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895 バイト追加 、 2014年9月14日 (日) 03:04
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:[[エルピー・プル|プル]]同様、原作での悲劇が回避され、プルと共に味方に加わる事が多い。ただしプルに比べると死亡回避率は僅かに低く、味方にする為の条件が難しい場合もある。また基本的にプルとの関係が原作よりも大きく改善されている。
 
:[[エルピー・プル|プル]]同様、原作での悲劇が回避され、プルと共に味方に加わる事が多い。ただしプルに比べると死亡回避率は僅かに低く、味方にする為の条件が難しい場合もある。また基本的にプルとの関係が原作よりも大きく改善されている。
 
;[[ハマーン・カーン]]
 
;[[ハマーン・カーン]]
:原作では最期までシャアと和解できなかったが、『[[F完結編]]』や『[[D]]』では彼と和解し、共に未来へと歩む姿が描かれている。また、『[[第2次α]]』などでも[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]やカミーユと共闘する姿も描かれている。自軍として使いたいというファンの声が強いのもあるかもしれない。当然、仲間になれば即戦力として使える強さである。
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:原作では最期までシャアと和解できなかったが、『[[F完結編]]』や『[[D]]』、『[[CC]]』では彼と和解し、共に未来へと歩む姿が描かれている。また、『[[第2次α]]』などでも[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]やカミーユと共闘する姿も描かれている。自軍として使いたいというファンの声が強いのもあるかもしれない。当然、仲間になれば即戦力として使える強さである。
 
;[[ジャミトフ・ハイマン]]
 
;[[ジャミトフ・ハイマン]]
 
:「主人公達と敵対する地球側の組織のトップ」という立ち位置の人物で、原作では主人公達の敵ではあるが曲がりなりにも地球圏と人類の未来を案じて行動している人物であり、決して根っからの悪人ではないのだが、SRWシリーズにおいては部下の[[バスク・オム|バスク]]や[[ジャマイカン・ダニンガン|ジャマイカン]]と殆ど大差のない極端なアースノイド至上主義者で地球圏を自分達の意のままに支配しようといういかにもなわかりやすい悪党に描かれてしまうことが多く、シリーズにおいてスパロボ補正がマイナス方向に働いて描写されることが多い人物である。
 
:「主人公達と敵対する地球側の組織のトップ」という立ち位置の人物で、原作では主人公達の敵ではあるが曲がりなりにも地球圏と人類の未来を案じて行動している人物であり、決して根っからの悪人ではないのだが、SRWシリーズにおいては部下の[[バスク・オム|バスク]]や[[ジャマイカン・ダニンガン|ジャマイカン]]と殆ど大差のない極端なアースノイド至上主義者で地球圏を自分達の意のままに支配しようといういかにもなわかりやすい悪党に描かれてしまうことが多く、シリーズにおいてスパロボ補正がマイナス方向に働いて描写されることが多い人物である。
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:上述のジャミトフなどと同様に、「主人公達と敵対する地球側の組織のトップ」という立ち位置の人物で、『[[K]]』でも中盤ごろまでは自軍部隊と対立関係にあるのだが、終盤の蒼穹作戦以降は原作や『[[UX]]』とは異なり[[アルヴィス]]や自軍部隊と対立することはなくなり、最終的には自軍部隊やオーブ、プラントと和解するなど、原作よりも良心的な面が強調されて描写されている。ところが『UX』では原作以上に凶悪な悪党と化したハザードの最大のシンパとなって彼と共に終始自軍部隊と敵対する完全な悪役として描写され、遂には地球側の政府の重鎮の一人でありながらハザードや結託した[[マクロス・フロンティア船団]]の上層部と共に地球を見捨てた挙句、最後は[[ショット・ウェポン|他作品の登場人物]]に殺害されてしまうという末路を迎えてしまう。登場した『K』と『UX』の二作品において、極端すぎるぐらい別方向にスパロボ補正が働いた人物である。
 
:上述のジャミトフなどと同様に、「主人公達と敵対する地球側の組織のトップ」という立ち位置の人物で、『[[K]]』でも中盤ごろまでは自軍部隊と対立関係にあるのだが、終盤の蒼穹作戦以降は原作や『[[UX]]』とは異なり[[アルヴィス]]や自軍部隊と対立することはなくなり、最終的には自軍部隊やオーブ、プラントと和解するなど、原作よりも良心的な面が強調されて描写されている。ところが『UX』では原作以上に凶悪な悪党と化したハザードの最大のシンパとなって彼と共に終始自軍部隊と敵対する完全な悪役として描写され、遂には地球側の政府の重鎮の一人でありながらハザードや結託した[[マクロス・フロンティア船団]]の上層部と共に地球を見捨てた挙句、最後は[[ショット・ウェポン|他作品の登場人物]]に殺害されてしまうという末路を迎えてしまう。登場した『K』と『UX』の二作品において、極端すぎるぐらい別方向にスパロボ補正が働いた人物である。
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===[[鉄のラインバレル]]===
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アニメ版設定で参戦した『L』では原作漫画版やその雛形である鋼鉄の華の要素を取り入れており、原作漫画版で参戦した作品では作者の協力もあってか、『[[UX]]』では原作に先駆けて[[デウスエクスマキナ]]との決着が描かれたり、『[[CC]]』では上述の通り本家に先駆けて[[大場真来梓]]と[[ラヴバレル]]が登場したりとプレイヤーの想像を上回る展開を見せた。
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;[[中島宗美]]
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:アニメ版と原作漫画版では性格が大いに異なる人物であり、アニメ版では敵役となった上に性格がサディストになり、最後は敵のまま死亡してしまったコトで読者にショックを与えてしまったが、アニメ版参戦の『L』では条件を満たせば味方となって参戦し、性格も原作漫画版に近いものとなっている。
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;[[九条美海]]
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:彼女もまたアニメ版と原作漫画版では性格が大いに異なる人物であり、原作漫画版では心の弱さと人間関係をうまく築けなったコトが原因で悲惨な末路をたどってしまったが、『UX』では空気の読めない言動が多かったものの、歌手仲間が居ることに加え、浩一に自分の歌を賞賛されるなど、人間関係にある程度改善が見られている。
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:そして『CC』では、ニアとの触れ合いによって「病んだ一面」がほぼ無くなり、今まで敵対したハズの人物を助けようとするなど、かなりスパロボ補正が働いた人物である。
 
=== [[装甲騎兵ボトムズ]] ===
 
=== [[装甲騎兵ボトムズ]] ===
人間同士の戦争が主なテーマである原作では重い展開が比較的多く、敵だろうが味方だろうが[[キリコ・キュービィー|キリコ]]に関わった人物の多くは死を遂げ、キリコ当人も仲間との死別を嫌というほど味わってしまったが、スパロボでは幾らか緩和され、原作で死を遂げた味方キャラも生存する展開が用意された(『第2次Z』ではグレゴルーら3人とも生き残りペールゼンへの復讐を果たすことができるなど、結末に大きくスパロボ補正が掛かっている)。
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人間同士の戦争が主なテーマである原作では重い展開が比較的多く、敵だろうが味方だろうが[[キリコ・キュービィー|キリコ]]に関わった人物の多くは死を遂げ、キリコ当人も仲間との死別を嫌というほど味わってしまったが、スパロボでは幾らか緩和され、原作で死を遂げた味方キャラも生存する展開が用意された(『第2次Z』や『OE』ではグレゴルーら3人とも生き残りペールゼンへの復讐を果たすことができるなど、結末に大きくスパロボ補正が掛かっている)。
    
;[[カン・ユー]]
 
;[[カン・ユー]]
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;[[新ゲッターロボ]]
 
;[[新ゲッターロボ]]
 
:『[[NEO]]』では同作が全年齢対象作品である事、他の参戦作品の登場人物に[[エルドランシリーズ]]の子供達をはじめ、子供キャラクターが非常に多いという事もあってか、原作におけるバイオレンス描写や血生臭さは薄められており、[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]や[[神隼人 (OVA)|隼人]]のダークさや凶暴性も薄められ、竜馬や[[武蔵坊弁慶|弁慶]]は原作にもあった人情味が強められており、隼人も理知的な側面が強調されている。…それでも過激であると一部のプレイヤーに評されているが。
 
:『[[NEO]]』では同作が全年齢対象作品である事、他の参戦作品の登場人物に[[エルドランシリーズ]]の子供達をはじめ、子供キャラクターが非常に多いという事もあってか、原作におけるバイオレンス描写や血生臭さは薄められており、[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]や[[神隼人 (OVA)|隼人]]のダークさや凶暴性も薄められ、竜馬や[[武蔵坊弁慶|弁慶]]は原作にもあった人情味が強められており、隼人も理知的な側面が強調されている。…それでも過激であると一部のプレイヤーに評されているが。
;[[鉄のラインバレル]]
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:アニメ版設定で参戦した『L』では原作漫画版やその雛形である鋼鉄の華の要素を取り入れており、敵役となった上に性格がサディストになり、最後は敵のまま死亡してしまったコトで読者にショックを与えた[[中島宗美|宗美]]も味方参戦する際は原作漫画版の性格になるというものとなっている。
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:原作漫画版で参戦した作品では作者の協力もあってか、『[[UX]]』では原作に先駆けて[[デウスエクスマキナ]]との決着が描かれたり、『[[CC]]』では上述の通り本家に先駆けて[[大場真来梓]]と[[ラヴバレル]]が登場したりとプレイヤーの想像を上回る展開を見せた。
   
;[[コードギアス 反逆のルルーシュR2]]
 
;[[コードギアス 反逆のルルーシュR2]]
 
:原作では最終的に主人公[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]が自ら世界の憎悪の対象となり[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]に扮した[[枢木スザク|スザク]]に討たれることで世界が平和になるという素直に喜べない結末を迎えてしまう(とはいえルルーシュが本当に死んだかは疑問もあるが)。だが、『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』ではルルーシュが[[ゼロレクイエム]]後で真相を知った仲間達に救助され、さらにゼロレクイエム前に条件を満たすことで死亡した主要キャラが生存。ルルーシュもゼロレクイエムを遂行する必要がなくなり、殆どの主要キャラが原作よりも救いのある結末を迎える、といったIF展開が用意される(その場合、原作における「皇帝ルルーシュ」の立場を[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]と[[ミリアルド・ピースクラフト|ミリアルド]]が引き継ぐ)。悲惨なエピソードが多い本作も作品自体の補正に成功したと言える。
 
:原作では最終的に主人公[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]が自ら世界の憎悪の対象となり[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]に扮した[[枢木スザク|スザク]]に討たれることで世界が平和になるという素直に喜べない結末を迎えてしまう(とはいえルルーシュが本当に死んだかは疑問もあるが)。だが、『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』ではルルーシュが[[ゼロレクイエム]]後で真相を知った仲間達に救助され、さらにゼロレクイエム前に条件を満たすことで死亡した主要キャラが生存。ルルーシュもゼロレクイエムを遂行する必要がなくなり、殆どの主要キャラが原作よりも救いのある結末を迎える、といったIF展開が用意される(その場合、原作における「皇帝ルルーシュ」の立場を[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]と[[ミリアルド・ピースクラフト|ミリアルド]]が引き継ぐ)。悲惨なエピソードが多い本作も作品自体の補正に成功したと言える。