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− | * | + | *黒幕が敵対組織に残しておいたクローンである事、主人公と同一の存在であるという点など、幽羅帝のポジションは原作漫画版『冥王計画ゼオライマー』に登場するネマトーダ総統に類似している。尤も、ネマトーダ総統の場合は幽羅帝と比べると、全くと言ってもいい程同情の余地の無い悪党であり、それと同時にある意味で主人公以上に黒幕に近い存在でもあった。 |
+ | *ちなみにOVAが完結した段階ではまだ原作漫画版が未完であったため、結果的に幽羅帝の存在はネマトーダ総統の背景に関する伏線として機能することになった。 | ||
+ | *OVA版制作初期では氷室美久の複製も兼ねた設定でキャラクターデザインされていた事が菊池氏の口から明らかになっており、その名残で目の部分の描き方、身長の設定などが同じであるとの事。また担当声優の荘真由美氏と本多知恵子氏は声質が近い事が知られておりキャスティングの際の参考要素として酌まれた可能性が有る。 | ||
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2021年4月12日 (月) 17:40時点における最新版
幽羅帝は『冥王計画ゼオライマー』の登場人物。
幽羅帝 | |
---|---|
読み | ゆうらてい |
登場作品 | 冥王計画ゼオライマー |
声優 | 荘真由美 |
デザイン | 菊池通隆 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦MX |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人(クローン人間) |
性別 | 女 |
年齢 | 20歳 |
所属 | 鉄甲龍 |
称号 | 皇帝 |
概要編集
世界制覇を目論む秘密結社「鉄甲龍」の皇帝。皇帝として選ばれる前は八卦衆の一人で、ゼオライマーのパイロットになるはずだった。しかし、木原マサキの裏切りでゼオライマーを奪われ、その為に計画の障害となるゼオライマーの奪還、あるいは破壊を配下の八卦衆に命ずる。
耐爬とは互いに愛し合っているが、皇帝という立場上、一人の男として愛することが出来ない。人前では皇帝として威厳ある振舞いをするが、女性らしい弱さも持っており、耐爬が出撃した際には部屋で声を殺して泣いていた。
物語の中で、彼女は性別こそ変えられているものの、秋津マサト同様に木原マサキのクローンであることが判明する。マサトと自分のどちらか生き残った方がマサキの野望を達成するよう情報が組み込まれていたが、マサキの野望を砕く為にマサトと共に果てた。
登場作品と役柄編集
携帯機シリーズ編集
- スーパーロボット大戦J
- 概ね原作通りだが、本作ではシナリオ「怨念の終焉」でハウドラゴンかグレートゼオライマーに搭乗、敵対する展開がある。
単独作品編集
- スーパーロボット大戦MX
- 初登場作品。原作同様、鉄甲龍の長として登場する。NPCであり戦う機会はない。
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- カイルスがもう一つの地球に行っている間に神聖ブリタニア帝国と手を組み、帝都ペンドラゴンでマサトと決着をつけることになる。
パイロットステータス編集
能力値編集
『J』ではル・カインや師匠に比べれば劣るが、それでも回避以外は全ての能力が高く、更にマサトを徹底的に狙って来るため、グレートゼオライマー搭乗(=フラグの関係でマサトのレベルが低い)の場合は脅威となる。
特殊技能(特殊スキル)編集
人間関係編集
他作品との人間関係編集
- 北辰
- 『MX』では自ら「帝の影」と嘯き、協力を申し出た彼を訝しみながらも陽動作戦の任に当たらせる。
- シュナイゼル・エル・ブリタニア
- 『CC』では手を組んでいる。
名台詞編集
- 「私は鉄甲龍の皇帝…貴方だけに生きて帰れと言えなかった…貴方だけに行くなとは…! ああ…耐爬っ…!」
- 耐爬との別れの後、部屋で泣きながら呟いた言葉。組織の長としての立場と一人の女性としての苦悩が窺える。
- 「お前は木原マサキの遺志を継いでいる!それこそ、我ら鉄甲龍にとって最大の罪!」
- マサトへの拷問において言った言葉、彼女への木原マサキへの凄まじい憎悪が窺える。しかし…
- 「誰でもない、天のゼオライマーのパイロットだ」
- 『僕は誰だ?』というマサトの問いに冷たく言い放った言葉。ゼオライマーの為に作られた遺伝子である事を突き付けてマサトを絶望させるが、後に彼女も同じ思いを味わう。
- 「耐爬…あなたは何の為に…」
- 自らの正体がマサキのクローンである事を知った後の台詞。偽りの野望の為に恋人を失った後悔は深い。
スパロボシリーズの名台詞編集
SRWでの搭乗機体編集
- ハウドラゴン
- 『J』で搭乗。
- グレートゼオライマー
- 『J』で隠し条件を満たした場合に搭乗。撃破するとグレートゼオライマーを入手出来る。
余談編集
- 黒幕が敵対組織に残しておいたクローンである事、主人公と同一の存在であるという点など、幽羅帝のポジションは原作漫画版『冥王計画ゼオライマー』に登場するネマトーダ総統に類似している。尤も、ネマトーダ総統の場合は幽羅帝と比べると、全くと言ってもいい程同情の余地の無い悪党であり、それと同時にある意味で主人公以上に黒幕に近い存在でもあった。
- ちなみにOVAが完結した段階ではまだ原作漫画版が未完であったため、結果的に幽羅帝の存在はネマトーダ総統の背景に関する伏線として機能することになった。
- OVA版制作初期では氷室美久の複製も兼ねた設定でキャラクターデザインされていた事が菊池氏の口から明らかになっており、その名残で目の部分の描き方、身長の設定などが同じであるとの事。また担当声優の荘真由美氏と本多知恵子氏は声質が近い事が知られておりキャスティングの際の参考要素として酌まれた可能性が有る。