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修羅神は誰にでも扱えるわけではなく、修羅神はある程度自らの意志で操縦者を選ぶ(同じく生体兵器である[[超機人]]や、高位の精霊が宿る[[魔装機神]]の性質と近い)。このため、修羅神に選ばれた修羅のみが操縦者としての資格を得る。それゆえに個々の操縦者とは強い繋がりがあるようで、操縦者の想いや精神的な成長に呼応して発生する『神化(しんか)』と呼ばれる機体変化の現象が存在することも大きな特徴である(ちなみに、『神化』は『進化』と同じ発音をするのが正しいようである)。 | 修羅神は誰にでも扱えるわけではなく、修羅神はある程度自らの意志で操縦者を選ぶ(同じく生体兵器である[[超機人]]や、高位の精霊が宿る[[魔装機神]]の性質と近い)。このため、修羅神に選ばれた修羅のみが操縦者としての資格を得る。それゆえに個々の操縦者とは強い繋がりがあるようで、操縦者の想いや精神的な成長に呼応して発生する『神化(しんか)』と呼ばれる機体変化の現象が存在することも大きな特徴である(ちなみに、『神化』は『進化』と同じ発音をするのが正しいようである)。 | ||
− | その一方、動力として「覇気」と呼ばれる生体エネルギーを使用しており、操縦者は操縦の度に覇気を吸い取られる。覇気とは言い換えれば操縦者の命のようなもので、いわば『'''操縦の都度生命を吸われているに等しい''' | + | その一方、動力として「覇気」と呼ばれる生体エネルギーを使用しており、操縦者は操縦の度に覇気を吸い取られる。覇気とは言い換えれば操縦者の命のようなもので、いわば『'''操縦の都度生命を吸われているに等しい'''』のだが、修羅達も当然そのことは理解しており、戦いに生き、戦いの中で死ぬことを当然の掟と考えている修羅にとっては些細なことと考えられているようである。尚、修羅神自ら操縦者を選んでいるので、覇気を吸い取るのは操縦者からだけかと思いきや、無関係な人間でも操縦座に近づくだけで吸い取るという、問答無用な性質を持つ。OG2ndの用語録によると、修羅神は一度操者を選定した後は基本的にその操者が死亡するまで他の操者を選ぶ事は無く、操者以外が操縦座に乗った場合、即座に死亡するまで覇気を吸い尽すためとされている。ただし、OG外伝の描写からすると正統な操者と同乗している場合は、覇気を吸われるものの、死亡するまで吸い尽されるという事態にはならない。 |
宇宙での戦闘を想定した造りであるかは不明だが、気密性はあるようで[[宇宙]]でも問題なく使用可能。 | 宇宙での戦闘を想定した造りであるかは不明だが、気密性はあるようで[[宇宙]]でも問題なく使用可能。 | ||
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なお、修羅神の名称はソロモン72柱の悪魔から取られているものが多い。 | なお、修羅神の名称はソロモン72柱の悪魔から取られているものが多い。 | ||
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:[[アリオン・ルカダ]]の愛機。神化が可能な修羅神の中で、唯一神化を果たしていない。 | :[[アリオン・ルカダ]]の愛機。神化が可能な修羅神の中で、唯一神化を果たしていない。 | ||
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=== 超級修羅神 === | === 超級修羅神 === |
2024年8月8日 (木) 08:04時点における最新版
修羅神(Sura God)とは、羅国の修羅が戦闘の際に操る半生体兵器。
修羅達の戦闘スタイル同様に格闘戦を主体とした造りのものが多いが、エネルギー波のようなものを放つ機構を有するものなどもあり、バリエーションは多彩である。
特徴編集
修羅神はその能力によって4つの階級に分けられており、高い方から天級・超級・轟級・烈級の順となっている。このうち本来の意味での修羅神と呼べるのは轟級以上の3つの階級であるが、これらは修羅達にとってロスト・テクノロジーであるため生産が不可能であり、現存するものも少ない。烈級は轟級以上の修羅神を解析し、量産可能な水準まで性能を引き下げた、いわばデッド・コピーである。また、超級修羅神は基本的に轟級から下記の神化を経てなる機体とされているため、過去に製造された修羅神と言えるのは轟級と天級のみだと思われる。
修羅神は誰にでも扱えるわけではなく、修羅神はある程度自らの意志で操縦者を選ぶ(同じく生体兵器である超機人や、高位の精霊が宿る魔装機神の性質と近い)。このため、修羅神に選ばれた修羅のみが操縦者としての資格を得る。それゆえに個々の操縦者とは強い繋がりがあるようで、操縦者の想いや精神的な成長に呼応して発生する『神化(しんか)』と呼ばれる機体変化の現象が存在することも大きな特徴である(ちなみに、『神化』は『進化』と同じ発音をするのが正しいようである)。
その一方、動力として「覇気」と呼ばれる生体エネルギーを使用しており、操縦者は操縦の度に覇気を吸い取られる。覇気とは言い換えれば操縦者の命のようなもので、いわば『操縦の都度生命を吸われているに等しい』のだが、修羅達も当然そのことは理解しており、戦いに生き、戦いの中で死ぬことを当然の掟と考えている修羅にとっては些細なことと考えられているようである。尚、修羅神自ら操縦者を選んでいるので、覇気を吸い取るのは操縦者からだけかと思いきや、無関係な人間でも操縦座に近づくだけで吸い取るという、問答無用な性質を持つ。OG2ndの用語録によると、修羅神は一度操者を選定した後は基本的にその操者が死亡するまで他の操者を選ぶ事は無く、操者以外が操縦座に乗った場合、即座に死亡するまで覇気を吸い尽すためとされている。ただし、OG外伝の描写からすると正統な操者と同乗している場合は、覇気を吸われるものの、死亡するまで吸い尽されるという事態にはならない。
宇宙での戦闘を想定した造りであるかは不明だが、気密性はあるようで宇宙でも問題なく使用可能。
操縦系統はヴァルシオーネやダイゼンガーのようなダイレクト・モーション・リンク・システム(DMLシステム)に似た機構が用いられており、操縦者の動作をトレースして動く。そのため、操縦者の技量がそのまま機体の強さに反映される。ただ、フラウスのような四足歩行型や、エクスティムやマルディクトのような下半身が人間のものではないタイプなどの歩行動作がどうやって賄われているかは不明。
なお、修羅神の名称はソロモン72柱の悪魔から取られているものが多い。
主な修羅神編集
烈級修羅神編集
轟級以上の修羅神を解析し生産している量産型の修羅神。下級の修羅(修羅兵)が使用している。
- ボフリィ
- カメレオン型。姿を消す能力を持つ。
- ハルパス
- コウモリ型。飛行能力はお粗末で、速度も遅い。
- フラウス
- 猛牛型。烈級では最強。
- グリモア
- アルマジロ型。防御能力に優れる。
- シトリー
- 猫又型。メイシス・マルクの部下だけが使用している。
轟級修羅神編集
修羅神と言えば真っ先に連想されるのがこれ。羅国では現存数が非常に少ないらしく、この4機以外にあるのかは不明。OG2ndの用語録では乗り手がおらずに死蔵されている轟級の存在が示唆されている。
- ヤルダバオト
- フォルカ・アルバークの愛機。
- ビレフォール
- フェルナンド・アルドゥクの愛機。
- アガレス
- アリオン・ルカダの愛機。神化が可能な修羅神の中で、唯一神化を果たしていない。
- ゼパル
- グレダス・ミモザの愛機。『告死鳥戦記』に登場。血塗られたような装甲と操者を思わせる禿頭と髭が特徴。棍棒のような武器を使うほか、タコの脚に似た打突兵器も持つ。名前の由来はソロモンの72柱の悪魔の1人「ゼパル」で、大公爵。
超級修羅神編集
基本的にこの位には轟級修羅神が神化してなるものらしいが、神化前のヤルダバオトとビレフォール以外の機体は登場しない。
- ヤルダバオト (神化)
- フォルカの『静かなる闘志』に呼応した姿に神化した機体。
- ビレフォール (神化)
- フェルナンドの『荒ぶる闘志』に呼応した姿に神化した機体。OGシリーズでは神化に失敗しており、技の演出の際に一時的に神化するに留まっている。
- マルディクト
- アルティス・タールの『揺ぎ無い闘志』に呼応した姿をしている。エクスティムに次ぐ能力を持ち、超級修羅神の中でも抜きん出た力を持つ。
- アンドラス
- マグナス・アルドが誇りを持つ、彼の肥え太った身体がそのまま機体に反映されている。ミザルの手によって改修されているような所も見受けられる。
- ペイリネス
- メイシス・マルクの『冷静な闘志』に呼応した姿をしている。『最も美しい修羅神』であり、その動きは優美にして俊敏である。
- グラシャラボラス
- ミザル・トゥバルが改修を加えた修羅神で、地球側の技術が取り込まれている。覇気を用いた攻撃をしないのが特徴。
天級修羅神編集
最高位に位置する修羅神。並の修羅では扱うどころか乗ることすら出来ない。この位は特に数が少なく、エクスティム以外にはあと1体しか存在しないが、その1体は本編には未登場である。今後登場する可能性も充分に考えられるだろう。
- エクスティム
- 操者は修羅王アルカイド・ナアシュ。あえて神化せず、力を温存している。
- ラハ・エクスティム
- エクスティムが神化した機体。周囲の人間は、既に神化を終えているものと思っていた為、戦慄が走った。