差分

54 バイト除去 、 2014年5月25日 (日) 07:42
編集の要約なし
5行目: 5行目:  
*全高:不明
 
*全高:不明
 
*重量:不明
 
*重量:不明
*本体重量:不明
+
<!-- *本体重量:不明 -->
 
<!-- *装甲材質:不明 -->
 
<!-- *装甲材質:不明 -->
 
*[[動力]]:V・コンバータ
 
*[[動力]]:V・コンバータ
*所属:不明
+
<!-- *所属:不明 -->
 
*主なパイロット:[[フェイ・イェン]](ファイユーヴ)
 
*主なパイロット:[[フェイ・イェン]](ファイユーヴ)
 
*メカニックデザイン:カトキハジメ
 
*メカニックデザイン:カトキハジメ
    
=== 概要 ===
 
=== 概要 ===
ニュータイプ誌上の企画から生まれた、原作未登場のオリジナル[[バーチャロイド]]。音楽作成ソフトVOCALOIDのキャラクターである「'''[[初音ミク]]'''」と、バーチャロイドの「'''[[フェイ・イェン]]'''」をコラボさせた機体である。
+
角川書店『ニュータイプ』誌上の企画から生まれた、原作未登場のオリジナル[[バーチャロイド]]。音楽作成ソフトVOCALOIDのキャラクターである「'''[[初音ミク]]'''」と、バーチャロイドの「'''[[フェイ・イェン]]'''」をコラボさせた機体である。
   −
初出はニュータイプ誌2011年2月号にカトキハジメ本人が描いた「初音ミクのコスプレをしたフェイ・イェン」のイラストである。この時点では2010年末に発売されたXbox360版『電脳戦機バーチャロン フォース』(SRW未参戦)の宣伝のための企画に過ぎなかったのだが、下記されている基本機体設定はこの時点ですでにセガにより作られている。<br />「フォース」のプロモーション展開が終了した後も、このフェイ・イェンHDというバーチャロイドについては単独のキャラクターコンテンツとして更なるコラボ展開が行わるようになった。バンダイのフィギュアブランド『COMPOSITE Ver.Ka』による立体化、セガのリズムゲーム『初音ミク -Project DIVA-』 シリーズでのフェイ・イェンHDモジュールの実装を経て、三番目に行われたのが[[スーパーロボット大戦シリーズ]]へのキャラクターとしての出演である。
+
初出はニュータイプ誌2011年2月号にカトキハジメ本人が描いた「初音ミクのコスプレをしたフェイ・イェン」のイラストである。この時点では2010年末に発売されたXbox360版『電脳戦機バーチャロン フォース』(SRW未参戦)の宣伝のための企画に過ぎなかったのだが、下記されている基本機体設定はこの時点ですでにセガにより作られている。<br />
 +
「フォース」のプロモーション展開が終了した後も、このフェイ・イェンHDというバーチャロイドについては単独のキャラクターコンテンツとして更なるコラボ展開が行わるようになった。バンダイのフィギュアブランド『COMPOSITE Ver.Ka』による立体化、セガのリズムゲーム『初音ミク -Project DIVA-』 シリーズでのフェイ・イェンHDモジュールの実装を経て、三番目に行われたのが[[スーパーロボット大戦シリーズ]]へのキャラクターとしての出演である。
    
コスプレめいた外装やツインテールの髪型など、シルエットは概ね[[フェイ・イェン with VH 「ビビッドハート」]]と共通している。しかしカラーリングは初音ミクの象徴色である緑と黒をベースに大きく変更された。外装はミクの衣装をほぼそのまま再現しているが、ロボットとしての硬質製が強調されており、このあたりはフリルのひらひらを意識したフェイ・イェン with VHよりも「メカ分」が強い。なお、初音ミクの象徴アイテムである二本のネギにあたるパーツ「ジェイド・フォーキー」も標準装備されている。
 
コスプレめいた外装やツインテールの髪型など、シルエットは概ね[[フェイ・イェン with VH 「ビビッドハート」]]と共通している。しかしカラーリングは初音ミクの象徴色である緑と黒をベースに大きく変更された。外装はミクの衣装をほぼそのまま再現しているが、ロボットとしての硬質製が強調されており、このあたりはフリルのひらひらを意識したフェイ・イェン with VHよりも「メカ分」が強い。なお、初音ミクの象徴アイテムである二本のネギにあたるパーツ「ジェイド・フォーキー」も標準装備されている。
42行目: 43行目:  
:;キャラクター
 
:;キャラクター
 
::当初は『[[マジンカイザーSKL]]』の[[奇械島]]に伝わる「眠り姫」と呼ばれており、11話で正式参戦。当初はまだ頭の中がごちゃごちゃなためか、喋り方も空白が目立つ読みづらいものが多く、戦闘ボイスも力の抜けたものが多い。全体的に見ると真面目で明るい[[性格]]だが、[[ハザード・パシャ|ハザード]]や[[キバ]]など、己の欲望のままに暴走する相手に対してはかなり冷めた物言いをするなど、今までの「フェイ」と比べてかなりキャラ性に違いがみられる。ちなみにバーチャロイド特有の「キュイィィィン」という走行エフェクトは健在。戦闘時のキャラはミクベースなためか、普段とは別人のごとくハイテンション。むしろ能天気な感じすらする(参戦当初の半混乱状態でも同様)。
 
::当初は『[[マジンカイザーSKL]]』の[[奇械島]]に伝わる「眠り姫」と呼ばれており、11話で正式参戦。当初はまだ頭の中がごちゃごちゃなためか、喋り方も空白が目立つ読みづらいものが多く、戦闘ボイスも力の抜けたものが多い。全体的に見ると真面目で明るい[[性格]]だが、[[ハザード・パシャ|ハザード]]や[[キバ]]など、己の欲望のままに暴走する相手に対してはかなり冷めた物言いをするなど、今までの「フェイ」と比べてかなりキャラ性に違いがみられる。ちなみにバーチャロイド特有の「キュイィィィン」という走行エフェクトは健在。戦闘時のキャラはミクベースなためか、普段とは別人のごとくハイテンション。むしろ能天気な感じすらする(参戦当初の半混乱状態でも同様)。
::いわゆるゲスト参戦的な役回りではあるが、『SKL』や本作オリジナルの展開に絡んでくる。 本作におけるフェイの正体は、 [[奇械島]]で開発された[[粒子加速炉]]の試作型が、[[オデュサイト]]によって増幅された「意志」もろとも時空の彼方へ消えた際、入れ替わりに現れた「異世界の『意志』」。また、単なるコラボネタかと思いきや、劇中の描写を見る限り、本作においては'''「彼女」が実際にフェイの中にいる'''らしい。フェイ自身は彼女を「あの子」と呼び、ステージに立った際は「わたしたち」と彼女の存在を示している。
+
::所謂ゲスト参戦的な役回りではあるが、『SKL』や本作オリジナルの展開に絡んでくる。 本作におけるフェイの正体は、 [[奇械島]]で開発された[[粒子加速炉]]の試作型が、[[オデュサイト]]によって増幅された「意志」もろとも時空の彼方へ消えた際、入れ替わりに現れた「異世界の『意志』」。また、単なるコラボネタかと思いきや、劇中の描写を見る限り、本作においては'''「彼女」が実際にフェイの中にいる'''らしい。フェイ自身は彼女を「あの子」と呼び、ステージに立った際は「わたしたち」と彼女の存在を示している。
 
::キャラクターとしては歌つながりで『[[マクロスF]]』とよく絡む。[[宇宙]]ルートでは「[[歌]]」で[[バジュラ]]を撤退させる見せ場も。その他、[[ELS]]などの敵に対して「音」や「声」を聴きとるなどそちらの方面への感性が高い模様。終盤ではシェリルから、マオが探していた風や海、空にさえ心を通わせる歌姫「ハート・オブ・ディーヴァ」であることが示唆されている。
 
::キャラクターとしては歌つながりで『[[マクロスF]]』とよく絡む。[[宇宙]]ルートでは「[[歌]]」で[[バジュラ]]を撤退させる見せ場も。その他、[[ELS]]などの敵に対して「音」や「声」を聴きとるなどそちらの方面への感性が高い模様。終盤ではシェリルから、マオが探していた風や海、空にさえ心を通わせる歌姫「ハート・オブ・ディーヴァ」であることが示唆されている。
 
::バーチャロイドであるためサイズは可変であり、発見当初は「等身大の少女型ロボット」と言われ、ユニットとしてはMサイズ。言及はされていないが普段は等身大、戦闘中は本来のサイズに変化していると思われる。
 
::バーチャロイドであるためサイズは可変であり、発見当初は「等身大の少女型ロボット」と言われ、ユニットとしてはMサイズ。言及はされていないが普段は等身大、戦闘中は本来のサイズに変化していると思われる。
185行目: 186行目:  
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 
;[[フェイ・イェン・ザ・ナイト]]<br>[[フェイ・イェン with VH 「ビビッドハート」]]
 
;[[フェイ・イェン・ザ・ナイト]]<br>[[フェイ・イェン with VH 「ビビッドハート」]]
:VRとしてはこれらの系列の機体に当たるが、当人からはデザインがかなり不評。ただし、本作ではこれらに関する記憶は綺麗に欠け落ちている。
+
:VRとしてはこれらの系列の機体に当たるが、当人からはデザインがかなり不評。ただし本作ではこれらに関する記憶は綺麗に欠け落ちている。
 
;[[マジンカイザーSKL]]
 
;[[マジンカイザーSKL]]
 
:奇械島で眠っている際には、この機体の存在が目覚めのきっかけになると予言されていた。
 
:奇械島で眠っている際には、この機体の存在が目覚めのきっかけになると予言されていた。
192行目: 193行目:     
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*上記のネギの元ネタは、Otomania氏の「VOCALOID2 初音ミクに「Ievan Polkka」を歌わせてみた」にてデフォルメキャラの「はちゅねミク」にネギ(Otomania氏いわく下仁田ネギなんだそうな)を振らせたのが始まりだが、そのさらに元ネタが、TVアニメ『BLEACH』の第2話で井上織姫が長ネギを振り回していたシーンにIevan Polkka(フィンランド民謡)を合わせたFLASH動画「ロイツマ・ガール」である。
+
*上記のネギの元ネタは、Otomania氏の「VOCALOID2 初音ミクに「Ievan Polkka」を歌わせてみた」にてデフォルメキャラの「はちゅねミク」にネギ(Otomania氏曰く下仁田ネギなんだそうな)を振らせたのが始まりだが、その更に元ネタが、TVアニメ『BLEACH』の第2話で井上織姫が長ネギを振り回していたシーンにIevan Polkka(フィンランド民謡)を合わせたFLASH動画「ロイツマ・ガール」である。
**ミクのネギ動画が公開されたのは2007年9月であり、初音ミクが発売されたばかりの最初期の頃である。当時はロイツマ・ガールの動画がネット上で人気となっていたため、初音ミクの知名度が広まる最初のきっかけになった。なお、「はちゅねミク」自体がこのネギ動画から生まれた存在である。
+
**ミクのネギ動画が公開されたのは2007年9月であり、初音ミクが発売されたばかりの最初期の頃である。当時はロイツマ・ガールの動画がネット上で人気となっていたため、初音ミクの知名度が広まる最初のきっかけになった。なお、「はちゅねミク」自体がこのネギ動画から生まれた存在である。<br/>この後、他のVOCALOIDにも歌手のイメージとはかけ離れた持ち物を持たせるのが定番化した。
**この後、他のVOCALOIDにも歌手のイメージとはかけ離れた持ち物を持たせるのが定番化した。<s>ロードローラーが「持ち物」と言えるか甚だ疑問だが<s>
   
*この機体には、初音ミクの楽曲(ミクの性質故に「歌わせたもの」というのが正しいだろうが)の世界観をモチーフにしたバリエーションも存在する。
 
*この機体には、初音ミクの楽曲(ミクの性質故に「歌わせたもの」というのが正しいだろうが)の世界観をモチーフにしたバリエーションも存在する。
 
*3DSのソフトで初音ミクが登場するのは、初音ミクProject miraiから約1年ぶりの事となる。
 
*3DSのソフトで初音ミクが登場するのは、初音ミクProject miraiから約1年ぶりの事となる。
5,094

回編集