「V2アサルトバスターガンダム」の版間の差分

 
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== LM314V23/24 V2アサルトバスターガンダム(V2 Assault Buster Gundam) ==
+
{{登場メカ概要
*[[登場作品]]:[[機動戦士Vガンダム]]
+
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
*分類:汎用試作型[[モビルスーツ]]
+
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士Vガンダム}}
*形式番号:LM314V23/24
+
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第2次スーパーロボット大戦G}}
*頭頂高:15.5m
+
| SRWでの分類 = [[機体]]
*本体重量:13.8t
+
}}
*全備重量:19.9t
 
*[[動力・エンジン・エネルギー|動力]]:熱核融合炉
 
*主推進器:[[ミノフスキードライブ]]×2基
 
*ジェネレーター[[出力]]:7510kW
 
*スラスター推力:16700kg×2、4770kg×7
 
*[[アポジモーター]]数:46
 
*装甲材質;ガンダリウム合金スーパーセラミック複合材兼[[対ビームコーティング]]装甲
 
*構成機体:[[V2ガンダム]]、[[V2アサルトガンダム|アサルトパーツ]]、[[V2バスターガンダム|バスターパーツ]]
 
*開発:[[リガ・ミリティア]]
 
*所属:[[リガ・ミリティア]]
 
*主なパイロット:[[ウッソ・エヴィン]]
 
  
=== 機体概要 ===
+
{{登場メカ概要
[[リガ・ミリティア]]が開発した試作型[[モビルスーツ]][[V2ガンダム]][[V2アサルトガンダム|アサルトパーツ]][[V2バスターガンダム|バスターパーツ]]の両方を装着した形態。元々、アサルトパーツとバスターパーツは互いに干渉しないように設計されており、全てのパーツを同時に装着する事が可能である。
+
| タイトル = スペック
 +
| 分類 = 汎用[[モビルスーツ]]
 +
| 型式番号 = LM314V23/24
 +
| 頭頂高 = 15.5 m
 +
| 本体重量 = 13.8 t
 +
| 全備重量 = 19.9 t
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| 動力 = 熱核融合炉
 +
| 推進機関 = [[ミノフスキードライブ]]×2基
 +
| ジェネレーター出力 = 7,510 kW
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| スラスター推力 = 16,700 kg×2<br />4,770 kg×7
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;総推力
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:計測不能
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| アポジモーター数 = 46
 +
| 装甲材質 = [[ガンダリウム合金]]スーパーセラミック複合材兼[[対ビームコーティング]]装甲
 +
| 素体 = '''[[V2ガンダム]]'''
 +
| 開発 = [[リガ・ミリティア]]
 +
| 所属 = [[リガ・ミリティア]]
 +
| 主なパイロット = [[ウッソ・エヴィン]]
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}}
 +
'''V2アサルトバスターガンダム'''は『[[機動戦士Vガンダム]]』の[[登場メカ|主役メカ]]の一つ。
  
原作では第49話「天使の輪の上で」のみで登場。メガビームシールドを装備して出撃した[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]のV2バスターガンダムにアサルトパーツを戦場で取り付けていた。ただし、この時はマイクロミサイルポッドは外され、メガビームライフルの代わりに通常のビームライフルを装備していた。<br />
+
== 概要 ==
V2の高機動性にアサルトの防御力、バスターの高火力を併せ持った強力な[[モビルスーツ]]となる事が期待されていたが、出力が充分に行き渡っていなかったのか、[[Iフィールド]]を貫通したビームがアーマーを破壊したりしていた。結果的には[[ザンスカール帝国]]の防衛網を1機で掻い潜ったのだが、[[エンジェル・ハイロゥ]]脱出時にはメガビームシールドしか残されていなかった。次の出撃では[[V2アサルトガンダム]]で出撃している。
+
[[リガ・ミリティア]]が開発した試作型[[モビルスーツ]]
  
ごく最近まで型式番号がなかったが、アミューズメント用に販売されたフィギュアでLM314V23/24と明記され、そのまま公式設定になったと思われる。
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[[V2ガンダム]]に[[V2アサルトガンダム|アサルトパーツ]]と[[V2バスターガンダム|バスターパーツ]]の両方を装着した形態。元々、アサルトパーツとバスターパーツは互いに干渉しないように設計されており、全てのパーツを同時に装着する事が可能である。
 +
 
 +
第49話「天使の輪の上で」のみ登場。メガビームシールドを装備して出撃した[[ウッソ・エヴィン]]のV2バスターガンダムにアサルトパーツを戦場で取り付けていた。ただし、この時はマイクロミサイルポッドは外され、メガビームライフルの代わりにV2の通常ビームライフルを装備していた。[[ザンスカール帝国]]の防衛網を1機で掻い潜ったが、[[エンジェル・ハイロゥ]]脱出時にはメガビームシールドしか残されていなかった。次の出撃では[[V2アサルトガンダム]]で出撃している。
 +
 
 +
== 登場作品と操縦者 ==
 +
総じて原作中では「なんでもつけたからって強くなるとは限らない」とでも言いたげな頼りない描写だったが、SRWではそんなことはなく、全ての長所を併せ持ったガンダムタイプ最強クラスのMSとして圧倒的な戦闘力を発揮する。
  
=== スパロボシリーズにおいて ===
 
総じて原作中では「なんでもつけたからって強くなるとは限らない」とでも言いたげな頼りない描写だったが、スパロボ内ではそんなことはなく、全ての長所を併せ持ったガンダムタイプ最強クラスのMSとして圧倒的な戦闘力を発揮する。<br />
 
 
ただし、[[移動力]]や[[運動性]]は若干下がる。条件を満たさなければ入手できない場合もある。
 
ただし、[[移動力]]や[[運動性]]は若干下がる。条件を満たさなければ入手できない場合もある。
  
== 登場作品と操縦者 ==
 
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦G]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦G}}
:初参戦作品。名前が長くて入らないので「V2アサルトバスター」表記。[[V2ガンダム]]のユニットをフル[[改造]]すればアサルトバスターになる。[[Iフィールド]]を持ち、対[[ビーム兵器]]は無敵。[[分身]]もある。ただ、光の翼とロングレンジキャノンは[[マップ兵器]]でP武器が無く、ヴェスバーも[[EN]]を喰うので注意。一応[[EN回復]]が付いているが、申し訳程度。石破天驚拳共々、攻略本に載っていない。分身が使えるので[[ひらめき]]を持たないアムロなどを乗せてもよい。
+
:初登場作品。名前が長くて入らないので「V2アサルトバスター」表記。[[隠し要素/第2次G|隠し要素]][[V2ガンダム]]の機体性能をフル[[改造]]すれば本機になる。
 +
:対[[ビーム兵器]]では無敵となる[[Iフィールド]][[分身]][[ビームシールド]]と防御能力は豊富で、またフル改造前提であるため装甲もかなりの高さになっており防御面はほぼ鉄壁。攻撃面でも2種の[[マップ兵器]]にメガビームライフル、ヴェスバーと高火力なものが揃っていて攻防共に隙がない。
 +
:……と言いたいところだが、メガビームライフル以外はEN消費が非常に激しく、とても燃費が悪い。毎ターン10%の[[EN回復]](実はV2ガンダムの本来のフル改造ボーナス)を持つが、無いよりはマシ程度。加えて本作は容量の都合上どんなユニットも武装は最大4つまでしか持てないため、本機の場合は射撃兵器とマップ兵器で埋まってしまい、V2ガンダムが持っていたビームサーベルなどのP武器がなくなってしまったのも痛い。そのため足を止めずに攻撃するには光の翼に頼らざるを得ない。
 +
:総合的に見れば本作最強のMSなのは間違いないが、1機で何でもできるわけではないので運用には注意が必要。
 +
:パイロットには分身が使えるので[[ひらめき]]を持たないアムロなどを乗せてもよいが、光の翼はV2ガンダムと同じ命中率-50%なので、最も相性が良いのはやはり[[必中]]を持つウッソ……以上に、必中・[[覚醒]]・[[気合]]を持つ上に攻撃力の高い[[ヘレン・ジャクソン|ヘレン]]の方だったりする。彼女は回避能力ではかなり劣るが、そちらも分身と防御能力で補える。
  
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦α]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}
:「天使の輪の上で」の前にアサルトバスターとなる。感覚的には新スーパーロボット大戦と同じ[[能力]]で、最後まで使える機体。[[運動性]]の低下はデフォルトパイロットのウッソが強い為さほど気にならないが、[[移動力]]の低下が痛い。パーツはブースター系のパーツをつけたい。
+
:ラー・カイラム隊ルート第53話終了後にバスターパーツを入手すると同時にようやく使えるようになる。V2の形態の中で[[HP]]と[[EN]]は一番高いが、逆に[[移動力]][[運動性]]は一番低く、パーツスロット1ということも考えると機体性能的にはちょっと厳しい面もある。
;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]
+
:問題なのはロング・レンジ・キャノンの性能で、110の気力制限がある上に燃費が60と非常に重く、EN無改造でギリギリ2発、フル改造でも4発しか撃てない。そのくせ改造ランクの関係で最大攻撃力はZやF91とたった100しか違わない。その他の武装も数こそ多いものの、ヴェスバーはP属性だが威力のわりに燃費が悪く、メガ・ビーム・ライフルは弾数が少ない…と痒い所に手が届かない。決して弱くはないが、改造費がかさむ機体である。
:PS版より攻撃力が若干上昇している。
+
:[[分離]]するか撃墜されるとコアファイターに変化。
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
+
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast}}
:宇宙ルートでは34話、地上ルートでは36話からアサルトバスターに[[換装]]して出撃可能となる。αとほぼ同じ使い勝手だが、V2全般に共通して[[マップ兵器]]版光の翼の弱体化と、武器改造費用の上昇、武器改造効率の低下が痛い。それでも武装の豊富さと地上戦メインの中で空陸ユニットであることは十分利点になる。特にV2バスターと同じく弾数製となったロングレンジキャノンの性能が魅力。
+
::PS版より攻撃力が若干上昇している。
 +
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α外伝}}
 +
:宇宙ルート第32話終了後にバスターパーツを入手して[[換装]]可能になるが、実際に使用できるのは第34話からとなる。やはり前作と同様に移動力と運動性は低下するが、パーツスロットが2に増えたことやヴェスバーの燃費改善にロングレンジキャノンの弾数制への変更など、使い勝手はかなり良くなっている。ただし[[援護]]システムの関係上ロングレンジキャノンを不必要に使いたがるので、万能性を求めるなら光の翼とメガビームライフルを使い分けてくれる[[V2アサルトガンダム|アサルト]]の方が使い勝手が良いかもしれない。
 +
:前作と同様、[[分離]]するか撃墜されるとコアファイターに変化。
  
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦D]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦D}}
:終盤で「[[エンジェル・ハイロゥ]]」ルートを選ぶと、[[アムロ・レイ|アムロ]]のアイデアで[[アストナージ・メドッソ|アストナージ]]によりアサルトパーツとバスターパーツを両方装着して出撃する。以後、アサルトバスターに換装可能になる。今回も隙がないユニットではあるが、改造段階の低さゆえ[[ファンネル]]を搭載したモビルスーツと比べると攻撃力に若干の見劣りがある(無改造及び二周目以降は追い抜く)。しかし、様々な武器を装備しているため、驚異的な継戦能力を誇り主力となる。
+
:終盤で「[[エンジェル・ハイロゥ]]」ルートを選ぶと、[[アムロ・レイ|アムロ]]のアイデアで[[アストナージ・メドッソ|アストナージ]]によりアサルトパーツとバスターパーツを両方装着して出撃する。以後、アサルトバスターに換装可能になる。ルート限定入手の隠しユニットではあるが、[[パッケージイラスト]]と[[オープニング戦闘デモ]]には普通に登場している。
 +
:運動性と移動力こそ下がるものの、様々な長射程武器を装備しており、敵のHPに応じて使い分ける事で高い継戦能力を発揮する。
 +
:ただし光の翼以外の主力武器が軒並みビーム属性だったり最強武器がたった3発しか撃てなかったりと、[[ファンネル]]を搭載したモビルスーツに比べると攻撃力には若干の見劣りがある。
  
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;[[新スーパーロボット大戦]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|新スーパーロボット大戦}}
 
:「エンジェル・ハイロゥ」クリア後にアサルトバスターになる。多種に渡る兵装とIフィールドで攻撃と防御は万全。全く隙のないユニットに。但し移動力と運動性はアサルトやバスターより更に低下している。
 
:「エンジェル・ハイロゥ」クリア後にアサルトバスターになる。多種に渡る兵装とIフィールドで攻撃と防御は万全。全く隙のないユニットに。但し移動力と運動性はアサルトやバスターより更に低下している。
;[[新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク]]
+
:;{{参戦作品 (メカ)|新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク}}
:フリーバトルに登場。また[[カラオケモード]]では、新規に描かれた本機の1枚絵が表示される。
+
::フリーバトルに登場。また[[カラオケモード]]では、新規に描かれた本機の1枚絵が表示される。
 +
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
 +
:通常のV2をすっ飛ばして参戦。SRにアタッカー、SSRに大器版アタッカー・シューターが実装。
 +
:SSRアタッカーは2017年4月のイベント「青い空と虹」にて実装。横4×縦3の攻撃範囲を持ち、高確率でスタンも付与する必殺スキル「光の翼」が強力なアタッカー。ウッソが[[魂]]を持つため道中・ボス戦ともに活躍が期待できる。回避系の精神を持たないのがネックだが、それも「ビームコーティング」である程度補える。
 +
:SSRシューターは2018年5月のイベント「生命をかける少女」にて実装。いわゆる「ヒットアップ」系のアビリティを持ち、ウッソの[[再動]](要パイロットパーツ)との相性は抜群。必殺スキル「メガ・ビーム・キャノン」は威力こそ控えめだが消費コアは一個で済むためΩクロスのつなぎに使いやすい他、複数の敵を巻き込むことで攻撃力を早期に上げることができる。分身系アビリティ「ミノフスキー・ドライブ」でアタッカー版の弱点もある程度克服している。
 +
:2019年11月のイベント「宇宙に揺らぐ陽炎」にてΩスキル搭載大器型SSRブラスターが追加。
 +
:また、助っ人専用として征覇ステージ27Bにて大器型SSRファイターが登場する。
 +
:本作では、何故か設定に反して'''「[[飛行]]」を持たない'''。V2ABに限らずスパクロでは、原作では飛行能力があるのに「飛行」を持っていないユニットが何機か存在している(例を挙げれば[[機動戦士ガンダム00|『00』]]系のガンダム全般等)。
 +
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}
 +
:今回はアサルト及びバスター単体は収録されておらず、素のV2とアサルトバスターの2択換装となる。また、条件付きで加入する2機目のV2はアサルトバスターを装備できず、1機目(ウッソ機)でのみ使用可能。
 +
:本作で唯一の単分離所持。αシリーズとは異なりコアファイターではなく素のV2ガンダムになるため、分離するまで戦っても帰艦せずにそのまま前線に居座れる。ただし装甲は据え置きかつ移動力-1・運動性-10と基礎性能は純粋に落ちている。その分武装の追加が大きく素のV2の欠点だった射程の短さや中間火力の無さを克服しており、光の翼も燃費悪化を引き換えにより高威力となっているため、パーツ入手後はAB形態を主軸に戦わせて問題無いだろう。
 +
:シナリオ中では[[ザンネック]]の長射程と高火力に対抗するため、戦場へ現れたリガ・ミリティアの輸送機に搭載されていたアサルトパーツとバスターパーツを換装して登場。先述の機体特性の変化への言及があり、ウッソは「運動性が落ちた分、重装備を活かした戦い方をすればいい」と要約できる台詞を述べている。
 +
:PVおよび発売当初では腰部アサルトパーツがなくなっていた事が話題になっていた<ref>立ち絵や戦闘アニメでは無くなっていたが、光の翼内でのリアル等身カットインや機体アイコンでは装備している。この件に関しては[https://www.youtube.com/watch?v=_DFP3L0KjHk 「うますぎWAVE」第773回]にて、明言こそ避けているものの「付いているものが付いていなかった」と寺田氏が謝罪している。</ref>が、アップデートver.1.1.0にて修正された。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
==== 本体武装 ====
+
==== 武装 ====
 
;バルカン砲
 
;バルカン砲
 
:頭部に2門内蔵している。コアファイター形態では唯一の武器。
 
:頭部に2門内蔵している。コアファイター形態では唯一の武器。
;マルチプル・ランチャー装備型ビーム・ライフル
+
:[[スーパーロボット大戦α|α]]』『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』ではCT補正が+50と異常に高い。
:本機の主兵装。グリップ部以外はVガンダムの物と形状が異なっている。
 
;;ビーム・ピストル
 
::ビームライフルのグリップを外すとビームピストルになる。Vガンダムの物と同型。
 
::SRWでは未実装。
 
;;マルチプル・ランチャー
 
::ビームライフルに付属しているグレネード弾。
 
;ビーム・サーベル
 
:ビームシールド内に1本ずつ格納している。
 
;光の翼
 
:ミノフスキードライブへ供給されたエネルギーの内、推進力に変換できなかった分を外へ放出する事で発生する現象。ウッソはこれを上手く利用し巨大なビーム・サーベルとして敵を攻撃したり、[[ビームシールド]]の代わりとして使ったりしていた。
 
:しかし、SRWでは防御には使用できない。
 
;;光の翼([[MAP兵器]])
 
::攻撃範囲が非常に広いのが特徴。ただし、攻撃力はかなり低く、消費[[EN]]も尋常でない程高いのが欠点。
 
 
;[[ビームシールド|ビーム・シールド]]
 
;[[ビームシールド|ビーム・シールド]]
:両腕に装備している。
+
:両腕の肘に発生器を内蔵。発生器は縦方向に180度まで展開する事が可能。メガビームシールドを先端部にジョイントする事も可能。
:第2次Gでは特殊能力。
+
:基本的にシールド防御用だが、本形態では下記のメガ・ビーム・シールドにとって代わられることも多い。『第2次G』では特殊能力。
 
+
;[[ビームサーベル|ビーム・サーベル]]
==== アサルトパーツ ====
+
:手首の内側に左右1本ずつ格納している。
;V.S.B.R.(ヴェスバー)
+
:『X-Ω』ではアタッカー版の通常攻撃に使用。
:両腰に1基ずつ装備している。[[ガンダムF91]]などの物と違い、開放バレル式でグリップがない。
+
;[[ビーム・ライフル]]
 +
:本機の主兵装。グリップ部はVガンダムの物と同形状な他、銃身下部にマルチプル・ランチャーを接続可能。
 +
:スパロボではメガ・ビーム・ライフルと両方が採用されやすく、射撃戦での総弾数が増加している。
 +
:『30』では立ち絵の時点で右手にメガ・ビーム・ライフルを携えているからか、あるいは「中距離射撃武器」という役割が似ているからか、アサルトバスター形態では未所持。
 +
:;ビーム・ピストル
 +
::ビーム・ライフルの銃身を外すと露出するビーム拳銃。SRWでは未実装。
 +
:;マルチプル・ランチャー
 +
::ライフルの銃身下部に備え付けられたグレネード弾。アサルトバスターではバスターパーツとして使用している大型弾倉・拡張砲身タイプを装備する。
 +
::『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では初期攻撃力がバルカン以下になっている。
 
;メガ・ビーム・ライフル
 
;メガ・ビーム・ライフル
:Vガンダムのメガビームライフルを参考に開発された武装。バレルユニットとコントロールユニットの2つで構成されており、出力はVガンダムのそれに比べて約2倍である。出力を調整すれば連射も可能。
+
:Vガンダムのビーム・スマートガンを参考に開発された手持ち式ビーム砲。バレルユニットとコントロールユニットの2つで構成されており、出力はVガンダムのそれに比べて約2倍である。出力を調整すれば連射も可能。
:劇中では、1発で複数の敵機をまとめて撃ち落としていたこともあり、[[MAP兵器]]扱いされたことも(新)。
+
:劇中では、1発で複数の敵機をまとめて撃ち落としていた事もあり、『[[新スーパーロボット大戦|新]]』では[[MAP兵器]]扱いされた。
 +
:手持ち武器だが、スパロボを含め多くのゲームタイトルではアサルトの装備として扱われる。
 +
:『X-Ω』ではシューター版・ブラスターの通常攻撃に使用。
 +
:『30』では弾数制の中距離射撃武器として扱われ、反撃などではこれを交えるとENの節約が出来る。
 
;メガ・ビーム・シールド
 
;メガ・ビーム・シールド
:高出力・広範囲のビームを張る事が可能な防御兵装。シールド発生装置が大型化しており、見た目は実体盾のようである。取り付けられた3基のバリアビットを展開してビームを展開する。また、装置とビットの間に発生したビームで敵機を切り裂いたり、V字マークからビームを発射するなど、攻撃にも使用できる。[[Vガンダム]]が使用した事もあったが、過負荷で故障を起こしている。
+
:3基のバリアビットを搭載した大型の実体盾。Vガンダムが使用した事もあったが、過負荷で故障を起こしている。
:現在、SRWでこの兵装を再現したことはない。「ただの飾り」なのが悲しい。
+
:バリアビットを分離して広範囲にビームシールドを展開できる他、ビームで敵機を切り裂いたり、シールドのV字マーク部からビームを発射する等、攻撃にも使用できる。
 +
:V2の手持ち武器の為どちらの形態という括りはないが、メガ・ビーム・ライフル同様スパロボを含め多くのゲームタイトルではアサルトの装備として扱われる。
 +
:SRWではアサルトバスター時はV字マーク部のビーム攻撃はほぼ採用されず、基本的にシールド防御としてのみ使われる。また、『D』などまったく描かれないタイトルもある(パッケージには描かれている)。
 +
;V.S.B.R.(ヴェスバー)
 +
:アサルトパーツの装備。両腰ハードポイントに1基ずつ装備している。[[ガンダムF91|F91]]等の物と違い、開放バレル式でグリップが無い。
 +
:スパロボでは単体武装としては『第2次G』『α』『D』で採用。『X-Ω』では一斉攻撃時の演出内に含まれている。
 +
;[[Iフィールド]]・ジェネレーター
 +
:アサルトパーツの装備。両肩の追加装甲に内蔵されている装備だが、原作では明確に機能しているシーンは皆無。ビームを防いでいるかのようなシーンは一度だけあったが、装甲が融解しているかのように描かれていたので、Iフィールドは発生せず表面に施された対ビームコーティングが防いだ可能性が高い。
 +
;オーバーハングパック
 +
:バスターパーツの装備。背部に装備した2種のビーム兵器の複合ユニット。
 +
:;メガ・ビーム・キャノン/ロングレンジキャノン
 +
::オーバーハングパック右側に装備された長砲身のビームキャノン。「ロングレンジキャノン」とも呼ばれる。戦艦をビームシールドごと一撃で沈める威力がある。ただ、その長い砲身は接近戦には邪魔であり、度々切り裂かれていた。
 +
::『[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]』では[[MAP兵器]]扱いされたこともある。
 +
::『α』『α外伝』では「ロングレンジキャノン」名義で、光の翼よりも強力な最強武器として設定された。
 +
::『[[スーパーロボット大戦30|30]]』では光の翼よりも威力は低いが長射程の準最強武器のポジション。ウッソ搭乗時のみ専用のカットインが追加される。
 +
::『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』ではシューター版の必殺スキルに採用。
 +
:;スプレー・ビーム・ポッド
 +
::オーバーハングパック左側に装備された拡散ビーム砲。「スプレーガン」とも呼ばれていた。
 +
::『α』ではそこそこの威力・射程だが移動後使用不可で弾数2、『30』では低威力だが中射程移動後可能・EN消費タイプの攻撃として採用。
 +
;[[マイクロミサイル|マイクロ・ミサイル・ポッド]]
 +
:バスターパーツの装備。スカート前後に計4基、両脚部ハードポイントに2基装備。1基あたり18発ほど内蔵している。上述のとおり、原作では装備していない。
 +
:スパロボでは「α」「D」で採用。
 +
:『[[スーパーロボット大戦D|D]]』ではP属性のある着弾点指定型MAP兵器だが、攻撃力はかなり低め。
  
==== バスターパーツ ====
+
==== 必殺技 ====
;マイクロ・ミサイル・ポッド
+
;光の翼
:腰アーマーに4基、両脚部に2基装備。1基あたり18発ほど内蔵している。
+
:ミノフスキードライブへ供給されたエネルギーの内、推進力に変換できなかった分を外へ放出する事で発生する現象。
;スプレー・ビーム・ポッド
+
:本来は機体の欠陥として発生した現象であるが、ウッソはこれを上手く利用し巨大なビーム・サーベルとして敵を攻撃したり、[[ビームシールド]]の代わりとして使ったりしていた。しかし、SRWでは防御には使用しない。
:背部左側に装備された武装。広範囲に拡散ビームを放つ。「スプレーガン」とも呼ばれていた。
+
:『X-Ω』ではアタッカー版の必殺スキルに採用。
;メガ・ビーム・キャノン
+
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』ではウッソ搭乗時のみ専用のカットインが追加され、準専用機といった趣を見せている他、翼の色が最大パワー状態のピンクの光になっている。
:背部右肩に装備された武装。長砲身のビームキャノンで、戦艦をビームシールドごと一撃で沈める威力がある。ただ、その長い砲身は接近戦には邪魔であり、たびたび切り裂かれていた。
+
:戦闘演出では翼を展開しつつ突撃して翼の間のメガ粒子に巻き込んだ後、非撃墜時はV2と同じように右の翼を当てて斬り抜ける。
:シリーズによっては[[MAP兵器]]扱いされたことも(第2次G)。「ロングレンジキャノン」とも呼ばれる。
+
:とどめ確定時は斬り抜けではなく敵に組み付いて押し出つつアサルトバスターパーツをパージし、ビームシールドで翼を引き寄せての2連撃<ref>最終決戦でゴトラタンのメガビームキャノンを防ぎ、逆に吹き飛ばした動きのアレンジ。</ref>を繰り出す。最後は敵の爆発を頭上に掲げたシールドで防いだ後、爆炎の中からゆっくりと落下する。
 +
:スパロボではよくあることだが、使っても単分離は使用されず、攻撃後もアサルトバスター状態を維持する。
 +
:;光の翼([[MAP兵器]]
 +
::攻撃範囲が非常に広いのが特徴。ただし攻撃力はかなり低く、消費[[EN]]も尋常でない程高いのが欠点。
 +
::『30』では威力がややマシになり移動後に使えるものの、範囲がかなり細く複数の敵を巻き込みにくくなった。その分立ち位置を調整して味方の間を通すように使ったり、ボス相手に反撃をされずに攻撃する手段として用いるのもアリかもしれない。
 +
:;光の翼(コンボ)
 +
::『X-Ω』でのブラスター版必殺スキル。各種ビームライフルと光の翼を用いた連続攻撃となっている。
  
 
=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===
100行目: 157行目:
 
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]、[[撃ち落とし]]を発動する。
 
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]、[[撃ち落とし]]を発動する。
 
;[[対ビームコーティング]]
 
;[[対ビームコーティング]]
:ボディの各部に装着された追加装甲。ビームが着弾すると瞬時にプラズマ化して本体を防護する。
+
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』で装備。ビーム属性の一定ダメージをカットする。
 
;[[Iフィールド]]
 
;[[Iフィールド]]
:両肩の追加装甲に内蔵されている装備。原作ではほとんど機能していなかった。
+
:アサルトパーツが持つ[[バリア]]
 +
:『30』では射撃のビーム攻撃を1500軽減する。気力110以上で発動。ENを10消費。
 
;[[分身]]
 
;[[分身]]
:本機は分身機能はないため、おそらくボンボン漫画版の再現。
+
:ミノフスキー・ドライブによる高速移動の再現、あるいはボンボン漫画版の描写から搭載されることが多い。
 +
:『30』ではウッソのエースボーナスにより付与される[[特殊回避]]として再現される形となったため、機体側としては未採用。
 
;[[換装]]
 
;[[換装]]
 
:[[V2ガンダム|通常形態]]、[[V2アサルトガンダム|アサルト]]、[[V2バスターガンダム|バスター]]へと換装する。
 
:[[V2ガンダム|通常形態]]、[[V2アサルトガンダム|アサルト]]、[[V2バスターガンダム|バスター]]へと換装する。
 
;[[分離]]
 
;[[分離]]
:[[αシリーズ]]では分離可能。
+
:[[αシリーズ]]」では[[コアファイター (V2)]]に分離可能だが、ほぼ戦闘不能レベル。
 +
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』では[[V2ガンダム]]に分離可能。こちらは分離後も十二分に戦闘が可能である。アサルトパーツもバスターパーツも、敵に破壊されてパーツは損壊するが本体は無事というシーンがあるので、その再現だろうか。
  
=== 移動タイプ ===
+
===移動タイプ===
 
;[[空]]・[[陸]]
 
;[[空]]・[[陸]]
 
:[[飛行]]可能。
 
:[[飛行]]可能。
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=== [[改造|機体フル改造時のカスタムボーナス]] ===
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===カスタムボーナス===
;[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]
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;元気の印
:元気の印(V2アサルトバスター自体がフル改造で変化するユニットであるため、実質的に標準能力に)
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:『[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]』。V2アサルトバスター自体がフル改造で変化するユニットであるため、実質的に標準能力に。
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;「光の翼」の攻撃力+200、消費EN-15。移動力+1。
 +
:『30』で採用。順当に最強技の使い勝手を良くするボーナス。これ単独で使い放題とまではいかないが、特殊スキルや強化パーツの割合軽減系効果を先に計算してからカスタムボーナスの固定値軽減を適用するため、50%軽減させた場合は消費を90から30にまで抑えられる。
 +
:元々の気力制限の軽さもあり、軽くすればするだけ普段使いもしやすくなるためできるだけ重ねておきたい。ウッソはEセーブL1を初期習得しているため追加育成の手間も少し省ける。
 +
:移動力強化もシンプルに強力。ウッソの狙撃・ハロの加速と合わせてかなり遠くの敵も射程に収められる。
  
== [[BGM|機体BGM]] ==
+
==機体BGM==
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;「STAND UP TO THE VICTORY」
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:前期OPテーマ。『[[新スーパーロボット大戦|]]』『30』で採用。
 
;「DON'T STOP CARRY ON」
 
;「DON'T STOP CARRY ON」
:第3クール以降のOPテーマ。
+
:後期OPテーマ。『第2次G』『α』『α外伝』『D』で採用。
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:『30』ではDLC適用時に原曲がデフォルトBGMとなる。
  
== 余談 ==
+
==余談==
*ビデオ最終巻のパッケージやBB戦士の組み立て説明書など、各媒体で「最強のモビルスーツ」という謳い文句が頻繁に用いられていたが、実際の劇中では1話のみの登場に過ぎず、しかもパーツを全て装備してはおらず、その上すぐアサルトに戻ってしまうという扱いだった。
+
*1/100スケールのV2アサルトとV2バスターの[[ガンプラ]]の両方を買って組み合わせる事で本形態を作る事はできるが、元々組み合わせる事を前提には設計されていないらしく、アサルトとバスターのパーツ同士が干渉し合うため手足が殆ど動かない。更に上半身ばかりが重くなる為自立が難しく、関節もすぐヘタれる。補うには改造しかない。にもかかわらず低年齢向けのガンプラ関連書籍等では、本形態が独立した商品であるかのように紹介された事もある。
*1/100スケールのV2アサルトとV2バスターのガンプラの両方を買って組み合わせる事で本形態を作ることはできるが、元々組み合わせる事を前提には設計されていないらしく、アサルトとバスターのパーツ同士が干渉し合うため手足が殆ど動かない。更に上半身ばかりが重くなる為自立が難しく、関節もすぐヘタれる。補うには改造しかない。にもかかわらず低年齢向けのガンプラ関連書籍などでは、本形態が独立した商品であるかのように紹介された事もある。後の2010年、「ROBOT魂」でこれらの問題を消化したV2アサルトバスターが発売されている。
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**後の2010年、「ROBOT魂」でこれらの問題を消化したV2アサルトバスターが発売されている。さらに後年の2015年には、ついに本形態を1商品で完成できるガンプラ(HGUC)が発売された<ref>ただしHGUCではメガビームシールドはグリップを手で持って保持する仕様になっているため、『Vガンダム』放送当時に描かれた「ビームライフルとメガビームライフルを左右の手で構えつつメガビームシールドを左腕に装着したアサルトバスター」という公式イラストの再現ができない(旧1/100は可能)という欠点もある。</ref>。
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*『新[[SDガンダム外伝]] ナイトガンダム<ruby><rb>物語</rb><rt>ストーリー</rt></ruby>』では本機をモチーフとした幻魔皇帝アサルトバスターが'''[[ラストボス]]'''として登場している。全身に目玉や牙の意匠が施されたその姿は非常に禍々しく、[[シャッコー]]をモチーフにした主人公・魔竜剣士ゼロガンダムのヒロイックなデザインと比較すると扱いは対照的である。というか名前がアサルトバスターでないとモチーフが完全にわからないレベル。
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**アサルトバスターの印象で見落とされがちだが作品内におけるV2がモチーフのキャラは騎士ヴイスクエアも該当し、ヴイスクエアは味方キャラにして、ゼロを導く役どころである。また幻魔皇帝アサルトバスターの嘗ての姿は嵐虎騎士ブイツーであり、こちらもV2モチーフのキャラになっている。
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*大抵の[[コンピュータゲーム|ゲーム作品]]では最強形態として扱われているが、初期のGジェネシリーズでは仕様上4枠しかない武装欄の3枠がMAP兵器で非常に扱いにくい。…というよりもシリーズのMAP兵器の仕様上はっきり言って使えないのも同然の機体となっている。
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**『[[機動戦士ガンダムSEED]]』と共演している場合、[[デュエルガンダム アサルトシュラウド|デュエルガンダム '''アサルト'''シュラウド]]と[[バスターガンダム|'''バスター'''ガンダム]]を設計(掛け合わせ)して生産可能という名前ネタがお約束になっており、性能に反して早期に入手可能というメリットも。
  
== 商品情報 ==
+
==脚注 ==
;<amazon>B002DTYYG2</amazon><amazon>B002V8GXFA</amazon>
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<references />
:パーツの差し替えにより通常、アサルト、バスター、アサルトバスターの4形態に。
 
  
== 資料リンク ==
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==商品情報==
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<amazon>B00U7A8K7I</amazon><amazon>B002V8GXFA</amazon><amazon>B002DTYYG2</amazon>
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==資料リンク==
 
*[[GUNDAM:V2アサルトバスターガンダム]]
 
*[[GUNDAM:V2アサルトバスターガンダム]]
  
== リンク ==
 
 
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2024年6月22日 (土) 14:50時点における最新版

V2アサルトバスターガンダムは『機動戦士Vガンダム』の主役メカの一つ。

V2アサルトバスターガンダム
登場作品

ガンダムシリーズ

初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦G
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類 汎用モビルスーツ
型式番号 LM314V23/24
頭頂高 15.5 m
本体重量 13.8 t
全備重量 19.9 t
動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 7,510 kW
推進機関 ミノフスキードライブ×2基
スラスター推力

16,700 kg×2
4,770 kg×7

総推力
計測不能
アポジモーター 46
装甲材質 ガンダリウム合金スーパーセラミック複合材兼対ビームコーティング装甲
素体 V2ガンダム
開発 リガ・ミリティア
所属 リガ・ミリティア
主なパイロット ウッソ・エヴィン
テンプレートを表示

概要編集

リガ・ミリティアが開発した試作型モビルスーツ

V2ガンダムアサルトパーツバスターパーツの両方を装着した形態。元々、アサルトパーツとバスターパーツは互いに干渉しないように設計されており、全てのパーツを同時に装着する事が可能である。

第49話「天使の輪の上で」のみ登場。メガビームシールドを装備して出撃したウッソ・エヴィンのV2バスターガンダムにアサルトパーツを戦場で取り付けていた。ただし、この時はマイクロミサイルポッドは外され、メガビームライフルの代わりにV2の通常ビームライフルを装備していた。ザンスカール帝国の防衛網を1機で掻い潜ったが、エンジェル・ハイロゥ脱出時にはメガビームシールドしか残されていなかった。次の出撃ではV2アサルトガンダムで出撃している。

登場作品と操縦者編集

総じて原作中では「なんでもつけたからって強くなるとは限らない」とでも言いたげな頼りない描写だったが、SRWではそんなことはなく、全ての長所を併せ持ったガンダムタイプ最強クラスのMSとして圧倒的な戦闘力を発揮する。

ただし、移動力運動性は若干下がる。条件を満たさなければ入手できない場合もある。

旧シリーズ編集

第2次スーパーロボット大戦G
初登場作品。名前が長くて入らないので「V2アサルトバスター」表記。隠し要素V2ガンダムの機体性能をフル改造すれば本機になる。
ビーム兵器では無敵となるIフィールド分身ビームシールドと防御能力は豊富で、またフル改造前提であるため装甲もかなりの高さになっており防御面はほぼ鉄壁。攻撃面でも2種のマップ兵器にメガビームライフル、ヴェスバーと高火力なものが揃っていて攻防共に隙がない。
……と言いたいところだが、メガビームライフル以外はEN消費が非常に激しく、とても燃費が悪い。毎ターン10%のEN回復(実はV2ガンダムの本来のフル改造ボーナス)を持つが、無いよりはマシ程度。加えて本作は容量の都合上どんなユニットも武装は最大4つまでしか持てないため、本機の場合は射撃兵器とマップ兵器で埋まってしまい、V2ガンダムが持っていたビームサーベルなどのP武器がなくなってしまったのも痛い。そのため足を止めずに攻撃するには光の翼に頼らざるを得ない。
総合的に見れば本作最強のMSなのは間違いないが、1機で何でもできるわけではないので運用には注意が必要。
パイロットには分身が使えるのでひらめきを持たないアムロなどを乗せてもよいが、光の翼はV2ガンダムと同じ命中率-50%なので、最も相性が良いのはやはり必中を持つウッソ……以上に、必中・覚醒気合を持つ上に攻撃力の高いヘレンの方だったりする。彼女は回避能力ではかなり劣るが、そちらも分身と防御能力で補える。

αシリーズ編集

スーパーロボット大戦α
ラー・カイラム隊ルート第53話終了後にバスターパーツを入手すると同時にようやく使えるようになる。V2の形態の中でHPENは一番高いが、逆に移動力運動性は一番低く、パーツスロット1ということも考えると機体性能的にはちょっと厳しい面もある。
問題なのはロング・レンジ・キャノンの性能で、110の気力制限がある上に燃費が60と非常に重く、EN無改造でギリギリ2発、フル改造でも4発しか撃てない。そのくせ改造ランクの関係で最大攻撃力はZやF91とたった100しか違わない。その他の武装も数こそ多いものの、ヴェスバーはP属性だが威力のわりに燃費が悪く、メガ・ビーム・ライフルは弾数が少ない…と痒い所に手が届かない。決して弱くはないが、改造費がかさむ機体である。
分離するか撃墜されるとコアファイターに変化。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
PS版より攻撃力が若干上昇している。
スーパーロボット大戦α外伝
宇宙ルート第32話終了後にバスターパーツを入手して換装可能になるが、実際に使用できるのは第34話からとなる。やはり前作と同様に移動力と運動性は低下するが、パーツスロットが2に増えたことやヴェスバーの燃費改善にロングレンジキャノンの弾数制への変更など、使い勝手はかなり良くなっている。ただし援護システムの関係上ロングレンジキャノンを不必要に使いたがるので、万能性を求めるなら光の翼とメガビームライフルを使い分けてくれるアサルトの方が使い勝手が良いかもしれない。
前作と同様、分離するか撃墜されるとコアファイターに変化。

携帯機シリーズ編集

スーパーロボット大戦D
終盤で「エンジェル・ハイロゥ」ルートを選ぶと、アムロのアイデアでアストナージによりアサルトパーツとバスターパーツを両方装着して出撃する。以後、アサルトバスターに換装可能になる。ルート限定入手の隠しユニットではあるが、パッケージイラストオープニング戦闘デモには普通に登場している。
運動性と移動力こそ下がるものの、様々な長射程武器を装備しており、敵のHPに応じて使い分ける事で高い継戦能力を発揮する。
ただし光の翼以外の主力武器が軒並みビーム属性だったり最強武器がたった3発しか撃てなかったりと、ファンネルを搭載したモビルスーツに比べると攻撃力には若干の見劣りがある。

単独作品編集

新スーパーロボット大戦
「エンジェル・ハイロゥ」クリア後にアサルトバスターになる。多種に渡る兵装とIフィールドで攻撃と防御は万全。全く隙のないユニットに。但し移動力と運動性はアサルトやバスターより更に低下している。
新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
フリーバトルに登場。またカラオケモードでは、新規に描かれた本機の1枚絵が表示される。
スーパーロボット大戦X-Ω
通常のV2をすっ飛ばして参戦。SRにアタッカー、SSRに大器版アタッカー・シューターが実装。
SSRアタッカーは2017年4月のイベント「青い空と虹」にて実装。横4×縦3の攻撃範囲を持ち、高確率でスタンも付与する必殺スキル「光の翼」が強力なアタッカー。ウッソがを持つため道中・ボス戦ともに活躍が期待できる。回避系の精神を持たないのがネックだが、それも「ビームコーティング」である程度補える。
SSRシューターは2018年5月のイベント「生命をかける少女」にて実装。いわゆる「ヒットアップ」系のアビリティを持ち、ウッソの再動(要パイロットパーツ)との相性は抜群。必殺スキル「メガ・ビーム・キャノン」は威力こそ控えめだが消費コアは一個で済むためΩクロスのつなぎに使いやすい他、複数の敵を巻き込むことで攻撃力を早期に上げることができる。分身系アビリティ「ミノフスキー・ドライブ」でアタッカー版の弱点もある程度克服している。
2019年11月のイベント「宇宙に揺らぐ陽炎」にてΩスキル搭載大器型SSRブラスターが追加。
また、助っ人専用として征覇ステージ27Bにて大器型SSRファイターが登場する。
本作では、何故か設定に反して飛行」を持たない。V2ABに限らずスパクロでは、原作では飛行能力があるのに「飛行」を持っていないユニットが何機か存在している(例を挙げれば『00』系のガンダム全般等)。
スーパーロボット大戦30
今回はアサルト及びバスター単体は収録されておらず、素のV2とアサルトバスターの2択換装となる。また、条件付きで加入する2機目のV2はアサルトバスターを装備できず、1機目(ウッソ機)でのみ使用可能。
本作で唯一の単分離所持。αシリーズとは異なりコアファイターではなく素のV2ガンダムになるため、分離するまで戦っても帰艦せずにそのまま前線に居座れる。ただし装甲は据え置きかつ移動力-1・運動性-10と基礎性能は純粋に落ちている。その分武装の追加が大きく素のV2の欠点だった射程の短さや中間火力の無さを克服しており、光の翼も燃費悪化を引き換えにより高威力となっているため、パーツ入手後はAB形態を主軸に戦わせて問題無いだろう。
シナリオ中ではザンネックの長射程と高火力に対抗するため、戦場へ現れたリガ・ミリティアの輸送機に搭載されていたアサルトパーツとバスターパーツを換装して登場。先述の機体特性の変化への言及があり、ウッソは「運動性が落ちた分、重装備を活かした戦い方をすればいい」と要約できる台詞を述べている。
PVおよび発売当初では腰部アサルトパーツがなくなっていた事が話題になっていた[1]が、アップデートver.1.1.0にて修正された。

装備・機能編集

V2アサルト及びV2バスターの武装を全て使用できる。

武装・必殺武器編集

武装編集

バルカン砲
頭部に2門内蔵している。コアファイター形態では唯一の武器。
α』『α外伝』ではCT補正が+50と異常に高い。
ビーム・シールド
両腕の肘に発生器を内蔵。発生器は縦方向に180度まで展開する事が可能。メガビームシールドを先端部にジョイントする事も可能。
基本的にシールド防御用だが、本形態では下記のメガ・ビーム・シールドにとって代わられることも多い。『第2次G』では特殊能力。
ビーム・サーベル
手首の内側に左右1本ずつ格納している。
『X-Ω』ではアタッカー版の通常攻撃に使用。
ビーム・ライフル
本機の主兵装。グリップ部はVガンダムの物と同形状な他、銃身下部にマルチプル・ランチャーを接続可能。
スパロボではメガ・ビーム・ライフルと両方が採用されやすく、射撃戦での総弾数が増加している。
『30』では立ち絵の時点で右手にメガ・ビーム・ライフルを携えているからか、あるいは「中距離射撃武器」という役割が似ているからか、アサルトバスター形態では未所持。
ビーム・ピストル
ビーム・ライフルの銃身を外すと露出するビーム拳銃。SRWでは未実装。
マルチプル・ランチャー
ライフルの銃身下部に備え付けられたグレネード弾。アサルトバスターではバスターパーツとして使用している大型弾倉・拡張砲身タイプを装備する。
α』では初期攻撃力がバルカン以下になっている。
メガ・ビーム・ライフル
Vガンダムのビーム・スマートガンを参考に開発された手持ち式ビーム砲。バレルユニットとコントロールユニットの2つで構成されており、出力はVガンダムのそれに比べて約2倍である。出力を調整すれば連射も可能。
劇中では、1発で複数の敵機をまとめて撃ち落としていた事もあり、『』ではMAP兵器扱いされた。
手持ち武器だが、スパロボを含め多くのゲームタイトルではアサルトの装備として扱われる。
『X-Ω』ではシューター版・ブラスターの通常攻撃に使用。
『30』では弾数制の中距離射撃武器として扱われ、反撃などではこれを交えるとENの節約が出来る。
メガ・ビーム・シールド
3基のバリアビットを搭載した大型の実体盾。Vガンダムが使用した事もあったが、過負荷で故障を起こしている。
バリアビットを分離して広範囲にビームシールドを展開できる他、ビームで敵機を切り裂いたり、シールドのV字マーク部からビームを発射する等、攻撃にも使用できる。
V2の手持ち武器の為どちらの形態という括りはないが、メガ・ビーム・ライフル同様スパロボを含め多くのゲームタイトルではアサルトの装備として扱われる。
SRWではアサルトバスター時はV字マーク部のビーム攻撃はほぼ採用されず、基本的にシールド防御としてのみ使われる。また、『D』などまったく描かれないタイトルもある(パッケージには描かれている)。
V.S.B.R.(ヴェスバー)
アサルトパーツの装備。両腰ハードポイントに1基ずつ装備している。F91等の物と違い、開放バレル式でグリップが無い。
スパロボでは単体武装としては『第2次G』『α』『D』で採用。『X-Ω』では一斉攻撃時の演出内に含まれている。
Iフィールド・ジェネレーター
アサルトパーツの装備。両肩の追加装甲に内蔵されている装備だが、原作では明確に機能しているシーンは皆無。ビームを防いでいるかのようなシーンは一度だけあったが、装甲が融解しているかのように描かれていたので、Iフィールドは発生せず表面に施された対ビームコーティングが防いだ可能性が高い。
オーバーハングパック
バスターパーツの装備。背部に装備した2種のビーム兵器の複合ユニット。
メガ・ビーム・キャノン/ロングレンジキャノン
オーバーハングパック右側に装備された長砲身のビームキャノン。「ロングレンジキャノン」とも呼ばれる。戦艦をビームシールドごと一撃で沈める威力がある。ただ、その長い砲身は接近戦には邪魔であり、度々切り裂かれていた。
第2次G』ではMAP兵器扱いされたこともある。
『α』『α外伝』では「ロングレンジキャノン」名義で、光の翼よりも強力な最強武器として設定された。
30』では光の翼よりも威力は低いが長射程の準最強武器のポジション。ウッソ搭乗時のみ専用のカットインが追加される。
X-Ω』ではシューター版の必殺スキルに採用。
スプレー・ビーム・ポッド
オーバーハングパック左側に装備された拡散ビーム砲。「スプレーガン」とも呼ばれていた。
『α』ではそこそこの威力・射程だが移動後使用不可で弾数2、『30』では低威力だが中射程移動後可能・EN消費タイプの攻撃として採用。
マイクロ・ミサイル・ポッド
バスターパーツの装備。スカート前後に計4基、両脚部ハードポイントに2基装備。1基あたり18発ほど内蔵している。上述のとおり、原作では装備していない。
スパロボでは「α」「D」で採用。
D』ではP属性のある着弾点指定型MAP兵器だが、攻撃力はかなり低め。

必殺技編集

光の翼
ミノフスキードライブへ供給されたエネルギーの内、推進力に変換できなかった分を外へ放出する事で発生する現象。
本来は機体の欠陥として発生した現象であるが、ウッソはこれを上手く利用し巨大なビーム・サーベルとして敵を攻撃したり、ビームシールドの代わりとして使ったりしていた。しかし、SRWでは防御には使用しない。
『X-Ω』ではアタッカー版の必殺スキルに採用。
30』ではウッソ搭乗時のみ専用のカットインが追加され、準専用機といった趣を見せている他、翼の色が最大パワー状態のピンクの光になっている。
戦闘演出では翼を展開しつつ突撃して翼の間のメガ粒子に巻き込んだ後、非撃墜時はV2と同じように右の翼を当てて斬り抜ける。
とどめ確定時は斬り抜けではなく敵に組み付いて押し出つつアサルトバスターパーツをパージし、ビームシールドで翼を引き寄せての2連撃[2]を繰り出す。最後は敵の爆発を頭上に掲げたシールドで防いだ後、爆炎の中からゆっくりと落下する。
スパロボではよくあることだが、使っても単分離は使用されず、攻撃後もアサルトバスター状態を維持する。
光の翼(MAP兵器
攻撃範囲が非常に広いのが特徴。ただし攻撃力はかなり低く、消費ENも尋常でない程高いのが欠点。
『30』では威力がややマシになり移動後に使えるものの、範囲がかなり細く複数の敵を巻き込みにくくなった。その分立ち位置を調整して味方の間を通すように使ったり、ボス相手に反撃をされずに攻撃する手段として用いるのもアリかもしれない。
光の翼(コンボ)
『X-Ω』でのブラスター版必殺スキル。各種ビームライフルと光の翼を用いた連続攻撃となっている。

特殊能力編集

剣装備、盾装備、銃装備
切り払いシールド防御撃ち落としを発動する。
対ビームコーティング
X-Ω』で装備。ビーム属性の一定ダメージをカットする。
Iフィールド
アサルトパーツが持つバリア
『30』では射撃のビーム攻撃を1500軽減する。気力110以上で発動。ENを10消費。
分身
ミノフスキー・ドライブによる高速移動の再現、あるいはボンボン漫画版の描写から搭載されることが多い。
『30』ではウッソのエースボーナスにより付与される特殊回避として再現される形となったため、機体側としては未採用。
換装
通常形態アサルトバスターへと換装する。
分離
αシリーズ」ではコアファイター (V2)に分離可能だが、ほぼ戦闘不能レベル。
30』ではV2ガンダムに分離可能。こちらは分離後も十二分に戦闘が可能である。アサルトパーツもバスターパーツも、敵に破壊されてパーツは損壊するが本体は無事というシーンがあるので、その再現だろうか。

移動タイプ編集

飛行可能。

サイズ編集

M

カスタムボーナス編集

元気の印
第2次G』。V2アサルトバスター自体がフル改造で変化するユニットであるため、実質的に標準能力に。
「光の翼」の攻撃力+200、消費EN-15。移動力+1。
『30』で採用。順当に最強技の使い勝手を良くするボーナス。これ単独で使い放題とまではいかないが、特殊スキルや強化パーツの割合軽減系効果を先に計算してからカスタムボーナスの固定値軽減を適用するため、50%軽減させた場合は消費を90から30にまで抑えられる。
元々の気力制限の軽さもあり、軽くすればするだけ普段使いもしやすくなるためできるだけ重ねておきたい。ウッソはEセーブL1を初期習得しているため追加育成の手間も少し省ける。
移動力強化もシンプルに強力。ウッソの狙撃・ハロの加速と合わせてかなり遠くの敵も射程に収められる。

機体BGM編集

「STAND UP TO THE VICTORY」
前期OPテーマ。『』『30』で採用。
「DON'T STOP CARRY ON」
後期OPテーマ。『第2次G』『α』『α外伝』『D』で採用。
『30』ではDLC適用時に原曲がデフォルトBGMとなる。

余談編集

  • 1/100スケールのV2アサルトとV2バスターのガンプラの両方を買って組み合わせる事で本形態を作る事はできるが、元々組み合わせる事を前提には設計されていないらしく、アサルトとバスターのパーツ同士が干渉し合うため手足が殆ど動かない。更に上半身ばかりが重くなる為自立が難しく、関節もすぐヘタれる。補うには改造しかない。にもかかわらず低年齢向けのガンプラ関連書籍等では、本形態が独立した商品であるかのように紹介された事もある。
    • 後の2010年、「ROBOT魂」でこれらの問題を消化したV2アサルトバスターが発売されている。さらに後年の2015年には、ついに本形態を1商品で完成できるガンプラ(HGUC)が発売された[3]
  • 『新SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語ストーリー』では本機をモチーフとした幻魔皇帝アサルトバスターがラストボスとして登場している。全身に目玉や牙の意匠が施されたその姿は非常に禍々しく、シャッコーをモチーフにした主人公・魔竜剣士ゼロガンダムのヒロイックなデザインと比較すると扱いは対照的である。というか名前がアサルトバスターでないとモチーフが完全にわからないレベル。
    • アサルトバスターの印象で見落とされがちだが作品内におけるV2がモチーフのキャラは騎士ヴイスクエアも該当し、ヴイスクエアは味方キャラにして、ゼロを導く役どころである。また幻魔皇帝アサルトバスターの嘗ての姿は嵐虎騎士ブイツーであり、こちらもV2モチーフのキャラになっている。
  • 大抵のゲーム作品では最強形態として扱われているが、初期のGジェネシリーズでは仕様上4枠しかない武装欄の3枠がMAP兵器で非常に扱いにくい。…というよりもシリーズのMAP兵器の仕様上はっきり言って使えないのも同然の機体となっている。

脚注 編集

  1. 立ち絵や戦闘アニメでは無くなっていたが、光の翼内でのリアル等身カットインや機体アイコンでは装備している。この件に関しては「うますぎWAVE」第773回にて、明言こそ避けているものの「付いているものが付いていなかった」と寺田氏が謝罪している。
  2. 最終決戦でゴトラタンのメガビームキャノンを防ぎ、逆に吹き飛ばした動きのアレンジ。
  3. ただしHGUCではメガビームシールドはグリップを手で持って保持する仕様になっているため、『Vガンダム』放送当時に描かれた「ビームライフルとメガビームライフルを左右の手で構えつつメガビームシールドを左腕に装着したアサルトバスター」という公式イラストの再現ができない(旧1/100は可能)という欠点もある。

商品情報編集

資料リンク編集