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軍人としての資質がないのにどうして軍隊に入っていたのかという点についてははっきりしていない。TVアニメ第1話冒頭のナレーションではキリコの独白として<br />「俺は戦った。初めは生まれ故郷メルキアの為と信じて戦った。だが、戦いは長びくばかりで、終わりがなかった。おれは疲れた。だれもかれもが疲れていた…。」<br />という台詞がある。このことから考えるとキリコは元々は愛国心ゆえに志願した少年兵だったのだが、戦争の中で戦う意義を失っていったのかもしれない。
 
軍人としての資質がないのにどうして軍隊に入っていたのかという点についてははっきりしていない。TVアニメ第1話冒頭のナレーションではキリコの独白として<br />「俺は戦った。初めは生まれ故郷メルキアの為と信じて戦った。だが、戦いは長びくばかりで、終わりがなかった。おれは疲れた。だれもかれもが疲れていた…。」<br />という台詞がある。このことから考えるとキリコは元々は愛国心ゆえに志願した少年兵だったのだが、戦争の中で戦う意義を失っていったのかもしれない。
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なお、戦場に身を置き続けてきた経験からか、キリコは赤色の「耐圧服」というATの[[パイロットスーツ]]を好んで(というよりは、何時如何なる時も)着用しており、いわゆる「私服」と呼べるような服を着用しているシーンはほとんど確認出来ない。あとはせいぜい変装のために敵の制服を拝借して着用した程度で、彼の衣類に対する無頓着さが垣間見える。また、『孤影再び』では「赤い耐圧服を着た男」という情報から兵士がキリコの正体に気づくというシーンがあるが、これはTVシリーズから30年以上が経過した世界で赤い耐圧服が時代遅れになっている事と、常にそれを着用し数々の戦果を上げたキリコの姿から「赤いかく乱」というあだ名が付けられているという設定から来るものである(『孤影再び』OVAコメンタリーより)。ただし、キリコは『赫奕たる異端』冒頭では(TV版ラストで全裸のままコールドスリープに入ったので)耐圧服を持ち合わせておらず、物語中盤から着用している事ので赤い耐圧服が手に入らないわけではない模様。
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なお戦場に身を置き続けてきた経験からか、キリコは映像作品中では何時如何なる時も赤色の「耐圧服」というATの[[パイロットスーツ]]を着用しており、いわゆる「私服」と呼べるような服を着用しているシーンはほとんど確認出来ない。あとはせいぜい変装のために敵の制服を拝借して着用した程度で、彼の衣類に対する無頓着さが垣間見える。また、『孤影再び』では「赤い耐圧服を着た男」という情報から兵士がキリコの正体に気づくというシーンがあるが、これはTVシリーズから30年以上が経過した世界で赤い耐圧服が時代遅れになって(手に入らないわけではないようである、後述参照)いる事と、常にそれを着用し数々の戦果を上げたキリコの姿から「赤いかく乱」というあだ名が付けられているという設定から来るものである(『孤影再び』OVAコメンタリーより)。なおTV版ラストで全裸のままコールドスリープに入ったキリコは、『赫奕たる異端』冒頭では耐圧服を持ち合わせていなかったものの物語中盤から着用している。
    
ちなみに自称'''糞真面目な男'''である。
 
ちなみに自称'''糞真面目な男'''である。
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;[[ヒイロ・ユイ]]、[[刹那・F・セイエイ]]
 
;[[ヒイロ・ユイ]]、[[刹那・F・セイエイ]]
 
:[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z 破界篇]]の無口仲間(?)。同作の[[中断メッセージ]]画面でもキリコ・刹那・ヒイロの三人が登場するものがある。
 
:[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z 破界篇]]の無口仲間(?)。同作の[[中断メッセージ]]画面でもキリコ・刹那・ヒイロの三人が登場するものがある。
:なお、ヒイロ・ユイのモデルはキリコである(さらに偶然にも、近年ヒイロもコールドスリープした)。キリコとの戦闘で戦闘中のボイスが用意されているキャラの一人。ちなみに、ヒイロはネタ的な意味で異能生存体と呼ばれることもある。
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:なお、ヒイロ・ユイのモデルはキリコである(さらに偶然にも、近年の作品ではヒイロもコールドスリープした)。キリコとの戦闘で戦闘中のボイスが用意されているキャラの一人。ちなみに、ヒイロも劇中の頑健さをネタ的な意味で異能生存体と呼ばれることもある。
 
;[[デュオ・マックスウェル]]
 
;[[デュオ・マックスウェル]]
 
:破界篇でカレンとのバトリング中に治安警察らに襲われるキリコらを援護、その後も行動を共にする。これが縁になったのか、Wの面子はキリコとの絡みが大目。量産機でありながら高いポテンシャルを持つATの兵器としての有用性とそれを引き出すキリコには一目置いている。
 
:破界篇でカレンとのバトリング中に治安警察らに襲われるキリコらを援護、その後も行動を共にする。これが縁になったのか、Wの面子はキリコとの絡みが大目。量産機でありながら高いポテンシャルを持つATの兵器としての有用性とそれを引き出すキリコには一目置いている。
 
:デュオが再世篇にて語ったキリコとの初対面時の印象は'''「俺が言うのも何だが[[死神]]かと思った」'''とのこと(キリコを敵にまわした者にとっては、よく当てはまるコメントである)。また、ヒイロの同類と見ているのか「手がかかる奴ほど放っておけない」と語る。なお破界・再世篇ともに感謝の言葉を口にするキリコに驚くシーンがある。
 
:デュオが再世篇にて語ったキリコとの初対面時の印象は'''「俺が言うのも何だが[[死神]]かと思った」'''とのこと(キリコを敵にまわした者にとっては、よく当てはまるコメントである)。また、ヒイロの同類と見ているのか「手がかかる奴ほど放っておけない」と語る。なお破界・再世篇ともに感謝の言葉を口にするキリコに驚くシーンがある。
 
;[[パトリック・コーラサワー]]
 
;[[パトリック・コーラサワー]]
:第2次Z 破界篇序盤では彼の[[指揮]]下に入り、[[ソレスタルビーイング]]と対峙するも敗北を喫する。ちなみに、彼は何度も撃墜されたり宇宙を彷徨ってたりしても、本人は'''無傷'''で帰還してくる。そのため「コーラサワーは、本家キリコ以上に異能生存体している」とネタ的に言われることもある。
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:第2次Z 破界篇序盤では彼の[[指揮]]下に入り、[[ソレスタルビーイング]]と対峙するも敗北を喫する。ちなみに、彼は何度も撃墜されたり宇宙を彷徨ってたりしても、本人は'''無傷'''で帰還してくる。そのため「コーラサワーは本家以上の異能生存体」とネタ的に言われることもある。
 
;[[トロワ・バートン]]
 
;[[トロワ・バートン]]
 
:第2次Z破界篇 31話にてギシン星軍の兵員輸送機を撃ち落としたキリコの所持していた銃(バハウザーM571 アーマーマグナム)に「いい銃だ」と感心していた。再世篇ではキリコをボトムズ[[次回予告]]のフレーズを用いた例えで評し、クロウから詩人扱いされる。
 
:第2次Z破界篇 31話にてギシン星軍の兵員輸送機を撃ち落としたキリコの所持していた銃(バハウザーM571 アーマーマグナム)に「いい銃だ」と感心していた。再世篇ではキリコをボトムズ[[次回予告]]のフレーズを用いた例えで評し、クロウから詩人扱いされる。
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