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199 バイト除去 、 2014年12月2日 (火) 17:10
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*メカニックデザイン:出渕裕
 
*メカニックデザイン:出渕裕
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[[ネオ・ジオン]]軍が開発した分離可変型[[モビルスーツ]]。</br>
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[[ネオ・ジオン]]軍が開発した分離可変型[[モビルスーツ]]。開発に際しては[[Ζガンダム]]や[[ΖΖガンダム]]が参考になっており、外見は特にΖガンダムと類似している。</br>
[[地球連邦軍]]が開発した[[ガンダム]]や[[ΖΖガンダム]]と同様に機体は上半身と下半身が分離して、それぞれ「バウ・アタッカー」、「バウ・ナッター」に変形する事で大気圏内を飛行可能となる。バウ・ナッターはバウ・アタッカーから遠隔操作で運用され、質量爆弾として使う事も出来る。後に本機は量産されたが、[[量産型]]は分離合体システムが省略されているという説がある。
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ΖΖガンダムと同様に機体は上半身と下半身が分離して、それぞれ「バウ・アタッカー」、「バウ・ナッター」に変形する事で大気圏内を飛行可能となる。バウ・ナッターはバウ・アタッカーから遠隔操作で運用され、質量爆弾として使う事も出来る。
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まず、朱色に塗装された試作機に[[グレミー・トト]]が乗り込んだが、サハラ砂漠での戦闘で[[ビーチャ・オーレグ]]の[[百式]]によって撃墜されている。その後、緑色の量産型がアリアス・モマの部隊によって運用されている。また、グレミーが反乱を起こした際は灰色のカラーリングの機体が登場している。
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朱色に塗装された試作機に[[グレミー・トト]]が乗り込んだ。腰部スカートには漢字の「龍」の下に「飛」と書かれたマーキングがされているが、これは一文字で「バウ」と読む。[[百式]]と同様に、監督の富野由悠季氏のアイディアである。<br />
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最終的にはサハラ砂漠での戦闘で[[ビーチャ・オーレグ]]の[[百式]]によって撃墜されている。
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腰部スカートには漢字の「龍」の下に「飛」と書かれたマーキングがされているが、これは一文字で「バウ」と読む。[[百式]]と同様に、監督の富野由悠季氏のアイディアである。
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後に本機はカラーリングが緑に変更され量産された。基本性能は試作機と変わらないが、分離合体システムが省略されているという説がある(SRWやプラモデルでは変形可能)。少数が量産され、[[アリアス・モマ]]らが搭乗した。<br />
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また、グレミーが反乱を起こした際は灰色のカラーリングの機体が登場している。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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== 機体[[BGM]] ==
 
== 機体[[BGM]] ==
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== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
;量産型バウ
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;量産型バウ([[袖付き]]機)
:量産機として採用された機体。カラーリングは緑に変更されている。性能はグレミーの搭乗した試作機と変わらないが劇中で変形シーンが登場せず、「分離・変形機構がオミットされている」と表記している書籍もある(SRWやプラモデルでは変形可能)。少数が量産され、[[アリアス・モマ]]らが搭乗した。
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:OVA『[[機動戦士ガンダムUC]]』第7巻に登場。一般機と似たカラーリングに袖付き特有の装飾が施されている機体で、他機体と違いバウ・ナッター機首にコクピットを設けた複座機となっている(ナッター機首にコクピットを設置するというのは開発初期にテストされたという設定が存在する為、それを拾い上げて採用したものと思われる)。基本的にはZZに登場したバウと同一のデザインだが、胸や腰サイドアーマーなど一部パーツの形状が下記のリバウと同形状のデザインに変更されているSRW未登場。
;;量産型バウ(グレミー軍機)
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::一般機を灰色に塗り替えた機体。当然、性能も全く同じである。
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;;量産型バウ([[袖付き]]機)
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::OVA『[[機動戦士ガンダムUC]]』第7巻に登場。一般機と似たカラーリングに袖付き特有の装飾が施されている機体で、他機体と違いバウ・ナッター機首にコクピットを設けた複座機となっている(ナッター機首にコクピットを設置するというのは開発初期にテストされたという設定が存在する為、それを拾い上げて採用したものと思われる)。基本的にはZZに登場したバウと同一のデザインだが、胸や腰サイドアーマーなど一部パーツの形状が下記のリバウと同形状のデザインに変更されている。
   
;リバウ
 
;リバウ
 
:『機動戦士ガンダムUC One of Seventy Two』に登場するバウの改修機。ネオ・ジオン残党「袖付き」の首魁である[[フル・フロンタル]]の搭乗を前提として、[[サイコフレーム]]を使用してNT専用機として大改修しており(フロンタルはその後[[シナンジュ]]を乗機とする為、この機体に乗ることはなかった。その為この機体に入っているフロンタル機を示す「10S」のマーキングには、全て斜線で消されている)赤を基調としたカラーリングと袖付きの名の由来でもある胸部と手首等へのエングレービング風の装飾に加えて、脚部に可動式のスラスターユニットが追加されているのが外見上の特徴。コクピット部周辺とバウ・ナッター機首部にサイコフレームを採用する事で、パイロットの精神波によって分離状態での高度な連携運用を可能としている。これはバウが設計初期に目指していた方向性で、数年の時を経て初期案を実現した機体でもある。SRW未登場。
 
:『機動戦士ガンダムUC One of Seventy Two』に登場するバウの改修機。ネオ・ジオン残党「袖付き」の首魁である[[フル・フロンタル]]の搭乗を前提として、[[サイコフレーム]]を使用してNT専用機として大改修しており(フロンタルはその後[[シナンジュ]]を乗機とする為、この機体に乗ることはなかった。その為この機体に入っているフロンタル機を示す「10S」のマーキングには、全て斜線で消されている)赤を基調としたカラーリングと袖付きの名の由来でもある胸部と手首等へのエングレービング風の装飾に加えて、脚部に可動式のスラスターユニットが追加されているのが外見上の特徴。コクピット部周辺とバウ・ナッター機首部にサイコフレームを採用する事で、パイロットの精神波によって分離状態での高度な連携運用を可能としている。これはバウが設計初期に目指していた方向性で、数年の時を経て初期案を実現した機体でもある。SRW未登場。
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;[[Ζガンダム]]
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:開発の参考になった機体。外見が特に似ている。
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;[[ΖΖガンダム]]
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:開発の参考になった機体。同じく上半身と下半身が分離・可変する。
 
;[[ゾロ]]
 
;[[ゾロ]]
 
:バウと同じように上半身と下半身が分離・可変するMS。時代はずっと下って『[[機動戦士Vガンダム]]』時代の機体。
 
:バウと同じように上半身と下半身が分離・可変するMS。時代はずっと下って『[[機動戦士Vガンダム]]』時代の機体。
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== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
 
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{{ガンダムシリーズ}}
 
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