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749 バイト追加 、 2014年2月24日 (月) 00:12
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内容はシリアスな内容とギャグ的な内容に分かれており、シリアスな物は短編のみ、ギャグは4コマ漫画の型式が多い(短編型式もある)。<br />
 
内容はシリアスな内容とギャグ的な内容に分かれており、シリアスな物は短編のみ、ギャグは4コマ漫画の型式が多い(短編型式もある)。<br />
 
特にギャグ的な内容だと、描く者によっては登場するキャラが原作のイメージを覆す性格で描かれる事もある。<br />それぞれの参戦作品にコアなファンが付いているので、付け焼刃的な知識で描くと失笑を招いたり反感を買う恐れがあり、作家陣にもネタの対象たる作品への或る程度の理解度=愛情が求められる。<br />このように描き手にとっては比較的ハードルが高い題材と言え、その所為か1度執筆したのみで、後々のシリーズに参加しない作家が多いのも特徴のひとつである。<br />
 
特にギャグ的な内容だと、描く者によっては登場するキャラが原作のイメージを覆す性格で描かれる事もある。<br />それぞれの参戦作品にコアなファンが付いているので、付け焼刃的な知識で描くと失笑を招いたり反感を買う恐れがあり、作家陣にもネタの対象たる作品への或る程度の理解度=愛情が求められる。<br />このように描き手にとっては比較的ハードルが高い題材と言え、その所為か1度執筆したのみで、後々のシリーズに参加しない作家が多いのも特徴のひとつである。<br />
実際、初期のシリーズでは[[スーパーロボット|スーパー系]]に疎い若手作家に有りがちな傾向だった。また[[F]]の[[エヴァンゲリオン]]など話題性の大きい作品が参戦した時には特にその傾向が顕著で、流れに安直に乗った結果として、キャラの描写が原作と似て非なり、それでいてネタの範疇にも届いていないという微妙なレベルの作者が散見されている([[惣流・アスカ・ラングレー|アスカ]]が口汚い男言葉で喋る、[[鈴原トウジ|トウジ]]がなぜか標準語を喋る等)。
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実際、初期のシリーズでは[[スーパーロボット|スーパー系]]に疎い若手作家に有りがちな傾向だった。また[[F]]の[[エヴァンゲリオン]]など話題性の大きい作品が参戦した時には特にその傾向が顕著で、安直に流行に乗った結果として、キャラの描写が原作と似て異なり、それでいてネタの範疇にも届いていないという微妙なレベルの作者が散見されている([[惣流・アスカ・ラングレー|アスカ]]が口汚い男言葉で喋る、[[鈴原トウジ|トウジ]]がなぜか標準語を喋る等)。
    
基本的にスパロボシリーズのアンソロジーコミックは、スパロボの新作が発売されてから数ヵ月後に出版されていた。
 
基本的にスパロボシリーズのアンソロジーコミックは、スパロボの新作が発売されてから数ヵ月後に出版されていた。
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;牧野博幸
 
;牧野博幸
:こちらも出版社の枠を超えて多く参加している漫画家。タイトルや内容にはパロディネタを使う事が多く、「'''町営まんがまつりシリーズ'''」を展開している。[[J]]のアンソロジーで[[西川大作]]が出版社に持ち込んだ漫画をボツにされた事から出版社を破壊するというブラックなネタを出した。基本ダイナミック系を中心としたスーパー系が多く、ガンダム系のノリをスーパーに変える事も多い([[アムロ・レイ|アムロ]]が体育会系、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]が[[神隼人]]のようなニヒリストに、[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]が熱血になり、彼らの視点で黒い三連星がダイナミック系の悪役風の顔で描かれるなど)。有名ネタとしては[[デューク・フリード|大介さん]]ネタや[[アストナージ・メドッソ|アストナージ]]弄りなどがある。また他の漫画でも多いネタで老人同士の罵声の言い合いが多い。<br />時折シリアスな題材を描く事もあるが、大抵オチがつく。
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:こちらも出版社の枠を超えて多く参加している漫画家。タイトルや内容にはパロディネタを使う事が多く、「'''町営まんがまつりシリーズ'''」を展開している。[[J]]のアンソロジーで[[西川大作]]が出版社に持ち込んだ漫画をボツにされた事から出版社を破壊するというブラックなネタを出した。基本ダイナミック系を中心としたスーパー系が多く、ガンダム系のノリをスーパーに変える事も多い([[アムロ・レイ|アムロ]]が体育会系に、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]が[[神隼人]]のようなニヒリストに、[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]が原作漫画版の[[流竜馬]]のようになり、彼らの視点で[[黒い三連星]]がダイナミック系の悪役風の顔で描かれるなど)。有名ネタとしては[[デューク・フリード|大介さん]]ネタや[[アストナージ・メドッソ|アストナージ]]弄りなどがある。また他の漫画でも多いネタで老人同士の罵声の言い合いが多い。<br />時折シリアスな題材を描く事もあるが、大抵オチがつく。
    
;谷和也
 
;谷和也
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;五十嵐愛美
 
;五十嵐愛美
:上記の田中氏同様、古くからアンソロジーに参加しているベテラン。'''[[シーマ・ガラハウ|シーマ]]をオバサンとおちょくったネタ'''があり、後に[[第2次α]]でそのネタが実際に取り上げられた。<br />Dの4コマにおいて、誰もが好意的に扱った熱気バサラについて、ただ一人'''ありがたいけどウザイ'''と描写したただ一人の人物。
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:上記の田中氏同様、古くからアンソロジーに参加しているベテラン。'''[[シーマ・ガラハウ|シーマ]]をオバサンとおちょくったネタ'''があり、後に[[第2次α]]でそのネタが実際に取り上げられた。<br />Dの4コマにおいて、誰もが好意的に扱った熱気バサラについて、'''ありがたいけどウザイ'''と描写したただ一人の人物。
    
;苺畑みなも
 
;苺畑みなも
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;吉田創
 
;吉田創
:スパロボに限らず、ガンダムゲームのアンソロジーならとにかく'''[[カツ・コバヤシ|カツ]]を酷い目に合わせる'''ネタが多い(理由は所謂私怨目的で、この事で苦情が来たと他作品の4コマで言及しているほど)。そして、[[ブライト・ノア|ブライト]]の性格がとてつもなく黒く病んでおり(あまりの捻くれぶりに、とうとうある編集者から『本人(吉田氏)の性格そのまま』と皮肉を言われたそうな)、カツを虐待する側の急先鋒である他、機体の横流といった犯罪を企む等かなり改変されている([[アムロ・レイ|アムロ]]等他のキャラもカツ絡みでは相当黒くなるが、ツッコミ役を果たす事も多い)。一方、カツはカツでここまで虐待されながらも、ちょっと良い事があると図に乗るキャラだったりする。まともなアンソロジーを描いたと思ったら、ちっちゃく[[Gディフェンサー]]が落とされている…なんて事もあったりする。カツが出ない作品となると、代わりに酷い目に合うキャラが登場する([[A]]の[[三輪防人|三輪長官]]等)。
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:スパロボに限らず、ガンダムゲームのアンソロジーならとにかく'''[[カツ・コバヤシ|カツ]]を酷い目に合わせる'''ネタが多い(理由は所謂私怨目的で、この事で苦情が来たと他作品の4コマで言及しているほど)。そして、[[ブライト・ノア|ブライト]]の性格がとてつもなく黒く病んでおり(あまりの捻くれぶりに、とうとうある編集者から『本人(吉田氏)の性格そのまま』と皮肉を言われたそうな)、カツを虐待する側の急先鋒である他、機体の横流しといった犯罪を企む等かなり改変されている([[アムロ・レイ|アムロ]]等他のキャラもカツ絡みでは相当黒くなるが、ツッコミ役を果たす事も多い)。一方、カツはカツでここまで虐待されながらも、ちょっと良い事があると図に乗るキャラだったりする。まともなアンソロジーを描いたと思ったら、ちっちゃく[[Gディフェンサー]]が落とされている…なんて事もあったりする。カツが出ない作品となると、代わりに酷い目に合うキャラが登場する([[A]]の[[三輪防人|三輪長官]]等)。
    
;アミーゴ隆造(旧名:外間隆想)
 
;アミーゴ隆造(旧名:外間隆想)
:上記の吉田氏とは親交がある。そのためか、『[[F完結編]]』のアンソロジーで'''[[チャック・キース|役に立たないパイロット]]達を人肉にして食堂でふるまう'''という恐ろしくブラックなネタを披露した事がある。一方で吉田氏の自画像を基にした絵や、[[マキ・イズミ]]のダジャレ、[[夕月京四郎|夕月]]のアフロネタを描いている。また、[[レオタード]]な戦闘服ではなく珍しく普段着姿の[[パイ・サンダー|パイ]]も描いていた。現在は「単ユキモト」名義で成年コミックを執筆している。
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:上記の吉田氏とは親交がある。そのためか、『[[F完結編]]』のアンソロジーで'''[[チャック・キース|役に立たないパイロット]]達を人肉にして食堂でふるまう'''という恐ろしくブラックなネタを披露した事がある。一方で吉田氏の自画像を基にした絵や、[[マキ・イズミ]]のダジャレ、[[夕月京四郎|夕月]]のアフロネタを描いている。また、レオタードな戦闘服ではなく珍しく普段着姿の[[パイ・サンダー|パイ]]も描いていた。現在は「単ユキモト」名義で成年コミックを執筆している。
    
;奥谷かひろ
 
;奥谷かひろ
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==== 表紙を描いた事がある漫画家・イラストレーター ====
 
==== 表紙を描いた事がある漫画家・イラストレーター ====
 
;うるし原智志
 
;うるし原智志
:主に学研の『ギャグウェポン・シリーズ』の表紙を描いていた。
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:主に学研の『ギャグウェポン・シリーズ』の表紙を描いていた。<br />(非ロボゲーだが)『ラングリッサー』シリーズのイラストの人、と言えば解る方も多いだろう。
    
;かわらじま晃
 
;かわらじま晃
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;[[カツ・コバヤシ|カツ]]虐待ネタ
 
;[[カツ・コバヤシ|カツ]]虐待ネタ
:その名の通り[[カツ・コバヤシ|カツ]]が虐められるという、吉田創氏の鉄板ネタ。ただ殴る蹴るの暴行を与える(最終的には「今回はどうしてもネタが思いつかなかった」と言って無意味に首を絞めたことも)他、生身同然で出撃させる、他のキャラをカツと同視して絶望させ間接的に貶めるなどその内容は多岐に渡る。これは、元々[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]を実際にプレイしていた吉田氏が、カツが敵に攻撃を全く当てられず、敵の攻撃を必ず喰らった事を根に持ち、所謂'''私怨目的で展開された復讐ネタ'''だが、その凄まじさや長期に渡って展開されたことからか、他の漫画家に影響を与えるほどだった。ちなみにその時のネタの一部は吉田氏のHPで公開されているので容易に読む事が出来る。
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:その名の通り[[カツ・コバヤシ|カツ]]が虐められるという、吉田創氏の鉄板ネタ。ただ殴る蹴るの暴行を与える(最終的には「今回はどうしてもネタが思いつかなかった」と言って無意味に首を絞めたことも)他、生身同然で出撃させる、他のキャラをカツと同視して絶望させ間接的に貶めるなどその内容は多岐に渡る。極め付けは並行世界の繋がりが不安定になったために別の世界のカツがこちら側に迷い込み、カツが2人に増えたのを見たブライトが額に「666」の数字を浮かべ狂気の形相で刀を振り回しカツに斬りかかり、周りもほぼ全員がそれを止めるどころかブライトに加勢するというもの(並行世界のカツの身に危害を加えることで因果律がさらに歪み、その影響でユーゼスの計画が頓挫するという壮大なオチになっている)。<br />これは、元々[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]を実際にプレイしていた吉田氏が、カツが敵に攻撃を全く当てられず、敵の攻撃を必ず喰らった事を根に持ち、所謂'''私怨目的で展開された復讐ネタ'''だが、その凄まじさや長期に渡って展開されたことからか、他の漫画家に影響を与えるほどだった。ちなみにその時のネタの一部は吉田氏のHPで公開されているので容易に読む事が出来る。
    
;あやしいスパロボワールド
 
;あやしいスパロボワールド
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;資金難ネタ
 
;資金難ネタ
:PS版[[F]]で頻出したネタ(当作品では敵から得られる資金が異様に低く、多くのプレイヤーが資金繰りに頭を悩ませることになった)。例として機体の改造・修理費は言うに及ばず、弾薬や燃料、果てはパイロットの食費にまで倹約の波が及んだり、市街地での戦闘のドサクサに紛れて食料品を火事場ドロボウするなど。
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:SS版[[F]]で頻出したネタ(当作品では敵から得られる資金が異様に低く、多くのプレイヤーが資金繰りに頭を悩ませることになった)。例として機体の改造・修理費は言うに及ばず、弾薬や燃料、果てはパイロットの食費にまで倹約の波が及んだり、市街地での戦闘のドサクサに紛れて食料品を火事場ドロボウ、機体の横流しなど。
    
;不参戦作品ネタ
 
;不参戦作品ネタ
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