「ケルト神話」の版間の差分
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:ダーナ神族の太陽神ルーが所持するとされている武器。穂が5本に分かれており、5つの切っ先から放たれた光は一度に5人の敵を倒したと言われている。その能力は「必ず勝利をもたらす」「投げると稲妻となって敵を死に至らしめる灼熱の槍」などと言われ、生きていて意思を持っており、自動的に敵に向かって飛んでいくとも言われる。 | :ダーナ神族の太陽神ルーが所持するとされている武器。穂が5本に分かれており、5つの切っ先から放たれた光は一度に5人の敵を倒したと言われている。その能力は「必ず勝利をもたらす」「投げると稲妻となって敵を死に至らしめる灼熱の槍」などと言われ、生きていて意思を持っており、自動的に敵に向かって飛んでいくとも言われる。 | ||
:投石器もしくは投石器から発射される弾(タスラム)だったという説もあり、ルー自身の祖父である「'''魔眼のバロール'''」の目を貫いて倒したのもこのブリューナクであるとする解釈もある。 | :投石器もしくは投石器から発射される弾(タスラム)だったという説もあり、ルー自身の祖父である「'''魔眼のバロール'''」の目を貫いて倒したのもこのブリューナクであるとする解釈もある。 | ||
+ | :…のだが、実は'''元のケルト神話にブリューナクという名前は登場しない。'''発祥は1990年の日本の神話解説本「虚空の神々」であり、上述の逸話も他の武器と混ざっており、海外ではほとんど通じない現代日本独自の槍となっている。またこの名前の元ネタはファンタジー小説「エターナル・チャンピオン」シリーズに登場する「ブリオナック」ではないかという説がある(語感だけでなく性能も似ている)。 | ||
:*[[バンプレストオリジナル]]では[[ブルーヴィクター]]の名前、及び使用する槍「ブリューナク」の名前元となっている。 | :*[[バンプレストオリジナル]]では[[ブルーヴィクター]]の名前、及び使用する槍「ブリューナク」の名前元となっている。 | ||
2020年10月18日 (日) 14:22時点における最新版
ケルト神話とは、ケルト発祥の神話。
ケルト神話が取り入れられている作品編集
- フルメタル・パニックシリーズ
- トゥアハー・デ・ダナンの艦名はこの神話に出てこの神の一族から取られている。
- バンプレストオリジナル
- 『BX』に登場する『次元の守人』達の名称・設定の元ネタになっている。
神々編集
- トゥアハー・デ・ダナン(Tuatha De Danann)
- ダーナ神族とも。アイルランドに上陸した4番目の種族で、女神ダーナを母神とする神族。
- フルメタル・パニックシリーズでは潜水艦トゥアハー・デ・ダナンの艦名の由来となっている。
武器編集
- ゲイボルグ(Gae Bolg)
- 銛のような形状をした槍であり、投擲すれば30の鏃となって降り注ぎ、刺突すれば30の棘となって破裂するという特性を持つ。
- 『機動戦士ガンダムSEED』のデュエルガンダムおよび機動戦士ガンダムSEED ASTRAYのアストレイゴールドフレーム天が使用するバズーカ「ゲイボルグ」の名前元となっている。
- バンプレストオリジナルではディアムドの武器、星槍ゲイボルグの名前元となっている。
- フラガラッハ(Fragarach)
- 「回答者」「報復者」という意味を持つ剣で、鎧を切り裂く切れ味を誇っている。
- 『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER』ではストライクノワールガンダムの武器、フラガラッハ3ビームブレイドの名前元となっている。
- ブリューナク(Brionac)
- ダーナ神族の太陽神ルーが所持するとされている武器。穂が5本に分かれており、5つの切っ先から放たれた光は一度に5人の敵を倒したと言われている。その能力は「必ず勝利をもたらす」「投げると稲妻となって敵を死に至らしめる灼熱の槍」などと言われ、生きていて意思を持っており、自動的に敵に向かって飛んでいくとも言われる。
- 投石器もしくは投石器から発射される弾(タスラム)だったという説もあり、ルー自身の祖父である「魔眼のバロール」の目を貫いて倒したのもこのブリューナクであるとする解釈もある。
- …のだが、実は元のケルト神話にブリューナクという名前は登場しない。発祥は1990年の日本の神話解説本「虚空の神々」であり、上述の逸話も他の武器と混ざっており、海外ではほとんど通じない現代日本独自の槍となっている。またこの名前の元ネタはファンタジー小説「エターナル・チャンピオン」シリーズに登場する「ブリオナック」ではないかという説がある(語感だけでなく性能も似ている)。
- バンプレストオリジナルではブルーヴィクターの名前、及び使用する槍「ブリューナク」の名前元となっている。
余談編集
- 神話の中では珍しいことに、天地創造の逸話が伝わっていない。