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しかし怒りや憎しみといった感情では暴走するほか、悪意の感情では出力を大幅に低下させる。クリスタル・ハートのパワーを最大効率で発揮させることができるのは「愛」の感情のみであり、これを最大限に高めれば無限大のパワーを発揮することも不可能ではないが、搭乗者には多大な負担がかかり、生命を奪うこととなる。またエルリックが見せたように自己犠牲の精神もそれに近しい為か、強いパワーを引き出していたが、基本的には操者が二名搭乗してその二人の愛によってピークに達すると考えられる。 | しかし怒りや憎しみといった感情では暴走するほか、悪意の感情では出力を大幅に低下させる。クリスタル・ハートのパワーを最大効率で発揮させることができるのは「愛」の感情のみであり、これを最大限に高めれば無限大のパワーを発揮することも不可能ではないが、搭乗者には多大な負担がかかり、生命を奪うこととなる。またエルリックが見せたように自己犠牲の精神もそれに近しい為か、強いパワーを引き出していたが、基本的には操者が二名搭乗してその二人の愛によってピークに達すると考えられる。 | ||
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が、これはあくまで適性を持たない地球人の中では、という話である。サコン先生曰く、ミスト達の引き出せる出力には遠く及ばず、クリスタル・ハート自体を起動する事は可能でも、実際に機体を動かして戦闘するような事は不可能であるとのこと。 | が、これはあくまで適性を持たない地球人の中では、という話である。サコン先生曰く、ミスト達の引き出せる出力には遠く及ばず、クリスタル・ハート自体を起動する事は可能でも、実際に機体を動かして戦闘するような事は不可能であるとのこと。 | ||
− | 本来、悪意の塊である[[ル=コボル]]の欠片を有しているクルス人の末裔には使用する事はできない。しかし劇中でも見られるように、強い欠片を有しているはずのミストやアンジェリカ達が扱えている事は本人達も不思議がっており、その理由は明確には言及されていない(エルリックの推測では「精神訓練の賜物」らしいが、訓練をしていないシェルディアが扱える事の説明にならない)が、単にミスト達の欠片が他の所有者の欠片とは異なる特別な性質だったとするのが妥当だろう(欠片の宿主同士で世代を重ねるうちに強力な欠片が自然に生まれることがありエルリックに宿る欠片も該当する。ル= | + | 本来、悪意の塊である[[ル=コボル]]の欠片を有しているクルス人の末裔には使用する事はできない。しかし劇中でも見られるように、強い欠片を有しているはずのミストやアンジェリカ達が扱えている事は本人達も不思議がっており、その理由は明確には言及されていない(エルリックの推測では「精神訓練の賜物」らしいが、訓練をしていないシェルディアが扱える事の説明にならない)が、単にミスト達の欠片が他の所有者の欠片とは異なる特別な性質だったとするのが妥当だろう(欠片の宿主同士で世代を重ねるうちに強力な欠片が自然に生まれることがありエルリックに宿る欠片も該当する。ル=コボルいわく、クリスタル・ハートに適応した欠片とのこと)。この特異体質のために貴重なクリスタル・ハートをエルリック班に3基、新人隊員の機体にも取り付けたと考えられる。 |
惑星クルスの内乱、悪意を動力源とする[[クリシュナ・ハート]]搭載の[[アルケウス]]を撃破することに成功したが、惑星クルスは滅亡し、クルス人は[[惑星アトリーム]]や[[惑星ベザード]]などへ移住することとなった。アトリームに移住した人々はその後この技術を封印しており、移住から2000年後にロスト・テクノロジーとして5基が発掘されている。アトリームで発掘された5基のうち、2基が[[レヴリアス]]に、1基が[[セリウス]]に搭載された。残り2基は保管されていたが、アトリーム滅亡により所在不明となっている。ベザードでは、様々な機械を作動させる「'''神の石'''」として1基のみ祀られていたが、のちに[[セリウスII]]に搭載された。 | 惑星クルスの内乱、悪意を動力源とする[[クリシュナ・ハート]]搭載の[[アルケウス]]を撃破することに成功したが、惑星クルスは滅亡し、クルス人は[[惑星アトリーム]]や[[惑星ベザード]]などへ移住することとなった。アトリームに移住した人々はその後この技術を封印しており、移住から2000年後にロスト・テクノロジーとして5基が発掘されている。アトリームで発掘された5基のうち、2基が[[レヴリアス]]に、1基が[[セリウス]]に搭載された。残り2基は保管されていたが、アトリーム滅亡により所在不明となっている。ベザードでは、様々な機械を作動させる「'''神の石'''」として1基のみ祀られていたが、のちに[[セリウスII]]に搭載された。 | ||
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当初、ミストやイスペイルは怒りの感情で作動すると勘違いしており、怒りの感情で動かすことができなかったイスペイルは精神生命体である自身の一部を消費してクリスタル・ハートに反応する魂の波長へと変換するコンバータを開発してクリスタル・ハートを使用した。最終決戦でこのコンバータはジークフリード・システムを応用して皆の精神を少量ながら使えるものに改造され、本来100%の力を発揮するとパイロット2人が死ぬはずが、負担を軽減することができた。だが総士に負担がかかり、同化現象が急激に進み消えてしまう結末になってしまった。 | 当初、ミストやイスペイルは怒りの感情で作動すると勘違いしており、怒りの感情で動かすことができなかったイスペイルは精神生命体である自身の一部を消費してクリスタル・ハートに反応する魂の波長へと変換するコンバータを開発してクリスタル・ハートを使用した。最終決戦でこのコンバータはジークフリード・システムを応用して皆の精神を少量ながら使えるものに改造され、本来100%の力を発揮するとパイロット2人が死ぬはずが、負担を軽減することができた。だが総士に負担がかかり、同化現象が急激に進み消えてしまう結末になってしまった。 | ||
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2023年1月11日 (水) 16:33時点における最新版
クリスタル・ハートとは、『スーパーロボット大戦K』に登場する動力。
概要編集
惑星クルスにおいて、機動兵器に使用されていたと推測される。搭乗者の感情エネルギーを動力源としており、搭乗者に感情エネルギーが存在する限り半永久的に動き続ける。
しかし怒りや憎しみといった感情では暴走するほか、悪意の感情では出力を大幅に低下させる。クリスタル・ハートのパワーを最大効率で発揮させることができるのは「愛」の感情のみであり、これを最大限に高めれば無限大のパワーを発揮することも不可能ではないが、搭乗者には多大な負担がかかり、生命を奪うこととなる。またエルリックが見せたように自己犠牲の精神もそれに近しい為か、強いパワーを引き出していたが、基本的には操者が二名搭乗してその二人の愛によってピークに達すると考えられる。
他に、ツワブキ・ダイヤがテストパイロットとして搭乗した際には彼の「炎」(情熱)に反応したのか、ミスト達が驚く程のレベルで出力が引き出されていた。 が、これはあくまで適性を持たない地球人の中では、という話である。サコン先生曰く、ミスト達の引き出せる出力には遠く及ばず、クリスタル・ハート自体を起動する事は可能でも、実際に機体を動かして戦闘するような事は不可能であるとのこと。
本来、悪意の塊であるル=コボルの欠片を有しているクルス人の末裔には使用する事はできない。しかし劇中でも見られるように、強い欠片を有しているはずのミストやアンジェリカ達が扱えている事は本人達も不思議がっており、その理由は明確には言及されていない(エルリックの推測では「精神訓練の賜物」らしいが、訓練をしていないシェルディアが扱える事の説明にならない)が、単にミスト達の欠片が他の所有者の欠片とは異なる特別な性質だったとするのが妥当だろう(欠片の宿主同士で世代を重ねるうちに強力な欠片が自然に生まれることがありエルリックに宿る欠片も該当する。ル=コボルいわく、クリスタル・ハートに適応した欠片とのこと)。この特異体質のために貴重なクリスタル・ハートをエルリック班に3基、新人隊員の機体にも取り付けたと考えられる。
惑星クルスの内乱、悪意を動力源とするクリシュナ・ハート搭載のアルケウスを撃破することに成功したが、惑星クルスは滅亡し、クルス人は惑星アトリームや惑星ベザードなどへ移住することとなった。アトリームに移住した人々はその後この技術を封印しており、移住から2000年後にロスト・テクノロジーとして5基が発掘されている。アトリームで発掘された5基のうち、2基がレヴリアスに、1基がセリウスに搭載された。残り2基は保管されていたが、アトリーム滅亡により所在不明となっている。ベザードでは、様々な機械を作動させる「神の石」として1基のみ祀られていたが、のちにセリウスIIに搭載された。
当初、ミストやイスペイルは怒りの感情で作動すると勘違いしており、怒りの感情で動かすことができなかったイスペイルは精神生命体である自身の一部を消費してクリスタル・ハートに反応する魂の波長へと変換するコンバータを開発してクリスタル・ハートを使用した。最終決戦でこのコンバータはジークフリード・システムを応用して皆の精神を少量ながら使えるものに改造され、本来100%の力を発揮するとパイロット2人が死ぬはずが、負担を軽減することができた。だが総士に負担がかかり、同化現象が急激に進み消えてしまう結末になってしまった。
特殊能力「クリスタルハート」編集
ゲーム中にも特殊能力として登場する。
レヴリアスとセリウス・セリウスIIにイベントで追加され、ソルヴリアス・レックス(ソルヴリアス・レギーナ)及びセルケリウスにはデフォルトで備わっている。
気力120以上で発動し、ミスト機は自分が行う攻撃の最終ダメージ量増加、ヒロイン機は無効系バリア獲得の効果を得る。
現在の気力に比例して効果量が上昇するが、ヒロイン機はバリア発動時の消費ENも増大する。
気力 | 120 | 130 | 140 | 150 | 160 | 170 |
---|---|---|---|---|---|---|
最終ダメージ補正 | ×1.10 | ×1.15 | ×1.20 | ×1.30 | ×1.40 | ×1.50 |
気力 | 120 | 130 | 140 | 150 | 160 | 170 |
---|---|---|---|---|---|---|
バリア性能 | 1500 | 1600 | 1800 | 2000 | 2500 | 3000 |
消費EN | 5 | 6 | 8 | 10 | 12 | 15 |
登場作品編集
携帯機シリーズ編集
単独作品編集
- スーパーロボット大戦30
- AOSアップデートでエンジンルーム:耐久力強化の項目を最大まで強化すると入手できる強化パーツとして登場。
- 装備すると現在の気力に応じて攻撃力が100区切りで最大500まで上昇する。最大効果を発揮するには気力150以上が必要。
- 他の攻撃力を強化するパーツと比べると攻撃力以外の効果は無いが、その分増加量はトップ級。
関連用語編集
余談編集
恐らく偶然と思われるが、このシステムの「愛の感情で起動する」「特に自己犠牲を伴う愛によって最大の力を発揮する」「パイロットに大きな負荷をかける」と言った特徴は、スフィアの一つ「尽きぬ水瓶」と全く同じものである。