「ブライ」の版間の差分
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− | ''' | + | '''ブライ'''は「[[ゲッターロボシリーズ]]」の登場キャラクター。 |
== 概要 == | == 概要 == | ||
=== TV版 === | === TV版 === | ||
− | [[百鬼帝国]]を統率する冷酷非道の大帝。[[恐竜帝国]] | + | [[百鬼帝国]]を統率する冷酷非道の大帝。[[恐竜帝国]]の地上撤退を機に、[[世界征服]]のための侵略作戦を号令。[[百鬼メカ]]と百鬼兵士を大量生産するにあたり、[[ゲッター線|ゲッター線増幅炉]]を欲し、[[新早乙女研究所]]攻略を至上命令としている。 |
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+ | 最後は悉く作戦が失敗して追い詰められ、科学要塞島でゲッターGに戦いを挑むも、捕虜として捕らえていた[[神隼人]]に脱走されて隔壁を内部から破壊され、その際に生じた穴に[[ゲッタードラゴン]]のシャインスパークを打ち込まれた事で島ごと最期を迎えた。 | ||
その出自は作中では明言されなかったが、学年誌『小学二年生』の特集記事によると、少年時代、ある日突然に角が生えてきて[[超能力]]を得たミュータントで、自作のロボットに命じて自身を[[サイボーグ]]にしたらしい。 | その出自は作中では明言されなかったが、学年誌『小学二年生』の特集記事によると、少年時代、ある日突然に角が生えてきて[[超能力]]を得たミュータントで、自作のロボットに命じて自身を[[サイボーグ]]にしたらしい。 | ||
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[[百鬼帝国]]を統率する冷酷非道の大帝。漫画版『[[ゲッターロボ]]』終盤にて、[[恐竜帝国]]に大打撃を与え、[[帝王ゴール]]を殺害しマグマ層への撤退を確認後、[[日本]]侵略を号令する。 | [[百鬼帝国]]を統率する冷酷非道の大帝。漫画版『[[ゲッターロボ]]』終盤にて、[[恐竜帝国]]に大打撃を与え、[[帝王ゴール]]を殺害しマグマ層への撤退を確認後、[[日本]]侵略を号令する。 | ||
− | 元は人間で、本人曰く「うだつの上がらない科学者」であったが、北極での未確認飛行物体の調査にて、物体内部で改造される。その際に何者かの意志を継ぎ、[[ゲッターロボ (ロボット)|ゲッターロボ]]を倒すために[[百鬼帝国]] | + | 元は人間で、本人曰く「うだつの上がらない科学者」であったが、北極での未確認飛行物体の調査にて、物体内部で改造される。その際に何者かの意志を継ぎ、[[ゲッターロボ (ロボット)|ゲッターロボ]]を倒すために[[百鬼帝国]]を築き上げた。物語終盤でゲッターロボGがウザーラとの戦いで戦闘不能になったのを受けて日本制圧を目論むも、アトランティス人から修復されたゲッターGとウザーラを託されたゲッターチームに叩きのめされ、最後は宇宙空間で科学要塞島ごとこっぱみじんにされた。 |
百鬼帝国壊滅後は遺体の状態で宇宙を漂流した後、昆虫人類に[[サイボーグ]]に改造されて地球に送られるが、[[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッター]]に返り討ちにされて再びの死を迎える。 | 百鬼帝国壊滅後は遺体の状態で宇宙を漂流した後、昆虫人類に[[サイボーグ]]に改造されて地球に送られるが、[[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッター]]に返り討ちにされて再びの死を迎える。 | ||
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
=== [[Zシリーズ]] === | === [[Zシリーズ]] === | ||
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:本作では他作品と比べて[[百鬼帝国]]の扱いが良く、かなりの大敵として設定された。そのため、帝王であるブライもどこか小物感が漂っていた以前とは打って変わり、大物風に描写されている。[[キャラクター事典]]には「[[恐竜帝国]]の[[帝王ゴール]]を全てにおいて上回る」とまで書かれており、シリーズ中で最も扱いが良いと言っても過言ではない。 | :本作では他作品と比べて[[百鬼帝国]]の扱いが良く、かなりの大敵として設定された。そのため、帝王であるブライもどこか小物感が漂っていた以前とは打って変わり、大物風に描写されている。[[キャラクター事典]]には「[[恐竜帝国]]の[[帝王ゴール]]を全てにおいて上回る」とまで書かれており、シリーズ中で最も扱いが良いと言っても過言ではない。 | ||
− | ; | + | ;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}} |
:『世界最後の日』版で登場する。[[帝王ゴール (OVA)|ゴール]]と融合して戦う。念動力を扱うので超能力の能力技能を持っている。 | :『世界最後の日』版で登場する。[[帝王ゴール (OVA)|ゴール]]と融合して戦う。念動力を扱うので超能力の能力技能を持っている。 | ||
=== COMPACTシリーズ === | === COMPACTシリーズ === | ||
− | ; | + | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇}} |
:百鬼帝国の首領としてシーン5で二度ほど戦う。百鬼帝国のネームドは彼以外いないのだが、シーン5のタイトルが「百鬼帝国の脅威」となっており、同シーンのラストステージを飾るボスであるなど優遇はされている。 | :百鬼帝国の首領としてシーン5で二度ほど戦う。百鬼帝国のネームドは彼以外いないのだが、シーン5のタイトルが「百鬼帝国の脅威」となっており、同シーンのラストステージを飾るボスであるなど優遇はされている。 | ||
− | ; | + | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦IMPACT}} |
− | : | + | :本作で八奈見氏の音声を初収録。第1部に登場。しかし登場する敵対勢力では([[オレアナ]]一党を[[キャンベル星人]]の一部と見れば)真っ先に滅ぼされてしまう。 |
;[[スーパーロボット大戦IMPACTコミック 衝撃騎士団]] | ;[[スーパーロボット大戦IMPACTコミック 衝撃騎士団]] | ||
:連載第三回におけるボスキャラ。大量の[[メカザウルス]]を動員し、[[ガンドール]]隊の挟撃を目論むが、[[ユージン・コズラウスキー|意外な人物]]に阻止される。 | :連載第三回におけるボスキャラ。大量の[[メカザウルス]]を動員し、[[ガンドール]]隊の挟撃を目論むが、[[ユージン・コズラウスキー|意外な人物]]に阻止される。 | ||
=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
− | ; | + | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A}} |
:序盤から[[地球]]の地下勢力と結託して登場。最後は[[地球]]の[[異星人]]勢力との決戦の時の地上戦で死亡。 | :序盤から[[地球]]の地下勢力と結託して登場。最後は[[地球]]の[[異星人]]勢力との決戦の時の地上戦で死亡。 | ||
=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
− | ; | + | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦64}} |
:初登場作品。序盤から登場し、中盤で戦死する。この作品では[[ムゲ・ゾルバドス帝国]]の支配下にあるため、大帝でありながら中間管理職の匂いを漂わせている。[[ミケーネ帝国]]の中間管理職である[[暗黒大将軍]]や[[地獄大元帥]]と組んでいることも、それに拍車をかけている。 | :初登場作品。序盤から登場し、中盤で戦死する。この作品では[[ムゲ・ゾルバドス帝国]]の支配下にあるため、大帝でありながら中間管理職の匂いを漂わせている。[[ミケーネ帝国]]の中間管理職である[[暗黒大将軍]]や[[地獄大元帥]]と組んでいることも、それに拍車をかけている。 | ||
− | ; | + | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦MX}} |
:今回は終盤まで生き残るが、[[早乙女研究所]]を襲撃する最終決戦の時に他の幹部もろとも死亡する。[[神隼人|隼人]]を仕留めた(と思い込んだ)事で絶対の勝利を確信したのか、当初は有頂天で[[マグネイト・テン]]の面々を苦しめるが、動力部を破壊された事により旗色が悪くなった途端、見下していた[[ベガ星連合軍]]へ助勢を求めるなど情けなさが目立つ結果となった。[[合体百鬼ロボット]]を駆った[[ゲッターチーム]]との戦闘前会話では、各パイロット個別ごとの遣り取りが用意されている。 | :今回は終盤まで生き残るが、[[早乙女研究所]]を襲撃する最終決戦の時に他の幹部もろとも死亡する。[[神隼人|隼人]]を仕留めた(と思い込んだ)事で絶対の勝利を確信したのか、当初は有頂天で[[マグネイト・テン]]の面々を苦しめるが、動力部を破壊された事により旗色が悪くなった途端、見下していた[[ベガ星連合軍]]へ助勢を求めるなど情けなさが目立つ結果となった。[[合体百鬼ロボット]]を駆った[[ゲッターチーム]]との戦闘前会話では、各パイロット個別ごとの遣り取りが用意されている。 | ||
:なお、キャラクター事典の「ブライ大帝」の項目に「実の娘、[[リサ (ゲッターロボ)|リサ]]にも(以下略)」という記述があるが、これは別に「実の娘のリサ」という事ではなく「'''実の娘とリサ'''」という意味である。 | :なお、キャラクター事典の「ブライ大帝」の項目に「実の娘、[[リサ (ゲッターロボ)|リサ]]にも(以下略)」という記述があるが、これは別に「実の娘のリサ」という事ではなく「'''実の娘とリサ'''」という意味である。 | ||
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: '''[[底力]]L9、[[援護攻撃]]L4''' | : '''[[底力]]L9、[[援護攻撃]]L4''' | ||
− | === [[小隊長能力]] | + | === [[小隊長能力|隊長効果]] === |
; 命中率+30%/ダメージ-10% | ; 命中率+30%/ダメージ-10% | ||
: 『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で採用。 | : 『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で採用。 | ||
== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
− | ;[[ヒドラー元帥]] | + | ;[[ヒドラー|ヒドラー元帥]] |
+ | :部下。 | ||
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:部下。 | :部下。 | ||
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:部下。 | :部下。 | ||
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− | : | + | :彼にトドメを刺す。後に共に[[ゲッター線]]の使者となって、[[早乙女博士]]に会いに来る。 |
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;「われわれは鬼よ!! 地獄より出でたる鬼よ、すべての生物を奈落の底に落とす地獄からの使者だ!!」 | ;「われわれは鬼よ!! 地獄より出でたる鬼よ、すべての生物を奈落の底に落とす地獄からの使者だ!!」 | ||
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;「見ろゴールの格好を!! ワハハハ無能なくせに野望だけは一人前だったな」 | ;「見ろゴールの格好を!! ワハハハ無能なくせに野望だけは一人前だったな」 | ||
− | : | + | :ゴールにトドメを刺して。 |
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:ブライを[[鬼]]にした者はゲッターを滅ぼす為にブライに力を授けた。 | :ブライを[[鬼]]にした者はゲッターを滅ぼす為にブライに力を授けた。 | ||
;「見ろ! わしが史上最強になる瞬間を!!」 | ;「見ろ! わしが史上最強になる瞬間を!!」 | ||
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− | : | + | :[[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッターロボ]]と戦い、その強さに驚愕し、その危険性を指摘する。 |
;「ここは居心地がいい…博士、あなたの顔を見ると…心がなごむ」 | ;「ここは居心地がいい…博士、あなたの顔を見ると…心がなごむ」 | ||
− | : | + | :ゴールと共に[[ゲッター線]]の使者となって、[[早乙女博士]]の前に姿を現して。 |
== スパロボシリーズの名台詞 == | == スパロボシリーズの名台詞 == | ||
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;「ば、馬鹿な!世界の支配者であるこのワシが、人間共に倒されるなど…!!」<br />「そんな事は…そんな事は断じてあってはならん事だ!断じて…ぬおおおおおおっ!!」 | ;「ば、馬鹿な!世界の支配者であるこのワシが、人間共に倒されるなど…!!」<br />「そんな事は…そんな事は断じてあってはならん事だ!断じて…ぬおおおおおおっ!!」 | ||
:同上。『MX』に於ける断末魔。最期まで「敗北」という現実から目を逸らしつつ、砕け散る。 | :同上。『MX』に於ける断末魔。最期まで「敗北」という現実から目を逸らしつつ、砕け散る。 | ||
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− | :『[[スーパーロボット大戦Z|Z]] | + | :『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』ランド編第28話「魂のコスプレイヤー」より。[[黒歴史]]の片鱗を目の当たりにして。 |
== 搭乗機体 == | == 搭乗機体 == | ||
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== 余談 == | == 余談 == | ||
− | * | + | *PSゲーム『[[ゲッターロボ大決戦!]]』にも登場。中盤戦でのメイン敵として[[早乙女研究所]](ルートによっては[[ネイサー]]所有のゲッター線研究所)のゲッター炉を暴走させるなど暗躍。決戦では[[真ドラゴン]]のモチーフとなった龍型最終兵器「ウザーラ」に搭乗。後半では別の勢力によって自我を無くしたサイボーグに改造される。 |
+ | **百鬼帝国壊滅時には地球を死の星にしようとウザーラの重力遮断兵器を起動する。完遂には至らなかったものの地軸が歪み、地球全土を大規模な天変地異が襲う大惨事となってしまった。物語はランドウ軍や昆虫軍団との戦いを軸に進んでいくのだが断片的ながら各地の惨状も描かれ、最終的に戦いは終結するのだがこちらの問題は充分解決しないままエンディングを迎えている。 | ||
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[[Category:ゲッターロボシリーズ]] | [[Category:ゲッターロボシリーズ]] |
2024年9月15日 (日) 15:06時点における最新版
ブライは「ゲッターロボシリーズ」の登場キャラクター。
ブライ | |
---|---|
登場作品 | |
声優 |
緒方賢一(無印) 八奈見乗児(G・SRW) 江川央生(大決戦) |
デザイン |
石川賢(原案) 小松原一男(TV版) 羽山賢二(OVA版) |
初登場SRW |
|
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール (TV版) | |
---|---|
種族 | 地球人(百鬼一族) |
性別 | 男 |
所属 | 百鬼帝国 |
称号 | 大帝 |
プロフィール (世界最後の日) | |
---|---|
種族 | 地球人のクローン変異体 |
変身形態 | ゴール&ブライ |
概要編集
TV版編集
百鬼帝国を統率する冷酷非道の大帝。恐竜帝国の地上撤退を機に、世界征服のための侵略作戦を号令。百鬼メカと百鬼兵士を大量生産するにあたり、ゲッター線増幅炉を欲し、新早乙女研究所攻略を至上命令としている。
最後は悉く作戦が失敗して追い詰められ、科学要塞島でゲッターGに戦いを挑むも、捕虜として捕らえていた神隼人に脱走されて隔壁を内部から破壊され、その際に生じた穴にゲッタードラゴンのシャインスパークを打ち込まれた事で島ごと最期を迎えた。
その出自は作中では明言されなかったが、学年誌『小学二年生』の特集記事によると、少年時代、ある日突然に角が生えてきて超能力を得たミュータントで、自作のロボットに命じて自身をサイボーグにしたらしい。
原作漫画版編集
百鬼帝国を統率する冷酷非道の大帝。漫画版『ゲッターロボ』終盤にて、恐竜帝国に大打撃を与え、帝王ゴールを殺害しマグマ層への撤退を確認後、日本侵略を号令する。
元は人間で、本人曰く「うだつの上がらない科学者」であったが、北極での未確認飛行物体の調査にて、物体内部で改造される。その際に何者かの意志を継ぎ、ゲッターロボを倒すために百鬼帝国を築き上げた。物語終盤でゲッターロボGがウザーラとの戦いで戦闘不能になったのを受けて日本制圧を目論むも、アトランティス人から修復されたゲッターGとウザーラを託されたゲッターチームに叩きのめされ、最後は宇宙空間で科学要塞島ごとこっぱみじんにされた。
百鬼帝国壊滅後は遺体の状態で宇宙を漂流した後、昆虫人類にサイボーグに改造されて地球に送られるが、真ゲッターに返り討ちにされて再びの死を迎える。
真ゲッターロボ 世界最後の日編集
カプセルで培養されていた新人類。號と同じクローンで、早乙女博士と敷島博士の手によって隼人の細胞を用いて作られたが、インベーダーが寄生し怪物へと変異してしまう。バズーカ砲の動きを止めて片手で握りつぶしたり、竜馬たちを吹き飛ばして拘束するほどの強い念動力を持っている。
ちなみにゴールも存在し、こちらは竜馬の細胞で生み出された。
詳しくは「ゴール&ブライ」を参照。
登場作品と役柄編集
Zシリーズ編集
- スーパーロボット大戦Z
- 本作では他作品と比べて百鬼帝国の扱いが良く、かなりの大敵として設定された。そのため、帝王であるブライもどこか小物感が漂っていた以前とは打って変わり、大物風に描写されている。キャラクター事典には「恐竜帝国の帝王ゴールを全てにおいて上回る」とまで書かれており、シリーズ中で最も扱いが良いと言っても過言ではない。
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 『世界最後の日』版で登場する。ゴールと融合して戦う。念動力を扱うので超能力の能力技能を持っている。
COMPACTシリーズ編集
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇
- 百鬼帝国の首領としてシーン5で二度ほど戦う。百鬼帝国のネームドは彼以外いないのだが、シーン5のタイトルが「百鬼帝国の脅威」となっており、同シーンのラストステージを飾るボスであるなど優遇はされている。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 本作で八奈見氏の音声を初収録。第1部に登場。しかし登場する敵対勢力では(オレアナ一党をキャンベル星人の一部と見れば)真っ先に滅ぼされてしまう。
- スーパーロボット大戦IMPACTコミック 衝撃騎士団
- 連載第三回におけるボスキャラ。大量のメカザウルスを動員し、ガンドール隊の挟撃を目論むが、意外な人物に阻止される。
携帯機シリーズ編集
- スーパーロボット大戦A
- 序盤から地球の地下勢力と結託して登場。最後は地球の異星人勢力との決戦の時の地上戦で死亡。
単独作品編集
- スーパーロボット大戦64
- 初登場作品。序盤から登場し、中盤で戦死する。この作品ではムゲ・ゾルバドス帝国の支配下にあるため、大帝でありながら中間管理職の匂いを漂わせている。ミケーネ帝国の中間管理職である暗黒大将軍や地獄大元帥と組んでいることも、それに拍車をかけている。
- スーパーロボット大戦MX
- 今回は終盤まで生き残るが、早乙女研究所を襲撃する最終決戦の時に他の幹部もろとも死亡する。隼人を仕留めた(と思い込んだ)事で絶対の勝利を確信したのか、当初は有頂天でマグネイト・テンの面々を苦しめるが、動力部を破壊された事により旗色が悪くなった途端、見下していたベガ星連合軍へ助勢を求めるなど情けなさが目立つ結果となった。合体百鬼ロボットを駆ったゲッターチームとの戦闘前会話では、各パイロット個別ごとの遣り取りが用意されている。
- なお、キャラクター事典の「ブライ大帝」の項目に「実の娘、リサにも(以下略)」という記述があるが、これは別に「実の娘のリサ」という事ではなく「実の娘とリサ」という意味である。
パイロットステータス編集
精神コマンド編集
特殊技能(特殊スキル)編集
隊長効果編集
- 命中率+30%/ダメージ-10%
- 『Z』で採用。
人間関係編集
- ヒドラー元帥
- 部下。
- グラー博士
- 部下。
- 独眼鬼
- 部下。
- 十方鬼(SRW未登場)
- TV版では一介の百人衆だが、原作漫画版では「最高の鬼」と呼んで一目置いている。
- 単行本収録の際にカットされたページでは「ブライ大帝の長男」であることが述べられている。
漫画版編集
- 帝王ゴール
- 彼にトドメを刺す。後に共にゲッター線の使者となって、早乙女博士に会いに来る。
- マクドナルド(SRW未登場)
- 『ゲッターロボ アーク』に登場する百鬼帝国の生き残り。
他作品との人間関係編集
- 暗黒大将軍、地獄大元帥
- 競演する作品では同盟関係にある事が多いミケーネ帝国の幹部。
- ベガ大王
- 同じ八奈見氏が演じるダイナミック系のラスボス。『A』や『MX』では同盟を結ぶ。双方の扱いの差は作品によって異なる。
- ロム・ストール、ドモン・カッシュ
- 『MX』では手中に収めかけた勝利を、彼らと神隼人の破壊工作によって逃した事で、戦闘前会話では激しい怒りを露わにする。
- シロー・アマダ、アイナ・サハリン
- 『IMPACT』では、彼らガンドール隊が必死になって敵勢力と戦うのを利用して、邪魔な勢力を彼らに始末させ自分達百鬼帝国が漁夫の利を得ようとしたため、彼らから激しい怒りを買う。
- もっとも、登場勢力で真っ先に滅ぶのは百鬼帝国なのだが。
- ユージン・コズラウスキー
- 漫画『衝撃騎士団』にて、挟撃作戦を阻止される。
名台詞編集
TV版編集
- 「我々百鬼一族は、人間共に勝る頭脳と力を持っておる」
「従って我々は、本日只今より人間を奴隷にし、全世界を征服する作戦を展開する!!」 - 『ゲッターロボ』最終回で恐竜帝国崩壊直後に決起し、百鬼一族による世界征服を高らかに謳う。
漫画版編集
- 「われわれは鬼よ!! 地獄より出でたる鬼よ、すべての生物を奈落の底に落とす地獄からの使者だ!!」
- 恐竜帝国に宣戦布告した時のセリフ。
- 「見ろゴールの格好を!! ワハハハ無能なくせに野望だけは一人前だったな」
- ゴールにトドメを刺して。
- 「ゲッターロボと戦えと命じたのだ!!」
- ブライを鬼にした者はゲッターを滅ぼす為にブライに力を授けた。
- 「見ろ! わしが史上最強になる瞬間を!!」
- 過去の遺産の力を借りてパワーアップしようとする。
- 「悲劇だ、核以上の…悲劇になるぞ」
- 真ゲッターロボと戦い、その強さに驚愕し、その危険性を指摘する。
- 「ここは居心地がいい…博士、あなたの顔を見ると…心がなごむ」
- ゴールと共にゲッター線の使者となって、早乙女博士の前に姿を現して。
スパロボシリーズの名台詞編集
- 「麗しい友情だが、すぐに貴様らは地獄で神隼人と出会う事になる…」
- 『MX』第42話(『PORTABLE』では第43話)「神よ、百鬼のために泣け」より。口々に隼人の弔い合戦を叫ぶマグネイト・テンの面々を嘲笑する。ゲッターGを撤退させた事もあり、この時のブライは得意の絶頂にあったが…。
- 「百鬼帝国大帝、ブライに何用だ!?誰だ、貴様は!?」
- 同上。科学要塞島の中枢部を破壊し、推参したロムの前口上に対するリアクション(DVE)。もちろんロムの返答はただ一言、「お前達に名乗る名前はない!」である。
- 「ば、馬鹿な!世界の支配者であるこのワシが、人間共に倒されるなど…!!」
「そんな事は…そんな事は断じてあってはならん事だ!断じて…ぬおおおおおおっ!!」 - 同上。『MX』に於ける断末魔。最期まで「敗北」という現実から目を逸らしつつ、砕け散る。
- 「しかし、この絵に描かれた軍団…。全てを焼き尽くす審判の巨人達と言ったところか…」
「この巨人を使う男…。確か独眼鬼が以前に接触していたな…」 - 『Z』ランド編第28話「魂のコスプレイヤー」より。黒歴史の片鱗を目の当たりにして。
搭乗機体編集
SRWでの搭乗機体編集
余談編集
- PSゲーム『ゲッターロボ大決戦!』にも登場。中盤戦でのメイン敵として早乙女研究所(ルートによってはネイサー所有のゲッター線研究所)のゲッター炉を暴走させるなど暗躍。決戦では真ドラゴンのモチーフとなった龍型最終兵器「ウザーラ」に搭乗。後半では別の勢力によって自我を無くしたサイボーグに改造される。
- 百鬼帝国壊滅時には地球を死の星にしようとウザーラの重力遮断兵器を起動する。完遂には至らなかったものの地軸が歪み、地球全土を大規模な天変地異が襲う大惨事となってしまった。物語はランドウ軍や昆虫軍団との戦いを軸に進んでいくのだが断片的ながら各地の惨状も描かれ、最終的に戦いは終結するのだがこちらの問題は充分解決しないままエンディングを迎えている。