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*種族:地球人(アーリア系)
 
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地球圏統一連合特殊部隊・[[スペシャルズ]]の影に潜む秘密組織「[[OZ]]」の代表という立場で、5人のガンダムパイロットの前に立ち塞がる人物。
 
地球圏統一連合特殊部隊・[[スペシャルズ]]の影に潜む秘密組織「[[OZ]]」の代表という立場で、5人のガンダムパイロットの前に立ち塞がる人物。
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『[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz]]』に登場した[[マリーメイア・クシュリナーダ]]は、彼が負傷した際に看護師のレイア・バートンとの間に授かった実子であるとされている。
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『[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz]]』に登場した[[マリーメイア・クシュリナーダ]]は、トレーズが負傷した際に看護師のレイア・バートンとの間に授かった実子であるとされている。
 
<!-- 漫画版や小説版とかじゃ本当ともとれる描写があるらしい -->
 
<!-- 漫画版や小説版とかじゃ本当ともとれる描写があるらしい -->
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宇宙の平和的指導者ヒイロ・ユイの甥・アイン・ユイとアンジェリーナ・クシュリナーダの子。父違いの弟ヴァンがいる。
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[[宇宙]]の平和的指導者ヒイロ・ユイの甥アイン・ユイとアンジェリーナ・クシュリナーダの子。父違いの弟ヴァンがいる。
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彼は美学主義とも呼ぶべき行動原理の持ち主であり、戦いにおいては士官学校では首席で教官のキーリア・カタロニアからは「戦争の天才」と評される程で、[[騎士道]]精神を尊び、また平素の振る舞いや作戦行動についても常に「エレガント」であることを追求している。その一方、戦いという行為に対しては「人類は自ら血を流し、自らの力で戦うことでこそより高みへと昇ることが出来る」という信条を持っており、自らの手を血に染めない殺戮を認めない一方で、戦いの逃避の結果としての平和主義に対しても否定的であり、そのような相手に対しては自ら手を汚して排除することも厭わない。
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トレーズは美学主義とも呼ぶべき行動原理の持ち主であり、戦いにおいては士官学校では首席で教官のキーリア・カタロニアからは「戦争の天才」と評される程で、[[騎士道]]精神を尊び、また平素の振る舞いや作戦行動についても常に'''「エレガント」'''であることを追求している。その一方、戦いという行為に対しては「人類は自ら血を流し、自らの力で戦うことでこそより高みへと昇ることが出来る」という信条を持っており、自らの手を血に染めない殺戮を認めない一方で、戦いの逃避の結果としての平和主義に対しても否定的であり、そのような相手に対しては自ら手を汚して排除することも厭わない。
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敗者になりたいと発言したり、自分を悪と考えているなど一聴すると理解に苦しむ発言も多いが、これも「自らの信じる道は、人の命を奪ってしまう戦いを起こすことになる。だから自分は悪である」という考え方の表れである。
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敗者になりたいと発言したり、自分を悪と考えているなど一聴すると理解に苦しむ発言も多いが、これも'''「自らの信じる道は、人の命を奪ってしまう戦いを起こすことになる。だから、自分は悪である」'''という考え方の表れである。
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それらの優雅かつ確固として揺るぎのない行動に加え、指揮官としての手腕や[[モビルスーツ]]パイロットとしての技量など、多くの分野で優れた資質を合わせ持っている。それゆえ軍内部では若きカリスマとして指導力を発揮しており、特に[[OZ]]内部では、副官である[[レディ・アン]]を筆頭に彼個人に心酔している将兵が多い。
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それらの優雅かつ確固として揺るぎのない行動に加え、[[指揮官]]としての手腕や[[モビルスーツ]]パイロットとしての技量など、多くの分野で優れた資質を合わせ持っている。それゆえ軍内部では若きカリスマとして指導力を発揮しており、特にOZ内部では、副官である[[レディ・アン]]を筆頭に彼個人に心酔している将兵が多い。
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彼は地球の美しい自然を愛する財団の理念に賛同し、地球圏統一連合内部にOZの前進となる特別部隊スペシャルズを創設。全人類に自らの戦いの機会を与えるという目的のためにスペシャルズ=OZの拡充に努める。そして、連合内部の平和論者一掃及び連合組織の瓦解を目的とした作戦「オペレーション・デイブレイク」においては、OZの総帥として自ら指揮を執って作戦を成功に導き、彼の目論見通り地球圏は再び戦火に彩られることとなった。しかしその後、母体組織である財団は人間から戦いを奪う兵器「[[モビルドール]]」による地球圏支配を目論み、OZもまた財団の強い圧力を受け、一部の特権階級の権益を守るための組織としての色彩が次第に強まっていくこととなる。彼はそんな財団の在り方を否定してOZ総帥を退任、長期の幽閉を余儀なくされた。
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トレーズは[[地球]]の美しい自然を愛する財団の理念に賛同し、地球圏統一連合内部にOZの前進となる特別部隊スペシャルズを創設。全人類に自らの戦いの機会を与えるという目的のためにスペシャルズ=OZの拡充に努める。そして、連合内部の平和論者一掃及び連合組織の瓦解を目的とした作戦「オペレーション・デイブレイク」においては、OZの総帥として自ら指揮を執って作戦を成功に導き、彼の目論見通り地球圏は再び戦火に彩られることとなった。しかしその後、母体組織である財団は人間から戦いを奪う兵器「[[モビルドール]]」による地球圏支配を目論み、OZもまた財団の強い圧力を受け、一部の特権階級の権益を守るための組織としての色彩が次第に強まっていくこととなる。トレーズはそんな財団の在り方を否定してOZ総帥を退任、長期の幽閉を余儀なくされた。
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幽閉中の彼は、敗色濃厚の中でも尚戦い続けるガンダムパイロット達に対する想いをこれまで以上に強め、彼らに道を指し示すための機体・[[ガンダムエピオン]]を秘密裏に建造、自らを殺しに現れたヒイロにエピオンを託すなどした。しかし自身の出番はまだ先のこととし、長らく事態の静観を決め込んでいた。
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幽閉中の彼は、敗色濃厚の中でも尚戦い続けるガンダムパイロット達に対する想いをこれまで以上に強め、彼らに道を指し示すための機体・[[ガンダムエピオン]]を秘密裏に建造、自らを殺しに現れた[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]にエピオンを託すなどした。しかし自身の出番はまだ先のこととし、長らく事態の静観を決め込んでいた。
    
作品終盤、盟友であるゼクスが[[ホワイトファング]]代表[[ミリアルド・ピースクラフト]]として地球排除宣言を行うに至り、それに呼応するように軍内部でクーデターを起こし、OZ総帥として再び表舞台に返り咲く。更に、自らの立場故に身動きのとれなくなった[[リリーナ・ドーリアン]]に対し、退任を迫る形で彼女を解放、同時に自らが世界国家元首としてミリアルドの矢面に立つ役割を引き受ける。それは、悲惨な戦いの帰結として人々に真の平和を求める戦いを始めるための精神的な成長を促すという、親友[[ゼクス・マーキス]]と彼の共通の願いを実現するための最後の舞台を整えんがための行動であった。
 
作品終盤、盟友であるゼクスが[[ホワイトファング]]代表[[ミリアルド・ピースクラフト]]として地球排除宣言を行うに至り、それに呼応するように軍内部でクーデターを起こし、OZ総帥として再び表舞台に返り咲く。更に、自らの立場故に身動きのとれなくなった[[リリーナ・ドーリアン]]に対し、退任を迫る形で彼女を解放、同時に自らが世界国家元首としてミリアルドの矢面に立つ役割を引き受ける。それは、悲惨な戦いの帰結として人々に真の平和を求める戦いを始めるための精神的な成長を促すという、親友[[ゼクス・マーキス]]と彼の共通の願いを実現するための最後の舞台を整えんがための行動であった。
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地球圏の代表として宇宙に上がった彼は、自ら[[トールギスII]]を駆り最前線で全軍を指揮。彼のミリアルドへの決闘の申し出は、地球の歴史に対する完全な悪役足らんとするミリアルドの意思故に拒否されるものの、もう一人の因縁の相手である[[張五飛]]からの1対1の戦いの申し出に応じ、五飛との決闘に臨む。しかし彼もまた、この舞台における自らの敗北者としての役目に殉じ、敢えて五飛に討たれること(小説版ではトレーズ自身は真剣勝負のつもりだったと描写されている)でその命を散らした。
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地球圏の代表として宇宙に上がったトレーズは、自ら[[トールギスII]]を駆り最前線で全軍を指揮。彼のミリアルドへの決闘の申し出は、地球の歴史に対する完全な悪役足らんとするミリアルドの意思故に拒否されるものの、もう一人の因縁の相手である[[張五飛]]からの1対1の戦いの申し出に応じ、五飛との決闘に臨む。しかし、トレーズもまた、この舞台における自らの敗北者としての役目に殉じ、敢えて五飛に討たれること(小説版ではトレーズ自身は真剣勝負のつもりだったと描写されている)でその命を散らした。
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自らの信念に従って行動し、信念に殉じた彼の墓碑には「平和のための礎となり、信念のままに死す」との文章が刻まれた。
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自らの信念に従って行動し、信念に殉じたトレーズの墓碑には'''「平和のための礎となり、信念のままに死す」'''との文章が刻まれた。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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