「オーバーフラッグ」の版間の差分

 
(3人の利用者による、間の11版が非表示)
1行目: 1行目:
== SVMS-01O オーバーフラッグ(Over Flag) ==
+
{{登場メカ概要
*[[登場作品]][[機動戦士ガンダム00]]
+
| 外国語表記 = [[外国語表記::Over Flag]]<ref>[http://www.gundam00.net/tv/ms/08d.html MS]、機動戦士ガンダム00[ダブルオー]、2022年1月29日閲覧。</ref>
*分類:改良型可変[[モビルスーツ]]
+
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
*型式番号:SVMS-01O
+
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム00}}
*全高:17.9 m
+
*{{登場作品 (メカ)|劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-}}
*重量:69.7 t
+
| デザイン = {{メカニックデザイン|福地仁}}
*[[動力・エンジン・エネルギー|動力]]:バッテリー
+
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}
*推進機関:水素プラズマジェット
+
| SRWでの分類 = [[機体]]
*装甲材質:Eカーボン
+
}}
*原型機:'''[[ユニオンフラッグ]]'''
 
*開発組織:[[ユニオン (00)|ユニオン]]
 
*主なパイロット:[[ハワード・メイスン]]、[[ダリル・ダッジ]]、[[ジョシュア・エドワーズ]]
 
*メカニックデザイン:福地仁
 
  
ユニオン軍の強化改良型モビルスーツ。型番末尾の「O」はオーバーを意味する。
+
{{登場メカ概要
 +
| タイトル = スペック
 +
| 分類 = [[分類::可変モビルスーツ]]
 +
| 生産形態 = 改修機
 +
| 型式番号 = [[型式番号::SVMS-01O]]
 +
| 全高 = 17.9 m
 +
| 重量 = [[重量::69.7 t]]
 +
| 動力 = [[動力::バッテリー]]
 +
| 推進機関 = [[推進機関::水素プラズマジェット]]
 +
| 装甲材質 = [[装甲材質::Eカーボン]]
 +
| 原型機 = '''[[ユニオンフラッグ]]'''
 +
| 開発 = [[ユニオン (00)|ユニオン]]
 +
| 所属組織 = {{所属 (メカ)|ユニオン (00)|ユニオン}}
 +
| 所属部隊 = {{所属 (メカ)|オーバーフラッグス}}
 +
| 乗員人数 = 1名
 +
| 主なパイロット = [[パイロット::ハワード・メイスン]]<br />[[パイロット::ダリル・ダッジ]]<br />[[パイロット::ジョシュア・エドワーズ]]
 +
}}
 +
'''オーバーフラッグ'''は『[[機動戦士ガンダム00]]』の[[登場メカ]]。
 +
== 概要 ==
 +
ユニオン軍の強化改良型[[可変モビルスーツ]]。型番末尾の「O」はオーバーを意味する。
  
オーバーフラッグス隊員の乗る[[ユニオンフラッグ]]を[[グラハム専用ユニオンフラッグカスタム]]と同仕様に改修したものだが、グラハム機と異なり、安全性を考慮して高出力フライトユニットのリミッターは解除されていない。
+
オーバーフラッグス隊員の乗る[[ユニオンフラッグ]]を[[グラハム専用ユニオンフラッグカスタム]]と同仕様に改修したものだが、グラハム機と異なり、安全性を考慮して高出力フライトユニットのリミッターは解除されていない。機体のカラーリングはグラハム機と微妙に異なる。
機体のカラーリングはグラハム機と微妙に異なる。
 
  
 
劇中では一期中盤で加わった隊員と合わせ14機が配備され、タクラマカン砂漠での合同軍事演習などに投入された。
 
劇中では一期中盤で加わった隊員と合わせ14機が配備され、タクラマカン砂漠での合同軍事演習などに投入された。
  
最終的に残存したオーバーフラッグス隊員はグラハムを除いて全員[[GN-X]]に乗り換えている為倉庫番になっていたようである。
+
最終的に残存したオーバーフラッグス隊員はグラハムを除いて全員[[GN-X]]に乗り換えている為倉庫番になっていたようである。そのまま疑似太陽炉搭載型MSの配備と共に埋もれていくと思われていたが、[[マスラオ|意外な形]]で再び戦場に現れる事となる。
そのまま疑似太陽炉搭載型MSの配備と共に埋もれていくと思われていたが、[[マスラオ|意外な形]]で再び戦場に現れる事となる。
 
  
 
劇場版では戦力差を補うために宇宙運用が可能になるよう改修が施されたオーバーフラッグが最終決戦に投入されている。
 
劇場版では戦力差を補うために宇宙運用が可能になるよう改修が施されたオーバーフラッグが最終決戦に投入されている。
 +
 +
=== クルーズポジション ===
 +
[[変形]]した巡航形態。[[ユニオンフラッグ]]と同様の変形。頭上部や腕部が露出している
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}
 
:初登場作品。原作どおりの展開で登場する。性能差はないが、名前ありのパイロットが乗っている機体は一回り手強いので注意。原作通り名ありパイロットは後半はGN-Xに乗ってくる為この世界でも最終的には倉庫番のようである。
 
:初登場作品。原作どおりの展開で登場する。性能差はないが、名前ありのパイロットが乗っている機体は一回り手強いので注意。原作通り名ありパイロットは後半はGN-Xに乗ってくる為この世界でも最終的には倉庫番のようである。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 +
==== 武装 ====
 
;20mm機銃
 
;20mm機銃
:胴体部に1門内蔵。SRW未使用。
+
:胴体部に1門内蔵。SRW未実装。
 +
;ミサイル
 +
:両脚部に内蔵。SRW未実装。
 +
;ディフェンスロッド
 +
:左腕に装備されている棒状のシールド。回転させながら攻撃を弾く。
 
;ソニックブレイド
 
;ソニックブレイド
:接近戦用のナイフ。高周波振動により切れ味を向上させる。
+
:接近戦用のナイフ。高周波振動により切れ味を向上させる。両腕部に収納。
;;プラズマソード
+
:;プラズマソード
 
::ソニックブレイドにプラズマを纏わせたエネルギーソード。ユニオンでのビームサーベルの実用化に向けた研究の産物。
 
::ソニックブレイドにプラズマを纏わせたエネルギーソード。ユニオンでのビームサーベルの実用化に向けた研究の産物。
;ミサイル
+
:
:両脚部に内蔵。SRW未使用。
+
;新型リニアライフル「トライデント・ストライカー」
 +
:XLR-04を発展させた制式仕様。本機の主武装。銃口が2種類ある。形状は空力を考慮したものに変更された。
 +
:中央に200mm大口径弾砲を1門装備。威力重視の単射。
 +
:両側に60mm小口径弾砲を2門装備。速射性重視の連射。
 +
 
 +
==== オプション装備 ====
 
;ミサイルポッド
 
;ミサイルポッド
:上のものとは別。翼や両脚部の間に追加装備が可能。SRW未使用。
+
:上のものとは別。翼や両脚部の間に追加装備が可能。SRW未実装。
;新型リニアライフル「トライデント・ストライカー」
 
:本機の主武装。銃身が2種類あり、中央が威力重視の単射モード、両側が速射性重視の連射モードで使用する。
 
;プラズマソード
 
:ソニックブレイドにプラズマを纏わせたエネルギーソード。ユニオンでのビームサーベルの実用化に向けた研究の産物。
 
;ディフェンスロッド
 
:左腕に装備されている棒状のシールド。回転させながら攻撃を弾く。
 
  
 
=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===
70行目: 90行目:
 
;[[グラハム専用ユニオンフラッグカスタム]]
 
;[[グラハム専用ユニオンフラッグカスタム]]
 
:この機体と同仕様に改造した。
 
:この機体と同仕様に改造した。
 +
 +
== 脚注 ==
 +
<references />
  
 
== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==

2022年1月29日 (土) 13:10時点における最新版

オーバーフラッグは『機動戦士ガンダム00』の登場メカ

オーバーフラッグ
外国語表記 Over Flag[1]
登場作品

ガンダムシリーズ

デザイン 福地仁
初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類 可変モビルスーツ
生産形態 改修機
型式番号 SVMS-01O
全高 17.9 m
重量 69.7 t
動力 バッテリー
推進機関 水素プラズマジェット
装甲材質 Eカーボン
原型機 ユニオンフラッグ
開発 ユニオン
所属組織 ユニオン
所属部隊 オーバーフラッグス
乗員人数 1名
主なパイロット ハワード・メイスン
ダリル・ダッジ
ジョシュア・エドワーズ
テンプレートを表示

概要編集

ユニオン軍の強化改良型可変モビルスーツ。型番末尾の「O」はオーバーを意味する。

オーバーフラッグス隊員の乗るユニオンフラッググラハム専用ユニオンフラッグカスタムと同仕様に改修したものだが、グラハム機と異なり、安全性を考慮して高出力フライトユニットのリミッターは解除されていない。機体のカラーリングはグラハム機と微妙に異なる。

劇中では一期中盤で加わった隊員と合わせ14機が配備され、タクラマカン砂漠での合同軍事演習などに投入された。

最終的に残存したオーバーフラッグス隊員はグラハムを除いて全員GN-Xに乗り換えている為倉庫番になっていたようである。そのまま疑似太陽炉搭載型MSの配備と共に埋もれていくと思われていたが、意外な形で再び戦場に現れる事となる。

劇場版では戦力差を補うために宇宙運用が可能になるよう改修が施されたオーバーフラッグが最終決戦に投入されている。

クルーズポジション編集

変形した巡航形態。ユニオンフラッグと同様の変形。頭上部や腕部が露出している

登場作品と操縦者編集

Zシリーズ編集

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
初登場作品。原作どおりの展開で登場する。性能差はないが、名前ありのパイロットが乗っている機体は一回り手強いので注意。原作通り名ありパイロットは後半はGN-Xに乗ってくる為この世界でも最終的には倉庫番のようである。

装備・機能編集

武装・必殺武器編集

武装編集

20mm機銃
胴体部に1門内蔵。SRW未実装。
ミサイル
両脚部に内蔵。SRW未実装。
ディフェンスロッド
左腕に装備されている棒状のシールド。回転させながら攻撃を弾く。
ソニックブレイド
接近戦用のナイフ。高周波振動により切れ味を向上させる。両腕部に収納。
プラズマソード
ソニックブレイドにプラズマを纏わせたエネルギーソード。ユニオンでのビームサーベルの実用化に向けた研究の産物。
新型リニアライフル「トライデント・ストライカー」
XLR-04を発展させた制式仕様。本機の主武装。銃口が2種類ある。形状は空力を考慮したものに変更された。
中央に200mm大口径弾砲を1門装備。威力重視の単射。
両側に60mm小口径弾砲を2門装備。速射性重視の連射。

オプション装備編集

ミサイルポッド
上のものとは別。翼や両脚部の間に追加装備が可能。SRW未実装。

特殊能力編集

剣装備
切り払いを発動。

移動タイプ編集

飛行可能。

サイズ編集

M

対決・名場面編集

ガンダムスローネツヴァイ
レイフ・エイフマン教授を殺害したチームトリニティの一人、ミハエル・トリニティが駆るガンダムスローネツヴァイをグラハム率いるオーバーフラッグスが攻撃する。卓越したフォーメーションでツヴァイを翻弄するも、オーバーフラッグの武装ではツヴァイに致命傷を与えられない。そしてツヴァイに鍔迫り合いを挑んだハワード機はGNファングで串刺しにされてしまう。恩師と部下を一度に失ったグラハムはガンダムへの怒りをますます強めるのであった。

関連機体編集

マスラオ / スサノオ
ダリル・ダッジが搭乗していた機体をベースに改修された。
グラハム専用ユニオンフラッグカスタム
この機体と同仕様に改造した。

脚注編集

  1. MS、機動戦士ガンダム00[ダブルオー]、2022年1月29日閲覧。

資料リンク編集