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− | + | 歴戦の猛者だけあって、軍人としての指揮能力や政治戦略、[[ナイトメアフレーム]]の操縦技術に関しては一流で、[[ギルバート・G・P・ギルフォード]]を始めとする部下達からの信望も厚い。コーネリアの元では参謀格を担っており、好戦的な彼女が自らナイトメアで出撃し前線で戦う際はあえて後方に残って、臨機応変に対応する形で兵士達の指揮を執る事に徹しており、自らの発言によって作戦の可否や方向性が決められる事が多い点からもコーネリアからの信任が厚い事が伺われる。勘においても鋭く、時に確信を突いた提案をする事もあり、[[行政特区日本]]を提案したはずのユーフェミアが式典にて日本人虐殺に乗り出した際は、即座に事前に会っていた[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]が関係している事を看破した。 | |
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+ | 多くの戦災孤児を養子として迎え入れ、彼の養子で結成された騎士団である「グラストンナイツ」も存在し、彼等には自信と同じ「ダールトン」の名前を与え、父親の様に慕われている(最終的にグラストンナイツは自らの死後にクラウディオを除いて全員が戦死してしまっている)。 | ||
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+ | コーネリアの命令で幕僚長の職務を停止され、ユーフェミアの特区設立の補佐を任されていたが、記念式典当日、ユーフェミアの要請に応じて式典会場に現れたゼロがユーフェミアと二人だけで会見を行なった際、暴走した[[ギアス]]に支配された彼女は会場に集まった日本人の虐殺を宣言したあと、自らの手で一人の老人を銃殺してしまい、更に彼女を諌めようとした際、豹変した彼女に銃撃され、自身も負傷してしまう事になった。その後、ゼロに遭遇し、ユーフェミアに何をしたのかを問い詰めるが、彼もゼロにギアスをかけられてしまう。その内容は「主君コーネリアを捕らえ、ゼロに差し出せ」というものだった。 | ||
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+ | [[ブラックリベリオン]]勃発の際、ゼロのギアスの意を受けたまま、負傷した状態で出撃。ゼロの[[ガウェイン]]と交戦するコーネリアの[[グロースター]]を背後から攻撃して撃墜してしまい、正気に戻って動揺していた隙を突かれ、自身もガウェインのハドロン砲の砲撃をまともに受け死亡した。職業軍人として非情な作戦も辞さないダールトンであったが、その末路はギアスにかかったユーフェミアに撃たれた上に、ユーフェミアを殺されその仇討ちを果たそうとしていたコーネリアを自らの手で逆に窮地に陥れた直後に正気を取り戻し、落下してゆくコーネリア機に理解が追い付かない間にゼロに用済み扱いされて殺されるという、作中における悲惨な死に方トップ5には入るだろう無念の最期となってしまった。 | ||
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
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:主君。姫様と呼ぶ。小説版によると幼少期から面識があり長年に渡って彼女に仕え、支え続けている。ブラックリベリオンにて、重傷を負わせてしまう。 | :主君。姫様と呼ぶ。小説版によると幼少期から面識があり長年に渡って彼女に仕え、支え続けている。ブラックリベリオンにて、重傷を負わせてしまう。 | ||
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− | : | + | :小説版によればコーネリア同様、彼女にも長年仕え、成長を見守ってきた。彼女からも慕われており、それ故、式典会場でギアスにより豹変した彼女の銃撃を予想できず、避けることはできなかった。 |
;[[ギルバート・G・P・ギルフォード]] | ;[[ギルバート・G・P・ギルフォード]] | ||
:共にコーネリアを支える間柄である。年長者として彼に敬意を持たれている。自身の死後、養子の「グラストンナイツ」は彼の部下になっている。 | :共にコーネリアを支える間柄である。年長者として彼に敬意を持たれている。自身の死後、養子の「グラストンナイツ」は彼の部下になっている。 | ||
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+ | :当初からランスロットのパイロットとして評価しており、彼がユーフェミアの騎士に就任する際には反発心から冷ややかな反応を占めるブリタニア貴族達を無視して拍手を行い、コーネリアの名代として彼の騎士就任を認めさせる。 | ||
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:河口湖ホテルジャック事件で日本解放戦線が人質の男性をホテルの高層階層から突き落としたのを見て。 | :河口湖ホテルジャック事件で日本解放戦線が人質の男性をホテルの高層階層から突き落としたのを見て。 | ||
− | :民間人の人質を処刑して政治犯釈放の交渉を図る草壁中佐に激しい嫌悪を示しているが、ブリタニアの利益のためにテロリストが潜伏していたサイタマゲットーのイレヴン住民を「'''老若男女問わずに皆殺し''' | + | :民間人の人質を処刑して政治犯釈放の交渉を図る草壁中佐に激しい嫌悪を示しているが、ブリタニアの利益のためにテロリストが潜伏していたサイタマゲットーのイレヴン住民を「'''老若男女問わずに皆殺し'''」にしている事を考えると、どの口が言うかと思った視聴者もいただろう。おそらく、一部の利用価値のある者達を除いて、ナンバーズは取るに足らない存在とみなしていると思われる。 |
;「明日、ゼロが来る来ないに関わらずこれであの男の敗北は確定した」 | ;「明日、ゼロが来る来ないに関わらずこれであの男の敗北は確定した」 | ||
− | : | + | :キョウトの長老たちに対して、彼らの地位と権力を保障する代わりに行政特区日本に参加し、黒の騎士団への援助を止めることを確約させて勝ち誇って言った言葉。 |
;「負けを認めに来たか」 | ;「負けを認めに来たか」 | ||
− | :行政特区日本の式典が始まろうとしていた矢先に、ゼロが[[ガウェイン]] | + | :行政特区日本の式典が始まろうとしていた矢先に、ゼロが[[ガウェイン]]の肩の上に立ちながら姿を現した際の台詞。上記の台詞同様、情勢は動かないと確信して余裕の笑みも浮かべていた。しかし、事態は劇中の誰もが予想しない方向に向かっていく... |
;「ユーフェミア様! 一体どうなさったのですか。おやめください!こんなことは!」 | ;「ユーフェミア様! 一体どうなさったのですか。おやめください!こんなことは!」 | ||
− | : | + | :ゼロとの会談を終えた後、ユーフェミアが突如として日本人を虐殺するよう命令を下し、一人の日本人を銃殺した彼女を諌めた。有益にならないナンバーズの人権は基本的に認めないダールトンから観ても、彼女自身が提唱した政策に賛同して集まった日本人を虐殺するなど全く意味のない蛮行であり、この言葉は正論である。しかし、この直後、ギアスの命令遂行の障害とみなしたユーフェミアに撃たれ、負傷したダールトンは会場内のブリタニア軍に命令を下すことが不可能になる。そして、配下の者達はユーフェミアの虐殺命令に従い、徐々に狂気に駈られていってしまう。だが、元々ブリタニア軍は自身やコーネリアが指揮する形で「イレヴン」という罵倒と共に日本人への弾圧や虐殺を行っていた為、ユーフェミアがギアスの影響を受けていたとは言え、この虐殺劇はある意味で起こるべくして起こったと言えなくもない。 |
;「ゼロ、貴様、ユーフェミア様に一体何をした…」 | ;「ゼロ、貴様、ユーフェミア様に一体何をした…」 | ||
− | : | + | :負傷した後、ゼロに遭遇した際に銃口を向けながら問い詰める。長年、姉妹姫2人に従ってきた彼にとってユーフェミアの変貌はあまりにも不可解であった。しかし、この直後、彼もゼロにギアスをかけられる。 |
− | ;「姫様、ダールトンです」<br /> | + | ;「姫様、ダールトンです」<br />「ご安心を。お命までは頂きません。ゼロに姫様を差し出すために………?…姫様!? 何故!」 |
− | : | + | :コーネリアを攻撃したときの言葉。彼にかけられたギアスはゼロにコーネリアを差し出す、というものだった。コーネリアのグロースターは操縦系統を喪失し行動不能になったため、命令内容を果たした形となったので話の途中で正気に戻った。 |
;「姫様ぁぁぁぁぁぁっ!!」 | ;「姫様ぁぁぁぁぁぁっ!!」 | ||
− | : | + | :断末魔の叫び。ギアスの効果が切れて、正気に戻った彼が見たものは、グロースターの槍で貫かれて落下中のコーネリアの機体。状況を理解する間もなくゼロのガウェインが放ったハドロン砲でグロースターは爆散、殺害された。 |
+ | :無念の最後だが、サイタマゲットーでの件を含め、コーネリアへの忠誠の元でやってきたこれまでの非道な所業の報いとも言えるのかもしれない。また、自らの養子であったグラストンナイツも、続編の『R2』にてクラウディオを除く全員が自らの後を追う形で死亡してしまう事になっている。 | ||
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== 搭乗機体 == | == 搭乗機体 == | ||
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− | : | + | :原作ではギルフォードと共にコーネリア機と同じカラーリングの機体を駆っていた。 |
+ | :スパロボでは一般仕様機との違いがいまいち分かりにくい。 | ||
+ | == 余談 == | ||
+ | *梁田氏死去後のゲーム作品では後任として、[[声優:増谷康紀|増谷康紀]]氏が起用されている。 | ||
+ | *[[外伝]]『コードギアス 奪還のロゼ』(SRW未参戦)ではブリタニア貴族や騎士が孤児を引き取り養子にする制度「ヴォーグ制」が語られており、ダールトンがグラストンナイツを率いていたのもこのヴォーグ制によるものと思われる。 | ||
+ | == 脚注 == | ||
+ | <references /> | ||
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2024年10月28日 (月) 23:23時点における最新版
アンドレアス・ダールトンは『コードギアス 反逆のルルーシュ』の登場人物。
アンドレアス・ダールトン | |
---|---|
外国語表記 | Darlton[1] |
登場作品 | |
声優 | 梁田清之 |
デザイン | 木村貴宏 |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人(ブリタニア人) |
性別 | 男 |
年齢 | 47歳 |
髪色 | 茶 |
所属 | 神聖ブリタニア帝国 |
役職 | エリア11幕僚長 |
称号 | 将軍 |
概要編集
神聖ブリタニア帝国の軍人。かつて、エリア11がまだ「日本」と呼ばれていた時期に、ブリタニアによって行われた「日本占領作戦」にも参加している歴戦の猛者でもある。
コーネリア・リ・ブリタニア、ユーフェミア・リ・ブリタニア姉妹に仕え支えていたが、その事が自らの命運と末路を決定付ける事になった。
人物 編集
額に大きな傷が特徴的である厳つい外見が特徴の男性。
歴戦の猛者だけあって、軍人としての指揮能力や政治戦略、ナイトメアフレームの操縦技術に関しては一流で、ギルバート・G・P・ギルフォードを始めとする部下達からの信望も厚い。コーネリアの元では参謀格を担っており、好戦的な彼女が自らナイトメアで出撃し前線で戦う際はあえて後方に残って、臨機応変に対応する形で兵士達の指揮を執る事に徹しており、自らの発言によって作戦の可否や方向性が決められる事が多い点からもコーネリアからの信任が厚い事が伺われる。勘においても鋭く、時に確信を突いた提案をする事もあり、行政特区日本を提案したはずのユーフェミアが式典にて日本人虐殺に乗り出した際は、即座に事前に会っていたゼロが関係している事を看破した。
実力主義者故に、有能な人物であるならば出自を問おうとはせず、実際にイレヴンである上にかつての最高指導者である枢木ゲンブの息子であった枢木スザクの事も、同じブリタニアに仕える者として受け入れている。ただし、これはあくまでも「使える者は使う」という主義に基づく考えからくるもので、実際にサイタマゲットーでは、「テロリストが潜伏している」を理由に、そこに居住するイレヴンの住民達を老若男女一切問わずに虐殺同然の殺戮の指揮を執っている点からも、有益にならないナンバーズに関しては、他のブリタニア側の人間達と変わらず、人権そのものを認めていない事が伺われる。
多くの戦災孤児を養子として迎え入れ、彼の養子で結成された騎士団である「グラストンナイツ」も存在し、彼等には自信と同じ「ダールトン」の名前を与え、父親の様に慕われている(最終的にグラストンナイツは自らの死後にクラウディオを除いて全員が戦死してしまっている)。
来歴 編集
エリア11総督となったコーネリアに従い、エリア11の幕僚長の役職に就き、コーネリアの命令でユーフェミアの補佐をすることも多い。
コーネリアの命令で幕僚長の職務を停止され、ユーフェミアの特区設立の補佐を任されていたが、記念式典当日、ユーフェミアの要請に応じて式典会場に現れたゼロがユーフェミアと二人だけで会見を行なった際、暴走したギアスに支配された彼女は会場に集まった日本人の虐殺を宣言したあと、自らの手で一人の老人を銃殺してしまい、更に彼女を諌めようとした際、豹変した彼女に銃撃され、自身も負傷してしまう事になった。その後、ゼロに遭遇し、ユーフェミアに何をしたのかを問い詰めるが、彼もゼロにギアスをかけられてしまう。その内容は「主君コーネリアを捕らえ、ゼロに差し出せ」というものだった。
ブラックリベリオン勃発の際、ゼロのギアスの意を受けたまま、負傷した状態で出撃。ゼロのガウェインと交戦するコーネリアのグロースターを背後から攻撃して撃墜してしまい、正気に戻って動揺していた隙を突かれ、自身もガウェインのハドロン砲の砲撃をまともに受け死亡した。職業軍人として非情な作戦も辞さないダールトンであったが、その末路はギアスにかかったユーフェミアに撃たれた上に、ユーフェミアを殺されその仇討ちを果たそうとしていたコーネリアを自らの手で逆に窮地に陥れた直後に正気を取り戻し、落下してゆくコーネリア機に理解が追い付かない間にゼロに用済み扱いされて殺されるという、作中における悲惨な死に方トップ5には入るだろう無念の最期となってしまった。
登場作品と役柄編集
Zシリーズ編集
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 初登場作品。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- プロローグのブラックリベリオンのみ登場。原作同様の末路を迎えてしまう。
単独作品編集
- スーパーロボット大戦X-Ω
- シナリオNPC。
- スーパーロボット大戦DD
- 序章ワールド3から登場するエネミーユニット。
- 1章Part12にて原作通りの展開で死亡する。
- スーパーロボット大戦30
- キーミッション「ゼロ再臨」にて名前のみ故人としてコーネリアが言及。
パイロットステータス編集
精神コマンド編集
特殊スキル編集
エースボーナス編集
人間関係編集
- コーネリア・リ・ブリタニア
- 主君。姫様と呼ぶ。小説版によると幼少期から面識があり長年に渡って彼女に仕え、支え続けている。ブラックリベリオンにて、重傷を負わせてしまう。
- ユーフェミア・リ・ブリタニア
- 小説版によればコーネリア同様、彼女にも長年仕え、成長を見守ってきた。彼女からも慕われており、それ故、式典会場でギアスにより豹変した彼女の銃撃を予想できず、避けることはできなかった。
- ギルバート・G・P・ギルフォード
- 共にコーネリアを支える間柄である。年長者として彼に敬意を持たれている。自身の死後、養子の「グラストンナイツ」は彼の部下になっている。
- 枢木スザク
- 当初からランスロットのパイロットとして評価しており、彼がユーフェミアの騎士に就任する際には反発心から冷ややかな反応を占めるブリタニア貴族達を無視して拍手を行い、コーネリアの名代として彼の騎士就任を認めさせる。
- ゼロ
- エリア11の反ブリタニア組織黒の騎士団の指導者。行政特区日本式典会場でユーフェミアに撃たれて重傷のときに彼にギアスをかけられる。なお、ゼロの行動を見て、「神聖ブリタニア帝国にではなく、ブリタニア皇族に個人的な恨みを持っているのでは?」と分析。ユーフェミアがゼロはルルーシュだと見破るきっかけを作る。
- グラストンナイツ
- 5人の養子たち。
- 彼ら以外にも大勢の養子を引き取っているらしい。
他作品との人間関係編集
ガンダムシリーズ編集
- グラハム・エーカー
- 第2次Z 破界篇エリア11ルートの第24話では、ナリタ戦に参戦してきた彼と意気投合する。
スーパー系編集
- ロジャー・スミス
- 第2次Z 破界篇エリア11ルートの第35話での戦闘前会話では、彼の出張で戦士の心があると認める。
名台詞編集
- 「デカいだけのナイトメアもどきがッ!」
- 初登場シーン。グロースターで中東某国の主力大型機動兵器を攻撃する直前の台詞。ナイトメアを実用化したブリタニアにとってコンセプトを真似しようとして巨大化した装甲車紛いの兵器は侮蔑対象だった模様。
- 「いえ、我ら姫様のおられるところが国でございますれば」
- コーネリアにクロヴィスの後始末に付き合わせる事を謝られた際の返答。
- 「見せしめとは…野蛮人め」
- 河口湖ホテルジャック事件で日本解放戦線が人質の男性をホテルの高層階層から突き落としたのを見て。
- 民間人の人質を処刑して政治犯釈放の交渉を図る草壁中佐に激しい嫌悪を示しているが、ブリタニアの利益のためにテロリストが潜伏していたサイタマゲットーのイレヴン住民を「老若男女問わずに皆殺し」にしている事を考えると、どの口が言うかと思った視聴者もいただろう。おそらく、一部の利用価値のある者達を除いて、ナンバーズは取るに足らない存在とみなしていると思われる。
- 「明日、ゼロが来る来ないに関わらずこれであの男の敗北は確定した」
- キョウトの長老たちに対して、彼らの地位と権力を保障する代わりに行政特区日本に参加し、黒の騎士団への援助を止めることを確約させて勝ち誇って言った言葉。
- 「負けを認めに来たか」
- 行政特区日本の式典が始まろうとしていた矢先に、ゼロがガウェインの肩の上に立ちながら姿を現した際の台詞。上記の台詞同様、情勢は動かないと確信して余裕の笑みも浮かべていた。しかし、事態は劇中の誰もが予想しない方向に向かっていく...
- 「ユーフェミア様! 一体どうなさったのですか。おやめください!こんなことは!」
- ゼロとの会談を終えた後、ユーフェミアが突如として日本人を虐殺するよう命令を下し、一人の日本人を銃殺した彼女を諌めた。有益にならないナンバーズの人権は基本的に認めないダールトンから観ても、彼女自身が提唱した政策に賛同して集まった日本人を虐殺するなど全く意味のない蛮行であり、この言葉は正論である。しかし、この直後、ギアスの命令遂行の障害とみなしたユーフェミアに撃たれ、負傷したダールトンは会場内のブリタニア軍に命令を下すことが不可能になる。そして、配下の者達はユーフェミアの虐殺命令に従い、徐々に狂気に駈られていってしまう。だが、元々ブリタニア軍は自身やコーネリアが指揮する形で「イレヴン」という罵倒と共に日本人への弾圧や虐殺を行っていた為、ユーフェミアがギアスの影響を受けていたとは言え、この虐殺劇はある意味で起こるべくして起こったと言えなくもない。
- 「ゼロ、貴様、ユーフェミア様に一体何をした…」
- 負傷した後、ゼロに遭遇した際に銃口を向けながら問い詰める。長年、姉妹姫2人に従ってきた彼にとってユーフェミアの変貌はあまりにも不可解であった。しかし、この直後、彼もゼロにギアスをかけられる。
- 「姫様、ダールトンです」
「ご安心を。お命までは頂きません。ゼロに姫様を差し出すために………?…姫様!? 何故!」 - コーネリアを攻撃したときの言葉。彼にかけられたギアスはゼロにコーネリアを差し出す、というものだった。コーネリアのグロースターは操縦系統を喪失し行動不能になったため、命令内容を果たした形となったので話の途中で正気に戻った。
- 「姫様ぁぁぁぁぁぁっ!!」
- 断末魔の叫び。ギアスの効果が切れて、正気に戻った彼が見たものは、グロースターの槍で貫かれて落下中のコーネリアの機体。状況を理解する間もなくゼロのガウェインが放ったハドロン砲でグロースターは爆散、殺害された。
- 無念の最後だが、サイタマゲットーでの件を含め、コーネリアへの忠誠の元でやってきたこれまでの非道な所業の報いとも言えるのかもしれない。また、自らの養子であったグラストンナイツも、続編の『R2』にてクラウディオを除く全員が自らの後を追う形で死亡してしまう事になっている。
迷台詞編集
- 「……姫様の水着か……楽しみだな。うちの息子どもが聴いたら悔しがりそうだな」
- ピクチャードラマにて、コーネリアとユーフェミアが居る控え室の前で警備に当たっている際に中の騒ぎを聞いて。かなり嬉しそうな表情なので必見。
ちなみにこの時のダールトン、水着の中に銃を隠していた。ギルフォードの目線がポイント。 - 「目立つか? やはり……」
- そしてその事をギルフォードに指摘されて。ちなみにこの時、ダールトンの水着は男性用ビキニパンツである……どうやって銃を仕舞った?
スパロボシリーズの名台詞編集
搭乗機体編集
- グロースター
- 原作ではギルフォードと共にコーネリア機と同じカラーリングの機体を駆っていた。
- スパロボでは一般仕様機との違いがいまいち分かりにくい。