「ライカ・クルセイド」の版間の差分

 
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== ライカ・クルセイド(Leica Crusade) ==
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{{登場人物概要
*[[登場作品]]:[[機神咆吼デモンベイン]]
+
| 外国語表記 = [[外国語表記::Leica]]<ref>『機神咆吼デモンベイン Pictures Stories -公式魔導書-』P9より。</ref>
*声優:黒河奈美(全年齢対象作品) / 本山美奈(『斬魔大聖』)
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| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|機神咆吼デモンベイン}}
<!-- *本名:クレジットと別に本名がある場合のみ。 -->
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| 声優 = 黒河奈美(全年齢対象作品)<br/>本山美奈(『斬魔大聖』)
<!-- *別名:本名とは別にもう一つの名前がある場合のみ -->
+
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|Niθ}}(原作)<br/>{{キャラクターデザイン|橋本秀樹}}・{{キャラクターデザイン|桜井正明}}(アニメ版)
*種族:地球人
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| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦UX}}
*性別:女
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| SRWでの分類 = [[パイロット]]
<!--*身長:---cm
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}}
*体重:---kg
 
*血液型:
 
*所属:-->
 
*役職・称号など:シスター
 
<!--*主な搭乗機:[[メタトロン]](正確に言うと搭乗ではなく変神だが)-->
 
*キャラクターデザイン:Niθ(原案)、橋本秀樹、桜井正明
 
  
アーカムシティの片隅にある古びた教会で孤児を預かる、丸眼鏡の心優しいシスター。天然ボケなのか、他人を疑うことを知らない性格と、とにかく大きな胸の持ち主である。
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{{登場人物概要
 +
| タイトル = プロフィール
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| 種族 = [[種族::地球人]]
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| 性別 = [[性別::女]]
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| 職業 = シスター
 +
| 変身形態 = '''[[メタトロン]]'''
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}}
 +
'''ライカ・クルセイド'''は『[[機神咆吼デモンベイン]]』の[[ヒロイン]]の一人。
  
九郎がアーカムシティにやってきた頃からの知り合いであり、まだ彼がミスカトニック大学に通っていた当時のことを知る数少ない人物の一人。探偵となって以来開店休業状態の九郎の性格を気遣って、何度も彼に食事を施している。しかし、一向に生活を改善しようとしない九郎に説教を加えるなどただ甘いだけではない。ライカの説くことは子供にもわかるぐらい単純なことだが、それゆえに真理をつくものである。
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== 概要 ==
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[[アーカムシティ]]の片隅にある古びた教会で孤児を預かる、[[眼鏡・サングラス|丸眼鏡]]の心優しいシスター。天然ボケなのか、他人を疑うことを知らない[[性格]]と、とにかく大きな胸の持ち主である。
  
少し大げさで強引なところがあるが、押しつけがましいところはなく、むしろ母に見守られているような印象を与える…が、妄想癖が激しく、事あるごとに九郎を犯罪者か何かのように糾弾し、孤児たちも'''彼女の言動から大人の俗語を覚える'''等、シスターにあるまじき問題点も多い。また、壊滅的なまでに寝相が悪い。
+
[[大十字九郎]]がアーカムシティにやってきた頃からの知り合いであり、まだ彼がミスカトニック大学に通っていた当時のことを知る数少ない人物の一人。探偵となって以来開店休業状態の九郎の性格を気遣って、何度も彼に食事を施している。しかし、一向に生活を改善しようとしない九郎に説教を加えるなどただ甘いだけではない。ライカの説くことは子供にもわかるぐらい単純なことだが、それゆえに真理をつくものである。
  
アニメ版では該当ルートが削られるだけではなく、彼女にまつわる話が大幅にカットされており、当然出番もそれ相応。攻略ヒロインだったとは思えないほどの露出(ストーリー的な意味で)の少なさであり、アニメ版のドラマCDではそれをネタにされて主役級になるという妙なバランスの取られ方をしている。
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少し大げさで強引なところがあるが、押しつけがましいところはなく、むしろ母に見守られているような印象を与える……が、妄想癖が激しく、事あるごとに九郎を犯罪者か何かのように糾弾し、孤児たちも'''彼女の言動から大人の俗語を覚える'''等、シスターにあるまじき問題点も多い。また、壊滅的なまでに寝相が悪い。
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その実態は、アーカムシティを守るヒーローとされる「'''[[メタトロン]]'''」の正体。メタトロンとなった経緯やその過去故、サンダルフォンならびに[[ブラックロッジ]]の[[ウェスパシアヌス]]とは浅からぬ因縁を持つ。シスターとしての振る舞いはあくまで仮の姿であり、正式な修道女ではない。前述のシスターとしては不適格に思える言動もこれが一因となっており、本人もそれを自覚している節がある。
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アニメ版では該当ルートが削られるだけではなく、彼女にまつわる話が大幅にカットされており、当然出番もそれ相応。攻略ヒロインだったとは思えないほどの露出(ストーリー的な意味で)の少なさであり、アニメ版の[[ドラマCD]]ではそれをネタにされて主役級になるという妙なバランスの取られ方をしている。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦UX]]:上記の通りのアニメ版での参戦ではあったものの、ゲーム版等の要素も取り入れてかなり優遇されている。中盤からはUXに同行し、非戦闘メンバーをメインに大きく交流する。何よりも大きいのが、アニメ版では'''存在を完全消去された'''弟の名前を口にしているという点。今作において最も大きくフォローされているキャラクターの一人。
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦UX}}
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:初登場作品。アニメ版設定。中盤からはUXに同行し、非戦闘メンバーをメインに大きく交流する。ルート次第では、アニメ版では'''存在を完全消去された'''弟・リューガの名前を口にし、'''その存在にはっきりと触れられている'''。サブキャラクターであるが、今作において最も大きくフォローされているキャラクターの一人でもある<ref>周囲も彼女の正体に気づきながら敢えて隠している節が見受けられ、九郎がアーカムシティ不在の間に自分のルートを終えているのではないかと匂わせている。</ref>。
  
<!--== パイロットステータス設定の傾向 ==
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=== 単独作品 ===
 +
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
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:PS2版設定。2019年10月イベント「地上の星々が紡ぐ叫びと祈り」期間限定参戦。原作設定ということで、本作ではついに[[メタトロン]]のパイロット扱いで登場。イベント中では[[ポプ子]]達の特訓相手として登場し、対アカシックレコード戦にも参戦。流れで珍しく[[マスターテリオン]]とも対峙している。ちなみに、『UX』とは逆にシスターとしての出番は一切ない。
  
=== [[能力値|能力]] ===
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== パイロットステータス ==
 
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=== 精神コマンド ===
=== [[精神コマンド]] ===
+
;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]
;コマンド名
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:'''[[加速]][[閃き]][[祝福]]'''
:参戦回数が多い場合は、代表的なもののみ記述
+
:;パイロットパーツ装備時
 
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::'''[[正義]]、[[魂]]、[[慈愛]]'''
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
;スキル名
 
:代表的なもののみ記述
 
 
 
=== [[小隊長能力]](隊長効果) ===
 
;効果内容
 
:第2次α、第3次α、Zで採用
 
 
 
=== 固有[[エースボーナス]] ===
 
;ボーナス内容
 
:GBA版OG2、OGs、OG外伝、A PORTABLE、NEO、第2次Zで採用
 
 
 
== パイロット[[BGM]] ==
 
;「BGM名」
 
:採用作品や解説など
 
;断罪者 -白き天使たちの羽が舞う
 
:[[メタトロン]]変神後の専用BGM。当然スパロボどころかアニメでも出番無し。 -->
 
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
<!-- 版権キャラの場合は自分の出演作品のキャラクター、バンプレオリジナルキャラの場合はオリジナルキャラ全般が対象。 -->
 
 
;[[大十字九郎]]
 
;[[大十字九郎]]
 
:彼がミスカトニック大学にいた頃からの知り合い。九郎が雨宿りのためにたまたま教会に立ち寄ったのが交流のきっかけ。現在ではほとんどヒモ状態の彼にエサを与える日々。当初は九郎が戦いに身を置くようになることを快く思っていなかったが、戦いに恐怖しながらも大切なものを守るために本気で戦う彼の姿に感化され、陰ながら彼を支えていくこととなる。
 
:彼がミスカトニック大学にいた頃からの知り合い。九郎が雨宿りのためにたまたま教会に立ち寄ったのが交流のきっかけ。現在ではほとんどヒモ状態の彼にエサを与える日々。当初は九郎が戦いに身を置くようになることを快く思っていなかったが、戦いに恐怖しながらも大切なものを守るために本気で戦う彼の姿に感化され、陰ながら彼を支えていくこととなる。
 
:過去のトラウマから雨が振ることに対して怯え続けていたが、九郎との何気ない会話によりその恐怖があっさりと払拭される。それ以降、彼に対して特別な想いを抱くようになる。
 
:過去のトラウマから雨が振ることに対して怯え続けていたが、九郎との何気ない会話によりその恐怖があっさりと払拭される。それ以降、彼に対して特別な想いを抱くようになる。
 
;[[アル・アジフ]]
 
;[[アル・アジフ]]
:ある日九郎が連れてきた少女。初めて会ったときには、その言い回しによって盛大に勘違いをかましていたが、ライカの正体を考えると本気か悪のりか、些か判断に困るところである。
+
:初めて会ったときには、その言い回しによって盛大に勘違いをかましていたが、ライカの正体を考えると本気か悪のりか、些か判断に困るところである。
;リューガ
+
;リューガ・クルセイド
:先述の弟。初登場時は、教会の孤児達にハーモニカを吹いて聞かせていた青年。アニメ版では存在が'''全カット'''。原作ゲーム版でもライカルート以外では'''顔が拝めない'''という不遇の存在。そのためアニメのドラマCDでは全力でライカに八つ当たりに来ている。今のところスパロボ未参戦だが…?。
+
:先述の弟。初登場時は教会の孤児達にハーモニカを吹いて聞かせていた(アニメ版では名前すら出ないが、何故かEDの一枚絵には居る)。『UX』では第29話の[[灯籠流し]]で彼の存在に触れられている。
 
;ジョージ、コリン、アリスン
 
;ジョージ、コリン、アリスン
:ライカが教会で世話を引き受けている孤児達。スパロボ未参戦。
+
:SRW未登場。ライカが教会で世話を引き受けている孤児達。
 
;[[覇道瑠璃]]
 
;[[覇道瑠璃]]
 
:原作ゲームにおいて、とあるシーンにおける彼女の行動に全力で賛同し、目一杯の祝福をしていた。
 
:原作ゲームにおいて、とあるシーンにおける彼女の行動に全力で賛同し、目一杯の祝福をしていた。
<!--;[[メタトロン]]
+
;[[ドクター・ウェスト]]
:ライカの変神後の姿。全身を白い装甲に覆われた魔術理論を導入された改造人間。
+
:原作ゲームの開始前から、メタトロンとして敵対し、破壊ロボの撃退を一手に担っていた。
:サンダルフォン
+
:ブラックロッジの情勢変化でウェストが同組織を離脱した後は特に遺恨もなく協力関係になり、特に原作ライカルートでは彼の自作魔導兵器を提供されている。
;リューガの変神後の姿。全身を黒い装甲に覆われた魔術理論を導入された改造人間。
 
 
;[[ウェスパシアヌス]]
 
;[[ウェスパシアヌス]]
:ライカとリューガを改造した張本人。元々、彼らを改造したのはムーンチャイルド計画の一環であった。その為に原作ゲーム版では[[ネロ]]が死亡してしまうライカルートにおいて、ネロの代わりにライカをCの巫女とする、かなり独特なストーリーとなる。-->
+
:ライカとリューガを改造した張本人。元々、彼らを改造したのはムーンチャイルド計画の一環であった。そのため原作版では[[エンネア|ネロ]]が死亡してしまうライカルートにおいてネロの代わりにライカをCの巫女とする、かなり独特なストーリーになる。
 +
 
 
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
<!-- 版権キャラ専用の項目。他作品にはバンプレオリジナルキャラも含む。 -->
+
;[[ジョセフ・カーター・ジョーンズ]]、[[サイモン・カイナ]]、[[リナ・デイヴィス]]、[[バージニア・ジョーンズ]]、[[マシュー・デントン]]
;[[サイモン・カイナ]]
+
:『UX』では九郎からの依頼で、アーカムシティに疎開した彼らの面倒を見る事になる。なお、サイは中盤の合流時に「ライカの'''方は'''九郎の正体に既に気づいていた」という趣旨の発言をしており、ライカの素性を知っている事を匂わせている。
:中盤の合流時に「ライカの'''方は'''九郎の正体に既に気づいていた」という趣旨の発言があるため、彼がライカの正体を知っている可能性が存在する。
+
:……ちなみに九郎は彼らを教会に連れてきた際にライカから「遂に人身売買に手を染めたのか」と言われてしまった。
 
;[[皆城乙姫]]
 
;[[皆城乙姫]]
:彼女とも深く交流し、彼女のために祈りながらその最期を看取る。一方の乙姫も、ライカの正体を知っているかのような言動を取る。
+
:『UX』では彼女とも深く交流し、彼女のために祈りながらその最期を看取る。一方の乙姫も、ライカの正体を知っているかのような言動を取る。
 +
;[[ウィリアム・デイヴィス]]
 +
:『UX』では[[スクラッグ]]に改造されてしまった彼の苦しい心情や、妹に迷惑をかけまいとする彼の想いを察しており、彼を気遣う場面も見せる。
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;[[ブレラ・スターン]]
 +
:『UX』では彼の生存フラグが成立した場合、[[マクロス・ギャラクシー船団]]が打倒された後に[[ランカ・リー|妹]]の前から去ろうとする彼を諭し、引き留める。
 +
;[[ポプ子]]、[[ピピ美]]
 +
:『X-Ω』のイベント「地上の星々が紡ぐ叫びと祈り」にて期間限定参戦同士共演。二人の特訓相手を務める。
 +
 
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
<!-- できる限り作品順・時系列順に記述してください。また、長すぎないよう、原作の一連の会話全てを引用するなどは控えてください。 -->
+
;「そんなヤクザな商売をやっているからよ。良いですか?人間、真面目にコツコツ働くのが一番なのですっ」<br/>「天は自ら助くるものを助く。だから九郎ちゃんも努力しなければいけないんですよ、はい」
<!-- 「迷台詞」「○○としての台詞」等、引用する台詞の種類によって項目名を適宜変更、ないし項目を新設して下さい。 -->
+
:ゲーム版冒頭にて。九郎の顔を見るといつも「お説教モード」になるらしい。
==迷台詞==
+
;「何を言いますか……どんなに言いつくろったところで、所詮やっていることは他人のプライベートの盗み見ですよ――探偵なんてお仕事は」
 +
:同上。彼女にとって探偵とはヤクザな仕事らしい。
 +
 
 +
== 迷台詞 ==
 +
;「ふむふむ、なるほどー。大変だったのねぇ、九郎ちゃんも」
 +
:九郎がアルを連れて教会を訪れた際、九郎から二人の関係を説明されたときの反応。これだけだったらマトモに聞こえるが、実際はアルの「九郎の所有物」発言から、九郎に対し'''刑事ドラマに登場する刑事のごとき尋問を行った'''後の発言。さらに……
 +
;「――カツ丼でも食べる?」
 +
:九郎のツッコミに対しこの発言。言うまでもないが、'''本作の舞台はアメリカであり、ライカも生粋のアメリカ人である'''(ライカの正体を考えると若干語弊はあるが)。……何故[[暗黒寺闇太郎|日本の刑事ドラマのお約束]]を知っている?
 +
:ついでに言えば、『デモンべイン』は架空の1930年頃が舞台。何故日本の刑事ドラマの様式美が存在しているのか…… 核同様に[[ナイア|邪神]]が持ち込みでもしたのだろうか。
 +
;「い、いやぁぁぁぁぁ! 九郎ちゃん、お願い! 子どもたちだけは! 子どもたちだけは見逃してあげてっ! ……そ、そんな! 女の子だけじゃなく、男の子でもOKだなんてっ!」<br>九郎「――日頃そんな目で俺のことを見ていたのか、あんた」
 +
:「九郎の所有物」発言から、PC版の『斬魔大聖』ではこうなる。18禁ゲームであるため、子供たちを庇いながら地の文で「'''この後、諸々の事情で色々な方面から怒られかねない問題発言が続くので割愛させていただく。ご了承願いたい。'''」と語られるほどのエログロ罵詈雑言を並べ立てた末、この台詞で〆。
 +
:割愛部分で言っているのはだいたい、この時点ではまだ未登場の[[ティベリウス]]の領分である。九郎からは地の文で「そして、'''あんたの方がよっぽど異常者'''だと思った。」と評される。さもありなん。
 +
:なお、漫画版では『機神咆吼』名義にも関わらずこちらが採用されており、一応申し訳程度に台詞の一部は登場人物で隠れている。
 
;「いやぁぁぁぁあああああぁぁぁああああぁぁぁああああああん!良ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃいいいいいぃぃぃぃぃぃいい!」<br>「す、素敵っ! 素敵なの素敵なの素敵過ぎなのっ! わーい! わぁぁぁい! うわあああああぁぁぁぁああああいっ!」<br>「なななななんてことっ! 九郎ちゃん! 九郎ちゃん九郎ちゃん九郎ちゃんっ九郎ちゃんたらッッッ!」<br>「何処まで私を……この私を! 幸福のっ、幸福の絶頂おぉぉぉ!――に追い込めば気が済むの!」<br>「済むのったら済むの!? ああああああああ! 駄目っ! 駄目駄目駄目駄目よっ! 駄目ったら駄目っ!」<br>「死んじゃうっっっっ! ライカは死んでしまいますぅぅぅぅぅ! 神様ーーーーーーーーっ!」
 
;「いやぁぁぁぁあああああぁぁぁああああぁぁぁああああああん!良ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃいいいいいぃぃぃぃぃぃいい!」<br>「す、素敵っ! 素敵なの素敵なの素敵過ぎなのっ! わーい! わぁぁぁい! うわあああああぁぁぁぁああああいっ!」<br>「なななななんてことっ! 九郎ちゃん! 九郎ちゃん九郎ちゃん九郎ちゃんっ九郎ちゃんたらッッッ!」<br>「何処まで私を……この私を! 幸福のっ、幸福の絶頂おぉぉぉ!――に追い込めば気が済むの!」<br>「済むのったら済むの!? ああああああああ! 駄目っ! 駄目駄目駄目駄目よっ! 駄目ったら駄目っ!」<br>「死んじゃうっっっっ! ライカは死んでしまいますぅぅぅぅぅ! 神様ーーーーーーーーっ!」
:女装九郎を見ての暴走。孤児達の内、ジョージ、コリンの男子コンビはライカの暴走にどん引きであったが、紅一点のアリスンが九郎に「綺麗」と言っている辺り、いろんな意味で後継者である。
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:女装九郎を見ての暴走。ちなみに孤児達の内、ジョージ、コリンの男子コンビはライカの暴走にどん引きであったが、紅一点のアリスンが九郎に「綺麗」と言っている辺り、いろんな意味で後継者である。
;「……瑠璃さんっ! あなたに神の祝福がありますようにっ」<br>「そりゃもう山ほど。 盛りだくさんに。 世界中の幸福が一点に集中するかのような勢いで」
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;「……瑠璃さんっ! あなたに神の[[祝福]]がありますようにっ」<br>「そりゃもう山ほど。盛りだくさんに。世界中の幸福が一点に集中するかのような勢いで」
 
:そして瑠璃への賞賛。まぁ[[ナイア|邪神]]の祝福ならば間違いなく得られるであろう。
 
:そして瑠璃への賞賛。まぁ[[ナイア|邪神]]の祝福ならば間違いなく得られるであろう。
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;「わー、九郎ちゃんがまた新しい女の子を餌食にして、凌辱悪夢絶望だぁー」
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:[[エンネア]]の件を相談しにきた九郎に対して開口一番。本当に教育に悪いシスターである。『凌辱』『悪夢』『絶望』はニトロプラスとは別の会社から出ている18禁ゲームブランドの凌辱系作品シリーズのタイトルが由来。
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:PS2版『機神咆吼』ではCERO的な問題もあり、'''「わぁー、九郎ちゃんがまた新しい女の子を餌食にしてるぅー」'''と変更されている。
 
;「九郎ちゃんっ!? あの冷蔵庫の中身にもモザイクが必要だと思うのっ!」
 
;「九郎ちゃんっ!? あの冷蔵庫の中身にもモザイクが必要だと思うのっ!」
:機神飛翔における食卓でのやり取り。流石の九郎でも彼女の妄想に慣れ切っていたのか、爽やかな笑顔を浮かべながら「'''落ち着けシスター。そして地獄へ堕ちろ'''」と返している。
+
:続編『機神飛翔』における食卓でのやり取り。流石の九郎でも彼女の妄想に慣れ切っていたのか、爽やかな笑顔を浮かべながら「'''落ち着けシスター。そして地獄へ堕ちろ'''」と返している。
 +
:ネタ元はニトロプラスが発売した18禁ゲーム『沙耶の唄』、要は内輪ネタである。気になって調べるなら自己責任で。
 +
;「い、いや、私に言われても…。そういう苦情はスタッフに…」
 +
:アニメ版[[ドラマCD]]のVol.2に収録されている『JOAN AN ARC(?)反逆の白き天使』にて。先述のリューガにアニメでの出番全カットの恨み節をぶつけられて。前編から既に散々メタフィクションの立場で暴れまわっていた立場にも関わらずしれっとスタッフに矛先を向けようとするが、言い切る間もなく'''「お前が言うな!!」'''とボコボコにされてしまう。
 +
;「アニメに出たくないのか!?」<br>「美麗作画でファンにハァハァ言われたくないのか!?」<br>「グッズもたくさん出るぞぉ? 下敷きとか、ラミカとか、あとポスターとかな!」<br>「フフフ、それどころか、貴様が主役の外伝OVAも夢ではないぞ?」
 +
:同上。その果てに、互いに出番を増やすために手を組むことをリューガに提案した際の数々の説得…説得(?)の数々。これらをお互い変神している状態で飛ばすのだからシュール極まりない。
 +
;「目指すは、OVAェェェ!!」
 +
:同上。そして見事同盟締結した際の姉弟揃ってこの叫び。これには邪神も苦笑い、高望みと突っ込まれてしまった。
 +
:この場面に限らず、ライカ主軸のこのドラマCDのストーリーは全編が迷台詞・迷場面といっても過言ではない。
 +
 
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
<!-- できる限り作品順・時系列順に記述してください。また、説得やイベント戦闘など、長すぎる台詞は省略してください。 -->
+
;(人は空では死ねない…。だから、せめて…青空の満ちるこの場所で眠りなさい…リューガ…)
<!-- 上記の名台詞項と同様、引用する台詞の種類によって項目名を適宜変更、ないし項目を新設して下さい。 -->
+
:『UX』第29話「燈火-ともしび-」シナリオエンドデモ(アメリカルート経由時)より。[[竜宮島]]の[[灯籠流し]]において。ある意味、彼女が最も恵まれている場面とも言える。
;(人は空では死ねない…。だから、せめて…)<br>(青空の満ちるこの場所で眠りなさい…リューガ…)
+
;「我ながら酷いことをと思うが…ここで挫けるのならば、この先の地獄を見ずに済む」<br>「悪いが…手加減はしないぞ」
:竜宮島の灯篭流しにおいて。ある意味、彼女が最も恵まれている場面とも言える。それだけに、原作ファンからの反応も大きかった様子。
+
:『X-Ω』のイベント「地上の星々が紡ぐ叫びと祈り」内で、メタトロンとしてのほぼSRW初の台詞<ref>デモンベイン各ユニットのユニットクエストでも登場するため、完全に初ではない。</ref>。実際、この特訓の先に待ち構えている戦いは本当の地獄であるが、そうはいっても変神した状態で生身の[[ポプ子]]達に特訓をつけるというハードな話なのでその前置き。
<!--== 搭乗機体・関連機体 ==
 
<!-- キャラクターが大きく関わった(開発した、搭乗した)機体を記述してください。 -->
 
<!--;機体名
 
:説明
 
 
 
;[[メタトロン]]
 
:ビーム砲、ビームソード等、近・中距離戦用の兵装を持つ、改造人間。-->
 
 
 
== 余談 ==
 
 
 
== 商品情報 ==
 
<!-- <amazon>ASIN</amazon> -->
 
<!-- ASINにはAmazonの商品ページに記載されている10桁の番号を入力 -->
 
 
 
== 話題まとめ ==
 
 
 
=== チャットログ ===
 
 
 
== 資料リンク ==
 
 
 
== リンク ==
 
  
<!-- {{DEFAULTSORT:}} -->
+
== 脚注 ==
<!-- [[Category:]] -->
+
<references />
 +
{{DEFAULTSORT:らいか くるせいと}}
 +
[[Category:登場人物ら行]]
 +
[[Category:機神咆吼デモンベイン]]

2024年5月13日 (月) 10:53時点における最新版

ライカ・クルセイドは『機神咆吼デモンベイン』のヒロインの一人。

ライカ・クルセイド
外国語表記 Leica[1]
登場作品 機神咆吼デモンベイン
声優 黒河奈美(全年齢対象作品)
本山美奈(『斬魔大聖』)
デザイン Niθ(原作)
橋本秀樹桜井正明(アニメ版)
初登場SRW スーパーロボット大戦UX
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 地球人
性別
職業 シスター
変身形態 メタトロン
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概要編集

アーカムシティの片隅にある古びた教会で孤児を預かる、丸眼鏡の心優しいシスター。天然ボケなのか、他人を疑うことを知らない性格と、とにかく大きな胸の持ち主である。

大十字九郎がアーカムシティにやってきた頃からの知り合いであり、まだ彼がミスカトニック大学に通っていた当時のことを知る数少ない人物の一人。探偵となって以来開店休業状態の九郎の性格を気遣って、何度も彼に食事を施している。しかし、一向に生活を改善しようとしない九郎に説教を加えるなどただ甘いだけではない。ライカの説くことは子供にもわかるぐらい単純なことだが、それゆえに真理をつくものである。

少し大げさで強引なところがあるが、押しつけがましいところはなく、むしろ母に見守られているような印象を与える……が、妄想癖が激しく、事あるごとに九郎を犯罪者か何かのように糾弾し、孤児たちも彼女の言動から大人の俗語を覚える等、シスターにあるまじき問題点も多い。また、壊滅的なまでに寝相が悪い。

その実態は、アーカムシティを守るヒーローとされる「メタトロン」の正体。メタトロンとなった経緯やその過去故、サンダルフォンならびにブラックロッジウェスパシアヌスとは浅からぬ因縁を持つ。シスターとしての振る舞いはあくまで仮の姿であり、正式な修道女ではない。前述のシスターとしては不適格に思える言動もこれが一因となっており、本人もそれを自覚している節がある。

アニメ版では該当ルートが削られるだけではなく、彼女にまつわる話が大幅にカットされており、当然出番もそれ相応。攻略ヒロインだったとは思えないほどの露出(ストーリー的な意味で)の少なさであり、アニメ版のドラマCDではそれをネタにされて主役級になるという妙なバランスの取られ方をしている。

登場作品と役柄編集

携帯機シリーズ編集

スーパーロボット大戦UX
初登場作品。アニメ版設定。中盤からはUXに同行し、非戦闘メンバーをメインに大きく交流する。ルート次第では、アニメ版では存在を完全消去された弟・リューガの名前を口にし、その存在にはっきりと触れられている。サブキャラクターであるが、今作において最も大きくフォローされているキャラクターの一人でもある[2]

単独作品編集

スーパーロボット大戦X-Ω
PS2版設定。2019年10月イベント「地上の星々が紡ぐ叫びと祈り」期間限定参戦。原作設定ということで、本作ではついにメタトロンのパイロット扱いで登場。イベント中ではポプ子達の特訓相手として登場し、対アカシックレコード戦にも参戦。流れで珍しくマスターテリオンとも対峙している。ちなみに、『UX』とは逆にシスターとしての出番は一切ない。

パイロットステータス編集

精神コマンド編集

X-Ω
加速閃き祝福
パイロットパーツ装備時
正義慈愛

人間関係編集

大十字九郎
彼がミスカトニック大学にいた頃からの知り合い。九郎が雨宿りのためにたまたま教会に立ち寄ったのが交流のきっかけ。現在ではほとんどヒモ状態の彼にエサを与える日々。当初は九郎が戦いに身を置くようになることを快く思っていなかったが、戦いに恐怖しながらも大切なものを守るために本気で戦う彼の姿に感化され、陰ながら彼を支えていくこととなる。
過去のトラウマから雨が振ることに対して怯え続けていたが、九郎との何気ない会話によりその恐怖があっさりと払拭される。それ以降、彼に対して特別な想いを抱くようになる。
アル・アジフ
初めて会ったときには、その言い回しによって盛大に勘違いをかましていたが、ライカの正体を考えると本気か悪のりか、些か判断に困るところである。
リューガ・クルセイド
先述の弟。初登場時は教会の孤児達にハーモニカを吹いて聞かせていた(アニメ版では名前すら出ないが、何故かEDの一枚絵には居る)。『UX』では第29話の灯籠流しで彼の存在に触れられている。
ジョージ、コリン、アリスン
SRW未登場。ライカが教会で世話を引き受けている孤児達。
覇道瑠璃
原作ゲームにおいて、とあるシーンにおける彼女の行動に全力で賛同し、目一杯の祝福をしていた。
ドクター・ウェスト
原作ゲームの開始前から、メタトロンとして敵対し、破壊ロボの撃退を一手に担っていた。
ブラックロッジの情勢変化でウェストが同組織を離脱した後は特に遺恨もなく協力関係になり、特に原作ライカルートでは彼の自作魔導兵器を提供されている。
ウェスパシアヌス
ライカとリューガを改造した張本人。元々、彼らを改造したのはムーンチャイルド計画の一環であった。そのため原作版ではネロが死亡してしまうライカルートにおいてネロの代わりにライカをCの巫女とする、かなり独特なストーリーになる。

他作品との人間関係編集

ジョセフ・カーター・ジョーンズサイモン・カイナリナ・デイヴィスバージニア・ジョーンズマシュー・デントン
『UX』では九郎からの依頼で、アーカムシティに疎開した彼らの面倒を見る事になる。なお、サイは中盤の合流時に「ライカの方は九郎の正体に既に気づいていた」という趣旨の発言をしており、ライカの素性を知っている事を匂わせている。
……ちなみに九郎は彼らを教会に連れてきた際にライカから「遂に人身売買に手を染めたのか」と言われてしまった。
皆城乙姫
『UX』では彼女とも深く交流し、彼女のために祈りながらその最期を看取る。一方の乙姫も、ライカの正体を知っているかのような言動を取る。
ウィリアム・デイヴィス
『UX』ではスクラッグに改造されてしまった彼の苦しい心情や、妹に迷惑をかけまいとする彼の想いを察しており、彼を気遣う場面も見せる。
ブレラ・スターン
『UX』では彼の生存フラグが成立した場合、マクロス・ギャラクシー船団が打倒された後にの前から去ろうとする彼を諭し、引き留める。
ポプ子ピピ美
『X-Ω』のイベント「地上の星々が紡ぐ叫びと祈り」にて期間限定参戦同士共演。二人の特訓相手を務める。

名台詞編集

「そんなヤクザな商売をやっているからよ。良いですか?人間、真面目にコツコツ働くのが一番なのですっ」
「天は自ら助くるものを助く。だから九郎ちゃんも努力しなければいけないんですよ、はい」
ゲーム版冒頭にて。九郎の顔を見るといつも「お説教モード」になるらしい。
「何を言いますか……どんなに言いつくろったところで、所詮やっていることは他人のプライベートの盗み見ですよ――探偵なんてお仕事は」
同上。彼女にとって探偵とはヤクザな仕事らしい。

迷台詞編集

「ふむふむ、なるほどー。大変だったのねぇ、九郎ちゃんも」
九郎がアルを連れて教会を訪れた際、九郎から二人の関係を説明されたときの反応。これだけだったらマトモに聞こえるが、実際はアルの「九郎の所有物」発言から、九郎に対し刑事ドラマに登場する刑事のごとき尋問を行った後の発言。さらに……
「――カツ丼でも食べる?」
九郎のツッコミに対しこの発言。言うまでもないが、本作の舞台はアメリカであり、ライカも生粋のアメリカ人である(ライカの正体を考えると若干語弊はあるが)。……何故日本の刑事ドラマのお約束を知っている?
ついでに言えば、『デモンべイン』は架空の1930年頃が舞台。何故日本の刑事ドラマの様式美が存在しているのか…… 核同様に邪神が持ち込みでもしたのだろうか。
「い、いやぁぁぁぁぁ! 九郎ちゃん、お願い! 子どもたちだけは! 子どもたちだけは見逃してあげてっ! ……そ、そんな! 女の子だけじゃなく、男の子でもOKだなんてっ!」
九郎「――日頃そんな目で俺のことを見ていたのか、あんた」
「九郎の所有物」発言から、PC版の『斬魔大聖』ではこうなる。18禁ゲームであるため、子供たちを庇いながら地の文で「この後、諸々の事情で色々な方面から怒られかねない問題発言が続くので割愛させていただく。ご了承願いたい。」と語られるほどのエログロ罵詈雑言を並べ立てた末、この台詞で〆。
割愛部分で言っているのはだいたい、この時点ではまだ未登場のティベリウスの領分である。九郎からは地の文で「そして、あんたの方がよっぽど異常者だと思った。」と評される。さもありなん。
なお、漫画版では『機神咆吼』名義にも関わらずこちらが採用されており、一応申し訳程度に台詞の一部は登場人物で隠れている。
「いやぁぁぁぁあああああぁぁぁああああぁぁぁああああああん!良ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃいいいいいぃぃぃぃぃぃいい!」
「す、素敵っ! 素敵なの素敵なの素敵過ぎなのっ! わーい! わぁぁぁい! うわあああああぁぁぁぁああああいっ!」
「なななななんてことっ! 九郎ちゃん! 九郎ちゃん九郎ちゃん九郎ちゃんっ九郎ちゃんたらッッッ!」
「何処まで私を……この私を! 幸福のっ、幸福の絶頂おぉぉぉ!――に追い込めば気が済むの!」
「済むのったら済むの!? ああああああああ! 駄目っ! 駄目駄目駄目駄目よっ! 駄目ったら駄目っ!」
「死んじゃうっっっっ! ライカは死んでしまいますぅぅぅぅぅ! 神様ーーーーーーーーっ!」
女装九郎を見ての暴走。ちなみに孤児達の内、ジョージ、コリンの男子コンビはライカの暴走にどん引きであったが、紅一点のアリスンが九郎に「綺麗」と言っている辺り、いろんな意味で後継者である。
「……瑠璃さんっ! あなたに神の祝福がありますようにっ」
「そりゃもう山ほど。盛りだくさんに。世界中の幸福が一点に集中するかのような勢いで」
そして瑠璃への賞賛。まぁ邪神の祝福ならば間違いなく得られるであろう。
「わー、九郎ちゃんがまた新しい女の子を餌食にして、凌辱悪夢絶望だぁー」
エンネアの件を相談しにきた九郎に対して開口一番。本当に教育に悪いシスターである。『凌辱』『悪夢』『絶望』はニトロプラスとは別の会社から出ている18禁ゲームブランドの凌辱系作品シリーズのタイトルが由来。
PS2版『機神咆吼』ではCERO的な問題もあり、「わぁー、九郎ちゃんがまた新しい女の子を餌食にしてるぅー」と変更されている。
「九郎ちゃんっ!? あの冷蔵庫の中身にもモザイクが必要だと思うのっ!」
続編『機神飛翔』における食卓でのやり取り。流石の九郎でも彼女の妄想に慣れ切っていたのか、爽やかな笑顔を浮かべながら「落ち着けシスター。そして地獄へ堕ちろ」と返している。
ネタ元はニトロプラスが発売した18禁ゲーム『沙耶の唄』、要は内輪ネタである。気になって調べるなら自己責任で。
「い、いや、私に言われても…。そういう苦情はスタッフに…」
アニメ版ドラマCDのVol.2に収録されている『JOAN AN ARC(?)反逆の白き天使』にて。先述のリューガにアニメでの出番全カットの恨み節をぶつけられて。前編から既に散々メタフィクションの立場で暴れまわっていた立場にも関わらずしれっとスタッフに矛先を向けようとするが、言い切る間もなく「お前が言うな!!」とボコボコにされてしまう。
「アニメに出たくないのか!?」
「美麗作画でファンにハァハァ言われたくないのか!?」
「グッズもたくさん出るぞぉ? 下敷きとか、ラミカとか、あとポスターとかな!」
「フフフ、それどころか、貴様が主役の外伝OVAも夢ではないぞ?」
同上。その果てに、互いに出番を増やすために手を組むことをリューガに提案した際の数々の説得…説得(?)の数々。これらをお互い変神している状態で飛ばすのだからシュール極まりない。
「目指すは、OVAェェェ!!」
同上。そして見事同盟締結した際の姉弟揃ってこの叫び。これには邪神も苦笑い、高望みと突っ込まれてしまった。
この場面に限らず、ライカ主軸のこのドラマCDのストーリーは全編が迷台詞・迷場面といっても過言ではない。

スパロボシリーズの名台詞編集

(人は空では死ねない…。だから、せめて…青空の満ちるこの場所で眠りなさい…リューガ…)
『UX』第29話「燈火-ともしび-」シナリオエンドデモ(アメリカルート経由時)より。竜宮島灯籠流しにおいて。ある意味、彼女が最も恵まれている場面とも言える。
「我ながら酷いことをと思うが…ここで挫けるのならば、この先の地獄を見ずに済む」
「悪いが…手加減はしないぞ」
『X-Ω』のイベント「地上の星々が紡ぐ叫びと祈り」内で、メタトロンとしてのほぼSRW初の台詞[3]。実際、この特訓の先に待ち構えている戦いは本当の地獄であるが、そうはいっても変神した状態で生身のポプ子達に特訓をつけるというハードな話なのでその前置き。

脚注編集

  1. 『機神咆吼デモンベイン Pictures Stories -公式魔導書-』P9より。
  2. 周囲も彼女の正体に気づきながら敢えて隠している節が見受けられ、九郎がアーカムシティ不在の間に自分のルートを終えているのではないかと匂わせている。
  3. デモンベイン各ユニットのユニットクエストでも登場するため、完全に初ではない。