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物語のラストにて、シンジは精神世界で自分を拒絶していると思っていた「最初の他人」であるアスカを絞め殺しそうになるが、それに対するアスカの「行動」から彼女の気持ちを悟ったシンジは、首を絞める事を止めて泣き崩れ、エヴァンゲリオンの物語は『終劇』を迎える事になった…。
 
物語のラストにて、シンジは精神世界で自分を拒絶していると思っていた「最初の他人」であるアスカを絞め殺しそうになるが、それに対するアスカの「行動」から彼女の気持ちを悟ったシンジは、首を絞める事を止めて泣き崩れ、エヴァンゲリオンの物語は『終劇』を迎える事になった…。
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=== 漫画版 ===
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キャラクターデザインの貞本義行氏による作品。全体的には旧世紀版(TV版・旧劇場版)を踏襲しているが、庵野秀明氏の脚本に貞本氏のアレンジが加わっている。シンジの性格を例に挙げると、貞本氏いわく「庵野さんが考えてたひねくれた感じというのは、表面はいいかっこうして陰に入ってく内側向きのひねくれ加減で、ある意味、現代の若者的。僕のはその逆で、中にはすごくまじめでストイックなんだけど外にはひねくれてしまうという、ちょっと子供っぽいタイプ」との事(2巻巻末より)。
    
=== 新劇場版 ===
 
=== 新劇場版 ===
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;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
:「バルマー戦役を潜り抜け、人間的に成長したシンジ」として登場。別名「男前」。発売前、ゲーム雑誌等で躍動感溢れるカットインを披露した。性格も「強気」になり、その男前っぷりは[[キラ・ヤマト]]が増長した際存分に発揮され、'''旧シリーズでの自分に対するアムロと同じ立ち位置になった'''。終盤のEVAシナリオでは一度は弱気になってしまい、[[ゼーレ]]の発動させた[[人類補完計画]]によって[[EVA初号機]]に取り込まれるも、[[αナンバーズ]]の仲間達に救われ、カヲルと「再会」し、父ゲンドウと全ての決着を着けた後、両親の遺志を継いで改めて[[地球]]を守るために戦うことを決意。[[αナンバーズ]]の皆からTV版最終話のように祝福され、同時にトウジたちと再会を果たす。不参戦の期間はアスカと同棲しており、彼女を知るメンバーからは大いに驚かれていた。エンディングでは[[第3新東京市]]に移住して普通の学生に戻ったが、仮に再び[[地球]]が危機にさらされるのならば、戦いに身を投じるつもりであると発言している。
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:「バルマー戦役を潜り抜け、人間的に成長したシンジ」として登場。別名「男前」。発売前、ゲーム雑誌等で躍動感溢れるカットインを披露した。性格も「強気」になり、その男前っぷりは[[キラ・ヤマト]]が増長した際に存分に発揮され、'''旧シリーズでの自分に対するアムロと同じ立ち位置になった'''(ミサトから「その道の先達」と太鼓判を押されている)。終盤のEVAシナリオでは一度は弱気になってしまい、[[ゼーレ]]の発動させた[[人類補完計画]]によって[[EVA初号機]]に取り込まれるも、[[αナンバーズ]]の仲間達に救われ、カヲルと「再会」し、父ゲンドウと全ての決着を着けた後、両親の遺志を継いで改めて[[地球]]を守るために戦うことを決意。[[αナンバーズ]]の皆からTV版最終話のように祝福され、同時にトウジたちと再会を果たす。不参戦の期間はアスカと同棲しており、彼女を知るメンバーからは大いに驚かれていた。エンディングでは[[第3新東京市]]に移住して普通の学生に戻ったが、仮に再び[[地球]]が危機にさらされるのならば、戦いに身を投じるつもりであると発言している。
    
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
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;「でも僕はもう一度会いたいと思った。その気持ちは本当だと思うから」
 
;「でも僕はもう一度会いたいと思った。その気持ちは本当だと思うから」
 
:旧劇場版終盤にて。再びA.T.フィールドがお互いを傷付けあうことになっても、シンジはかつての彼が願った世界--A.T.フィールドが消え、全ての人々が溶け合い一つになった世界--を否定し、他人と共にある世界を願った。
 
:旧劇場版終盤にて。再びA.T.フィールドがお互いを傷付けあうことになっても、シンジはかつての彼が願った世界--A.T.フィールドが消え、全ての人々が溶け合い一つになった世界--を否定し、他人と共にある世界を願った。
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=== 漫画版 ===
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;(いつの頃からだろう。僕の心と体は少しずつバラバラになってきている気がする)<br />(悲しいことやつらいことがあるたびに これは自分ではないと 他人事みたいに見つめてるもう一人の自分がいるみたいだ)<br />(大丈夫 僕はやっていけるさ…)<br />(心をもっと体の奥に閉じ込めてしまおう そうすれば 体の痛みも心の痛みも 恐怖も 何も感じなくて済むだろう)
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:2巻より。演習時のモノローグ。
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;「………後退…… しない。 してやらない」
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:2巻より。シャムシェル戦でTV版とは異なりシンジの判断でトウジ&ケンスケをエントリープラグに収容し、後退命令に対して反抗的につぶやく。この場面に限らず、漫画版は貞本氏の意向であえて「逃げちゃダメだ…」のセリフは外されている。
 
;「もう一度言ってみろ!…」<br />「もう一度言え!前歯全部折ってやる!」<br />「言えよ!」
 
;「もう一度言ってみろ!…」<br />「もう一度言え!前歯全部折ってやる!」<br />「言えよ!」
:漫画版より。レイの死を馬鹿にしたような言動を口にしたカヲルに対し、激怒して発した台詞。普段の温厚なシンジからは想像できない怒りに満ちた過激な台詞で、読者を驚愕させた。これは漫画版が原作者である庵野監督ではなく、貞本氏の解釈によって描かれている事から生まれて別基軸のシンジである為。
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:10巻より。レイの死を馬鹿にしたような言動を口にしたカヲルに対し、激怒して発した台詞。普段の温厚なシンジからは想像できない怒りに満ちた過激な台詞で、読者を驚愕させた。これは漫画版が原作者である庵野監督ではなく、貞本氏の解釈によって描かれている事から生まれて別基軸のシンジである為。
    
=== 新劇場版 ===
 
=== 新劇場版 ===
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;「膨張してしまった…」
 
;「膨張してしまった…」
 
:第拾話「マグマダイバー」にて。使徒殲滅後に訪れた温泉でひと時の休息を得るネルフ一向。そんな中で隣の女湯から聞こえる会話に、シンジも思春期の少年らしい反応を示すのであった。
 
:第拾話「マグマダイバー」にて。使徒殲滅後に訪れた温泉でひと時の休息を得るネルフ一向。そんな中で隣の女湯から聞こえる会話に、シンジも思春期の少年らしい反応を示すのであった。
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=== 漫画版 ===
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;(どーでもいいけど14歳の女の子が精子精子って言うの抵抗あるなあ)
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:4巻にて。自身が試験管ベビーとして生まれたことを語るアスカが連呼する単語に反応して。…気持ちは分からないでもない。
    
=== 他媒体 ===
 
=== 他媒体 ===
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:[[第3次α]]で保身の為、[[ベガリオン]]を撃墜する[[セレーナ・レシタール|セレーナ]]の[[裏切りイベント|裏切り行為]](を装った計略)を目の当たりにし、呆然と呟いた台詞。後に何食わぬ顔で彼女が[[αナンバーズ]]へと戻った際には、温厚なシンジも嫌悪感を隠しきれなかった。
 
:[[第3次α]]で保身の為、[[ベガリオン]]を撃墜する[[セレーナ・レシタール|セレーナ]]の[[裏切りイベント|裏切り行為]](を装った計略)を目の当たりにし、呆然と呟いた台詞。後に何食わぬ顔で彼女が[[αナンバーズ]]へと戻った際には、温厚なシンジも嫌悪感を隠しきれなかった。
 
;「ねえ、カトル君。久しぶりにアンサンブルでもしない?」<br />「あ…熱気バサラさんだ。よかったら、一緒に演奏会といきませんか?」
 
;「ねえ、カトル君。久しぶりにアンサンブルでもしない?」<br />「あ…熱気バサラさんだ。よかったら、一緒に演奏会といきませんか?」
:[[第3次α]]で、[[三重連太陽系]]の[[レプリ地球]]において、[[ソール11遊星主]]の[[パルパレーパ]]の放った[[パレッス粒子]]にやられてしまって。もはや、戦う前の弱虫より性質の悪い怠け者になってしまっている。すぐ側で[[獅子王凱|凱]]の[[ガオファイガー]]がやられてしまっても全然気にしていないので、遂に[[熱気バサラ|バサラ]]がキレてしまい…。
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:[[第3次α]]で、[[三重連太陽系]]の[[レプリ地球]]において、[[ソール11遊星主]]の[[パルパレーパ]]の放った[[パレッス粒子]]にやられてしまって。もはや、戦う前の弱虫より性質の悪い怠け者になってしまっている(シンジだけではないが…)。すぐ側で[[獅子王凱|凱]]の[[ガオファイガー]]がやられてしまっても全然気にしていないので、遂に[[熱気バサラ|バサラ]]がキレてしまい…。
 
;「ガ…ガ…ガ…ガ…ガオファイガー!」
 
;「ガ…ガ…ガ…ガ…ガオファイガー!」
 
:[[第3次α]]第41話「銀河が消滅する日」にて。パルパレーパによりケミカルボルトを埋め込まれ、その支配下に置かれ、操られる状態で登場した[[獅子王凱]]を目の当たりにして。重いシーンなのだが、台詞は何故か『[[勇者王ガオガイガー|ガオガイガー]]』主題歌「勇者王誕生!」のパロディー…。
 
:[[第3次α]]第41話「銀河が消滅する日」にて。パルパレーパによりケミカルボルトを埋め込まれ、その支配下に置かれ、操られる状態で登場した[[獅子王凱]]を目の当たりにして。重いシーンなのだが、台詞は何故か『[[勇者王ガオガイガー|ガオガイガー]]』主題歌「勇者王誕生!」のパロディー…。
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