差分

565 バイト除去 、 2013年12月10日 (火) 14:38
編集の要約なし
1行目: 1行目: −
== グレート合体(Great Unite) ==
+
== グレート合体(Great Combine) ==
    
[[スーパーロボット|スーパー系]]のロボットアニメで多く見られる、主役ロボットのパワーアップ[[合体]]方法の俗称。「スーパー合体」とも呼ばれる。
 
[[スーパーロボット|スーパー系]]のロボットアニメで多く見られる、主役ロボットのパワーアップ[[合体]]方法の俗称。「スーパー合体」とも呼ばれる。
7行目: 7行目:     
このような形式の合体は、1988年放映の特撮作品『超獣戦隊ライブマン』に登場した『スーパーライブロボ』及び、同年放映のアニメ作品『トランスフォーマー 超神マスターフォース(スパロボ未参戦)』に登場した『ゴッドジンライ』が最初に行ったとされる。
 
このような形式の合体は、1988年放映の特撮作品『超獣戦隊ライブマン』に登場した『スーパーライブロボ』及び、同年放映のアニメ作品『トランスフォーマー 超神マスターフォース(スパロボ未参戦)』に登場した『ゴッドジンライ』が最初に行ったとされる。
<br />80年代中盤は、[[リアルロボット|リアル系]]ロボットアニメにおける主役機の[[パワーアップイベント]]……つまり新型機や後継機への乗換えによる、新たな主役ロボの登場が確立した時期である。そういった作劇方法を[[スーパーロボット|スーパー系]]ロボットアニメに取り込むことで、所謂『グレート合体』が誕生したと推測される。<del>尤も、主役機交代もグレート合体も、'''より多くの商品を売りたいというスポンサーの意向が直接の誕生要因'''であろうが。</del>
+
<br />80年代中盤は、[[リアルロボット|リアル系]]ロボットアニメにおける主役機の[[パワーアップイベント]]……つまり新型機や後継機への乗換えによる、新たな主役ロボの登場が確立した時期である。そういった作劇方法を[[スーパーロボット|スーパー系]]ロボットアニメに取り込むことで、所謂『グレート合体』が誕生したと推測される。
    
[[勇者シリーズ]]の各作品では、番組後半にこのような合体方法で主役ロボが強化されることが多く、強化形態となった主役ロボットの名前が「グレート○○○」とつけられることが多かったことから、グレート合体という名称が自然発生的に生まれた。ただし、先述の通り「グレート合体」形式の登場自体は、勇者シリーズの誕生前である。<br />なお2010年9月現在、スパロボでは「グレート合体」という名称の由来となった勇者シリーズ作品は、このような合体を行わない『[[勇者王ガオガイガー]]』『[[勇者王ガオガイガーFINAL]]』以外未参戦である。しかしグレート合体を行うロボットは多少なりとも参戦している。
 
[[勇者シリーズ]]の各作品では、番組後半にこのような合体方法で主役ロボが強化されることが多く、強化形態となった主役ロボットの名前が「グレート○○○」とつけられることが多かったことから、グレート合体という名称が自然発生的に生まれた。ただし、先述の通り「グレート合体」形式の登場自体は、勇者シリーズの誕生前である。<br />なお2010年9月現在、スパロボでは「グレート合体」という名称の由来となった勇者シリーズ作品は、このような合体を行わない『[[勇者王ガオガイガー]]』『[[勇者王ガオガイガーFINAL]]』以外未参戦である。しかしグレート合体を行うロボットは多少なりとも参戦している。
13行目: 13行目:  
== 関連するユニット ==
 
== 関連するユニット ==
 
;[[ゴッドライジンオー]]
 
;[[ゴッドライジンオー]]
:サポートメカの[[バクリュウオー]]が強化パーツに分解され、コアとなる[[ライジンオー]]に装着されることで[[ゴッドライジンオー]]の形態となる。作中での合体名称は「超無敵合体」。
+
:2号ロボの[[バクリュウオー]]が各部装甲パーツに分解され、コアとなる[[ライジンオー]]に装着されることで完成。合体コードは「超無敵合体」。
    
;[[グレートガンバルガー]]
 
;[[グレートガンバルガー]]
:サポートメカの[[リボルガー]]と[[ゲキリュウガー]]が強化パーツに分解され、コアとなる[[ガンバルガー]]に装着されることで[[グレートガンバルガー]]の形態となる。作中での合体名称は「超ミラクル合体」。<br />作中ではコア機のガンバルガーにパーツが強引に装着されて合体しているが、玩具ではコア機も部分的に分解して合体させるため、合体後もプロポーションが損なわれていない。その反面、大量の余剰パーツが出る。
+
:2号および3号ロボの[[リボルガー]]と[[ゲキリュウガー]]が各部装甲パーツに分解され、コアとなる[[ガンバルガー]]に装着されることで完成。合体コードは「超ミラクル合体」。<br />作中ではコア機のガンバルガーにパーツが強引に装着されて合体しているが、玩具ではコア機も部分的に分解して合体させるため、合体後もプロポーションが損なわれていない。その反面、大量の余剰パーツが出る。
    
;[[キングゴウザウラー]]
 
;[[キングゴウザウラー]]
:主役メカの[[ゴウザウラー]]と、サポートメカの[[マグナザウラー]]、[[グランザウラー]]が分解して合体することで[[キングゴウザウラー]]の形態となる。3機とも全て分解するためプロポーションは良好で、余剰パーツも最小限に抑えられている。作中での合体名称は「超熱血合体」。
+
:[[ゴウザウラー]]と、2号および3号ロボの[[マグナザウラー]]、[[グランザウラー]]がそれぞれ分離・再合体することで完成。3機全てをパーツ分解させる方式のためプロポーションは良好で、余剰パーツも最小限に抑えられている。合体コードは「超熱血合体」。
 +
 
 +
;[[パーフェクトダイテイオー]]
 +
:[[ダイテイオー]]と[[ダイリュウオー]]の合体により完成。合体コードは「完全勝利合体」。
    
;[[アルティメットグラヴィオン]]
 
;[[アルティメットグラヴィオン]]
:[[ゴッドΣグラヴィオン]]が4つの強化パーツに分解され、[[ソルグラヴィオン]]に装着されることで[[アルティメットグラヴィオン]]の形態となる。作中での合体名称は「最凶合神」。
+
:[[ゴッドΣグラヴィオン]]が4つの強化パーツに分解され、[[ソルグラヴィオン]]に装着されることで完成。現時点では合体攻撃演出でのみの登場。合体コードは「最凶合神」。
    
;[[ガイキング・ザ・グレート]]
 
;[[ガイキング・ザ・グレート]]
:[[ガイキング(LOD)|ガイキング]]が分解されて腹部だけ残り、そこに[[ライキング]]のと上半身パーツと[[バルキング]]の下半身パーツが装着されて[[ガイキング・ザ・グレート]]の形態になる。コアとなる主役メカにまで余剰パーツが大量に発生してしまうため厳密にはグレート合体ではないという意見もある。
+
:[[ガイキング(LOD)|ガイキング]]が分解されて腹部だけ残り、そこに[[ライキング]]のと上半身パーツと[[バルキング]]の下半身パーツが装着されて完成。コアとなる主役メカにまで余剰パーツが大量に発生してしまうため厳密にはグレート合体ではないという意見もある。
   −
;[[ダンクーガ]]
+
;[[ダンクーガノヴァ・マックスゴッド]]
:[[イーグルファイター]]が頭部パーツに、[[ランドライガー]]が右足パーツに、[[ランドクーガー]]が左足パーツに変形し、[[ビッグモス]]に装着されて[[ダンクーガ]]の形態になる。コアとなるロボットが主役ロボではないのでグレート合体とは呼びがたいが、「下駄を履かせて兜を被せる」という合体シークエンス自体はグレート合体の原型とも言える。
+
:[[ダンクーガノヴァ]][[R-ダイガン]]の合体により完成。
 +
 
 +
;[[スターガオガイガー]]
 +
:元々は2号ロボとのグレート合体の形態となる予定だったが、「1号ロボを大事にしたい」という米たに監督の意向で単純な「ガオガイガーの強化形態」に変更された。このため、『勇者王ガオガイガー』は「主役ロボのグレ-ト合体による強化」が存在しない唯一の勇者シリーズとなった。(続篇の『勇者王ガオガイガーFINAL』では[[ジェネシックガオガイガー]]がグレート合体による強化と見なすことができる)
    
;[[Gコンパチブルカイザー]]
 
;[[Gコンパチブルカイザー]]
 
:[[コンパチブルカイザー]]の背に[[Gサンダーゲート]]が連結し、[[Gコンパチブルカイザー]]の形態になる。名前のGは「グレート」の意味であり、Gサンダーゲートの元ネタであるコンパチヒーローズシリーズのキャラクター「[[グレート雷門]]」からとられているのだが、寺田プロデューサーによると「グレート合体するから」という意味合いもあるという。
 
:[[コンパチブルカイザー]]の背に[[Gサンダーゲート]]が連結し、[[Gコンパチブルカイザー]]の形態になる。名前のGは「グレート」の意味であり、Gサンダーゲートの元ネタであるコンパチヒーローズシリーズのキャラクター「[[グレート雷門]]」からとられているのだが、寺田プロデューサーによると「グレート合体するから」という意味合いもあるという。
   −
;[[スターガオガイガー]]
  −
:元々は2号ロボとのグレート合体の形態となる予定だったが、「1号ロボを大事にしたい」という米たに監督の意向で単純な「ガオガイガーの強化形態」に変更された。このため、『勇者王ガオガイガー』は「主役ロボのグレ-ト合体による強化」が存在しない唯一の勇者シリーズとなった。(続篇の『勇者王ガオガイガーFINAL』では[[ジェネシックガオガイガー]]がグレート合体による強化と見なすことができる)
   
<!-- == メモ == -->
 
<!-- == メモ == -->
 
<!-- == 話題まとめ == -->
 
<!-- == 話題まとめ == -->