撃ち出す。発射後は冷却のために砲身を凍結させる。 | :使用時は右腕部に構え、陽電子を高速で撃ち出す。発射後は冷却のために砲身を凍結させる。 | ||
;ブースターポッドミサイル | ;ブースターポッドミサイル | ||
68行目: | 68行目: | ||
:アサルトコンバットパターンの1つ。「システム99」のサポートの元行う。 | :アサルトコンバットパターンの1つ。「システム99」のサポートの元行う。 | ||
:両肩に搭載されたミサイル(煙幕弾、閃光弾、通常弾)を発射し進行方向に煙幕を形成、発射したミサイルをくぐり抜きつつ煙幕の中から「月光」と「旋風」で攻撃、煙幕を出た閃光弾が敵をかく乱したところで「旋風」が着弾、ミサイルが着弾する中、敵を円の動きで追い込みそこへ「月影」と胸部マシンキャノンによる集中砲火、パージしたミサイルポッドへ追い込み遠隔操作で背後から攻撃といった流れ(このミサイルポッドはバルーンで浮いているため'''水中や宇宙では別の意味で浮いている'''ことになる)。 | :両肩に搭載されたミサイル(煙幕弾、閃光弾、通常弾)を発射し進行方向に煙幕を形成、発射したミサイルをくぐり抜きつつ煙幕の中から「月光」と「旋風」で攻撃、煙幕を出た閃光弾が敵をかく乱したところで「旋風」が着弾、ミサイルが着弾する中、敵を円の動きで追い込みそこへ「月影」と胸部マシンキャノンによる集中砲火、パージしたミサイルポッドへ追い込み遠隔操作で背後から攻撃といった流れ(このミサイルポッドはバルーンで浮いているため'''水中や宇宙では別の意味で浮いている'''ことになる)。 | ||
− | : | + | :参戦当初は使用できず、少ししてからイベントで追加される。ソウジと違い、実戦経験の乏しいチトセを選択した場合、ソウジから教えられたコンバットパターンという事になっている。離脱後に出る最後のセリフのタイミングの間が取れておらず、敵のセリフが長めの物だと中断、或いは食い気味になってしまう。 |
=== [[特殊能力]] === | === [[特殊能力]] === | ||
101行目: | 101行目: | ||
;[[ヴァングレイII]] | ;[[ヴァングレイII]] | ||
:大破した本機の改修機。 | :大破した本機の改修機。 | ||
+ | |||
+ | == 脚注 == | ||
+ | <references /> | ||
{{バンプレストオリジナル}} | {{バンプレストオリジナル}} |
2024年2月4日 (日) 07:19時点における最新版
ヴァングレイは『スーパーロボット大戦V』の登場メカであり、同作の前半の主人公機。
ヴァングレイ | |
---|---|
外国語表記 | VangRay[1] |
登場作品 | |
デザイン | 清水栄一 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦V |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | 対異星人戦用機動兵器 |
生産形態 | 試作機 |
全高 | 16.4m |
重量 | 28.2t |
OS | システム99 |
開発 | ERS-100 |
主なパイロット |
叢雲総司 如月千歳 |
概要編集
第三特殊戦略研究所で開発された、対異星人戦用試作機動兵器。高機動、重装甲、高火力といった異なる三つの要素の並立をコンセプトとしたマルチロール機。
既存の機体フレームにあり合わせの装備を付けた急造の機体で、機体バランスは劣悪、パイロットの負荷や各種パーツの耐久性等の問題を抱えており、機体の完成度としてはかなり低い状態である。だがコクピット周辺は全方位モニターやリニアシートを採用しており、パイロットスーツ無しでも問題ないレベルの安全仕様である。
ソウジからは「空飛ぶ武器庫」や「武器に手足が生えた機体」と称され、チトセをはじめ多くの人々からは「失敗作」と酷評されるほど。
これだけの問題を抱えた欠陥機である本機が実戦投入できるのは、本機に搭載された制御OSである「システム99」の優秀さのおかげである。なお、ナイン曰く手先が器用な機体で、彼女のアンドロイド体やファクトリーで購入可能な強化パーツは本機を使って作成しているらしい。
主人公機としては異例なまでの重厚なデザインになっており、ミサイルポッドになっている前後に張り出した肩部や、特徴的な形状の脚部が目立つ。頭部には大小のブレードアンテナが設けられ、シャープな印象を与える。
実際は第三特殊戦略研究所が開発したのではなく、ナインことERS-100(システム99)が研究所の所員から提供された資材を用いて制作した機体。当時のナインは人間に対する理解がなかった為、乗るパイロットの事を想定しておらず、制作した当人も再改修を検討していたが、物語中盤で大破。主人公と共に後継機に乗り換えられるも、当機は3つの並行世界の技術を用いたパーツ変更などのアップデートを施されてヴァングレイIIとして蘇る。
ゲーム中での発音からは「ヴァング・レイ」で区切るらしいことが聴いて取れる。「ヴァング」は超文明ガーディムの言葉で「希望」の意。
登場作品と操縦者編集
VXT三部作編集
- スーパーロボット大戦V
- 初登場作品。本作の主人公機。男女でシナリオこそ違うものの、登場は第1話から。
- 劣悪な機体バランスとは何だったのかと言わんばかりの高めの運動性および装甲を備えており、おまけに盾持ちな上に修理装置まで備えている至れり尽くせりの機体。武装も遠近Pとそつなくそろえており、EN制・弾数制の使い分けによって高い継戦能力も発揮する。
- 『最強武器は弾数制、雑魚を蹴散らすのに適した武器はEN制』という特徴があるので、優先したい方に合わせてBセーブやEセーブを主人公に習得させると良い。ちなみに後継機のグランヴァングやヴァングネクスも、強化後は同じ傾向となる。
- 死角がない万能さを持つ反面、火力はやや控えめであり、ある程度武器改造しなければ討ち漏らしを出してしまう事も。また、使用頻度の多い旋風や迅雷はビーム兵器であるため、対ビームバリアを持つ敵には『突撃戦術機動「烈火」』が生命線となる。Bセーブで装弾数を増やしておくと良いだろう。
- 武器改造やパイロット育成が不十分な場合、ディストーションフィールド持ちが大量に居る火星の後継者戦が特に厄介。逆に十分な強化をしていれば、高威力のビームやバリア貫通のおかげで特に戦いやすいユニットの1つに挙げられる。
装備・機能編集
武装・必殺武器編集
武装編集
- 電磁加速銃「月影」
- 両腕のシールド裏に装備しているハンドガン。
- 電磁加速砲「月光」
- 右腕に備えるレールガン。
- 可変速粒子砲「旋風」
- 両肩部に懸架している可変速粒子砲。P+カウンター武器。
- 反撃時に乱射していると、あっさり「カウンターパンチャー」のトロフィーを入手できていることも。
- 大口径陽電子衝撃砲「迅雷」
- 背面に人工筋肉フレームを介して接続されている大型の陽電子衝撃砲。未使用時は砲塔から折り曲げている。別名「ポジトロンカノン」。
- 使用時は右腕部に構え、陽電子を高速で撃ち出す。発射後は冷却のために砲身を凍結させる。
- ブースターポッドミサイル
- 両肩部に搭載されているミサイル。
- 脚部ミサイル
- 両脚部に懸架しているミサイルポッド。
- 胸部マシンキャノン
- 胸部に備えるマシンキャノン。使用時にはカバーが上下にズレて砲身が展開する。
必殺技編集
- 突撃戦術機動「烈火」
- アサルトコンバットパターンの1つ。「システム99」のサポートの元行う。
- 両肩に搭載されたミサイル(煙幕弾、閃光弾、通常弾)を発射し進行方向に煙幕を形成、発射したミサイルをくぐり抜きつつ煙幕の中から「月光」と「旋風」で攻撃、煙幕を出た閃光弾が敵をかく乱したところで「旋風」が着弾、ミサイルが着弾する中、敵を円の動きで追い込みそこへ「月影」と胸部マシンキャノンによる集中砲火、パージしたミサイルポッドへ追い込み遠隔操作で背後から攻撃といった流れ(このミサイルポッドはバルーンで浮いているため水中や宇宙では別の意味で浮いていることになる)。
- 参戦当初は使用できず、少ししてからイベントで追加される。ソウジと違い、実戦経験の乏しいチトセを選択した場合、ソウジから教えられたコンバットパターンという事になっている。離脱後に出る最後のセリフのタイミングの間が取れておらず、敵のセリフが長めの物だと中断、或いは食い気味になってしまう。
特殊能力編集
- 盾装備
- 修理装置
- 急造した機体の保全の為か所持。
移動タイプ編集
サイズ編集
- M
カスタムボーナス編集
- 強化パーツのスロット+1
- 付けておいて損はないボーナス。そしてこれもヤマトと同一である。
機体BGM編集
- 「ザ・リターナー」
- 男性主人公選択時のBGM。
- 「誓いのスターライト」
- 女性主人公選択時のBGM。
関連機体編集
脚注編集
- ↑ Steam英語版にて確認。