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=== DESTINY ===
 
=== DESTINY ===
 
;「戦争はヒーローごっこじゃない!」<br />「力を持つ者なら、その力を自覚しろ!」
 
;「戦争はヒーローごっこじゃない!」<br />「力を持つ者なら、その力を自覚しろ!」
:[[ファントムペイン]]の戦闘中に偶然、[[地球連合軍|連合基地]]を見つけ、アスランの命令を無視して勝手な行動を取った[[シン・アスカ|シン]]への非難。<br />連合兵に攻撃される民間人を助けに向かうだけならここまで咎められる事は無かったかもしれないが、個人的な怒りに任せて基地にも砲撃した(ただし、基地側が[[インパルスガンダム|インパルス]]に攻撃したのが先ではある)。<br />責任感に欠けた行動に出る部下を叱責するのは上官として当然だが、元々アスランに反感を抱き、助けた民間人に感謝され得意気になっていたシンには、叱責された意味が理解出来ず、逆に反発されてしまった。<br />彼自身、自らの言葉に何か思うことがあったのか『The EDGE』では自分達の行動を「ヒーローごっこ」と自嘲していた。<br />『Z』においては原作とは違い民間人が虐殺されていない状況で、シンが基地を攻撃するシーンがあるが、[[ロラン・セアック|ロラン]]に止められている。しかし、この時のシンの責任感に欠ける行動は、中盤でのZEUTH分裂のプロパガンタのネタの一つして利用されてしまった。<br />なお、『L』ではアスランが所属している[[LOTUS]]が作中の世間一般で「正義の味方」として扱われていたというのはこの台詞を省みると皮肉とも言えなくはない(尤も、Lには本当に[[イクサー1|正義の]][[早瀬浩一|味方]]がいるが)。
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:[[ファントムペイン]]の戦闘中に偶然、[[地球連合軍|連合基地]]を見つけ、アスランの命令を無視して勝手な行動を取った[[シン・アスカ|シン]]への非難。<br />[[連合兵]]に攻撃される[[民間人]]を助けに向かうだけならここまで咎められる事は無かったかもしれないが、個人的な怒りに任せて基地にも砲撃した(ただし、基地側が[[インパルスガンダム|インパルス]]に攻撃したのが先ではある)。<br />責任感に欠けた行動に出る部下を叱責するのは上官として当然だが、元々アスランに反感を抱き、助けた民間人に感謝され得意気になっていたシンには、叱責された意味が理解出来ず、逆に反発されてしまった。<br />アスラン自身、自らの言葉に何か思うことがあったのか、『The EDGE』では、自分達の行動を「ヒーローごっこ」と自嘲していた。<br />『Z』においては原作とは違い民間人が虐殺されていない状況で、シンが基地を攻撃するシーンがあるが、[[ロラン・セアック|ロラン]]に止められている。しかし、この時のシンの責任感に欠ける行動は、中盤での[[ZEUTH]]分裂のプロパガンダのネタの一つして利用されてしまった。<br />なお、『L』ではアスランが所属している[[LOTUS]]が作中の世間一般で「正義の味方」として扱われていたというのは、この台詞を省みると皮肉とも言えなくはない(尤も、Lには本当に[[イクサー1|正義の]][[早瀬浩一|味方]]がいるが)。
 
;「キラは敵じゃない」
 
;「キラは敵じゃない」
 
:作中ではシンに対して二度言った言葉で、最初は[[フリーダムガンダム|フリーダム]]撃墜の為のシミュレーションを行うシンとレイに対して言うが、[[レイ・ザ・バレル|レイ]]に反論される。
 
:作中ではシンに対して二度言った言葉で、最初は[[フリーダムガンダム|フリーダム]]撃墜の為のシミュレーションを行うシンとレイに対して言うが、[[レイ・ザ・バレル|レイ]]に反論される。
 
:二度目はフリーダム撃墜でアスランが悲嘆に暮れる中でシンがわざわざアスランに近寄って挑発・嘲笑めいた言葉をかけた事に激怒して殴打するが、結局はシンとの対立が最悪の所まで行ってしまう。
 
:二度目はフリーダム撃墜でアスランが悲嘆に暮れる中でシンがわざわざアスランに近寄って挑発・嘲笑めいた言葉をかけた事に激怒して殴打するが、結局はシンとの対立が最悪の所まで行ってしまう。
:だが、前者でレイが指摘したようにフリーダム撃墜は軍の命令であり、[[ハイネ・ヴェステンフルス|ハイネ]]の死やフリーダムの攻撃で[[ミネルバ]]のクルーに犠牲が出た描写がある事もあいまって他のミネルバのクルーでさえ、キラがアスランの旧知だと認識していても深い事情までは知らない為、フリーダムを敵とみなす状況となっていた。
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:だが、前者でレイが指摘したようにフリーダム撃墜は軍の命令であり、[[ハイネ・ヴェステンフルス|ハイネ]]の死やフリーダムの攻撃で[[ミネルバ]]のクルーに犠牲が出た描写がある事もあいまって他のミネルバのクルーでさえ、[[キラ・ヤマト|キラ]]がアスランの旧知だと認識していても深い事情までは知らない為、フリーダムを敵とみなす状況となっていた。
:それらの事情を考えれば、シンや[[ミネルバ隊]]の面々に翻意させるのも無理な話で、アスラン自身もこれまでの対立でステラを失ったシンの心情を理解していなかった面がある。また、上官であるアスランを侮蔑したシンに問題があるのは事実だが、アスランにしてもシンと同じく個人的な感情に駆られて軍人としては冷静さを欠いていた印象がある。
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:それらの事情を考えれば、シンや[[ミネルバ隊]]の面々に翻意させるのも無理な話で、アスラン自身もこれまでの対立で[[ステラ・ルーシェ|ステラ]]を失ったシンの心情を理解していなかった面がある。また、上官であるアスランを侮蔑したシンに問題があるのは事実だが、アスランにしてもシンと同じく個人的な感情に駆られて軍人としては冷静さを欠いていた印象がある。
:なお、[[Z]]ではアスランのこの台詞に対し、シンとレイは勿論、カミーユとセツコからも反論されてしまう。
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:なお、[[Z]]ではアスランのこの台詞に対し、シンとレイは勿論、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]と[[セツコ・オハラ|セツコ]]からも反論されてしまう。
 
;「聞けシン! 議長やレイの言うことは確かに正しく心地よく聞こえるかもしれない!」<br />「だが彼等の言葉はやがて世界の全てを殺す!」
 
;「聞けシン! 議長やレイの言うことは確かに正しく心地よく聞こえるかもしれない!」<br />「だが彼等の言葉はやがて世界の全てを殺す!」
 
:脱走時のシンとの交戦時に彼を説得した台詞。<br />後の回想時に「[[ギルバート・デュランダル|デュランダル]]の真意を知ってから信じられなくなった」と語っているように、言葉巧みに利用された自分の末路から、彼らの危険性をシンに伝えようとした。<br />だが、もともと口下手な性格故、上記のような具体性のない発言になってしまい、シンをかえって混乱させ、撃墜されてしまった。<br />『The EDGE』では「ただの手段であり、誠意のかけらもない」という旨のセリフになっているが、レイに「錯乱している」と一蹴されてしまってる。
 
:脱走時のシンとの交戦時に彼を説得した台詞。<br />後の回想時に「[[ギルバート・デュランダル|デュランダル]]の真意を知ってから信じられなくなった」と語っているように、言葉巧みに利用された自分の末路から、彼らの危険性をシンに伝えようとした。<br />だが、もともと口下手な性格故、上記のような具体性のない発言になってしまい、シンをかえって混乱させ、撃墜されてしまった。<br />『The EDGE』では「ただの手段であり、誠意のかけらもない」という旨のセリフになっているが、レイに「錯乱している」と一蹴されてしまってる。
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:シンとの最終決戦より。アスランはシンを[[説得]]するも、シンにも譲れないものがあった。そして…。
 
:シンとの最終決戦より。アスランはシンを[[説得]]するも、シンにも譲れないものがあった。そして…。
 
;「この…バカ野郎!!」
 
;「この…バカ野郎!!」
:耳を貸さないシンに、アスランが[[SEED]]を発現して本気を出した瞬間の叫び。この直後、[[ルナマリア・ホーク|ルナマリア]]搭乗の[[インパルスガンダム]]を庇いつつ、シン搭乗の[[デスティニーガンダム]]を戦闘不能に追い込む。<br />なお、[[L]]ではシンと対立して敵対する事は無い為、デュランダルを盲目的に信じるレイに対しての台詞になった。
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:耳を貸さないシンに、アスランが[[SEED]]を発現して本気を出した瞬間の叫び。この直後、[[ルナマリア・ホーク|ルナマリア]]搭乗の[[インパルスガンダム|インパルス]]を庇いつつ、シン搭乗の[[デスティニーガンダム|デスティニー]]を戦闘不能に追い込む。<br />なお、[[L]]ではシンと対立して敵対する事は無い為、デュランダルを盲目的に信じるレイに対しての台詞になった。
    
=== 他媒体 ===
 
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