「桃井いぶき」の版間の差分
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== 概要 == | == 概要 == | ||
[[株式会社21世紀警備保障]]に勤務する[[サラリーマン|OL]]。高校卒業と共に同社に入社した為、[[赤木駿介]]や[[青山圭一郎]]よりも年下だが、彼らの先輩に当たる。その為、赤木からは「さん」付けで呼ばれている。 | [[株式会社21世紀警備保障]]に勤務する[[サラリーマン|OL]]。高校卒業と共に同社に入社した為、[[赤木駿介]]や[[青山圭一郎]]よりも年下だが、彼らの先輩に当たる。その為、赤木からは「さん」付けで呼ばれている。 | ||
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[[性格]]は強気で男勝りであり、少々怒りっぽいところがある。赤木を窘めたりもするが、彼と子供染みた口喧嘩を繰り広げることもあり、赤木ほどではないが子供っぽい面がある。誰に対しても分け隔てなく明るい人物だが、亡き実父・栄二郎への憧憬から、母の再婚相手を父親と認められず、嫌悪していた(そして、義父・桃井を嫌悪する事で亡父・栄二郎への憧憬が更に強くなっていた)。しかし、後に義父・桃井の真っ直ぐな生き様に心を打たれ、父親として慕うようになる。 | [[性格]]は強気で男勝りであり、少々怒りっぽいところがある。赤木を窘めたりもするが、彼と子供染みた口喧嘩を繰り広げることもあり、赤木ほどではないが子供っぽい面がある。誰に対しても分け隔てなく明るい人物だが、亡き実父・栄二郎への憧憬から、母の再婚相手を父親と認められず、嫌悪していた(そして、義父・桃井を嫌悪する事で亡父・栄二郎への憧憬が更に強くなっていた)。しかし、後に義父・桃井の真っ直ぐな生き様に心を打たれ、父親として慕うようになる。 | ||
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===[[Zシリーズ]]=== | ===[[Zシリーズ]]=== | ||
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:初登場作品。担当声優の平松晶子氏は『[[真・魔装機神 PANZER WARFARE]]』のシェス・グラディ役を経て当作品で正規スパロボ初参加。 | :初登場作品。担当声優の平松晶子氏は『[[真・魔装機神 PANZER WARFARE]]』のシェス・グラディ役を経て当作品で正規スパロボ初参加。 | ||
:実父絡みのシナリオでは、主役格として扱われている。 | :実父絡みのシナリオでは、主役格として扱われている。 | ||
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:ダイ・ガード組で唯一ボイス新録がない。 | :ダイ・ガード組で唯一ボイス新録がない。 | ||
− | + | :[[アンチスパイラル]]の多元宇宙迷宮では出世して赤木の上司になった青山と結婚していた。[[中原千秋]]を差し置いての抜擢である。ある意味リアルではあるが…。 | |
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:ダイ・ガードのエンジニア。赤木といぶきの両者の抑え役。 | :ダイ・ガードのエンジニア。赤木といぶきの両者の抑え役。 | ||
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− | : | + | :いぶきの実の父。13年前のヘテロダイン襲来の際に落命した。この為、ヘテロダインとの戦いは、いぶきにとって父の仇討ちでもある。 |
− | : | + | :いぶきの記憶の中では、皆の為の研究をしている「正義のヒーロー」だったが、実際には自身の学説の正しさを証明したいという研究者としての気質が強かった模様。 |
− | ;桃井 | + | :百目鬼が見つけ出した落命の瞬間の映像は、ヘテロダイン出現によって自身の学説が証明された事に恍惚の表情で狂喜乱舞する、という、父を英雄視していたいぶきにとってはショッキングすぎる映像であった。 |
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:いぶきの母の再婚相手で、いぶきの義父に当たる人物。血の繋がりに関わり無く、いぶきを娘として大切に思っている。寡黙で厳格だが、優しくて仕事熱心な人格者。 | :いぶきの母の再婚相手で、いぶきの義父に当たる人物。血の繋がりに関わり無く、いぶきを娘として大切に思っている。寡黙で厳格だが、優しくて仕事熱心な人格者。 | ||
:その人柄の良さは、部下の医師が「[[医療・病障害 #医療に関わる人物|医師]]としてだけではなく、人として大切な事を教えてもらっている」と発言するほど。また、陰ではいつもいぶきの事を理解しようとして、いぶきと同世代の若手の医師に話を聞いていたようである。 | :その人柄の良さは、部下の医師が「[[医療・病障害 #医療に関わる人物|医師]]としてだけではなく、人として大切な事を教えてもらっている」と発言するほど。また、陰ではいつもいぶきの事を理解しようとして、いぶきと同世代の若手の医師に話を聞いていたようである。 | ||
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:実父・栄二郎が「正義のヒーロー」ではない事をいぶきに突きつけてショックを与えるが、結果的には義父との関係の改善に一役買った。 | :実父・栄二郎が「正義のヒーロー」ではない事をいぶきに突きつけてショックを与えるが、結果的には義父との関係の改善に一役買った。 | ||
;松任谷 | ;松任谷 | ||
− | :西島の手に[[株式会社21世紀警備保障]] | + | :西島の手に[[株式会社21世紀警備保障|21世紀警備保障]]が落ちた時や、いぶき不在時にダイ・ガードのオペレーターを務めた青年。 |
:第22話にていぶきが再びダイ・ガードに乗った時、[[佐伯徹|佐伯]]に対して「シートが(いぶきの)尻の形になっていて座りが悪い」という旨の発言をして、暗に彼女の事を認めた。 | :第22話にていぶきが再びダイ・ガードに乗った時、[[佐伯徹|佐伯]]に対して「シートが(いぶきの)尻の形になっていて座りが悪い」という旨の発言をして、暗に彼女の事を認めた。 | ||
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:[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]では、彼に対する発言がブーメランとなって、何かと自身に跳ね返ってくる事が多い。 | :[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]では、彼に対する発言がブーメランとなって、何かと自身に跳ね返ってくる事が多い。 | ||
:第2次Z破界篇終盤の地上ルートでは、亡き父親の話を絡めながら慰めの言葉を掛けてくる彼の気遣いに感謝した。 | :第2次Z破界篇終盤の地上ルートでは、亡き父親の話を絡めながら慰めの言葉を掛けてくる彼の気遣いに感謝した。 | ||
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+ | :[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]のDLC「フィーリング・カップル」にて、彼女の[[碇シンジ|シンジ]]に対する気の遣い方を「シンジ君のお姉さんか、お母さんみたい」と評した。 | ||
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:[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]第9話[[日本]]ルート「次元震」より。いぶきは[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]に対し、上記の国連平和維持理事会に参加した私設武装組織ソレスタルビーイングへの評価を述べる。一時その場は少し気まずい雰囲気となったが、スメラギは「そうやって率直に言ってもらえると、こちらとしても気持ちが楽だわ」と、いぶきに対して感謝するのであった。 | :[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]第9話[[日本]]ルート「次元震」より。いぶきは[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]に対し、上記の国連平和維持理事会に参加した私設武装組織ソレスタルビーイングへの評価を述べる。一時その場は少し気まずい雰囲気となったが、スメラギは「そうやって率直に言ってもらえると、こちらとしても気持ちが楽だわ」と、いぶきに対して感謝するのであった。 | ||
:[[ソレスタルビーイング]]は世界から見て[[テロリスト]]であるが故に、[[民間人]]であるいぶきの上記の意見は「当然の反応」だろう。しかし、それと同時にいたずらに感情に流されない彼女の合理的な思考もうかがえる。 | :[[ソレスタルビーイング]]は世界から見て[[テロリスト]]であるが故に、[[民間人]]であるいぶきの上記の意見は「当然の反応」だろう。しかし、それと同時にいたずらに感情に流されない彼女の合理的な思考もうかがえる。 | ||
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+ | :第2次Z破界篇より。[[エリア11]]での日本人虐殺事件のニュースの際、虐殺を実行したブリタニア軍と[[ユーフェミア・リ・ブリタニア|ユーフェミア]]を非難した言葉。[[ギアス|真相]]を知る由もないいぶきにとっては当然の反応である。 | ||
;「やめてよ…あんたらと比べられると自分が惨めになるから」 | ;「やめてよ…あんたらと比べられると自分が惨めになるから」 | ||
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:広報2課はともかく、他の課ではそういう業務も取り扱っているのだろうか。 | :広報2課はともかく、他の課ではそういう業務も取り扱っているのだろうか。 | ||
+ | ;「そうね。アルトは何処か抜けてるから、しっかりしているシェリルの方がお似合いかも」 | ||
+ | :第2次Z破界篇第46話「邪悪の化身」より。[[シェリル・ノーム|シェリル]]と[[ランカ・リー|ランカ]]のどちらが[[早乙女アルト|アルト]]とお似合いか話題になった際、上述の理由でシェリルを推すが、何気にアルトへの評価が辛辣である。 | ||
;「この人食い鬼…! 何でもあんたの思い通りになると思わないでよね!」 | ;「この人食い鬼…! 何でもあんたの思い通りになると思わないでよね!」 | ||
:『第2次Z破界篇』最終話「破滅の世紀」に於ける赤木と[[ガイオウ]]との戦闘前会話より。破界の王へと怒りを剥き出しにする。 | :『第2次Z破界篇』最終話「破滅の世紀」に於ける赤木と[[ガイオウ]]との戦闘前会話より。破界の王へと怒りを剥き出しにする。 | ||
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==関連機体== | ==関連機体== | ||
;[[ダイ・ガード]] | ;[[ダイ・ガード]] | ||
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2024年9月16日 (月) 14:17時点における最新版
桃井いぶきは『地球防衛企業ダイ・ガード』の登場人物。
桃井いぶき | |
---|---|
読み | ももい いぶき |
登場作品 | 地球防衛企業ダイ・ガード |
声優 | 平松晶子 |
デザイン | 石原満 |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇 |
SRWでの分類 | サブパイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人(日本人) |
性別 | 女 |
年齢 | 20歳 |
職業 | サラリーマン |
所属 |
|
最終学歴 | 高等学校 |
概要編集
株式会社21世紀警備保障に勤務するOL。高校卒業と共に同社に入社した為、赤木駿介や青山圭一郎よりも年下だが、彼らの先輩に当たる。その為、赤木からは「さん」付けで呼ばれている。
ダイ・ガード搭乗時は索敵や現場でのデータ解析を担当する、ナビゲーターを務めている。ヘテロダインの研究者だった最愛の父・桜田栄二郎とはヘテロダイン襲来時に死別している。いぶきは父・栄二郎を「みんなの為に研究をしている正義のヒーロー」として尊敬しており、「父の遺志を継いでみんなの為に戦う事」がダイ・ガードに乗って戦う動機になっていたが、彼女自身は気付いていない。その後、技術部の百目鬼主任との対話により、大好きな父・栄二郎が「ヘテロダインをただの研究対象としてしか見ておらず、ヒーローではなかった」という現実を突きつけられ、ダイ・ガードに乗る理由を喪失しかけるものの、今まで心を開けずに反発し続けた義父・桃井の「みんなの為に働く父の背中」に後押しされ、真の「戦う理由」を見出す。
性格は強気で男勝りであり、少々怒りっぽいところがある。赤木を窘めたりもするが、彼と子供染みた口喧嘩を繰り広げることもあり、赤木ほどではないが子供っぽい面がある。誰に対しても分け隔てなく明るい人物だが、亡き実父・栄二郎への憧憬から、母の再婚相手を父親と認められず、嫌悪していた(そして、義父・桃井を嫌悪する事で亡父・栄二郎への憧憬が更に強くなっていた)。しかし、後に義父・桃井の真っ直ぐな生き様に心を打たれ、父親として慕うようになる。
登場作品と役柄編集
Zシリーズ編集
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 初登場作品。担当声優の平松晶子氏は『真・魔装機神 PANZER WARFARE』のシェス・グラディ役を経て当作品で正規スパロボ初参加。
- 実父絡みのシナリオでは、主役格として扱われている。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- ダイ・ガード組で唯一ボイス新録がない。
- アンチスパイラルの多元宇宙迷宮では出世して赤木の上司になった青山と結婚していた。中原千秋を差し置いての抜擢である。ある意味リアルではあるが…。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
パイロットステータス編集
ダイ・ガードのサブパイロット。ダイ・ガードチームの2号メカ担当で紅一点である彼女だが、男勝りな性格からか豪快で3号メカ的な精神コマンドが多い。
精神コマンド編集
人間関係編集
- 赤木駿介
- ダイ・ガードのパイロット。ドラマCDでは彼を意識しているような節がある。
- 青山圭一郎
- ダイ・ガードのエンジニア。赤木といぶきの両者の抑え役。
- 桜田栄二郎
- いぶきの実の父。13年前のヘテロダイン襲来の際に落命した。この為、ヘテロダインとの戦いは、いぶきにとって父の仇討ちでもある。
- いぶきの記憶の中では、皆の為の研究をしている「正義のヒーロー」だったが、実際には自身の学説の正しさを証明したいという研究者としての気質が強かった模様。
- 百目鬼が見つけ出した落命の瞬間の映像は、ヘテロダイン出現によって自身の学説が証明された事に恍惚の表情で狂喜乱舞する、という、父を英雄視していたいぶきにとってはショッキングすぎる映像であった。
- 桃井
- いぶきの母の再婚相手で、いぶきの義父に当たる人物。血の繋がりに関わり無く、いぶきを娘として大切に思っている。寡黙で厳格だが、優しくて仕事熱心な人格者。
- その人柄の良さは、部下の医師が「医師としてだけではなく、人として大切な事を教えてもらっている」と発言するほど。また、陰ではいつもいぶきの事を理解しようとして、いぶきと同世代の若手の医師に話を聞いていたようである。
- いぶきの母
- いぶきの実母。夫の桜田栄二郎と死別した後、医師の桃井と再婚した。いぶきの事を心配しており、いぶきが義父に心を開かない事を気に掛けている。
- 百目鬼里香
- いぶきの実父・桜田栄二郎の著書を愛読している研究者。
- 実父・栄二郎が「正義のヒーロー」ではない事をいぶきに突きつけてショックを与えるが、結果的には義父との関係の改善に一役買った。
- 松任谷
- 西島の手に21世紀警備保障が落ちた時や、いぶき不在時にダイ・ガードのオペレーターを務めた青年。
- 第22話にていぶきが再びダイ・ガードに乗った時、佐伯に対して「シートが(いぶきの)尻の形になっていて座りが悪い」という旨の発言をして、暗に彼女の事を認めた。
他作品との人間関係編集
スーパー系編集
- 竹尾ワッ太
- 第2次Z破界篇では、彼に対する発言がブーメランとなって、何かと自身に跳ね返ってくる事が多い。
- 第2次Z破界篇終盤の地上ルートでは、亡き父親の話を絡めながら慰めの言葉を掛けてくる彼の気遣いに感謝した。
- 綾波レイ
- 第3次Z時獄篇のDLC「フィーリング・カップル」にて、彼女のシンジに対する気の遣い方を「シンジ君のお姉さんか、お母さんみたい」と評した。
- まあ実際、シンジの母親の遺伝子から作られているので間違っていないのだが…。
リアル系編集
- ゲイナー・サンガ
- 第2次Z破界篇での初対面時、ゲインが発した冗談を真に受け、ゲイナーを「女の敵」と思い込み警戒する。
- ユーフェミア・リ・ブリタニア
- 第2次Z破界篇の中盤で起こった日本人虐殺事件の真相を知る由もない為、真っ先に彼女を非難した。
- 玉城真一郎
- 第2次Z再世篇のゼロレクイエムルートにて彼の「官僚になる」という夢を聞いて、あまりにも酷い言葉を発した。
バンプレストオリジナル編集
名台詞編集
スパロボシリーズの名(迷)台詞編集
- 「…正直に言って、私はあなた方のこれまでのやり方について疑問を持っています」
「ですが、現状を正確に把握し、それに対して柔軟に対応する姿勢は信用に値します」
「とりあえず、暗黒大陸の調査の間はよろしくお願いします」 - 第2次Z破界篇第9話日本ルート「次元震」より。いぶきはスメラギに対し、上記の国連平和維持理事会に参加した私設武装組織ソレスタルビーイングへの評価を述べる。一時その場は少し気まずい雰囲気となったが、スメラギは「そうやって率直に言ってもらえると、こちらとしても気持ちが楽だわ」と、いぶきに対して感謝するのであった。
- ソレスタルビーイングは世界から見てテロリストであるが故に、民間人であるいぶきの上記の意見は「当然の反応」だろう。しかし、それと同時にいたずらに感情に流されない彼女の合理的な思考もうかがえる。
- 「あんな騙し討ちみたいな真似で市民を…」
- 第2次Z破界篇より。エリア11での日本人虐殺事件のニュースの際、虐殺を実行したブリタニア軍とユーフェミアを非難した言葉。真相を知る由もないいぶきにとっては当然の反応である。
- 「やめてよ…あんたらと比べられると自分が惨めになるから」
- 第2次Z破界篇第42話「明日への凱歌」より。ヨーコ、キヨウ、アデットのナイスバディ組にイメチェンを勧められるも、かえって凹んでしまう。
- 「ちょっと! スズメバチの巣の撤去とは訳が違うのよ!」
- バジュラ (ビショップ級)との戦闘前会話で「害虫駆除も警備会社の業務の一つ」と息巻く赤木へのツッコミ。
- 広報2課はともかく、他の課ではそういう業務も取り扱っているのだろうか。
- 「そうね。アルトは何処か抜けてるから、しっかりしているシェリルの方がお似合いかも」
- 第2次Z破界篇第46話「邪悪の化身」より。シェリルとランカのどちらがアルトとお似合いか話題になった際、上述の理由でシェリルを推すが、何気にアルトへの評価が辛辣である。
- 「この人食い鬼…! 何でもあんたの思い通りになると思わないでよね!」
- 『第2次Z破界篇』最終話「破滅の世紀」に於ける赤木とガイオウとの戦闘前会話より。破界の王へと怒りを剥き出しにする。
- 「それこそ本当に日本の終わりじゃない!」
- 第2次Z再世篇第58話ゼロレクイエムルート「閃光!!進化の果て!」シナリオデモより。玉城から「日本が占領される前は官僚を夢見ていた」との話を聞いて。玉城のイメージに合わないとはいえ、実に酷い言いぐさである。
- 「すごいもの見ちゃったわね…」
- 『第3次Z時獄篇』第17話依頼を受けないルート「後の祭りのフェスティバル」より。キリコがボン太くんの中から出てきたのを目の当たりにして。
- 「笑い事じゃないわよ! このままじゃ広報2課は大赤木よ!」
- 『第3次Z天獄編』第36話日本ルート「帰ることなき故郷」より。ダイ・ガードの改修費用の請求が広報2課に行くことを知らされ、「大赤字確実」と狼狽する青山を「クロウみたい」「残念なイケメン路線」などと好き勝手にダメ出しする面々に対して。
- 彼女のほうもやはり相当に狼狽えているのか、「赤字」と「赤木」を間違えてしまっている。
- 「赤木君にしては冷静な判断!」
- 第3次Z天獄篇第53話対バジュラルート「愛憎のラビリンス」より。
- Z-BLUEを絶望させんと、ランカの絶望と自身の愛憎でミカゲが新たに創造した「暗黒の翼」。その機体の新能力「テレポート」を見て、あくまでも自分達を挑発するためにしか使う気が無い事を看破した赤木に対するいぶきの感想。確かにそうなのかもしれないが、ちょっと酷い。