「インゲ・リーマン」の版間の差分
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惑星オドンの[[レッドショルダー]]基地司令。[[ヨラン・ペールゼン]]の忠実な副官であり、彼の右腕ともされる。 | 惑星オドンの[[レッドショルダー]]基地司令。[[ヨラン・ペールゼン]]の忠実な副官であり、彼の右腕ともされる。 | ||
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しかしペールゼンが「異能生存体の戦力化」に趣旨替えし、かつての理想を否定するとこれに反発、[[異能生存体]]である[[キリコ・キュービィー|キリコ]]を殺すことでその考えが間違いであることを証明せんとするが、逆に異能生存体の常軌を逸した不死性を目のあたりにすることになる。 | しかしペールゼンが「異能生存体の戦力化」に趣旨替えし、かつての理想を否定するとこれに反発、[[異能生存体]]である[[キリコ・キュービィー|キリコ]]を殺すことでその考えが間違いであることを証明せんとするが、逆に異能生存体の常軌を逸した不死性を目のあたりにすることになる。 | ||
− | 遂には自らの手でキリコを抹殺するべく、第三次サンサ攻略戦の最中に戦線から孤立したキリコを部下2名と共に襲撃する。死闘の末にキリコを出血多量で気絶させ、かつターレットレンズを破壊するに至る。しかし、戦闘中首に弾が当たったのが命取りとなったのか、最終的に死に至ることとなった<ref> | + | 遂には自らの手でキリコを抹殺するべく、第三次サンサ攻略戦の最中に戦線から孤立したキリコを部下2名と共に襲撃する。死闘の末にキリコを出血多量で気絶させ、かつターレットレンズを破壊するに至る。しかし、戦闘中首に弾が当たったのが命取りとなったのか、最終的に死に至ることとなった<ref>このことに関しては「ペールゼンファイルズ」1巻のライナーノーツにて判明しているが、「野望のルーツ」本編においても、キリコが気絶した後のシーンにおいて、アップで映し出される、開いたコックピットからはみ出す形で倒れこんでいるリーマンの遺体(眉の色や特徴的な目つきから概ね判断がつく)とその後に映る[[スコープドッグ (リーマン機)|大型ブレードアンテナを装備した乗機の残骸]]が生還したキリコ達の付近に擱座しているのが確認できる。</ref>。 |
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
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− | :初登場作品。[[レッドショルダー]]を率い[[PMCトラスト]]に所属している。はっきり言って、今回の『野望のルーツ』参戦は実質リーマンを出すためのものと言っても過言ではない。原作終了後だが、死亡しておらず、39話『ザ・ラストレッドショルダー』では原作では乗らなかった[[ブラッドサッカー]] | + | :初登場作品。[[レッドショルダー]]を率い[[PMCトラスト]]に所属している。はっきり言って、今回の『野望のルーツ』参戦は実質リーマンを出すためのものと言っても過言ではない。原作終了後だが、死亡しておらず、39話『ザ・ラストレッドショルダー』では原作では乗らなかった[[ブラッドサッカー]]を駆っての出撃となるなど出番が多い。ただし、[[イプシロン]]の前座に過ぎず、その乗り換えた39話で戦死する。リーマンの乗るブラッドサッカーは難易度NormalとHardでは性能に大きな差があり、HardだとHP22800と高性能なのに対して、NormalだとHPが1万にも満たない一般機と同じ性能なのであっさり倒せる。同時出現する[[ガンダムスローネツヴァイ]]やイプシロン機の方はNormalでもHP2万超えの高性能なのだが…。 |
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:原作同様の経緯で、第2章メイン9話-2「リーマンとの死闘」において戦うこととなり、そこで戦死。ゲームの都合上、プレイヤー側はグレゴルー隊4名、リーマン側も多数のレッドショルダー隊員を引き連れており、3対1ではない。破界篇より大幅に能力が強化され、大ボスクラスのスキルである[[極]]を習得しており、レッドショルダーの指揮官に相応しい能力値となっている。また、今作における名有りキャラで最初の戦死者となる。 | :原作同様の経緯で、第2章メイン9話-2「リーマンとの死闘」において戦うこととなり、そこで戦死。ゲームの都合上、プレイヤー側はグレゴルー隊4名、リーマン側も多数のレッドショルダー隊員を引き連れており、3対1ではない。破界篇より大幅に能力が強化され、大ボスクラスのスキルである[[極]]を習得しており、レッドショルダーの指揮官に相応しい能力値となっている。また、今作における名有りキャラで最初の戦死者となる。 | ||
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− | ;「キリコ、今度は俺が確かめてやる」<br /> | + | ;「キリコ、今度は俺が確かめてやる」 |
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+ | ;「死なぬはずがあるか!死なぬはずが…!」<br />「必ず死ぬはずだ…人間ならば!」 | ||
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+ | == スパロボシリーズの名台詞 == | ||
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+ | :『第2次Z』より、キリコに撃墜された際の特殊戦闘台詞。上記のように2パターン存在する。原作に断末魔のシーンが無かった故に新鮮味のある内容である。 | ||
== 搭乗機体 == | == 搭乗機体 == | ||
;[[スコープドッグ (リーマン機)]] | ;[[スコープドッグ (リーマン機)]] | ||
:リーマンが乗った機体は指揮官仕様機で、右腕に電磁射出式パイルバンカー、ミッションパックに大型のブレードアンテナが装備されている。なお、この機体は[[スコープドッグ・ターボカスタム|ターボカスタム]]ではない。 | :リーマンが乗った機体は指揮官仕様機で、右腕に電磁射出式パイルバンカー、ミッションパックに大型のブレードアンテナが装備されている。なお、この機体は[[スコープドッグ・ターボカスタム|ターボカスタム]]ではない。 | ||
+ | === SRWでの搭乗機体 === | ||
;[[ブラッドサッカー]] | ;[[ブラッドサッカー]] | ||
− | : | + | :原作ではこの機体が登場した時には既に死亡していたが、『第2次Z』では生存していたため、最後はこの機体に乗り換える。 |
== 脚注 == | == 脚注 == |
2024年9月20日 (金) 08:11時点における最新版
インゲ・リーマンは『装甲騎兵ボトムズ レッドショルダードキュメント 野望のルーツ』の登場人物。
インゲ・リーマン | |
---|---|
登場作品 | |
声優 | 池田勝 |
デザイン | 塩山紀生 |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 人間(アストラギウス銀河出身) |
性別 | 男 |
所属 | ギルガメス連合メルキア軍 |
役職 | レッドショルダー基地司令 |
軍階級 | 少佐 |
概要編集
惑星オドンのレッドショルダー基地司令。ヨラン・ペールゼンの忠実な副官であり、彼の右腕ともされる。
不機嫌そうな目付きと割れ顎(いわゆる『ケツ顎』)が特徴的な男性で、グレゴルー・ガロッシュ等、彼に反抗的な隊員からは基地を収容所になぞらえて「所長」とあだ名されている。
「理想の兵士は徹底した訓練によって生まれる」というかつてのペールゼンの理想に共感し理想の戦闘集団の組織化に尽力してきた人物で、彼自身も卓越した技量を持つATパイロットである。 しかしペールゼンが「異能生存体の戦力化」に趣旨替えし、かつての理想を否定するとこれに反発、異能生存体であるキリコを殺すことでその考えが間違いであることを証明せんとするが、逆に異能生存体の常軌を逸した不死性を目のあたりにすることになる。
遂には自らの手でキリコを抹殺するべく、第三次サンサ攻略戦の最中に戦線から孤立したキリコを部下2名と共に襲撃する。死闘の末にキリコを出血多量で気絶させ、かつターレットレンズを破壊するに至る。しかし、戦闘中首に弾が当たったのが命取りとなったのか、最終的に死に至ることとなった[1]。
登場作品と役柄編集
Zシリーズ編集
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 初登場作品。レッドショルダーを率いPMCトラストに所属している。はっきり言って、今回の『野望のルーツ』参戦は実質リーマンを出すためのものと言っても過言ではない。原作終了後だが、死亡しておらず、39話『ザ・ラストレッドショルダー』では原作では乗らなかったブラッドサッカーを駆っての出撃となるなど出番が多い。ただし、イプシロンの前座に過ぎず、その乗り換えた39話で戦死する。リーマンの乗るブラッドサッカーは難易度NormalとHardでは性能に大きな差があり、HardだとHP22800と高性能なのに対して、NormalだとHPが1万にも満たない一般機と同じ性能なのであっさり倒せる。同時出現するガンダムスローネツヴァイやイプシロン機の方はNormalでもHP2万超えの高性能なのだが…。
- 余談だが、顔グラで割れ顎もしっかり再現されている。
単独作品編集
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 原作同様の経緯で、第2章メイン9話-2「リーマンとの死闘」において戦うこととなり、そこで戦死。ゲームの都合上、プレイヤー側はグレゴルー隊4名、リーマン側も多数のレッドショルダー隊員を引き連れており、3対1ではない。破界篇より大幅に能力が強化され、大ボスクラスのスキルである極を習得しており、レッドショルダーの指揮官に相応しい能力値となっている。また、今作における名有りキャラで最初の戦死者となる。
パイロットステータス編集
精神コマンド編集
特殊スキル編集
エースボーナス編集
- 反撃時の与ダメージ1.2倍
- 『第2次Z破界篇』で採用。
人間関係編集
- ヨラン・ペールゼン
- レッドショルダー隊での直属の上官にして、かつての彼の理想に共感し敬意を表している相手。しかし、異能生存体に固執するようになってからは難色を示している。
- キリコ・キュービィー
- レッドショルダー隊での部下。異能生存体の実例たる彼の存在は、リーマンにとって『ペールゼンを惑わせる忌まわしき存在』に他ならず、ペールゼンの目を覚まさせるために抹殺しようと躍起になる。
- グレゴルー・ガロッシュ、バイマン・ハガード、ムーザ・メリメ
- レッドショルダー隊での部下たち。実力は認めているものの、素行不良で上官への態度も不実な彼らを『兵士として不適格』と断じて快く思っていない。キリコの抹殺に彼らを炊きつけ利用した上で、諸共に抹殺しようと目論んだ。
他作品との人間関係編集
- パトリック・コーラサワー
- 指揮官としては詰めの甘さが目立つコーラサワーの性質を見抜いており、第2次Z破界篇序盤にて、レッドショルダー隊の不良隊員であるキリコ、グレゴルー、ムーザ、バイマンらを厄介払いとして彼の下へ派遣している。部隊は案の定コーラサワーの向こう見ずな指揮によって惨敗、顔合わせの際に敗北の責任をレッドショルダー隊のせいにした彼に批判されるが、逆にその指揮能力の不備を指摘して切り返している。
- アリー・アル・サーシェス
- 第2次Z破界篇ではPMCトラストでの同僚。彼の戦闘狂の本性を見抜いている。
名台詞編集
- 「キリコ、今度は俺が確かめてやる」
- 第三次サンサ攻略戦にてキリコを襲撃した際の台詞。部下2人を率いて迫り来る3つの赤い肩は、相対したキリコにかつて幼き頃に無数のレッドショルダーに襲われた記憶を呼び起こさせた。
- 「死なぬはずがあるか!死なぬはずが…!」
「必ず死ぬはずだ…人間ならば!」 - 壮絶な死闘を繰り広げる中でキリコに次々と命中弾が当たるものの、依然として抵抗を続けるキリコを前にリーマンも立て続けに被弾し負傷。リーマンは執拗な攻撃を以ってしても止めを刺せない相手に次第に戦慄していく。そして死闘の末に残されたのはグレゴルー達に介抱されるキリコと物言わぬ屍と化したリーマンの姿だった。
『第2次Z』におけるキリコに対する特殊戦闘台詞にもなっているが、独白のように声を抑えていた原作に比べて妙に声のトーンが高いため、『知らないうちに追い詰められている』印象を受ける。
スパロボシリーズの名台詞 編集
- 「閣下、貴方の仰った通りでした! キリコは…!」
「貴様は人間ではない! 人間などでは…!」 - 『第2次Z』より、キリコに撃墜された際の特殊戦闘台詞。上記のように2パターン存在する。原作に断末魔のシーンが無かった故に新鮮味のある内容である。
搭乗機体編集
- スコープドッグ (リーマン機)
- リーマンが乗った機体は指揮官仕様機で、右腕に電磁射出式パイルバンカー、ミッションパックに大型のブレードアンテナが装備されている。なお、この機体はターボカスタムではない。
SRWでの搭乗機体編集
- ブラッドサッカー
- 原作ではこの機体が登場した時には既に死亡していたが、『第2次Z』では生存していたため、最後はこの機体に乗り換える。
脚注編集
- ↑ このことに関しては「ペールゼンファイルズ」1巻のライナーノーツにて判明しているが、「野望のルーツ」本編においても、キリコが気絶した後のシーンにおいて、アップで映し出される、開いたコックピットからはみ出す形で倒れこんでいるリーマンの遺体(眉の色や特徴的な目つきから概ね判断がつく)とその後に映る大型ブレードアンテナを装備した乗機の残骸が生還したキリコ達の付近に擱座しているのが確認できる。