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=== SEED ===
 
=== SEED ===
 
;「本当に戦争になるなんて事は無いよ。[[プラント]]と[[地球連合|地球]]で」<br/>「避難なんて意味無いと思うけど…。キラもそのうちプラントに来るんだろ?」
 
;「本当に戦争になるなんて事は無いよ。[[プラント]]と[[地球連合|地球]]で」<br/>「避難なんて意味無いと思うけど…。キラもそのうちプラントに来るんだろ?」
:第1話「偽りの平和」より。
+
:第1話「偽りの平和」より。キラの回想場面でのアスランの台詞。留学先の[[月|月面都市]][[コペルニクス]]で仲良くなった親友キラとの別れ際に、アスランは自作のペットロボ・[[トリィ]]を彼にプレゼントした。
:キラの回想場面でのアスランの台詞。留学先の[[月|月面都市]][[コペルニクス]]で仲良くなった親友キラとの別れ際に、アスランは自作のペットロボ・[[トリィ]]を彼にプレゼントした。
   
:だが、アスランの願いもむなしく、[[第1次連合・プラント大戦|プラント・地球間の戦争]]は始まってしまい、次にキラと再会したのは[[ヘリオポリス|戦場]]であった…。
 
:だが、アスランの願いもむなしく、[[第1次連合・プラント大戦|プラント・地球間の戦争]]は始まってしまい、次にキラと再会したのは[[ヘリオポリス|戦場]]であった…。
 
;「キラ、お前も一緒に来い!」
 
;「キラ、お前も一緒に来い!」
 
:[[キラ・ヤマト|キラ]]が人質の[[ラクス・クライン|ラクス]]を返還した時の台詞。
 
:[[キラ・ヤマト|キラ]]が人質の[[ラクス・クライン|ラクス]]を返還した時の台詞。
 
;「次に会う時は、お前を討つ!」
 
;「次に会う時は、お前を討つ!」
:アスランの必死の忠告を聞き入れず、「友達を見捨てられない」と言ったキラを倒すための決意の台詞。
+
:アスランの必死の忠告を聞き入れず、「友達を見捨てられない」と言ったキラを倒すための決意の台詞。しかし、アスランは結局甘さを捨て切れず、キラを殺すことが出来なかった。
:しかし、アスランは結局甘さを捨て切れず、キラを殺すことが出来なかった。
   
:皮肉にも、この事が[[ニコル・アマルフィ|ニコル]]の死を招いてしまった……。
 
:皮肉にも、この事が[[ニコル・アマルフィ|ニコル]]の死を招いてしまった……。
 
;「ニコニコ笑って、戦争は出来ませんよ」
 
;「ニコニコ笑って、戦争は出来ませんよ」
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:父親の反応ですぐさま呼び方を訂正する辺り、親子の感情の隔たりをうかがうことが出来る。
 
:父親の反応ですぐさま呼び方を訂正する辺り、親子の感情の隔たりをうかがうことが出来る。
 
;「軍からはこの戦闘に対して、何の命令も受けていない!」<br />「この介入は…俺個人の意志だ!」
 
;「軍からはこの戦闘に対して、何の命令も受けていない!」<br />「この介入は…俺個人の意志だ!」
:第39話「アスラン」において。
+
:第39話「アスラン」において。地球連合軍の第2期GATシリーズ3機を相手に苦戦を強いられていたキラの搭乗機・[[フリーダムガンダム]]を自身の搭乗機である[[ジャスティスガンダム]]で助けた際の台詞。
:地球連合軍の第2期GATシリーズ3機を相手に苦戦を強いられていたキラの搭乗機・[[フリーダムガンダム]]を自身の搭乗機である[[ジャスティスガンダム]]で助けた際の台詞。
   
;「こいつら味方も平気で…!」
 
;「こいつら味方も平気で…!」
:同話において。
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:同話において。僚機であるはずの[[シャニ・アンドラス|シャニ]]が駆る[[フォビドゥンガンダム]]と[[クロト・ブエル|クロト]]が駆る[[レイダーガンダム]]を誤射しかねない砲撃を行った[[オルガ・サブナック|オルガ]]が駆る[[カラミティガンダム]]にキラと共に驚いた際の台詞。
:僚機であるはずの[[シャニ・アンドラス|シャニ]]が駆る[[フォビドゥンガンダム]]と[[クロト・ブエル|クロト]]が駆る[[レイダーガンダム]]を誤射しかねない砲撃を行った[[オルガ・サブナック|オルガ]]が駆る[[カラミティガンダム]]にキラと共に驚いた際の台詞。
   
;キラ「援護は感謝する。だが、その真意を、改めて確認したい」<br />「俺は…その機体、フリーダムの奪還、或いは破壊という命令を本国から受けている。だが今、俺はお前と、その友軍に敵対する意志はない」<br />キラ「…アスラン…」<br />「話が…したい…お前と」
 
;キラ「援護は感謝する。だが、その真意を、改めて確認したい」<br />「俺は…その機体、フリーダムの奪還、或いは破壊という命令を本国から受けている。だが今、俺はお前と、その友軍に敵対する意志はない」<br />キラ「…アスラン…」<br />「話が…したい…お前と」
:同話において、地球連合軍が一時撤退した後のアスランとキラの会話。
+
:同話において、地球連合軍が一時撤退した後のアスランとキラの会話。敵ではなく嘗ての親友として話し合うことを、アスランは口にしたのだった。
:敵ではなく嘗ての親友として話し合うことを、アスランは口にしたのだった。
   
;「ザフトのアスラン・ザラ、か…。彼女には分かってたんだな…」<br />「国、軍の命令に従って敵を討つ。それでいいんだと思っていた…。仕方ないと。それで、こんな戦争が一日でも早く終わるならと」<br />「でも、俺達は本当は、何と、どう戦わなくちゃいけなかったんだ?」
 
;「ザフトのアスラン・ザラ、か…。彼女には分かってたんだな…」<br />「国、軍の命令に従って敵を討つ。それでいいんだと思っていた…。仕方ないと。それで、こんな戦争が一日でも早く終わるならと」<br />「でも、俺達は本当は、何と、どう戦わなくちゃいけなかったんだ?」
 
:第40話「暁の宇宙へ」において。
 
:第40話「暁の宇宙へ」において。
 
;「俺は…父を止められもしなかった。今更ながらに思い知る」<br />「俺は何も出来ない。何も分かってなかったと…」
 
;「俺は…父を止められもしなかった。今更ながらに思い知る」<br />「俺は何も出来ない。何も分かってなかったと…」
:第43話「立ちはだかるもの」より。
+
:第43話「立ちはだかるもの」より。血のバレンタインで自身の母であるレノアが亡くなったことで変わり果てた父・[[パトリック・ザラ|パトリック]]を止められなかった自分を自虐するアスラン。
:血のバレンタインで自身の母であるレノアが亡くなったことで変わり果てた父・[[パトリック・ザラ|パトリック]]を止められなかった自分を自虐するアスラン。
   
:そんなアスランを、カガリは'''「そんなの、みんな同じだ。分かった気になってる方がおかしい」「お父さんのことだって諦めるのは早い。これから、ちゃんと話し合えるかもしれない」'''と励ました。
 
:そんなアスランを、カガリは'''「そんなの、みんな同じだ。分かった気になってる方がおかしい」「お父さんのことだって諦めるのは早い。これから、ちゃんと話し合えるかもしれない」'''と励ました。
 
;「…滅茶苦茶だなおい」
 
;「…滅茶苦茶だなおい」
529行目: 523行目:  
:シャニ達が一時撤退した後、キラとの会話でアスランはシャニ達第2期GATシリーズのパイロットを'''「ちょっと正規軍とは思えないな…」'''と評している。
 
:シャニ達が一時撤退した後、キラとの会話でアスランはシャニ達第2期GATシリーズのパイロットを'''「ちょっと正規軍とは思えないな…」'''と評している。
 
;「下がれキラ!」<br />「その状態で一人で[[ドミニオン|敵艦]]へ突っ込む気か!」
 
;「下がれキラ!」<br />「その状態で一人で[[ドミニオン|敵艦]]へ突っ込む気か!」
:第46話「たましいの場所」より。
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:第46話「たましいの場所」より。キラが[[フレイ・アルスター]]が乗せられたザフトの救命ポッドを回収することに目がいっていたことで、レイダーとフォビドゥンに損壊させられたフリーダムを制止した際の台詞。
:キラが[[フレイ・アルスター]]が乗せられたザフトの救命ポッドを回収することに目がいっていたことで、レイダーとフォビドゥンに損壊させられたフリーダムを制止した際の台詞。
   
:しかし、キラの'''「僕が傷つけた…僕が守ってあげなくちゃならない人なんだ!」'''という血を吐くような慟哭を聞き、アスランは救命ポッドにいたフレイがキラと只ならぬ関係だったことを知ることとなった。
 
:しかし、キラの'''「僕が傷つけた…僕が守ってあげなくちゃならない人なんだ!」'''という血を吐くような慟哭を聞き、アスランは救命ポッドにいたフレイがキラと只ならぬ関係だったことを知ることとなった。
 
;「みんなが…泣いてるみたいだな」
 
;「みんなが…泣いてるみたいだな」
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:小説版での補完を受けてリマスター版では、クロトのデータの直下にレイダーのデータも併記されており、それを見たことでデータ上のクロトがレイダーのパイロットだった事実に気付くという描写になっている。
 
:小説版での補完を受けてリマスター版では、クロトのデータの直下にレイダーのデータも併記されており、それを見たことでデータ上のクロトがレイダーのパイロットだった事実に気付くという描写になっている。
 
;「やめろ! もうやめるんだ、こんな戦い!! 本当に滅ぼしたいのか!? 君たちも、全てを!!」
 
;「やめろ! もうやめるんだ、こんな戦い!! 本当に滅ぼしたいのか!? 君たちも、全てを!!」
:最終話「終わらない明日へ」より。
+
:最終話「終わらない明日へ」より。ヤキン・ドゥーエに突入する際、どちらかが滅びるまで続く戦いの無意味さを語りかける。
:ヤキン・ドゥーエに突入する際、どちらかが滅びるまで続く戦いの無意味さを語りかける。
   
:しかし、ナチュラルへの憎悪に取り憑かれたザフト兵は'''「奴等が先に撃ったのだ!!」「ボアズには、弟もいた!!」'''と意に介すことはなかった……。
 
:しかし、ナチュラルへの憎悪に取り憑かれたザフト兵は'''「奴等が先に撃ったのだ!!」「ボアズには、弟もいた!!」'''と意に介すことはなかった……。
 
;「こんな事をしても、戻るものなど何も無いのに…!」
 
;「こんな事をしても、戻るものなど何も無いのに…!」
:同話より。
+
:同話より。カガリと共に[[パトリック・ザラ|父親]]の最期を看取った後、ヤキン・ドゥーエの自爆とジェネシスの3射目が連動している事、そしてそのどちらも停止させる事が不可能である事を確認した際に。忌々しげにコンソールを叩き、悲しげに呟いた。
:カガリと共に[[パトリック・ザラ|父親]]の最期を看取った後、ヤキン・ドゥーエの自爆とジェネシスの3射目が連動している事、そしてそのどちらも停止させる事が不可能である事を確認した際に。
  −
:忌々しげにコンソールを叩き、悲しげに呟いた。
   
;カガリ「どうするつもりだ!」<br />「…内部でジャスティスを核爆発させる…」<br />カガリ「ええ!?」
 
;カガリ「どうするつもりだ!」<br />「…内部でジャスティスを核爆発させる…」<br />カガリ「ええ!?」
:同話において。
+
:同話において。カガリと共にヤキン・ドゥーエを脱出し、ジェネシスへと向かうアスラン。
:カガリと共にヤキン・ドゥーエを脱出し、ジェネシスへと向かうアスラン。
+
:彼は、戦禍を拡大させた父と父を止められなかった罪を償うために、ジャスティスをジェネシス内部で自爆させることを決める。ジェネシスの発射阻止と引き換えに己の命が失われるとしても。
:彼は、戦禍を拡大させた父と父を止められなかった罪を償うために、ジャスティスをジェネシス内部で自爆させることを決める。
  −
:ジェネシスの発射阻止と引き換えに己の命が失われるとしても。
   
;「でも、それが俺たちの償いかもしれない」
 
;「でも、それが俺たちの償いかもしれない」
 
:AFTER-PHASE「星のはざまで」より。
 
:AFTER-PHASE「星のはざまで」より。
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:『THE EDGE』ではこの際周囲にいた[[ヴィーノ・デュプレ]]らの反応が描かれ、彼らはシンの事情を知っているためかなり同情的な反応を示していた。また同作では、アスラン自身も自らの言葉に何か思うことがあったのか、自分達の行動を「ヒーローごっこ」と自嘲していた。
 
:『THE EDGE』ではこの際周囲にいた[[ヴィーノ・デュプレ]]らの反応が描かれ、彼らはシンの事情を知っているためかなり同情的な反応を示していた。また同作では、アスラン自身も自らの言葉に何か思うことがあったのか、自分達の行動を「ヒーローごっこ」と自嘲していた。
 
:なお、『L』ではアスランが所属している[[LOTUS]]が作中の世間一般で「正義の味方」として扱われていたのは、この台詞を省みると皮肉とも言えなくはない<ref>尤も、『L』では'''本当に[[イクサー1|正義の]][[早瀬浩一|味方]]がいる'''のだが。</ref>。
 
:なお、『L』ではアスランが所属している[[LOTUS]]が作中の世間一般で「正義の味方」として扱われていたのは、この台詞を省みると皮肉とも言えなくはない<ref>尤も、『L』では'''本当に[[イクサー1|正義の]][[早瀬浩一|味方]]がいる'''のだが。</ref>。
;「自分の非力さに泣いたことのある者は、誰でもそう思うさ。多分。」
+
;「自分の非力さに泣いたことのある者は、誰でもそう思うさ。多分」
;「けど、その力を手にしたその時から、今度は自分が誰かを泣かせる者となる。」
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;「けど、その力を手にしたその時から、今度は自分が誰かを泣かせる者となる」
;「それだけは忘れるなよ。」
+
;「それだけは忘れるなよ」
 
:第17話より。上述の一件でシンとの関係が険悪になってしまったものの、シンの境遇と心境を改めて理解し、シンに力の使い方を問う台詞。
 
:第17話より。上述の一件でシンとの関係が険悪になってしまったものの、シンの境遇と心境を改めて理解し、シンに力の使い方を問う台詞。
 
:[[アリー・アル・サーシェス|ただ闇雲に力を使うだけの破壊者]]になるなと言う意味であり、言葉足らずで終わってしまった前回のヒーローごっこの発言をより具体的に説明した言葉である。これを聞いたシンも思う所があったのが反論などもしなかった。
 
:[[アリー・アル・サーシェス|ただ闇雲に力を使うだけの破壊者]]になるなと言う意味であり、言葉足らずで終わってしまった前回のヒーローごっこの発言をより具体的に説明した言葉である。これを聞いたシンも思う所があったのが反論などもしなかった。
580行目: 568行目:  
:復隊自体を詰るのは結果論としても、誰にも事前に相談せず行動したのは言い訳のしようもない話であり、上述の修正失敗といいアスランは肝心な部分の話ばかりを怠る傾向にある。
 
:復隊自体を詰るのは結果論としても、誰にも事前に相談せず行動したのは言い訳のしようもない話であり、上述の修正失敗といいアスランは肝心な部分の話ばかりを怠る傾向にある。
 
;「キラは敵じゃない!」
 
;「キラは敵じゃない!」
:作中ではシンに対して二度言った言葉で、最初は[[フリーダムガンダム|フリーダム]]撃墜の為のシミュレーションを行うシンとレイに対して言うが、[[レイ・ザ・バレル|レイ]]に反論される。レイの言葉通りフリーダム撃墜は軍の命令であり、[[ハイネ・ヴェステンフルス|ハイネ]]の死やフリーダムの攻撃で[[ミネルバ]]のクルーに犠牲が出た描写がある事も相まって他のミネルバのクルーでさえ、[[キラ・ヤマト|キラ]]がアスランの旧知だと認識していても深い事情までは知らない為、アークエンジェルとフリーダムを敵とみなす状況となっていた。それらの事情を考えれば、シンや[[ミネルバ隊]]の面々に翻意させるのも無理な話である。
+
:作中ではシンに対して二度言った言葉。アスラン視点で言えばキラへの私情があるのも否定はできないが、同時に自身と似た境遇を持つシンを案じての言葉でもある。しかしアスランの言葉不足もあり、双方逆効果に終わっている。
 +
:最初は[[フリーダムガンダム|フリーダム]]撃墜の為のシミュレーションを行うシンとレイに対して言うが、[[レイ・ザ・バレル|レイ]]に反論される。レイの言葉通りフリーダム撃墜は軍の命令であり、[[ハイネ・ヴェステンフルス|ハイネ]]の死やフリーダムの攻撃で[[ミネルバ]]のクルーに犠牲が出た描写がある事も相まって他のミネルバのクルーでさえ、[[キラ・ヤマト|キラ]]がアスランの旧知だと認識していても深い事情までは知らない為、アークエンジェルとフリーダムを敵とみなす状況となっていた。それらの事情を考えれば、シンや[[ミネルバ隊]]の面々に翻意させるのも無理な話である。
 
:二度目はフリーダム撃墜でアスランが悲嘆に暮れる中でシンがわざわざアスランに近寄って挑発・嘲笑めいた言葉をかけた事に激怒して殴打するが、結局はシンとの対立が最悪の所まで行ってしまう。この時はシンの態度に問題があったのは事実だが、アスランにしてもシンと同じく個人的な感情に駆られており、軍人としては冷静さを欠いていた印象がある。加えて、これまで真意はともかくとしてアスランはシンの行動を頑なに否定するばかりだったため、シンからの不信を大いに買った結果でもある。
 
:二度目はフリーダム撃墜でアスランが悲嘆に暮れる中でシンがわざわざアスランに近寄って挑発・嘲笑めいた言葉をかけた事に激怒して殴打するが、結局はシンとの対立が最悪の所まで行ってしまう。この時はシンの態度に問題があったのは事実だが、アスランにしてもシンと同じく個人的な感情に駆られており、軍人としては冷静さを欠いていた印象がある。加えて、これまで真意はともかくとしてアスランはシンの行動を頑なに否定するばかりだったため、シンからの不信を大いに買った結果でもある。
 
:いずれにしても、彼の絶望と悲しみを理解してあげたのはルナマリアとメイリン(『THE EDGE』の描写でメイリンは少なくともアークエンジェルは無事の可能性が高いという匿名のメールを送っていた)の二人だけであったが、アスランの心に届くことはなかった。
 
:いずれにしても、彼の絶望と悲しみを理解してあげたのはルナマリアとメイリン(『THE EDGE』の描写でメイリンは少なくともアークエンジェルは無事の可能性が高いという匿名のメールを送っていた)の二人だけであったが、アスランの心に届くことはなかった。
609行目: 598行目:  
;「この…バカ野郎!!」
 
;「この…バカ野郎!!」
 
:アスランとシンの戦いを止めようとした[[ルナマリア・ホーク|ルナマリア]]搭乗の[[インパルスガンダム|インパルス]]を前に半ば錯乱状態に陥り、インパルスに攻撃を向けたシンにアスランが[[SEED]]を発現して本気を出した瞬間の叫び。この直後、ルナマリア搭乗のインパルスを庇いつつ、シン搭乗の[[デスティニーガンダム|デスティニー]]を戦闘不能に追い込む。
 
:アスランとシンの戦いを止めようとした[[ルナマリア・ホーク|ルナマリア]]搭乗の[[インパルスガンダム|インパルス]]を前に半ば錯乱状態に陥り、インパルスに攻撃を向けたシンにアスランが[[SEED]]を発現して本気を出した瞬間の叫び。この直後、ルナマリア搭乗のインパルスを庇いつつ、シン搭乗の[[デスティニーガンダム|デスティニー]]を戦闘不能に追い込む。
:なお、[[L]]ではシンと対立して敵対する事は無い為、デュランダルを盲目的に信じるレイに対しての台詞になった。
+
:なお、『[[L]]』ではシンと対立して敵対する事は無い為、デュランダルを盲目的に信じるレイに対しての台詞になった。
    
=== 他媒体 ===
 
=== 他媒体 ===
639行目: 628行目:  
==== THE EDGE ====
 
==== THE EDGE ====
 
;「…そうさ…だから知ってる! 撃って撃たれるその力の怖さを、お前なんかよりはるかにな!!」<br />「銃で解決できることなど…本当は何ひとつないんだ。撃つ者ならせめてそのことは覚えておけ!」
 
;「…そうさ…だから知ってる! 撃って撃たれるその力の怖さを、お前なんかよりはるかにな!!」<br />「銃で解決できることなど…本当は何ひとつないんだ。撃つ者ならせめてそのことは覚えておけ!」
:久織ちまき氏の漫画ガンダムエース版『THE EDGE』第6話「衝突」にて。
+
:久織ちまき氏の漫画ガンダムエース版『THE EDGE』第6話「衝突」にて。マハムール基地で子供に銃の撃ち方を教えるシンを諌めようとするが逆に反発されてしまい憤慨、この台詞を言う。直後、一部始終を見ていた[[ハイネ・ヴェステンフルス|ハイネ]]から「下手だなあ…あれじゃ反発されるだけだぜ?」と指摘を受ける。
:マハムール基地で子供に銃の撃ち方を教えるシンを諌めようとするが逆に反発されてしまい憤慨、この台詞を言う。
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:直後、一部始終を見ていた[[ハイネ・ヴェステンフルス|ハイネ]]から「下手だなあ…あれじゃ反発されるだけだぜ?」と指摘を受ける。
   
:…反発されるだけで済めばまだよかったのだが、先述の通り'''「銃(=力)で解決出来ることなど何一つない」という言葉は以降のシンを苛み、それにより最悪の形でアスランに跳ね返ってしまう'''ことになる。
 
:…反発されるだけで済めばまだよかったのだが、先述の通り'''「銃(=力)で解決出来ることなど何一つない」という言葉は以降のシンを苛み、それにより最悪の形でアスランに跳ね返ってしまう'''ことになる。
 
;「作戦が成功すれば周辺の住民は圧制から解放される。成功の鍵はお前のインパルスだ、詳しい説明は明日のブリーフィングでな」<br />「お前がエースだ。頼んだぞ」
 
;「作戦が成功すれば周辺の住民は圧制から解放される。成功の鍵はお前のインパルスだ、詳しい説明は明日のブリーフィングでな」<br />「お前がエースだ。頼んだぞ」
:同話より。
+
:同話より。[[ハイネ・ヴェステンフルス|ハイネ]]の助言を受けてシンの説得を試みるアスラン。
:[[ハイネ・ヴェステンフルス|ハイネ]]の助言を受けてシンの説得を試みるアスラン。
   
:アニメ第17話ラストとほぼ同じ場面だが、上記のこの台詞と呆気に取られるシンの表情、そして帰り際に恥ずかしそうに頭をかくアスランが印象的。
 
:アニメ第17話ラストとほぼ同じ場面だが、上記のこの台詞と呆気に取られるシンの表情、そして帰り際に恥ずかしそうに頭をかくアスランが印象的。
 
;(……カガリが泣いているだって? そんな事…俺だってわかってる!! 今だけじゃない…アイツはずっと泣いていた…!! 望む未来があるのに自分の力が足りなくて、それでも諦めずに傷ついて今みたいに泣いていたんだ!! 俺だって…アイツの力になってやりたかった。傍にいて支えて守ってやりたかったさ!! 今だって…!!)<br />「だけど…っ!!」<br />「俺はお前のようにはやれないんだよ!!」
 
;(……カガリが泣いているだって? そんな事…俺だってわかってる!! 今だけじゃない…アイツはずっと泣いていた…!! 望む未来があるのに自分の力が足りなくて、それでも諦めずに傷ついて今みたいに泣いていたんだ!! 俺だって…アイツの力になってやりたかった。傍にいて支えて守ってやりたかったさ!! 今だって…!!)<br />「だけど…っ!!」<br />「俺はお前のようにはやれないんだよ!!」
651行目: 637行目:  
:「カガリは今泣いているんだ!!」とキラに言われて、アスランはアレックス・ディノとしてオーブにいた時の苦い記憶を思い出し、己の不甲斐なさを爆発させた。
 
:「カガリは今泣いているんだ!!」とキラに言われて、アスランはアレックス・ディノとしてオーブにいた時の苦い記憶を思い出し、己の不甲斐なさを爆発させた。
 
;(お前…なんて顔をしてるんだ…!)
 
;(お前…なんて顔をしてるんだ…!)
:第14話「悪夢」にて。
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:第14話「悪夢」にて。レイの激励を受けながら出撃しようとするシンに声を掛けようとしたアスランだが、シンはまるで眼中に無いとでも言わんばかりに通り過ぎる。その横顔を見たアスランは絶句してしまう。シンは、ナチュラルへの憎悪に囚われ悲惨な末路を迎えた父・パトリックのような顔をしていたのだから……。 
:レイの激励を受けながら出撃しようとするシンに声を掛けようとしたアスランだが、シンはまるで眼中に無いとでも言わんばかりに通り過ぎる。その横顔を見たアスランは絶句してしまう。
  −
:シンは、ナチュラルへの憎悪に囚われ悲惨な末路を迎えた父・パトリックのような顔をしていたのだから……。 
   
;「仇だと…!? アイツを討てたのがそんなに嬉しいか!? お前は一体何をしに出撃したんだ!? 言ってみろ!!」<br />シン「な…何をって…命令で敵を討ちに行ったんですよ 強敵を倒して喜んじゃいけないんですか!?」<br />「そういう事じゃない!!」<br />シン「だってあれは敵だ!!」<br />「違う!!」<br />シン「みんなアイツにやられたじゃないか!!」<br />「シン!!」<br />シン「何なんですか…じゃあ俺が討たれりゃよかったとでも言うんですか!? アンタは!」<br />「そんなわけないだろう!!」
 
;「仇だと…!? アイツを討てたのがそんなに嬉しいか!? お前は一体何をしに出撃したんだ!? 言ってみろ!!」<br />シン「な…何をって…命令で敵を討ちに行ったんですよ 強敵を倒して喜んじゃいけないんですか!?」<br />「そういう事じゃない!!」<br />シン「だってあれは敵だ!!」<br />「違う!!」<br />シン「みんなアイツにやられたじゃないか!!」<br />「シン!!」<br />シン「何なんですか…じゃあ俺が討たれりゃよかったとでも言うんですか!? アンタは!」<br />「そんなわけないだろう!!」
:同話におけるエンジェルダウン作戦終結後において。
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:同話におけるエンジェルダウン作戦終結後において。売り言葉と買い言葉を繰り返し、最終的にシンを殴ってしまう結末は変わらないが、キラとアークエンジェルを終始擁護してシンを非難していたアニメ版よりマシになっている。だがシンの冷静さも上がっており、アニメより正論を突いている。
:売り言葉と買い言葉を繰り返し、最終的にシンを殴ってしまう結末は変わらないが、キラとアークエンジェルを終始擁護してシンを非難していたアニメ版よりマシになっている<ref>根底にあるのは親友であるキラへの私情だが、自身と似た境遇を持つシンを案じての言葉でもあるため。</ref>。
  −
:だがシンの冷静さも上がっており、アニメより正論を突いている。
   
;「シン!! よく考えろ!! お前は一体何のために“力”を手に入れたんだ!?」
 
;「シン!! よく考えろ!! お前は一体何のために“力”を手に入れたんだ!?」
:同上。
+
:同上。ステラの戦死が原因で復讐者に変わり果ててしまったシンに対して、何のために力を手に入れたのかを問うために叫ぶアスランだが、彼の悲痛な叫びは無情にもシンには届かなかった……。
:ステラの戦死が原因で復讐者に変わり果ててしまったシンに対して、何のために力を手に入れたのかを問うために叫ぶアスランだが、彼の悲痛な叫びは無情にもシンには届かなかった……。
   
;「…殴ってすまなかったな」<br />「お前は命令に従っただけだ…[[キラ・ヤマト|アイツ]]を仇だと思うのも…仕方がない だが…忘れないで欲しかった そうやって…敵だ仇だと撃った相手でも 誰かにとって大切な人間かもしれないということを… 撃つという事はそういう事だ」<br />「それから──軍の正義が通用するのは軍の中だけだ 奪われた悲しみの前では 自分のやったことは全て自分自身にのしかかってくる それが銃の重みだ お前は強い だから…忘れるなよ」
 
;「…殴ってすまなかったな」<br />「お前は命令に従っただけだ…[[キラ・ヤマト|アイツ]]を仇だと思うのも…仕方がない だが…忘れないで欲しかった そうやって…敵だ仇だと撃った相手でも 誰かにとって大切な人間かもしれないということを… 撃つという事はそういう事だ」<br />「それから──軍の正義が通用するのは軍の中だけだ 奪われた悲しみの前では 自分のやったことは全て自分自身にのしかかってくる それが銃の重みだ お前は強い だから…忘れるなよ」
 
:第15話「脱走」にて、ジブラルタル基地でシンと共に出頭命令を受けた際に。
 
:第15話「脱走」にて、ジブラルタル基地でシンと共に出頭命令を受けた際に。
667行目: 648行目:  
:その直後の独白。尚、公式サイトによると「運命だから」の部分は、「命令だから」の誤植とのこと。
 
:その直後の独白。尚、公式サイトによると「運命だから」の部分は、「命令だから」の誤植とのこと。
 
;「シン!! 俺の話を聞け! 議長の言葉は確かに正しく心地よく聞こえる…」<br />「だが、彼の言葉はただの手段だ! そこに誠意や信頼はない!」<br />「彼にとって人とはただの役割…目的のための道具にすぎないんだ!! そんなのは連合の強化人間と同じだ!!」<br />(中略)<br />「シン!! お前も来い! 議長の言葉に踊らされてはダメだ! 彼は人を駒のように扱っているだけだ! お前の“力”を…願いを…意志を! そんな風に使われるな!」
 
;「シン!! 俺の話を聞け! 議長の言葉は確かに正しく心地よく聞こえる…」<br />「だが、彼の言葉はただの手段だ! そこに誠意や信頼はない!」<br />「彼にとって人とはただの役割…目的のための道具にすぎないんだ!! そんなのは連合の強化人間と同じだ!!」<br />(中略)<br />「シン!! お前も来い! 議長の言葉に踊らされてはダメだ! 彼は人を駒のように扱っているだけだ! お前の“力”を…願いを…意志を! そんな風に使われるな!」
:同話において。
+
:同話において、脱走時にシン達の追撃を受ける中、懸命にシンに対して呼びかける。TV版と違い具体的に議長の危険性を述べている上に、この一連の呼びかけが'''「シンに一緒に来るように説得するため」'''であるのが大きな特徴。
:TV版と違い、具体的に議長の危険性を述べている。
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:また、この一連の呼びかけが'''「シンに一緒に来るように説得するため」'''であるのが大きな特徴。
   
;(ああ…シン…)<br />(泣いてるように喚いて…)<br />(聞いてるこっちの方が辛いぞ…?)<br />(お前は…そんな風に戦っちゃいけない)<br />(こんな…所で…死んでたまるか…)<br />(俺はまだ…お前に…)
 
;(ああ…シン…)<br />(泣いてるように喚いて…)<br />(聞いてるこっちの方が辛いぞ…?)<br />(お前は…そんな風に戦っちゃいけない)<br />(こんな…所で…死んでたまるか…)<br />(俺はまだ…お前に…)
 
:同話でシンが駆るデスティニーに乗機のグフイグナイテッドを撃墜された際の独白。
 
:同話でシンが駆るデスティニーに乗機のグフイグナイテッドを撃墜された際の独白。
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:シンを絶望させ、短慮と盲目に追い込んでしまった原因の一つが己にあったことに愕然としながらも、尚もシンを絶望から救い出そうとアスランは足掻き続ける。
 
:シンを絶望させ、短慮と盲目に追い込んでしまった原因の一つが己にあったことに愕然としながらも、尚もシンを絶望から救い出そうとアスランは足掻き続ける。
 
;「諦めるな!」<br />「こんな風に力を使ってしまったら…お前は永遠に"力"の呪縛から逃れられなくなるんだぞ!!」
 
;「諦めるな!」<br />「こんな風に力を使ってしまったら…お前は永遠に"力"の呪縛から逃れられなくなるんだぞ!!」
:直後の場面。
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:直後の場面。シンに決定的な過ちを犯させないためにも、アスランが出来ることは、発射直前にまで迫った[[レクイエム]]を破壊することだった。
:シンに決定的な過ちを犯させないためにも、アスランが出来ることは、発射直前にまで迫った[[レクイエム]]を破壊することだった。
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:追ってくるデスティニーのアロンダイトを奪い、シンを縛ろうとする"力"の呪縛を…'''「シン……よく見ろ!!こんな"力"に…縋るんじゃないっ!!」'''そう叫びながら、シンの眼前で破壊する。だが、なおも自らが否定される絶望が、シンを決定的に錯乱させてしまう…。
:追ってくるデスティニーのアロンダイトを奪い、シンを縛ろうとする"力"の呪縛を…'''「シン……よく見ろ!!こんな"力"に…縋るんじゃないっ!!」'''そう叫びながら、シンの眼前で破壊する。
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:だが、なおも自らが否定される絶望が、シンを決定的に錯乱させてしまう…。
   
;「くそ…っ」<br />(できるようになったのは こんなことばかりだ…っ)
 
;「くそ…っ」<br />(できるようになったのは こんなことばかりだ…っ)
:その後、最終的にシンを倒した際の台詞。
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:その後、最終的にシンを倒した際の台詞。説得の流れは違えどボンボン版同様に結局“力”でシンを止めざるを得なかったアスランは、やはり苦々しい表情をするしかなかった……。
:説得の流れは違えどボンボン版同様に結局“力”でシンを止めざるを得なかったアスランは、やはり苦々しい表情をするしかなかった……。
   
:ちなみに、ここでアスランが反芻しているシンの台詞は、TV版におけるアスランの台詞である「こんなことばかり得意でもどうしようもないけどな…」との対比になっている。
 
:ちなみに、ここでアスランが反芻しているシンの台詞は、TV版におけるアスランの台詞である「こんなことばかり得意でもどうしようもないけどな…」との対比になっている。
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;「あなたは…そんな風に世界を眺めているから人の心が見えなくなっているんです! あなたを最後まで信じて従った人間の心さえ!!」<br />「戦士だとか…誰かの代わりだとか…目をふさいで役割を与えるばかりで…!」<br />「彼らの心がきしみ叫んでいたことをあなたは知っていたのか!?」
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:同話にて、メサイア内部でデュランダル議長と対峙しての発言。
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:スペシャルエディションではその場に居合わせただけであったが、『THE EDGE』ではキラとデュランダルの問答に途中から割って入り、自身が主体となっての問答を始める。2行目ではシン、3行目ではミーア、共にデュランダルを信じ慕ってきた人々の惨憺たる光景をアスランは想起している。[[デスティニープラン]]は人々に役割を振り分けるが、振り分けられた人々の心は何一つ考慮しない。だからこそ、アスランはデュランダルを否定する。
 
;「違う…!人は過去を消すことなんてできない…過去があるから明日を願うんだ!」
 
;「違う…!人は過去を消すことなんてできない…過去があるから明日を願うんだ!」
:同話にて、メサイア内部でデュランダル議長と対峙しての発言。
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:上記の後、「運命を受け入れることで苦しみは終わる」と反論するデュランダルに対するさらなる反論。その言葉が、本作における[[レイ・ザ・バレル|レイ]]がキラではなく議長を銃撃した理由の一つとなった。
:スペシャルエディションではその場に居合わせただけであったが、『THE EDGE』では、アスランと議長主体での論争が繰り広げられ、自身がザフトで見てきたこと…シンやミーアの心が軋み叫んでいた苦しみを訴えかけている。
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:その言葉が、本作における[[レイ・ザ・バレル|レイ]]がキラではなく議長を銃撃した理由の一つとなった。
   
;(この三人は…家族…だったんだろうか?)
 
;(この三人は…家族…だったんだろうか?)
 
:同話にて、タリアに促されて、キラと共にメサイアの司令室を去ろうとした時、一度振り返り、タリア・議長・レイを見た際の独白。
 
:同話にて、タリアに促されて、キラと共にメサイアの司令室を去ろうとした時、一度振り返り、タリア・議長・レイを見た際の独白。
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