「鬼」の版間の差分

 
(4人の利用者による、間の9版が非表示)
1行目: 1行目:
== 鬼(Oni) ==
+
鬼とは、『[[新ゲッターロボ]]』に登場する敵対勢力。
 +
 
 +
== 概要 ==
 
[[日本]]古来より伝わる異形の怪物であり、昔話などでも頻繁に登場する存在でもある。
 
[[日本]]古来より伝わる異形の怪物であり、昔話などでも頻繁に登場する存在でもある。
  
『[[新ゲッターロボ]]』に登場するものは[[百鬼帝国]]のそれと違って'''正真正銘の鬼'''であり、食欲旺盛で人間などを好んで食べる(無論、人間以外の生物も捕食する)。
+
『[[新ゲッターロボ]]』に登場するものは[[百鬼帝国]]のそれと違って'''正真正銘の鬼'''であり、食欲旺盛で人間などを好んで食べる(無論、人間以外の生物も捕食する)。遺跡から骨が発掘されており、古来から存在が確認されている。
  
鬼に噛み付かれた人間は鬼と化し、精神力が強い人間は多少の時間理性を保つことが出来るが、それでもいずれ本能の赴くままに行動する。
+
吸血鬼のように鬼に噛み付かれた人間は鬼と化し、精神力が強い人間(達人や弁慶の恩師である和尚など)は多少の時間、理性を保つことが出来るが、それでもいずれ本能の赴くままに行動する。
  
戦闘能力がかなり優れており、普通の人間では満足に太刀打ちできない。また生命力にも優れ、肉体を破壊されてもすぐに再生する。弱点は頭部。生身で立ち向かうには[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]達のように優れた身体能力が必要。なお、鬼にも人語を理解できる者が存在しており、作中では[[安倍晴明|晴明]]の横に居る人間の女性に化けた鬼が該当する。
+
戦闘能力がかなり優れており、普通の人間では満足に太刀打ちできない。また生命力にも優れ、肉体を破壊されてもすぐに再生する。弱点は頭部。生身で立ち向かうには[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]達のように優れた身体能力が必要。なお、鬼にも人語を理解できる者が存在しており、作中では[[安倍晴明|晴明]]の傍に居る人間の女性に化けた鬼が該当する。そして最上位に立つ「四天王」たちは天変地異や死者蘇生など強大な力を持ち、その存在は神の領域に達している。
  
 
塩基配列は[[地球]]の生き物とさほどの違いは無いが、[[鬼獣]]は違いがあり、他の生命体と少し違う。鬼の正体は'''[[ゲッター線]]に駆逐された者の末裔'''であり、駆逐された者達の本来の姿が何者かは不明だが、晴明のような人間が居る所を見ると、恐らく人類がゲッター線の求める進化と違う形で進化した存在とも解釈できる。
 
塩基配列は[[地球]]の生き物とさほどの違いは無いが、[[鬼獣]]は違いがあり、他の生命体と少し違う。鬼の正体は'''[[ゲッター線]]に駆逐された者の末裔'''であり、駆逐された者達の本来の姿が何者かは不明だが、晴明のような人間が居る所を見ると、恐らく人類がゲッター線の求める進化と違う形で進化した存在とも解釈できる。
 +
 +
四天王たちは清明や鬼を使い、ゲッター線による世界の破滅を防ぐためにゲッターに関わるものを汚点として滅ぼそうと活動を行っていた。しかし神と呼ばれる四天王達も大いなるゲッター線の前では所詮「虫けら」に等しい存在でしかなかった。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;[[スーパーロボット大戦NEO]]
 
;[[スーパーロボット大戦NEO]]
:原作同様に晴明によって使役され、地球のみならず[[アースティア]]にも出没する。原作に比べて能力は劣化しており、頭を潰さなくてもいいのと、噛み付かれても鬼にならない(原作通りに再現すれば対象年齢が上がるかもしれないので、仕方ないとも言えるが)。
+
:初登場作品。原作同様に晴明によって使役され、地球のみならず[[アースティア]]にも出没する。
 +
:原作に比べて能力は劣化しており、頭を潰さなくてもいいのと、噛み付かれても鬼にならない(原作通りに再現すれば対象年齢が上がるかもしれないので、仕方ないとも言えるが)。
  
 
== 関連人物 ==
 
== 関連人物 ==
19行目: 24行目:
 
:鬼達の支配者。
 
:鬼達の支配者。
 
;四天王
 
;四天王
:安部晴明に、鬼を操ってゲッターロボを倒すよう指示していた黒幕。SRW未登場。
+
:安部晴明に、鬼を操ってゲッターロボを倒すよう指示していた黒幕でゲッター線を恐れ滅ぼそうとしている。SRW未登場。
 
;[[流竜馬 (OVA)|流竜馬]]
 
;[[流竜馬 (OVA)|流竜馬]]
 
:鬼達にとって最大の悪夢と言える存在であり、消し去ろうとする。
 
:鬼達にとって最大の悪夢と言える存在であり、消し去ろうとする。
36行目: 41行目:
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*『[[第3次スーパーロボット大戦α]]』にて、[[冬月コウゾウ]]が鬼と思しき存在を暗示するような発言をしている(尤も、[[百鬼帝国]]を指してるとも取れるが)。
+
*『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]』にて、[[冬月コウゾウ]]が鬼と思しき存在を暗示するような発言をしている([[百鬼帝国]]を指しているとも取れるが)。
 
{{ゲッターロボシリーズ}}
 
{{ゲッターロボシリーズ}}
 
{{DEFAULTSORT:おに}}
 
{{DEFAULTSORT:おに}}
 
[[Category:組織]]
 
[[Category:組織]]
 
[[Category:ゲッターロボシリーズ]]
 
[[Category:ゲッターロボシリーズ]]

2024年1月23日 (火) 23:40時点における最新版

鬼とは、『新ゲッターロボ』に登場する敵対勢力。

概要編集

日本古来より伝わる異形の怪物であり、昔話などでも頻繁に登場する存在でもある。

新ゲッターロボ』に登場するものは百鬼帝国のそれと違って正真正銘の鬼であり、食欲旺盛で人間などを好んで食べる(無論、人間以外の生物も捕食する)。遺跡から骨が発掘されており、古来から存在が確認されている。

吸血鬼のように鬼に噛み付かれた人間は鬼と化し、精神力が強い人間(達人や弁慶の恩師である和尚など)は多少の時間、理性を保つことが出来るが、それでもいずれ本能の赴くままに行動する。

戦闘能力がかなり優れており、普通の人間では満足に太刀打ちできない。また生命力にも優れ、肉体を破壊されてもすぐに再生する。弱点は頭部。生身で立ち向かうには竜馬達のように優れた身体能力が必要。なお、鬼にも人語を理解できる者が存在しており、作中では晴明の傍に居る人間の女性に化けた鬼が該当する。そして最上位に立つ「四天王」たちは天変地異や死者蘇生など強大な力を持ち、その存在は神の領域に達している。

塩基配列は地球の生き物とさほどの違いは無いが、鬼獣は違いがあり、他の生命体と少し違う。鬼の正体はゲッター線に駆逐された者の末裔であり、駆逐された者達の本来の姿が何者かは不明だが、晴明のような人間が居る所を見ると、恐らく人類がゲッター線の求める進化と違う形で進化した存在とも解釈できる。

四天王たちは清明や鬼を使い、ゲッター線による世界の破滅を防ぐためにゲッターに関わるものを汚点として滅ぼそうと活動を行っていた。しかし神と呼ばれる四天王達も大いなるゲッター線の前では所詮「虫けら」に等しい存在でしかなかった。

登場作品と役柄編集

単独作品編集

スーパーロボット大戦NEO
初登場作品。原作同様に晴明によって使役され、地球のみならずアースティアにも出没する。
原作に比べて能力は劣化しており、頭を潰さなくてもいいのと、噛み付かれても鬼にならない(原作通りに再現すれば対象年齢が上がるかもしれないので、仕方ないとも言えるが)。

関連人物編集

安倍晴明
鬼達の支配者。
四天王
安部晴明に、鬼を操ってゲッターロボを倒すよう指示していた黒幕でゲッター線を恐れ滅ぼそうとしている。SRW未登場。
流竜馬
鬼達にとって最大の悪夢と言える存在であり、消し去ろうとする。
神隼人
竜馬に比べると優先順位は低いが、それでもゲッターの力を操れる人物として狙っている。
武蔵坊弁慶
彼の持つ刀「童子切丸」に脅威を感じ、奪おうとする。

関連用語編集

鬼獣
大型の鬼で、普通の鬼以外のタイプも多い。
黒平安京
鬼の本拠地。
百鬼帝国
ゲッターロボG』における敵勢力で、鬼の原型。

余談編集