差分

531 バイト追加 、 2014年4月26日 (土) 07:57
編集の要約なし
9行目: 9行目:  
これは、マーセナス首相の[[暗殺]]が連邦政府の自作自演であることを裏付ける決定的な証拠となりえたが、サイアムは上手く立ち回ることでそれを握る己を守りつつ「箱」を自身から切り離して秘匿し、同時にいずれ来る「箱」の開放に備えてビスト財団を作り上げていた。
 
これは、マーセナス首相の[[暗殺]]が連邦政府の自作自演であることを裏付ける決定的な証拠となりえたが、サイアムは上手く立ち回ることでそれを握る己を守りつつ「箱」を自身から切り離して秘匿し、同時にいずれ来る「箱」の開放に備えてビスト財団を作り上げていた。
   −
しかし、ジオン・ズム・ダイクンによって「宇宙に出た人間は、進化しうる」というジオニズム思想が世に出たことにより、スペースノイドの権利と政治への優先的介入を明記した「箱」の第七章碑文が、連邦政府にとって噂の域を超えた本物のタブーとなってしまったことで全てが狂い始める。もし「箱」の存在がジオニズムを信ずる者達に知れれば、世界全体が途轍もない混乱に包まれる。それを忌避した連邦政府は、真実を隠匿し続けた。
+
しかし、ジオン・ズム・ダイクンによって「宇宙に出た人間は、進化しうる」というジオニズム思想が世に出たことにより、スペースノイドの権利と政治への優先的介入を明記した「箱」の第七章碑文が、連邦政府にとって噂の域を超えた本物のタブーとなってしまったことで全てが狂い始める。もし「箱」の存在がジオニズムを信ずる者達に知れれば、世界全体が途轍もない混乱に包まれる。それを忌避した連邦政府は、真実を隠匿し続けた。この結果、「箱」=宇宙世紀憲章の石碑という単純な真相が世に出ることのないまま、サイアムの存在からその(政府にとっての)危険性だけが一人歩きし、ある種の都市伝説として広まっていくことになった。
    
宇宙世紀0096年、「シャアの反乱」の終結と、それに伴う[[ネオ・ジオン]]総帥[[シャア・アズナブル]]の戦死により、ジオンは反連邦としての力を失う。生きながらえていたサイアムはこれを期に、連邦政府の絶対的統治のもとに人類が逼塞する危機を憂えて財団本来の目的である「箱」の開放を決断。孫のカーディアスにこの任務を通達する。<br/>
 
宇宙世紀0096年、「シャアの反乱」の終結と、それに伴う[[ネオ・ジオン]]総帥[[シャア・アズナブル]]の戦死により、ジオンは反連邦としての力を失う。生きながらえていたサイアムはこれを期に、連邦政府の絶対的統治のもとに人類が逼塞する危機を憂えて財団本来の目的である「箱」の開放を決断。孫のカーディアスにこの任務を通達する。<br/>
22行目: 22行目:  
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
:作品全体のキーワードの一つとして扱われている。
+
:作品全体のキーワードの一つとして扱われている。<!-- クロノ保守派の「教義」がこれを守ることであるとされており、そこからするとZシリーズの「箱」には世界観に関する何らかの手がかりが記されているとも考えられるが……。-->
    
== 関連 ==
 
== 関連 ==
3,538

回編集