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| 「スズネ=リアクター説」については、彼女自身に特定の搭乗機がなくジェニオン(=ふたご座)に同乗しているだけという事実(スフィア搭載機を持たない)から否定されがちだが、実は全くの無根拠ではなく、「スズネ出撃」におけるいきなりの豹変や感情と理性のバランスの乱れ、本編においてはガドライトの心情を的確に読み取る、スフィアに関する事象をある程度掴んでいるなど、示唆と思しき描写がそれとなく散りばめられている。 | | 「スズネ=リアクター説」については、彼女自身に特定の搭乗機がなくジェニオン(=ふたご座)に同乗しているだけという事実(スフィア搭載機を持たない)から否定されがちだが、実は全くの無根拠ではなく、「スズネ出撃」におけるいきなりの豹変や感情と理性のバランスの乱れ、本編においてはガドライトの心情を的確に読み取る、スフィアに関する事象をある程度掴んでいるなど、示唆と思しき描写がそれとなく散りばめられている。 |
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− | ヒビキを含む周囲はこの二面性あるいは二重人格について「ストレスが原因による豹変」という見解を示しているが、普段のスズネとの記憶の共有が見られず、またスフィアの存在などについても既知であるなど明らかにそれだけでは収まらない描写も見受けられる。仮にストレスによる豹変であるならば、ある程度の時間その状態が続くはずだが、スズネの場合、会話の最中に裏スズネが突然出てきては次の瞬間引っ込む、というパターンが大半であり、「豹変」というよりは「本性が表に出始めている」という見方をしたほうが納得できる。この話題になった際の会話では、[[シュレード・エラン|シュレード]]も「あちらの方が本来の彼女かも知れない」と述べている。
| + | ヒビキを含む周囲はこの二面性あるいは二重人格について「ストレスが原因による豹変」という見解を示しているが、普段のスズネとの記憶の共有が見られず、またスフィアの存在などについても既知であるなど明らかにそれだけでは収まらない描写も見受けられる。仮にストレスによる豹変であるならば、ある程度の時間その状態が続くはずだが、スズネの場合、会話の最中に裏スズネが突然出てきては次の瞬間引っ込み、本人はそのことを自覚していない、というパターンが大半であり、「豹変」というよりは「本性が表に出始めている」という見方をしたほうが納得できる。この話題になった際の会話では、[[シュレード・エラン|シュレード]]も「あちらの方が本来の彼女かも知れない」と述べている。 |
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− | 仮にリアクターだとすると何座のスフィアなのか、という謎は残るが、いて座は[[アサキム・ドーウィン|アサキム]]が所有している説が有力であり、おうし座・さそり座はサイデリアルにある公算が高く、スズネの立ち位置は双児宮のタロットに関連することから、「感性」を意味するうお座ではないかと考えられている。
| + | 仮にリアクターだとすると何座のスフィアなのか、という謎は残るが、いて座は神話やアルカナから[[アサキム・ドーウィン|アサキム]]が所有している説が有力であり、おうし座・さそり座は同様の理由でサイデリアルにある公算が高く、スズネの立ち位置は双児宮のタロットに関連することから、「感性」を意味するうお座ではないかと考えられている。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
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| ; [[ヒビキ・カミシロ]] | | ; [[ヒビキ・カミシロ]] |
| :生徒であり、パートナー。彼の小論文がネット上での書き込みと同じ癖がある事を見抜き、彼が同じ掲示板を閲覧する「ナイト」である事に気づくが、その手の話題を持ち出すと彼に話題を変えられてしまう。 | | :生徒であり、パートナー。彼の小論文がネット上での書き込みと同じ癖がある事を見抜き、彼が同じ掲示板を閲覧する「ナイト」である事に気づくが、その手の話題を持ち出すと彼に話題を変えられてしまう。 |
− | | + | ;[[AG]] |
| + | : |
| == 版権作品との人間関係 == | | == 版権作品との人間関係 == |
| ; [[千鳥かなめ]]、[[常盤恭子]] | | ; [[千鳥かなめ]]、[[常盤恭子]] |
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| ;ヒビキ「行きます、スズネ先生!」<BR/>裏スズネ「グロな連中と戦うのは趣味じゃないがな」<BR/>ヒビキ「え……?」<BR/>スズネ「ヒビキ君、どうしたの! 敵は目の前にいるわよ!」 | | ;ヒビキ「行きます、スズネ先生!」<BR/>裏スズネ「グロな連中と戦うのは趣味じゃないがな」<BR/>ヒビキ「え……?」<BR/>スズネ「ヒビキ君、どうしたの! 敵は目の前にいるわよ!」 |
| :34話でインベーダーと遭遇した際のやり取り。人格が入れ替わっている際の記憶は(いつもの)スズネにはないようだが、ここからするとどうも二面性(二重人格?)であるという認識自体がないようだ。記憶の欠落による影響も見られないことを考えると、どこかで整合を取らないと表のスズネの記憶が破綻するはずだが、詳しくは不明。 | | :34話でインベーダーと遭遇した際のやり取り。人格が入れ替わっている際の記憶は(いつもの)スズネにはないようだが、ここからするとどうも二面性(二重人格?)であるという認識自体がないようだ。記憶の欠落による影響も見られないことを考えると、どこかで整合を取らないと表のスズネの記憶が破綻するはずだが、詳しくは不明。 |
| + | ;裏スズネ「思い知ったか、クズ共が」<BR/>スズネ「……これでミスコンの続きが出来るわね」 |
| + | :「強き事は美しき哉」にて。この後、怒ったブライトから撤収命令が出され、投票にゆだねられたミスコンの結果はヒビキの一票を残して票割れ。その一票を投じる相手についてはAGへの質疑応答によりスズネに決まることに。 |
| + | :ちなみにこの時AGが出した質問はヒビキの女性の好みについての二択×3だが、内容は「お淑やかor活動的」「穏やかorキツイ」「清楚orセクシー」。どう考えても表スズネと裏スズネの比喩にしか見えないのだが……。 |
| ;「見苦しいな……」<br/>「いがみ合う双子……やっと、その発動条件がわかったよ」<br/>「一人の人間の中に存在する相反する感情……お前の中の諦めと怒りが、スフィアの力を引き出していると見た」 | | ;「見苦しいな……」<br/>「いがみ合う双子……やっと、その発動条件がわかったよ」<br/>「一人の人間の中に存在する相反する感情……お前の中の諦めと怒りが、スフィアの力を引き出していると見た」 |
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