「陣代高校」の版間の差分

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陣代高校（じんだいこうこう）とは、「フルメタル・パニック! シリーズ」に登場する学校。

概要編集

東京都内にある都立高校。

「フルメタル・パニック! シリーズ」の主要な舞台の一つで、相良宗介と千鳥かなめの通う高校。この二人ほどではないが個性的な生徒や教師が少なくない。ある理由により危機管理意識が高いが、学内はかなり寛容な校風のようである。

OGに有名な服飾デザイナーがおり、現在の制服デザインは彼女の手によるもの。それ以外は売りになるようなものはなく、進学実績・スポーツともに平凡で、校長の坪井たか子が来年度配布予定の学校案内に何を書けばいいか迷い、神楽坂恵里に丸投げするほどに普通の学校である。

ただし、普通というのは生徒会が妙に大きな影響力を持っているだとか、校内で頻繁に銃器や爆発物が使用されているだとか、十年前は強かったが今や弱小で廃部寸前になっていたラグビー部がある時を境に恐怖の代名詞になっただとか、異常な個性の持ち主が生徒や用務員、教師を含めて何人もいるという、表沙汰に出来ない非凡な要素を取り除いた場合である。

作中では物語中盤で戦場となり、大きな被害を受ける。

登場作品編集

時には他の作品の学生も在籍して原作以上に個性的な面子とロボットが揃う恐ろしい学校となり、原作以上に事件に巻き込まれることになったりする。

Zシリーズ編集

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇: 今作では学生寮が付いている。主人公のヒビキ・カミシロが在籍する他、序盤から早くも『真マジンガー』と『マクロスF』の面々が転校してくる。また、所在地が『ヱヴァ新劇』の第2新東京市となっている。最序盤から学校周辺が襲われる事がかなり多い。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇: 小説版の展開が再現され、原作同様にアマルガムの襲撃を受ける。

携帯機シリーズ編集

スーパーロボット大戦J: 初登場作品。フルメタ勢に加え『マジンカイザー』勢と男主人公の紫雲統夜も通っている高校（ただし校名が出てこないため陣代高校かどうかは不明）。; あしゅら男爵により生徒多数が拉致された。また、中盤で戦況の悪化により休校となる。
スーパーロボット大戦W: 途中からスーパーロボット乗りが転入してくる。序盤にてあしゅら男爵が襲撃するものの、宗介の機転により文化祭のイベントと化した。弓教授に変装したあしゅらは「日本の教育はどうなっている」と言うほど。その時は運動場に地雷を仕掛けていたり、2周目シナリオでは防衛のためマジンカイザーと真ゲッター1が配備されたりしていた（尤も前者は宗介が勝手に行った事だろうが）。戦闘アニメの背景も運動場になるので、異様なほど広い運動場になる。; かなめのクラスはわずか半年の間に宇宙開発公団で課外授業、夏休みに沖縄旅行、修学旅行で月に行く。やけに旅行の多い高校になっている。

VXT三部作編集

スーパーロボット大戦V: 今作では千鳥かなめを狙った相次ぐ襲撃事件の影響で紛争地域に指定されたため、閉鎖されている（実質、『J』の中盤以降と同じ状況）。このためこれまでのシリーズでお馴染みになっていた、他作品のキャラクターが陣代高校に在籍・編入してくる展開はない。宇宙世紀世界ルート第28話で宗介とかなめが一時戻った際にアマルガムの襲撃を受けて戦場となる他、シークレットシナリオ「想いの形」でも舞台となる。閉鎖されている関係上、原作と違い他の生徒たちはアマルガムの襲撃に巻き込まれずに済んでいる。

単独作品編集

スーパーロボット大戦DD: 同世界に属するのが『機動戦士ガンダムSEED』だけなのもあり、今回もクロスオーバー要素はなし。序章ワールド3第1話は陣代高校からの下校中にASが襲撃するところから始まるが、市街地に白昼堂々AS部隊を送り込んできたことを理由にかなめはそのままダナンへ保護されるのでしばらく出番はない。; 1章Part6では夜の陣代高校付近での戦闘が行われるが、戦闘アニメの背景は市街地のものが流用されている。; 3章Part14ではギルバート・デュランダルの演説の煽りでテロが世界各地で勃発した影響によって、休校が複数回行われたと判明している。そしてPart15で原作同様にアマルガムの襲撃を受ける。

他作品の関連人物編集

余談編集

モチーフは作者である賀東招二氏の出身校である東京都立神代高等学校。ちなみにレナード・テスタロッサ役の浪川大輔氏もこの学校の出身。

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-== 陣代高校（Jindai High School） ==
+'''陣代高校'''（じんだいこうこう）とは、「[[フルメタル・パニック! シリーズ]]」に登場する学校。
-[[東京]]都内にある都立高校。『[[フルメタル・パニックシリーズ]]』の主要な舞台の一つで、[[相良宗介]]と[[千鳥かなめ]]の通う高校。<br/ >
-この二人ほどではないが個性的な生徒や教師が少なくない。ある理由により危機管理意識が高いが、学内はかなり寛容な校風のようである。
+== 概要 ==
-OGに有名な服飾デザイナーがおり、現在の制服デザインは彼女の手によるもの。それ以外は売りになるようなものはなく、進学実績・スポーツともに平凡で、[[神楽坂恵里]]も学校案内に何を書けばいいか迷うほどに普通の学校である。
+[[東京]]都内にある都立高校。
+「フルメタル・パニック! シリーズ」の主要な舞台の一つで、[[相良宗介]]と[[千鳥かなめ]]の通う高校。この二人ほどではないが個性的な生徒や教師が少なくない。ある理由により危機管理意識が高いが、学内はかなり寛容な校風のようである。
+OGに有名な服飾デザイナーがおり、現在の制服デザインは彼女の手によるもの。それ以外は売りになるようなものはなく、進学実績・スポーツともに平凡で、校長の坪井たか子が来年度配布予定の学校案内に何を書けばいいか迷い、[[神楽坂恵里]]に丸投げするほどに普通の学校である。
+ただし、普通というのは[[林水敦信|生徒会が妙に大きな影響力を持っている]]だとか、校内で頻繁に[[相良宗介|銃器や爆発物が使用されている]]だとか、十年前は強かったが今や弱小で廃部寸前になっていた[[郷田優|ラグビー部]]が[[フルメタル・パニック？ふもっふ|ある時を境に]]恐怖の代名詞になっただとか、異常な個性の持ち主が[[椿一成|生徒]]や[[大貫善治|用務員]]、教師を含めて何人もいるという、表沙汰に出来ない非凡な要素を取り除いた場合である。
+作中では物語中盤で戦場となり、大きな被害を受ける。
 == 登場作品 ==
-他の作品の学生も在籍することになる為、原作以上に個性的な面子とロボットが揃う、ある意味恐ろしい学校となっている。当然、事件にもよく巻き込まれる。
+時には他の作品の学生も在籍して原作以上に個性的な面子とロボットが揃う恐ろしい学校となり、原作以上に事件に巻き込まれることになったりする。
 === [[Zシリーズ]] ===
 ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
-:今作では学生寮が付いている。主人公の[[ヒビキ・カミシロ]]が在籍する他、序盤から早くも『[[真マジンガー 衝撃! Z編|真マジンガー]]』と『[[S.M.S|マクロスF]]』の面々が転校してくる。また、所在地が『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版|ヱヴァ新劇]]』の[[第2新東京市]]となっている。
+:今作では学生寮が付いている。主人公の[[ヒビキ・カミシロ]]が在籍する他、序盤から早くも『[[真マジンガー 衝撃! Z編|真マジンガー]]』と『[[S.M.S|マクロスF]]』の面々が転校してくる。また、所在地が『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版|ヱヴァ新劇]]』の[[第2新東京市]]となっている。最序盤から学校周辺が襲われる事がかなり多い。
-:世界観が違うためか最序盤から学校周辺が襲われる事がかなり多い。
+;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
+:[[フルメタル・パニック! (原作小説版)|小説版]]の展開が再現され、原作同様に[[アマルガム]]の襲撃を受ける。
 === 携帯機シリーズ ===
 ;[[スーパーロボット大戦J]]
-:フルメタ勢に加え『[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]』勢と[[J]]男[[主人公]]の[[紫雲統夜]]も通っている高校（校名が出てこないため陣代高校かどうかは不明）。
+:初登場作品。フルメタ勢に加え『[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]』勢と男[[主人公]]の[[紫雲統夜]]も通っている高校（ただし校名が出てこないため陣代高校かどうかは不明）。
 :[[あしゅら男爵]]により生徒多数が拉致された。また、中盤で戦況の悪化により休校となる。
 ;[[スーパーロボット大戦W]]
-:途中から[[スーパーロボット]]乗りが転入してくる。序盤にて[[あしゅら男爵]]が襲撃するものの、宗介の機転により文化祭のイベントと化した。[[弓弦之助|弓教授]]に変装したあしゅらは「'''[[日本]]の教育はどうなっている'''」と言うほど。その時は運動場に地雷を仕掛けていたり、2週目シナリオでは防衛のため[[マジンカイザー]]と[[真ゲッター1]]が配備されたりしていた（尤も前者は宗介が勝手に行った事だろうが）。
+:途中から[[スーパーロボット]]乗りが転入してくる。序盤にて[[あしゅら男爵]]が襲撃するものの、宗介の機転により文化祭のイベントと化した。[[弓弦之助|弓教授]]に変装したあしゅらは「'''[[日本]]の教育はどうなっている'''」と言うほど。その時は運動場に地雷を仕掛けていたり、2周目シナリオでは防衛のため[[マジンカイザー]]と[[真ゲッター1]]が配備されたりしていた（尤も前者は宗介が勝手に行った事だろうが）。戦闘アニメの背景も運動場になるので、'''異様なほど広い運動場になる'''。
+:かなめのクラスはわずか半年の間に宇宙開発公団で課外授業、夏休みに沖縄旅行、修学旅行で月に行く。やけに旅行の多い高校になっている。
+=== VXT三部作 ===
+;[[スーパーロボット大戦V]]
+:今作では千鳥かなめを狙った相次ぐ襲撃事件の影響で紛争地域に指定されたため、閉鎖されている（実質、『J』の中盤以降と同じ状況）。このためこれまでのシリーズでお馴染みになっていた、他作品のキャラクターが陣代高校に在籍・編入してくる展開はない。宇宙世紀世界ルート第28話で宗介とかなめが一時戻った際に[[アマルガム]]の襲撃を受けて戦場となる他、シークレットシナリオ「想いの形」でも舞台となる。閉鎖されている関係上、原作と違い他の生徒たちはアマルガムの襲撃に巻き込まれずに済んでいる。
+=== 単独作品 ===
+;[[スーパーロボット大戦DD]]
+:同世界に属するのが『[[機動戦士ガンダムSEED]]』だけなのもあり、今回もクロスオーバー要素はなし。序章ワールド3第1話は陣代高校からの下校中にASが襲撃するところから始まるが、市街地に白昼堂々AS部隊を送り込んできたことを理由にかなめはそのままダナンへ保護されるのでしばらく出番はない。
+:1章Part6では夜の陣代高校付近での戦闘が行われるが、戦闘アニメの背景は市街地のものが流用されている。
+:3章Part14では[[ギルバート・デュランダル]]の演説の煽りでテロが世界各地で勃発した影響によって、休校が複数回行われたと判明している。そしてPart15で原作同様に[[アマルガム]]の襲撃を受ける。
 == 関連人物 ==
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 :2年4組。写真部員。
 ;[[小野寺孝太郎]]
-:2年4組。スピンオフ作品になる『アナザー』では唯一OBかつ本校の地理教師として登場している。
+:2年4組。スピンオフ作品『アナザー』では唯一OBかつ本校の地理教師として登場している。
 ;[[工藤詩織]]
 :2年4組。
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 :
 ;[[流竜馬 (OVA)]]
-:用務員として。
+:'''用務員になる'''。
 ;[[碇シンジ]]、[[綾波レイ]]、[[鈴原トウジ]]、[[相田ケンスケ]]、[[洞木ヒカリ]]
 :中学生のため在籍していないが、[[ボランティア部]]部員。
 ;『[[アクエリオンEVOL (TV)|アクエリオンEVOL]]』のエレメントの面々
 :[[ボランティア部]]部員。
 === リアル系 ===
 ;[[ハルカ・ミナト]]
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 == 余談 ==
-モチーフは作者である賀東招二氏の出身校である東京都立神代高等学校。ちなみに[[レナード・テスタロッサ]]役の浪川大輔氏もこの学校の出身。
+*モチーフは作者である賀東招二氏の出身校である東京都立神代高等学校。ちなみに[[レナード・テスタロッサ]]役の浪川大輔氏もこの学校の出身。
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