差分

614 バイト追加 、 2014年3月21日 (金) 20:46
編集の要約なし
3行目: 3行目:     
== 概要 ==
 
== 概要 ==
動画配信サイト『バンダイチャンネル』にて先行配信されたOVA作品。『[[聖戦士ダンバイン]]』同様、[[バイストン・ウェル]]が舞台だが、物語の関連性は一切無い。なお、バイストン・ウェルを舞台とした作品のOVAは『ガーゼィの翼』以来となる。
+
動画配信サイト『バンダイチャンネル』にて先行配信された[[OVA]]作品。『[[聖戦士ダンバイン]]』同様、[[バイストン・ウェル]]が舞台だが、物語の関連性は一切無い。なお、バイストン・ウェルを舞台とした作品のOVAは『ガーゼィの翼』(SRW未参戦)以来となる。
   −
原作は富野由悠季監督自らが書き起こした同名の小説だが、OVAは小説の続編となっている(ただし小説との矛盾点も多く、原作の直接の続編ではない)。<br/>
+
原作は富野由悠季監督自らが書き起こした同名の[[小説]]だが、'''OVA版は小説の続編となっている(ただし小説版との矛盾点も多く、原作の直接の続編ではない)'''。<br/>
 
また、原作小説には[[オーラバトラー]]は存在しない他、主要人物が男女問わず情け容赦無く次々と死亡するなど「黒富野」をまさに体現するかのようなエログロ要素が非常に色濃い事で有名でもある。アニメ版である本作はその逆に、ノリと勢いと富野節で突っ走る「白富野」な作風となっている。<br/>
 
また、原作小説には[[オーラバトラー]]は存在しない他、主要人物が男女問わず情け容赦無く次々と死亡するなど「黒富野」をまさに体現するかのようなエログロ要素が非常に色濃い事で有名でもある。アニメ版である本作はその逆に、ノリと勢いと富野節で突っ走る「白富野」な作風となっている。<br/>
 
後に監督自らがOVA版のストーリーを内包させるように加筆した原作小説の完全版を執筆、全4巻で販売された。
 
後に監督自らがOVA版のストーリーを内包させるように加筆した原作小説の完全版を執筆、全4巻で販売された。
22行目: 22行目:  
:OVA版の主人公。日本人とアメリカ人のハーフ。
 
:OVA版の主人公。日本人とアメリカ人のハーフ。
 
;[[リュクス・サコミズ]]
 
;[[リュクス・サコミズ]]
:ヒロイン。シンジロウの娘である[[ホウジョウ国]]の姫。
+
:ヒロイン。シンジロウ・サコミズの娘である[[ホウジョウ国]]の姫。
 
;[[シンジロウ・サコミズ]](迫水真次郎)
 
;[[シンジロウ・サコミズ]](迫水真次郎)
 
:小説版の主人公。かつての旧日本軍の兵士で[[特攻]]隊所属。
 
:小説版の主人公。かつての旧日本軍の兵士で[[特攻]]隊所属。
41行目: 41行目:  
==== ホウジョウ国 ====
 
==== ホウジョウ国 ====
 
;[[コドール・サコミズ]]
 
;[[コドール・サコミズ]]
:シンジロウの後妻。
+
:シンジロウ・サコミズの後妻。
 
;[[コットウ・ヒン]]
 
;[[コットウ・ヒン]]
 
:フガクの指揮を務める武将。
 
:フガクの指揮を務める武将。
65行目: 65行目:  
:ミ・フェラリオ。『[[聖戦士ダンバイン|ダンバイン]]』のフェラリオとは異なり、人間とほぼ同様の体躯。
 
:ミ・フェラリオ。『[[聖戦士ダンバイン|ダンバイン]]』のフェラリオとは異なり、人間とほぼ同様の体躯。
 
;[[ジャコバ・アオン]]
 
;[[ジャコバ・アオン]]
:フェラリオの長。『ダンバイン』にも登場するが、そちらとは声優と容貌が異なっている。
+
:フェラリオの長。『ダンバイン』にも登場するが、そちらとは[[声優]]と容貌が異なっている。
    
=== その他 ===
 
=== その他 ===
 
;[[特攻人形]]
 
;[[特攻人形]]
:
+
:サコミズが太平洋戦争当時に搭乗していた特攻機・桜花に残していた文金高島田の人形。
    
== 登場メカ ==
 
== 登場メカ ==
116行目: 116行目:  
;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
:初参戦作。参戦元はOVA版であるが、漫画版を元にした描写も多い。また、本作では[[ショット・ウェポン]]が[[オーラマシン]]を開発したという設定。
 
:初参戦作。参戦元はOVA版であるが、漫画版を元にした描写も多い。また、本作では[[ショット・ウェポン]]が[[オーラマシン]]を開発したという設定。
:『[[聖戦士ダンバイン]]』とは『ACE3』以来(スパロボとしては初)の共演となる。現実にあった出来事が物語の背景に多少含まれており、またサコミズの境遇とクロスオーバーする作品群の関係から、メタ的な面も強いのが特徴。クロスオーバーはダンバインの他、条件を満たせば[[蒼穹のファフナー]]と行われる。原作再現は余すことなく展開され、OVAならではの表現であった大東亜戦争や[[沖縄]]戦といった現実にあった戦争の悲惨さと痛ましさを、これでもかというほどリアルに描いている。実際に起こった戦争をスーパーロボット大戦シリーズで取り扱うのは史上初の試みである。
+
:『[[聖戦士ダンバイン]]』とは『ACE3』以来(スパロボとしては初)の共演となる。現実にあった出来事が物語の背景に多少含まれており、またサコミズの境遇とクロスオーバーする作品群の関係から、メタ的な面も強いのが特徴。クロスオーバーはダンバインの他、条件を満たせば[[蒼穹のファフナー]]と行われる。
 +
:原作再現は余すことなく展開され、OVAならではの表現であった大東亜戦争や[[沖縄]]戦といった現実にあった戦争の悲惨さと痛ましさを、これでもかというほどリアルに描いている。実際に起こった戦争をスーパーロボット大戦シリーズで取り扱うのは史上初の試みである。
    
=== ACEシリーズ ===
 
=== ACEシリーズ ===
123行目: 124行目:  
:また同作の予約特典DVDより、アニメ本編より先に本作の音声が収録されている為、富野氏からの演技指導を行った事が判明する。
 
:また同作の予約特典DVDより、アニメ本編より先に本作の音声が収録されている為、富野氏からの演技指導を行った事が判明する。
 
;[[Another Century's Episode 3 THE FINAL]]
 
;[[Another Century's Episode 3 THE FINAL]]
:本格的にストーリーつきで参戦。今作では地上界に戻った後からスタートする。エイサップ、リュクス、サコミズしか登場しない為、ほぼオリジナル展開である。未登場の金本や朗利の役割を[[シャア・アズナブル|シャア]]が間接的に担当しているなど、一応は『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|逆襲のシャア]]』と絡むが、シナリオの進め方によっては一度も会わないことも。
+
:本格的にストーリーつきで参戦。今作では地上界に戻った後からスタートする。エイサップ、リュクス、サコミズしか登場しない為、ほぼオリジナル展開である。
 +
:未登場の金本や朗利の役割を[[シャア・アズナブル|シャア]]が間接的に担当しているなど、一応は『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|逆襲のシャア]]』と絡むが、シナリオの進め方によっては一度も会わないことも。
    
== 用語 ==
 
== 用語 ==
 
;[[リーンの翼]]
 
;[[リーンの翼]]
:
+
:バイストン・ウェルにおいて語られている伝説の英雄に出現する[[V2ガンダム|光の翼]]。資格有る者([[聖戦士]]等)が同名の沓を履くことによって、出現するという。
 
;[[バイストン・ウェル]]
 
;[[バイストン・ウェル]]
:
+
:海と大地の狭間に存在する[[異世界]]。ただし、本作の舞台となるバイストン・ウェルは『[[聖戦士ダンバイン]]』のものとは別個のものである。
 
;[[ホウジョウ国]]
 
;[[ホウジョウ国]]
 
:サコミズがバイストン・ウェルに起こした国家。
 
:サコミズがバイストン・ウェルに起こした国家。
3,644

回編集