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編集の要約なし
*キャラクターデザイン:千葉道徳
*キャラクターデザイン:千葉道徳
ユニオンに所属する国際連合の大使で、コーナー家の現当主。しかし、それは表向きの顔であり[[ソレスタルビーイング]]の監視者としての顔も持つ。
=== 人物 ===
=== 人物 ===
大使としては世界三大国家陣営([[ユニオン (00)|ユニオン]]、[[AEU]]、[[人類革新連盟]])に多大な影響力を持つ。監視者としては、複数の監視者や創設者の一族を一挙に束ねる存在であった。だが、彼自身の本来の目的はソレスタルビーイングや世界三大国家陣営の力を手に入れることであった。
大使としては世界三大国家陣営([[ユニオン (00)|ユニオン]]、[[AEU]]、[[人類革新連盟]])に多大な影響力を持つ。監視者としては、複数の監視者や創設者の一族を一挙に束ねる存在であった。だが、彼自身の本来の目的はソレスタルビーイングや世界三大国家陣営の力を手に入れることであった。
かつてはユニオンでも名の知れた腕利きのパイロットで、刹那に「[[ガンダムマイスター]]の資格が無い」と呟いたのも自分の操縦技術に自信があったからに他ならない。しかし、そんな彼でもガンダムマイスターにはなれなかった(本人がそれを望んだかというと疑問だが)。詳しくは外伝「00N」を参照。
かつてはユニオンでも名の知れた腕利きのパイロットで、刹那に「[[ガンダムマイスター]]の資格が無い」と呟いたのも自分の操縦技術に自信があったからに他ならない。しかし、そんな彼でもガンダムマイスターにはなれなかった(本人がそれを望んだかというと疑問だが)。詳しくは外伝『00N』を参照。
大望を抱き、相応の実力もあったのだが相手が悪く、作劇的には「中ボス」「小物」といったポジションになってしまった。このため悪役なのだが視聴者からの(ネタ的な)人気は非常に高く、出番は少なくとも印象的なキャラクターである。
大望を抱き、相応の実力もあったのだが相手が悪く、作劇的には「中ボス」「小物」といったポジションになってしまった。このため悪役なのだが視聴者からの(ネタ的な)人気は非常に高く、出番は少なくとも印象的なキャラクターである。
=== その後 ===
=== その後 ===
アレハンドロ・コーナー没後の[[西暦]]2314年。『[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版 機動戦士ガンダム00]]』冒頭の[[劇中劇]]である[[ソレスタルビーイング (映画)|映画『ソレスタルビーイング』]]において、アレハンドロは悪役として登場する。
アレハンドロ・コーナー没後の[[西暦]]2314年。『[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版 機動戦士ガンダム00]]』冒頭の[[劇中劇]]である[[ソレスタルビーイング (映画)|映画『ソレスタルビーイング』]]において、アレハンドロは悪役として登場する。
しかも、何故か(彼自身の没後に成立した)独立治安維持部隊[[アロウズ]]の黒幕という扱いである。
しかも、何故か(彼自身の没後に成立した)独立治安維持部隊[[アロウズ]]の黒幕という扱いである。
== 登場作品と役柄 ==
== 登場作品と役柄 ==
=== [[Zシリーズ]] ===
=== Zシリーズ ===
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
:初登場作品。国連大使として[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]、[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]と共に序盤から会話シーンには出番はあるが、パイロットとして登場するのは最終盤に1シナリオのみ。原作通り[[アルヴァトーレ]]に搭乗して敵として登場し、アルヴァトーレ撃破後は[[アルヴァアロン]]と[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の駆る[[ガンダムエクシア]]との一騎打ちとなる。<br />今作では原作以上に'''「道化」'''の役割を強調されており、自分の器量の限界をまるで自覚していない言動や後先を考えない行動で周囲からは冷めた目で見られている(彼本人は周囲のそんな自分の評価にすら気付いていなかった)。特にトレーズやシュナイゼルとの討議のシーンでは「アレハンドロが迂闊な発言をして、それをトレーズやシュナイゼルが窘める」というパターンが多く、小物感がなおさら強調されている。<br />さらに[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]の掌で踊されるだけでなく、排除しようとしていたトレーズや[[エルガン・ローディック|エルガン]]等の計略に逆に嵌められる形で討たれる事になる。印象としては[[ロード・ジブリール]]に近い。しかし、戦闘面では謎の優遇を受けており、汎用カットイン1種類+専用カットイン(GNファング、GNビーム砲)3種類の計4種類と[[カットイン]]の数が非常に多く、戦闘演出も妙に気合が入っている。<br />なお、本作中では語られないが、最期のリボンズとの会話は刹那に聞かれており、[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|再世篇]]で「ソレスタルビーイングの裏切り者はアレハンドロを倒したからいないはず」という話題になった際に刹那が「アレハンドロは最期に誰かと会話していた」と言及している。
:初登場作品。国連大使として[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]、[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]と共に序盤から会話シーンには出番はあるが、パイロットとして登場するのは最終盤に1シナリオのみ。原作通り[[アルヴァトーレ]]に搭乗して敵として登場し、アルヴァトーレ撃破後は[[アルヴァアロン]]と[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の駆る[[ガンダムエクシア]]との一騎打ちとなる。<br />今作では原作以上に'''「道化」'''の役割を強調されており、自分の器量の限界をまるで自覚していない言動や後先を考えない行動で周囲からは冷めた目で見られている(彼本人は周囲のそんな自分の評価にすら気付いていなかった)。特にトレーズやシュナイゼルとの討議のシーンでは「アレハンドロが迂闊な発言をして、それをトレーズやシュナイゼルが窘める」というパターンが多く、小物感がなおさら強調されている。<br />さらに[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]の掌で踊されるだけでなく、排除しようとしていたトレーズや[[エルガン・ローディック|エルガン]]等の計略に逆に嵌められる形で討たれる事になる。印象としては[[ロード・ジブリール]]に近い。しかし、戦闘面では謎の優遇を受けており、汎用カットイン1種類+専用カットイン(GNファング、GNビーム砲)3種類の計4種類と[[カットイン]]の数が非常に多く、戦闘演出も妙に気合が入っている。<br />なお、本作中では語られないが、最期のリボンズとの会話は刹那に聞かれており、[[再世篇]]で「[[ソレスタルビーイング]]の裏切り者はアレハンドロを倒したからいないはず」という話題になった際に刹那が「アレハンドロは最期に誰かと会話していた」と言及している。
== パイロットステータス設定の傾向 ==
== パイロットステータス設定の傾向 ==
搭乗機の[[アルヴァトーレ]]、[[アルヴァアロン]]の性能はかなりのもので、[[特殊能力]]の[[GNフィールド]]も厄介だが、肝心のアレハンドロの能力値が控えめであまり活かせていない。内部データに設定された[[エースボーナス]]が発動していればもう少し強くなっただろう。
=== [[能力|能力値]] ===
=== [[能力|能力値]] ===
=== [[精神コマンド]] ===
=== [[精神コマンド]] ===
;[[偵察]] [[てかげん]] [[鉄壁]] [[突撃]] [[直撃]] [[かく乱]]
;[[第2次Z破界篇]]
:[[偵察]] [[てかげん]] [[鉄壁]] [[突撃]] [[直撃]] [[かく乱]]
:監視者であるためか「偵察」持ち。後はアルヴァトーレ向けのコマンドが揃っているが命中強化がない。
:監視者であるためか「偵察」持ち。後はアルヴァトーレ向けのコマンドが揃っているが命中強化がない。
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
;[[Eセーブ]] [[Bセーブ]] [[戦意高揚]] [[気力+(命中)]] [[ガード]] [[ブロッキング]]
;[[第2次Z破界篇]]
:命中関連がないのに「気力+(命中)」。注意すべきはガードくらい。ブロッキングはアルヴァトーレでは発動できず、アルヴァアロンでは刹那の前に瞬殺される運命にある。
:[[Eセーブ]]、[[Bセーブ]]、[[戦意高揚]]、[[気力+ (命中)]]、[[ガード]]、[[ブロッキング]]
:命中関連がないのに「気力+ (命中)」。注意すべきはガードくらい。ブロッキングはアルヴァトーレでは発動できず、アルヴァアロンでは刹那の前に瞬殺される運命にある。
=== [[エース|固有エースボーナス]] ===
=== 固有[[エースボーナス]] ===
;被ダメージ0.8倍
;被ダメージ0.8倍
:アレハンドロがガードを所持しているので、このボーナスとの併用でGNフィールドがより強固なバリアとなる…筈だったが、第2次Zでは未修得状態で1度も習得しない。
:[[第2次Z破界篇]]でのボーナス。アレハンドロがガードを所持しているので、このボーナスとの併用でGNフィールドがより強固な[[バリア]]となる…筈だったが、第2次Zでは未修得状態で1度も習得しない。
<!-- == [[BGM|パイロットBGM]] == -->
<!-- == [[BGM|パイロットBGM]] == -->
== 人間関係 ==
== 人間関係 ==
;[[リボンズ・アルマーク]]
;[[リボンズ・アルマーク]]
:従者。自分に尽くしてくれるリボンズのことは本心から信頼しており、彼にヴェーダをリンクさせて情報操作を行っていた。しかし、彼に利用されていたことを最後の最期で告げられてしまう。
:従者。自分に尽くしてくれるリボンズのことは本心から信頼しており、彼にヴェーダをリンクさせて情報操作を行っていた。しかし、彼に利用されていたことを最後の最期で告げられてしまう。ただし、リボンズ自身もアレハンドロに対して何らかの好意を抱いていたようで、後に「アレハンドロは残念だったが、計画のためやむを得なかった」と告げている。
:なお、リボンズはアレハンドロのことを「器量が小さい」と評しているのだが、2ndシーズンでのリボンズ自身の言動を見ると、アレハンドロのことは言えないものである。
:なお、リボンズはアレハンドロのことを「器量が小さい」と評しているのだが、2ndシーズンでのリボンズ自身の言動を見ると、アレハンドロのことは言えないものである。
;[[ラグナ・ハーヴェイ]]
;[[ラグナ・ハーヴェイ]]
:なお、劇中では彼女とは対面することは無かったが、[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|破界篇]]では、彼女およびプトレマイオスクルーとの直接対決が実現する。
:なお、劇中では彼女とは対面することは無かったが、[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|破界篇]]では、彼女およびプトレマイオスクルーとの直接対決が実現する。
;[[マリナ・イスマイール]]
;[[マリナ・イスマイール]]
:アザディスタンを支援し、国連での発言力を強めていった。
:アザディスタンを支援し、[[国連]]での発言力を強めていった。
== 他作品との人間関係 ==
== 他作品との人間関係 ==
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
;[[トレーズ・クシュリナーダ]]
;[[トレーズ・クシュリナーダ]]
:彼やトレーズと共に世界の統治を討議していた。中盤では[[リモネシア共和国|リモネシア]]の侵攻によって、一つの国家が消滅した事を「仕方の無い事」と評した為、彼から発言の迂闊さを窘められる一幕も。
:彼やトレーズと共に世界の統治を討議していた。中盤では[[リモネシア共和国|リモネシア]]の侵攻によって、一つの国家が消滅した事を「仕方の無い事」と評した為、彼から発言の迂闊さを窘められる一幕も。
;[[レオン・三島]]
;[[レオン・三島]]
:第2次Z 破界篇序盤の会談で、彼に[[バジュラ]]についての詳細を訊ねる。
:[[第2次Z破界篇]]序盤の会談で、彼に[[バジュラ]]についての詳細を訊ねる。
;[[グレイス・オコナー]]
;[[グレイス・オコナー]]
:[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z 破界篇]]ではリボンズを介し、彼女に裏から協力を受けていた。
:第2次Z破界篇ではリボンズを介し、彼女に裏から協力を受けていた。
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
;[[エルガン・ローディック]]
;[[エルガン・ローディック]]
:国連での上司だが、その存在を疎ましく思っており、後々にはトレーズやシュナイゼル共々彼を排除せんと考えていた。
:[[国連]]での上司だが、その存在を疎ましく思っており、後々にはトレーズやシュナイゼル共々彼を排除せんと考えていた。
;[[クロウ・ブルースト]]
;[[クロウ・ブルースト]]
:彼から見れば[[クワトロ・バジーナ|とある人物]]がバカにされたように見えたため、「アルヴァトーレの'''装甲をはぎ取って[[借金]]返済の[[資金]]にしてやる'''」と激怒される羽目に。
:彼から見れば[[クワトロ・バジーナ|とある人物]]がバカにされたように見えたため、「アルヴァトーレの'''装甲をはぎ取って[[借金]]返済の[[資金]]にしてやる'''」と激怒される羽目に。
:[[クロウ・ブルースト|クロウ]]との[[戦闘前会話]]でアルヴァアロンに難色を示す様子を見せたクロウに対しての一言。言うまでもなく、[[百式]]や[[スモー (ゴールドタイプ)|ハリー専用スモー]]の事を言っているが、クロウからは「比較するな」と一蹴される。
:[[クロウ・ブルースト|クロウ]]との[[戦闘前会話]]でアルヴァアロンに難色を示す様子を見せたクロウに対しての一言。言うまでもなく、[[百式]]や[[スモー (ゴールドタイプ)|ハリー専用スモー]]の事を言っているが、クロウからは「比較するな」と一蹴される。
:ちなみに、[[クワトロ・バジーナ|その機体の]][[ハリー・オード|パイロット]]との戦闘前会話は残念ながら設定されていない([[乗り換え]]により、それらの機体に乗っていない可能性もあるため)が、上記の2機体に対しての[[特殊戦闘台詞]]は存在する。
:ちなみに、[[クワトロ・バジーナ|その機体の]][[ハリー・オード|パイロット]]との戦闘前会話は残念ながら設定されていない([[乗り換え]]により、それらの機体に乗っていない可能性もあるため)が、上記の2機体に対しての[[特殊戦闘台詞]]は存在する。
== 搭乗機体・関連機体 ==
== 搭乗機体・関連機体 ==
;[[アルヴァトーレ]]
;[[アルヴァトーレ]]
:自身専用の大型モビルアーマー。[[GNフィールド]]による強力な[[バリア]]と圧倒的な火力で敵を殲滅する。
:自身専用の大型モビルアーマー。[[GNフィールド]]による強力な[[バリア]]と圧倒的な火力で敵を殲滅する。
*専用機のアルヴァトーレだけでなくパイロットスーツや拳銃も金色であるため、視聴者から「金色好き」とネタにされている。アルヴァトーレの金色は'''本人の趣味'''とは別に、ビームコーディングが施されているとされているが真相は不明。仮にコーティングが施されていても機体が目立つ為、その後のモビルスーツでは採用されなかった。
*専用機のアルヴァトーレだけでなくパイロットスーツや拳銃も金色であるため、視聴者から「金色好き」とネタにされている。アルヴァトーレの金色は'''本人の趣味'''とは別に、ビームコーディングが施されているとされているが真相は不明。仮にコーティングが施されていても機体が目立つ為、その後のモビルスーツでは採用されなかった。
*実は[[声優]]の松本保典氏は、かつて「SDガンダム外伝シリーズ」で黄金龍「スペリオルドラゴン」を演じている。その為、金色好きはある意味[[声優ネタ]]である。
*実は[[声優]]の松本保典氏は、かつて「SDガンダム外伝シリーズ」で黄金龍「スペリオルドラゴン」を演じている。その為、金色好きはある意味[[声優ネタ]]である。
*キャラクターデザインの千葉道徳氏は、アレハンドロを「織田信長のような傑物になるのでは、と思ってデザインした」とコメントしている。ちなみに、彼の従者のリボンズは信長の小姓・森蘭丸とのことである。……結果は御覧の通りであるが(ただし、己の野望実現を目前にして部下に裏切られて最期を遂げたという意味では、信長と似てなくもない)。
*キャラクターデザインの千葉道徳氏は、アレハンドロを「織田信長のような傑物になるのでは、と思ってデザインした」とコメントしている。ちなみに、彼の従者のリボンズは信長の小姓・森蘭丸とのことである。 ……結果は御覧の通りであるが(ただし、己の野望実現を目前にして部下に裏切られて最期を遂げたという意味では、信長と似てなくもない)。
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