「古代守」の版間の差分

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'''古代守'''は『[[宇宙戦艦ヤマト2199]]』の登場人物。
  
 
== 概要 ==
 
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第一艦隊所属駆逐艦「ユキカゼ」艦長で、[[古代進]]の兄。実は[[ヤマト]]の戦術長候補として選ばれており、弟の進が代わりを務めている。
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第一艦隊所属駆逐艦「ユキカゼ」艦長で、[[古代進]]の兄。実は[[ヤマト]]の戦術長候補として選ばれていたが、弟の進が代わりを務めている。
  
 
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== 登場作品と役柄 ==
 
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:初登場作品。弟との区別のため、愛称表記がフルネームそのままになっている。
 
:初登場作品。弟との区別のため、愛称表記がフルネームそのままになっている。
  
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=== イスカンダル ===
 
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;[[スターシャ・イスカンダル]]
 
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:イスカンダルの女王。彼女の看病を受けるも、容態は回復しなかった。
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:実は彼女とは愛し合う仲になっており、スターシャが守との間に一子を得たと思わせる描写がある。
 
:実は彼女とは愛し合う仲になっており、スターシャが守との間に一子を得たと思わせる描写がある。
  
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;「このままでは艦隊は全滅です。そうなれば、地球を守る者がいなくなってしまいます!沖田さん、あなたはこんなところで死んではいけない人だ。地球は、あなたを必要としているんです!」
 
;「このままでは艦隊は全滅です。そうなれば、地球を守る者がいなくなってしまいます!沖田さん、あなたはこんなところで死んではいけない人だ。地球は、あなたを必要としているんです!」
 
:第1話にて。彼が沖田艦長をどれだけ信頼しているかがわかる台詞である。この言葉のあと、守は地球の最後の希望である沖田艦長を無事に逃がすため、敵艦隊に突撃をかける……。船乗りの唄を歌いながら突撃していくところが、切なさと哀愁が漂う。
 
:第1話にて。彼が沖田艦長をどれだけ信頼しているかがわかる台詞である。この言葉のあと、守は地球の最後の希望である沖田艦長を無事に逃がすため、敵艦隊に突撃をかける……。船乗りの唄を歌いながら突撃していくところが、切なさと哀愁が漂う。
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;「進…俺がお前にしてやれるのはこれくらいだ…。艦をお返しします、沖田さん…」
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:原作最終話にて。死亡した雪を抱いて号泣する弟の為、コスモリバースシステムを動かして奇跡を起こす。
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*旧作では死亡せずイスカンダルで療養している設定になっており、スターシャとの間に娘も儲けている。
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*旧作では死亡せずイスカンダルで療養している設定になっており、スターシャとの間に娘も儲けている。また地球に生きて戻っているのだが、次の作品で敵の奇襲を受けて地球がほぼ制圧された際に捕虜となり、長官とともに処刑のため護送されているところで長官を逃がすために自爆し死亡している。娘の方はヤマトに乗り込んでいたが、こちらも敵本拠地での戦いで死亡している。
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**同じ話を扱ったPS2ゲーム版では、太陽系外に演習に出ていたため難を逃れ、ヤマトの新艦長に就任する。また死なず、イスカンダルへと帰るラストになっている。
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**また旧作の初期案では'''後に[[ハーロック|キャプテンハーロック]]として再登場する'''構想があったがストーリー短縮に伴いカットされた。その名残りなのか、上記ゲーム版では髪を伸ばしたハーロックにより近い風貌になり、さらに終盤で負傷して顔面にハーロックと全く同じ傷を負う。
 
*また、旧作では戦線に残った原因が、「'''ここで死んだら死んでいった者に顔向けできない'''」「'''男なら最後まで戦って戦って、多くの敵を倒して死ぬべき'''」という考えからになっていたが、本作ではその理由が戦後の現代にそぐわないからか、「'''最後の希望である沖田を無事に逃がすため'''」に変更されている。
 
*また、旧作では戦線に残った原因が、「'''ここで死んだら死んでいった者に顔向けできない'''」「'''男なら最後まで戦って戦って、多くの敵を倒して死ぬべき'''」という考えからになっていたが、本作ではその理由が戦後の現代にそぐわないからか、「'''最後の希望である沖田を無事に逃がすため'''」に変更されている。
 
**なお、[[漫画|漫画版]]では両方の台詞が入っている。
 
**なお、[[漫画|漫画版]]では両方の台詞が入っている。

2024年9月4日 (水) 12:37時点における最新版

古代守は『宇宙戦艦ヤマト2199』の登場人物。

古代守
読み こだい まもる
外国語表記 Mamoru Kodai
登場作品 宇宙戦艦ヤマト2199
声優 宮本充
デザイン 結城信輝
初登場SRW スーパーロボット大戦V
SRWでの分類 NPC
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プロフィール
種族 地球人
性別
年齢 28歳
出身 日本・神奈川県
所属 国連統合軍
役職 第一艦隊所属駆逐艦「ユキカゼ」艦長
軍階級 三等宙佐
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概要編集

第一艦隊所属駆逐艦「ユキカゼ」艦長で、古代進の兄。実はヤマトの戦術長候補として選ばれていたが、弟の進が代わりを務めている。

真田とは親友で、新見薫とはかつて付き合っており、一度は婚約もしていたが後に破局している。

西暦2199年1月に決行された「メ号作戦」に参加し、先遣艦を務める。ガミラス艦隊と交戦していた艦隊とは別行動を取っていた為、一度はガミラス艦隊との直接戦闘を回避していた。終盤に艦隊に合流して、沖田が指揮する旗艦「キリシマ」を救う。沖田から撤退するよう命令を受けるが、キリシマを敵の目から逸らす為に沖田の命令を無視し、あえてガミラス艦隊に突撃。飛び交う敵艦の砲撃によりユキカゼが撃墜されて、消息を絶った(表向きは戦死扱い)。

実は他の生存者と共にガミラスの捕虜として捕らえられており、生体サンプルとしてガミラス本星に護送される途中、守達を乗せた護送艦が故障し、偶然にもイスカンダルに不時着した。生存者は守だけだったが、彼も瀕死の重傷を負っており、そこでスターシャに助けられ看病を受ける。しかしスターシャの看病も空しく容態は回復せず、やがてイスカンダルに来るだろうヤマトと進へのメッセージを残して死亡する。

死亡した守の記憶はイスカンダルの科学力で保存され、コスモリバースシステムを起動させる為の「核」となる。ヤマトがコスモリバースシステムとして作り替えられたことで、実質ヤマトは守そのものとなっており、艦内で彼の幽霊が目撃されるようになる。

終盤、が死亡した事で悲しむ進の為に、自らの意志でコスモリバースシステムを起動して雪を蘇生させた。システムを起動させた事で守の意志は消滅を始めるが、最終的に守の代わりに沖田がシステムの「核」となり、コスモリバースシステムは再起動。最後は、真田と新見に別れを告げて守の意志は消滅した。

登場作品と役柄編集

VXT三部作編集

スーパーロボット大戦V
初登場作品。弟との区別のため、愛称表記がフルネームそのままになっている。

人間関係編集

家族編集

古代進
弟。
古代剛、紀子、芳雄、真希
両親とおじ夫婦。

ヤマトのクルー編集

沖田十三
メ号作戦では彼の艦を敵の目から逸らす為、捨て身で突撃を敢行した。
真田志郎
同期で親友。昔、彼に中原中也の詩をプレゼントした。
新見薫
宇宙防衛大学時代からの友人で、恋人同士だった。婚約もしていたが、メ号作戦の直前に破局している。

イスカンダル編集

スターシャ・イスカンダル
彼女の看病を受けるも、容態は回復しなかった。
実は彼女とは愛し合う仲になっており、スターシャが守との間に一子を得たと思わせる描写がある。

他作品との人間関係編集

バンプレストオリジナル編集

超文明ガーディム
V』ではイスカンダルに居た際、何らかの形で彼等の事を知ったらしい。コスモリバースシステムで雪を蘇生させたのは、「愛」という概念を全く知らないガーディム(及びネバンリンナ)に対抗する為だった(と真田は推測している)。

名台詞編集

「このままでは艦隊は全滅です。そうなれば、地球を守る者がいなくなってしまいます!沖田さん、あなたはこんなところで死んではいけない人だ。地球は、あなたを必要としているんです!」
第1話にて。彼が沖田艦長をどれだけ信頼しているかがわかる台詞である。この言葉のあと、守は地球の最後の希望である沖田艦長を無事に逃がすため、敵艦隊に突撃をかける……。船乗りの唄を歌いながら突撃していくところが、切なさと哀愁が漂う。
「進…俺がお前にしてやれるのはこれくらいだ…。艦をお返しします、沖田さん…」
原作最終話にて。死亡した雪を抱いて号泣する弟の為、コスモリバースシステムを動かして奇跡を起こす。

余談編集

  • 旧作では死亡せずイスカンダルで療養している設定になっており、スターシャとの間に娘も儲けている。また地球に生きて戻っているのだが、次の作品で敵の奇襲を受けて地球がほぼ制圧された際に捕虜となり、長官とともに処刑のため護送されているところで長官を逃がすために自爆し死亡している。娘の方はヤマトに乗り込んでいたが、こちらも敵本拠地での戦いで死亡している。
    • 同じ話を扱ったPS2ゲーム版では、太陽系外に演習に出ていたため難を逃れ、ヤマトの新艦長に就任する。また死なず、イスカンダルへと帰るラストになっている。
    • また旧作の初期案では後にキャプテンハーロックとして再登場する構想があったがストーリー短縮に伴いカットされた。その名残りなのか、上記ゲーム版では髪を伸ばしたハーロックにより近い風貌になり、さらに終盤で負傷して顔面にハーロックと全く同じ傷を負う。
  • また、旧作では戦線に残った原因が、「ここで死んだら死んでいった者に顔向けできない」「男なら最後まで戦って戦って、多くの敵を倒して死ぬべき」という考えからになっていたが、本作ではその理由が戦後の現代にそぐわないからか、「最後の希望である沖田を無事に逃がすため」に変更されている。
    • なお、漫画版では両方の台詞が入っている。