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6 バイト除去 、 2014年7月1日 (火) 21:45
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:作中で提示された情報とシャアの言動からすると、「獣の血」は「押さえつけることの出来ない野性の力」、「水の交わり」はエレメント能力→「水のごとく澄み渡って交わり、他を受け入れる心」、「風の行く先」は「風を巻いて回転し、天へと伸びるドリルによって描かれる螺旋の行先」、「火の文明」は「プロメテウスの火」に準えられる力=「扱いきれないほど大きな科学力を手にした文明」のことであるらしい(ガンダムはその象徴であり、ガンバスターはその文明によって作られた兵器)。それらに共通するのは「宇宙への進出」であり、「火の文明」とはつまり、「生存圏拡大に伴う誤解なき相互理解」だと思われる。それらの先にある「太陽の輝き」とは、恐らく太極そのものだと思われる。
 
:作中で提示された情報とシャアの言動からすると、「獣の血」は「押さえつけることの出来ない野性の力」、「水の交わり」はエレメント能力→「水のごとく澄み渡って交わり、他を受け入れる心」、「風の行く先」は「風を巻いて回転し、天へと伸びるドリルによって描かれる螺旋の行先」、「火の文明」は「プロメテウスの火」に準えられる力=「扱いきれないほど大きな科学力を手にした文明」のことであるらしい(ガンダムはその象徴であり、ガンバスターはその文明によって作られた兵器)。それらに共通するのは「宇宙への進出」であり、「火の文明」とはつまり、「生存圏拡大に伴う誤解なき相互理解」だと思われる。それらの先にある「太陽の輝き」とは、恐らく太極そのものだと思われる。
 
:ゼウス神の言を踏まえると、これらのファクターは恐らく、'''人間の進化の過程そのものの暗喩'''だと思われる。
 
:ゼウス神の言を踏まえると、これらのファクターは恐らく、'''人間の進化の過程そのものの暗喩'''だと思われる。
::人間は生命体であり、そこにはどんなに進化しても消えることのない本能、そして生まれ育った大地への執着たる「'''獣の血'''」が流れている。
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:人間は生命体であり、そこにはどんなに進化しても消えることのない本能、そして生まれ育った大地への執着たる「'''獣の血'''」が流れている。
::そして、それを持った人間は己と異なるダレカ、他のナニカを受け入れ、心を通わせることで、澄み渡る「'''水の交わり'''」に至り、さらなる一歩を踏み出す。
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:そして、それを持った人間は己と異なるダレカ、他のナニカを受け入れ、心を通わせることで、澄み渡る「'''水の交わり'''」に至り、さらなる一歩を踏み出す。
::踏み出した人間は、まるでドリルで掘り進むように新たな場所を、ものを切り開き、螺旋を描くようにして進化していく。その辿り着く先は、「'''風の行く先'''」のように不確かで、定められていない。
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:踏み出した人間は、まるでドリルで掘り進むように新たな場所を、ものを切り開き、螺旋を描くようにして進化していく。その辿り着く先は、「'''風の行く先'''」のように不確かで、定められていない。
::しかし、どんな道を辿ろうと、進化を続ける限り人間は文明に至る。螺旋の力によって発展を続ける文明は、やがてプロメテウスに準えられる「'''火の文明'''」を実現し、その力によって大地を離れ、宇宙へと生活の場を求める。
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:しかし、どんな道を辿ろうと、進化を続ける限り人間は文明に至る。螺旋の力によって発展を続ける文明は、やがてプロメテウスに準えられる「'''火の文明'''」を実現し、その力によって大地を離れ、宇宙へと生活の場を求める。
::過酷な環境で生きていくために人は誤解なき相互理解を求め、獣が鳥にシンカするように、その本質そのものの変革を迫られる。それを乗り越えた先に、人は全ての始まりにして終わりたる真理を、まるで「'''太陽の輝き'''」のように明らかなものとして知る。
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:過酷な環境で生きていくために人は誤解なき相互理解を求め、獣が鳥にシンカするように、その本質そのものの変革を迫られる。それを乗り越えた先に、人は全ての始まりにして終わりたる真理を、まるで「'''太陽の輝き'''」のように明らかなものとして知る。
::そして、人はシンカを遂げ、神となる。
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:そして、人はシンカを遂げ、神となる。
 
;[[スパイラルネメシス]]
 
;[[スパイラルネメシス]]
 
:上述のシンカを経るのに必要な進化の方向性を違えてしまうと引き起こす宇宙規模の災厄。これを恐れた「神」はスパイラルネメシスを阻止しようと、その原因となる生命体を宇宙ごと滅却している。
 
:上述のシンカを経るのに必要な進化の方向性を違えてしまうと引き起こす宇宙規模の災厄。これを恐れた「神」はスパイラルネメシスを阻止しようと、その原因となる生命体を宇宙ごと滅却している。
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